10月開始の新アニメ「新世界より」で声優デビューしてきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

縁あって10月開始の新アニメ「新世界より」のスペシャル先行上映イベントにプレス枠で参加させていただきました。とはいってもただ単に試写会見るだけでプレスっぽいこと何もしてはいませんが。

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新世界より|テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/present/

このアニメ「新世界より」は、貴志祐介の同名小説をアニメ化した作品とのこと。貴志祐介ってなんか聞いたことあるなと思ったら月9ドラマ「鍵のかかった部屋」原作を書いた人なのね。

自分でもオタクであることは認識してるしアニメも好きなんだけど、実は最近のアニメは全然ついていけてなくてほとんどみてないも同然。話題になった「まどか☆マギカ」とか「あの花」とかは追っかけてみることはあるけれど、リアルタイムで見たのは「日常」くらいという、最近のアニメをはかなり縁遠い存在であります。

そんなこんなであまり試写会枠にふさわしくないかなーと思ってたのですが、「アニメが好きというよりストーリーや世界観にあーだこーだいってくれる人がいい」とのことで、なるほどそういう視点で選ばれるのねわかりました! ということで馳せ参じました次第です。

会場は科学技術館の地下にありますサイエンスホール。科学技術館ってそんなことにも使うんだなー。

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階段を降りて地下のサイエンスホールへ。

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スペシャル先行上映イベントということで今回の上映は一気に3作品を連続で上映。さらにこっちがメインだったんじゃないかと思われる後半は石浜真史監督に加えてメインの5人を担当する声優さんとして種田梨沙、東條加那子、花澤香菜、工藤晴香、藤堂真衣の5人が堂々登場。さらに東條加那子が演じる朝比奈覚の2年後で声優交代する梶裕貴がサプライズ登場し、もう声優イベントといったほうが正しいんじゃみたいな展開になっておりました。

あまりアニメ詳しくないので声優さんもよくわからず、「花澤香菜ってそうかまゆしぃかー」くらいの知識だったのですが、現場で声優さんの声を聴くといやはやすごいですね。普段しゃべってる声とはまったく違う声がとても力強い声量で会場内に響き渡って、今更ながら「声優ってすごい……」と痛感させられました。

聴いてた中ではMCも務めてた藤堂真衣の声がとっても好みでした。声に迫力があるというか女性らしい声なんだけどトークの中に力強さがあってすごいかっこよかった。さらにブログ見たら自分の顔出し一切してないあたりも潔しくてすばらしいwww。ちょっとこれから気にしてチェックしてみたいとおもいます。ブログのタイトルも自分の名前とか一切絡んでなくて面白いなw

だいたいそんな感じ。
http://ameblo.jp/fufu-jump/

そしてイベントの中ではサプライズ企画として、番組内で使われるガヤを参加者全員で収録することに。「ああきっとあとでいろいろコンピュータで処理するんだろうなあ担当さんおつかれさまです」とか覚めたこと思いつつもがんばって参加して参りました。これでもつい自分が登場するシーン気になって見ちゃうよなあ。いきなりでドキドキはしたものの、声優さんがすごくうまく場を仕切ってくれつつ見本も見せてくれたので会場もいい雰囲気になってうまいことガヤができあがってました。これ面白い企画だなあ。

あとは冒頭女子5人と監督という構図の中、女子トークに一切入り込めないでたたずんでいる監督の姿にとっても萌えました。しかも後から来た梶さんはさくっと女子の中に入り込んでトークしていくリア充っぷりで、ああなんかまるで「桐島、部活やめるってよ」のヒエラルキーみたいだなあと余計なこと感じてしまった。

さてさて本題でもあります作品なのですが、ネタバレできないので多くを語れないのでここまでが長くなってしまったというのが正直なところ。とはいえネタバレにならない範囲で感想をつけておくと、最初の3話では正直世界に入れなかったかなあ。おそらく原作をよんでいる人には「あのシーンをこう描くのか!」という楽しみがあるんだろうけれど、まったく予備知識持ってないと伏線や世界観だけがひたすら続く展開に加え、いきなり主役級キャラがどーんと登場して誰が誰だか認識できないままストーリーが進行していってしまった、という感じです。

伏線張りまくりな作品はとても好きなのですが、たとえばガイナックスのエヴァやナディア、グレンラガンでいうと、作品全体で大きなストーリーはありつつも、序盤の1、2話くらいである程度のシナリオ用意してくれるのですよね。エヴァは最初の使徒を倒すし、ナディアはグランディス一味からうまいこと逃げ出し、グレンラガンは地下から脱出する。そういう最初のゴールが「新世界から」には全然なく、不思議な世界観の中いつの間にか学園生活が始まってしまい、という感じであまりのめり込めなかったかな。

ただし、それは3話までの話で、第3話の一番最後、よりにもよって本当に最後の数秒でいきなりストーリーがガラっと変わりそうなシナリオになっていきます。というかその演出も予告だけで第4話がどうなるかさっぱりわからないけど、ああなるほど第3話まで一気に見せたのはこういう意味だったのかなあと実感しました。

そもそもが2クールの半年体制なので、あまりストーリー先急がず最初はしっかり演出するってことなのかな。まあゲームから入ったのでなんとか耐えられたものの、シュタインズ・ゲートのアニメも最初は……だったところもあるので、衝撃の終わり方をした第3話以降がどうなるのかは見続けてみたいと思います。

あと絵がひたすらキレイ。直前にナディア39話を連続視聴するという苦行によって島編の作画崩壊を見せつけられたせいもあるのかもしれないけど、風景の描写が本当に美しかった。最近のアニメってこんなにキレイなもんなのかなあ。夜空のシーンの美しさとかは必見かなと思います。

エンディングテーマは主人公を演じる種田梨沙が歌ってるんだけど、妙に引き込まれる歌だった。なんか歌い方がどこか聴いたことあるなあと思ったらちょっと鈴木あみっぽいのかも。この歌もちょっと気になったのでまた別途CDとかでチェックしてみたいと思いいますはい。

放映開始は10月2日とのことで、気になる方はチェックしてみてくださいませ。原作がそもそも上下巻という超大作ということもあり、作品自体も2クールと長めなので、あまり結論急ぐより最後まで見てからの感想のほうがいいのかもね。私も気になる第3話の続きと、自分が登場するであろうシーンまでは見続けてみたいと思います。

新世界より|テレビ朝日
http://www.tv-asahi.co.jp/shinsekaiyori/


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