パクチー専門店「パクチーハウス東京」行ってきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

 学生の頃タイ旅行に出かけてから大のパクチー好きになった私にとって注目の存在だったパクチー専門店「パクチーハウス東京」、ついに行ってきました。

パクチーハウス東京
http://paxihouse.com/tokyo/

 パクチーというのはコリアンダーまたは香菜とも呼ばれ、美味しんぼでも「香菜の香りがたまらない」とのたまう海原雄山に対して周大人が「嬉しいですな、日本の方はあまり好まれないので」という下りがあるほどに(わかりにくいたとえ)クセの強い食材。実際私も始めて食べたとき「なんだこの雑草の味は!」と思ったものの、旅行中にずっと食べ続けていたらすっかりその味に夢中になり、今では大好物となってしまいました。

 そんなパクチーだけで料理を振る舞うというパクチーハウス東京。場所はJR小田急線経堂駅と、ちょいとアクセス的には不便なところにありますがパクチーのためならえんやこら!

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 中はかなり明るくておしゃれな作り。パクチー専門店というからにはかなりアジアンで小汚い店構えを想像してたんですが(←失礼)、デートにも使えそうな雰囲気のお店でした。

 そしてさっそくパクチーっぽさが味わえそうなメニューをたらふく注文!

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パクチーのごま和え

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パクチーサラダ

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パクチーの天ぷら

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パクチーとラム肉の「ヤンパク」

 全体的に感じたのは、非常にパクチーの味が優しくて食べやすいこと。あまりパクチー独特の味がしないのでおそらくパクチー初心者でも食べやすい反面、パクチー大好きジャンキーには味が軽すぎる気が。ヤンパクなんかは料理としてはおいしいんだけど、ラム肉の味に対してパクチーが完全に負けている気がするよ……。

 ちなみにデイリーポータルZのレポートを読んでも、やっぱりパクチーの味がそれほどしないっぽい。

ーーすごく食べやすかったです、食べてるうちに「あれ? パクチー入ってるんだっけ?」くらいの気持ちになりますね。
「ウチのメニューは、パクチーが苦手な人でも食べられるんですよ、なぜか。みんな、実はパクチー嫌いじゃなかったな、と言って帰りますね…」

@nifty:デイリーポータルZ:腹いっぱいパクチーが食べられる店
http://portal.nifty.com/2008/02/13/a/2.htm

 苦手な人にはうれしいのかもだけど、あの独特の味が大好きなパクチージャンキーにはちょっと残念というか肩すかしな感じ。このまま荒ぶるパクチー魂をいまいち満たせずに終わるのも寂しいので、

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 ティーヌンでトムヤムラーメンパクチー大盛りにしてみました。やっぱこのくらいクセのある味が好きだな?。

 実際のところ、良いパクチーはあまり臭みがなくて、そういういいパクチーをパクチーハウスでは使っているのかもしれない。美味しんぼでいうといいほうれん草は苦みがなくて生でも食べられるらしいしね。でもあの臭みが好きな私としては、もうちょっとヘビーなパクチー好きを楽しませてくれるお店を探したいなあと思うのでありました。

 余談ですがお店はかなりの人気なので予約しないと入れません。一方でほとんどの席が相席チックな作りになっているため、2人で食事楽しもうとかいう空気は難しいです。テーブルも狭くてすぐ隣に別のお客さんが座っている感じなので、パクチー目的でないと厳しいかもね。

パクチーハウス東京 (創作料理 / 経堂、宮の坂、山下)
★★★☆☆ 3.0

 


パクチー専門店「パクチーハウス東京」行ってきた” への4件のフィードバック

  1. 小田急線は私鉄なので、JRではありませんよ…ってツッコミです。

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