ドキュメントスキャナで世界が変わる

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

AMNのモニター案件でキヤノン の「DR-150」試用中です。

現在絶賛モニター中のドキュメントスキャナ「DR-150」ですが、ITmediaにIT戦士ことユカタンこと岡田有花記者の記事が上がっておりました。

IT戦士が片付いた!? ドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-150」でモテモテに – ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/18/news002.html

やっぱりさすがの手腕で大変面白く読ませていただいたことに加え、面白いのがはてなブックマークの反応。ちゃんと広告企画だってことを理解した上で記事を高く評価している声が多くて、元そういう業界の人としてはやっぱりこういう方向は1つ正しい方向だよなあと思いました。

広告企画だから全部嘘、というのは非常にもったいない話で、広告企画だろうが素材を利用して面白ければいい。すべてがドキュメンタリーである必要はなくて、それだったら映画なんて全部つまらなくなっちゃう。客観を装ってPRであることを隠すより、真正面からPRであることを明示しつつ、中身で勝負するというのは、文章で生きる仕事として1つの解だなとしみじみ思いました。

なんて堅苦しい話はさておき、私もDR-150を使い始めて2週間程度が経ち、早いもので入社か保管していた名刺はほぼ取り込みが終わってしまうほど使いこみました。

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名刺取り込みの方法やソフトの使い勝手などはいろいろ思うところがあるので、いいところ悪いところ含めて別途また書こうと思うのですが、前から興味ありつつも使ったことの無かったドキュメントスキャナというジャンルは、あらためて世界を変える(C)drikin、つまりは自分の生活やライフスタイルを一変するだけの面白いジャンルだなと思いました。

何が変えたかというと本当に当たり前なんですが、名刺というアナログデータをデジタル化したことで「検索」ができるようになったということ。

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今まで名刺は一生懸命アルファベットや五十音で管理する必要があって、そうしなければ必要な名刺を探し出せないし、一生懸命整理したって数が増えてくるとどうしても探すのが大変。しかも会社名で揃えれば人名で探しにくい、人名で揃えれば会社名で探しにくいなど、やっぱり人力での処理は限界があるよなあと痛感していたし、それだからこそドキュメントスキャナに興味津々でした。

それがスキャナを利用することで、名刺もすべて検索の対象とできる。アナログなものをデジタル化するというのは非常に利便性が高まるもので、音楽で言うならカセットテープは早送りも曲選びも大変だったけど、それが今やテープ何万本というデータを持ち運びつつ、早送りどころか曲名も選べるようになった。さらにはデジタル化したことにより、ムードに合わせて曲を自動で再生できたりと予想外の方向にも技術は広がっているわけで、スキャナというのも技術的には単なるデータ化ではありますが、その先に広がっている可能性は実に広い。

例えばデータをオンラインストレージに保存しておけば、取り込んだPCだけでなく他のPCからも読み込める。この点についてはDR-150の添付ソフトがCocoa対応しているのでそれも試してみたいところです。また、会議で配られた資料にいろいろ書き込んでそれをデータにしてもいい。近くのピザやお寿司のデリバリーメニューを取り込んで一括管理してもいいし、お気に入りのカフェにおいてあるお店紹介のカードをデータ化してしまうのも面白そう。

ただまだまだスキャナというのはオフィス中心の文化であって、個人に根付いている印象はない。値段なのか大きさなのか、今まで見たこともないような新しいアプローチのスキャナが必要なのかはわかりませんが味わってしまうともう戻れない便利さをもっている製品ジャンルではあるので、このあたりはいわゆる「キャズム超え」する瞬間が楽しみだし、そういう意味でもキヤノンが個人市場に本格参入したのは1つの大きな変化点なのかなとも思います。


Canon DR-150 imageFORMULA DR-150


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