R-1ぐらんぷり2013準決勝見てきたレポート&R-1ぐらんぷり決勝所感

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

なんだかんだ決勝放映までエントリー書けなかったのでまとめて放出!

というわけで毎年のライフワークでありますR-1ぐらんぷり準決勝、今年も行ってきました。毎回毎回数千円程度で数十人ものお笑いネタ見られるなんてコスパよすぎてたまりません。テレビ受けする芸人が選ばれやすい決勝と違って準決勝はあらびき要素強いお笑いを楽しめるのも醍醐味です。

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今回も東洋水産がスポンサーについて、来場者には「マルちゃん正麺」が2袋もらえます。このマルちゃん正麺、R-1でもらって初めて食べたんだけどほんとにうまい。うちの近所ではラ王が在庫残りまくっている横でマルちゃん正麺が入荷するたび売り切れているのも納得のクオリティです。

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某ルートでチケット入手したこともあって前から3列目のいい席をゲット。まあチケットよしもとで取っただけですけどね。毎回チケットよしもとの席はいい席安定して取れている気がする。

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前回に引き続き今回も参加者が投票できる仕組みで、気に入った芸人3人まで投票できます。投票システムよりもこうやって名簿がもらえることのほうがうれしいw

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というわけでまずは準決勝のレポートから。決勝見る前の段階で勢いメモっておきます。

今までのレポートはこちら。

カイ氏伝: R-1見てきたよ
http://blogging.from.tv/archives/000015.html

カイ氏伝: 「R-1ぐらんぷり2007」準決勝見てきました
http://blogging.from.tv/archives/000333.html

R-1 2009準決勝行ってきた ? カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/02/09/1699

R-1ぐらんぷり2010準決勝とって出しレポート ? カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2010/02/09/3356

R-1ぐらんぷり2011準決勝見てきたよ ? カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/01/31/4897

R-1ぐらんぷり2012準決勝見てきたよレポート – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2012/03/03/7305

【東京会場1回目】

たかまつなな
フェリス女学院在学中の現役女子高生というネタ。と思ったら実際にはもう大学生らしい。ネタは女の子あるある系だったけれどフェリスという意外性かトップバッターな割に受けていた。

鈴木Q太郎
アンジェラ・アキが楽屋泥棒するネタ。顔が似ている出オチと思いきや最後にももう一山あって面白かった

金谷ヒデユキ
地獄のスナフキン復活! さだまさしっぽい名詞と長渕剛っぽい名詞、というボキャブラ延長線っぽい感じのネタ。ただ似ている単語並べてるだけなのでちょっと弱かったかな……。

哲夫(笑い飯)
去年に引き続きフリップを使った不条理な漢字の書き順。去年よりもいろいろ要素増えてたけど、独自の世界観入れないと厳しいかなあ。

Gたかし
プロレスラーの空耳シリーズ。いつもの物真似のほうがよかったかなあ。空耳は割と先が読めちゃうので。

サイクロンZ
手品を子供にひたすら邪魔される。去年の適当なマジックに比べると勢いは劣るかな。

なかやまきんにくん
「シロ」をテーマにしたネタ。旗揚げゲームのバーベルはなかなかおもしろかったけどネタとしてはさほど山のない感じ。

大輪教授
友達以上恋人未満のネタ。最後のオチは綺麗だったけど因数分解のほうが好きだなー。

西村
「○○かっつーの」というセルフつっこみ芸。決めのドヤ顔がすばらしすぎた

アンドーひであき
アンドロイドが物真似やるネタ。クオリティはすばらしすぎたけれどお笑いと言っていいのだろうかという疑問も。R-1にはこういうジャンル多いよね

MORIYAMA
年末の「ぐるナイ おもしろ荘」にも登場したMORIYAMA。去年と同じネタだったけどトップバッターじゃなかった分ウケは良かったかな。

三遊亭こうもり
大好きだった末高斗夢がまさかの落語家に転身! さすがのダジャレ使いは都々逸のクオリティも見事でしたが、もう「はい、すえたかとーむー」が見られないというのはちとさみしいな。

ウメ
性格のいい怪獣と戦うヒーローもの。ウメワールドながらも割と入りやすく見やすい感じになってた感あり

田上よしえ
定番のバーテンダーものだったけど会場の反応はすごいよかった。田上よしえはもっと売れてオアシズみたいなポジション行くといいのだけれどなあ。

ねづっち
なぞかけに高嶋政伸と美元の離婚という時事ネタを絡ませた新しい展開。ちょっとエロというか禁断のジャンルだったけどさすがのクオリティとおもしろさでした。

【大阪会場1回目】

 

鬼頭真也(夜ふかしの会)
初心に立ち返った本の紹介ネタ。途中でネタが飛んだアクシデントありつつもいつも通りのクオリティ。KAGEROUネタはツボったw

ナオユキ
「じわーっとっくるやろ」は言わなかったけどいつものネタ。ほとんどのネタ聞き慣れちゃったからなあ。あまり新ネタなくて残念。

雷ジャクソン高本
海上自衛隊の裏話ネタ。ネタ自体もいいんだけど最初に「ん?」と思わせたシールの存在がうますぎたw

三浦マイルド
怖くない広島弁、といいながらとっても怖い広島弁。広島弁を叫ぶときに見せる表情が怖さを倍増させてた。ネタ自体はパターン化してしまっていたので割と途中で飽きちゃうかな。

代走みつくに
いつも通りの「なんのこっちゃねー」。」ああいう空回り系は苦手なんだけどたまに1つ2つツボるのが悔しいw

霜降り明星佐々木
メモが「フリップ シュール」しか書いてない……。どんなネタだったっけ……。

マユリカ中谷
勝手にオリコンCDランキング。ありそうな曲名並べるんだけど全然共感できんかった……。

ヒューマン中村
「○○っぽい言葉」。去年の「こと war the 辞典」のほうがクオリティ高かった。

岩橋良昌(プラスマイナス)
架空のファンからの要望に次々応えていく芸。テンポよくネタの裏切り方もよかった。

バイク川崎バイク
これまたぐるナイ おもしろ荘に登場した芸人。「B!K!B!」。スベり前提のネタはあんまりツボらないなあ……。

和牛水田
寿司がまだ普及していない頃の寿司屋、というネタ。物語として普通に面白かったw

南野やじ
いつもの読経ネタ。これまた見飽きちゃった感があるな……。

ガリガリガリガリクソン
「ひみつのヘンケンShow」で独断と偏見によるフリップ芸。フリップよりもアドリブちっくなトーク系のほうが好きだなあ。偏見系は共感できないとそこで終わっちゃうので。

おいでやす小田
マネージャーが急遽DJやることになったけどすごいうまくできちゃう。これも最初のを見ちゃうと先が読めちゃうのが残念。

小森園ひろし
野球チームでスタメン書いたメンバー表を無くした監督。一発ネタかと思いきや細かいところがよくできてて引き込まれた。

桂三度
回答がさっぱりわからない謎の言葉ばかりで構築されたクイズ番組ネタ。あれ落語なのかね……。オモローのほうがシンプルで良かった気がする。

【東京会場2回目】

印度の林檎
ギターを使った一発ネタ。「笑ってください」系のはどうも性にあわんとです……。

真空ジェシカ川北
シュール系のフリップネタ。「メンデルスゾーンゾーン」はツボったw

エハラマサヒロ
マイケル・ジャクソンの物真似ネタ。マイケル好きは脇に置いたとしても音とのあわせが絶妙で面白かった。ただマイケル押しがワンパターンだったかもね。

ネゴシックス
横にながーいながいネゴシックス紙芝居。いつもの定番な感じです。

マリッジブルーこうもと
ひたすら物真似をテンポよくつなげていく「ハーイ、ネクスト!」。あんまり物真似がツボらなかったかなあ。

長江もみ
安定の富山県ネタ。前にテレビで見ちゃったネタもあったけどそれでもおもしろかった。富山県ネタの宝庫すぎるなあ……。

メルヘン須永
2011では「メルヘン」だったけど名字が追加されてた。相変わらず声優のような声質はすばらしいけどネタはあまり、かな……。

西村ヒロチョ
ロケットライブでノリノリの西村ヒロチョ。決勝とか関係なく今年はブレイクしそうな気がしています。

快児
ひたすらファンレターをしたためるネタ。ファンレターというよりあるあるをもじった一人つっこみって感じかな。

キンタロー。
ノリにノってるAKB48物真似。もう登場した時点で決勝進出の女性枠は確定だなあという感じ

マンボウやしろ
ブサイク押しネタだけど昔よりブサイクじゃなくなってる。なんならちょっとかっこいいので説得力に欠けたかな。

椿鬼奴
ビリー・ジョエルの「New York State of Mind」の替え歌ネタ。

スギちゃん
3回戦で見せたおっぱい先生来るかと期待してたんだけど、ワイルドの仕分けネタだった。おっぱい先生みたいなー。

岸学
ダイエットマン。今回一番笑ったのは岸学だったかなあ。とても好きだったんだけどしばらく24にこだわりすぎてたのから開放されたみたいでよかった。とはいえ先生イジりのネタのほうが個人的には好み。

【大阪会場2回目】

山田スタジアム
野球のあるあるネタ。野球はねえ、わからないとおもしろさ半減以下だよね……。

月亭太遊
自作の落語「玉解法(たまげほう)」。桂三度と同じ造語ネタなんだけど共感できないまま終わった……。

銀シャリ橋本
いろんな言葉をまとめて省略するネタ。うーん、銀シャリはコンビのほうがいいなあ。せっかくのつっこみのうまさがフリップだと発揮できない感。

桜 稲垣早希
アニメの名台詞を関西弁で言い換えるネタ。割と想像ついてしまうのが多くて残念。去年のシンクロ率のほうがよかったかな。

藤崎マーケットトキ
ひたすらボケまくるネタ。焦りすぎていた感あってあまり笑えなかった

いなだなおき
いつものブサイク言い返しネタ。ああいうブサイクとかデブとか女性に頼るネタは苦手でねえ……。

土肥ポン太
スーパーマーケットであったという実話に基づいたコント。ガラの悪いおっさんが意外とノリノリに、というネタだけどそもそもおっさんに見えない……。演技力とかそういう問題なのかも。

野性爆弾川島
いつも変わらぬ大作くんネタ。今回はわざとのタイムアウトネタがかぶらなくてよかったねw

ヤナギブソン
会場入りが遅れて最後に登場。円グラフで紹介するネタなんだけど笑いどころが少なかった。

投票した3名は鉄板で岸学、あとはエハラマサヒロと長江もみ。どうせ決勝出そうな人はあえて投票しない作戦だったんだけど、西村ヒロチョが落ちたのは意外だった。決勝確実だと思ったんだけどなー……。役に立たなくても一票でいいから投じておけばよかった。

そんな準決勝を踏まえての決勝戦。毎回毎回決勝進出は会場での人気とは関係ないところで選ばれやすいのと、決勝の評価自体があまり個人的には共感できないのでかなり他人事ちっくに観戦しているのですが、今回もまあそんな感じだったかな。やっぱりヒューマン中村が評価されなかったのはちと違和感感じるところです。

まあそんなこんなでR-1の決勝はそんなに期待してないので感想も控えめ。ただ、本来はピン芸人のナンバーワンを決めるイベントなのにコンビ芸人がぽんぽん出てくる現状はちと微妙に思ってたので、純粋なるピン芸人がたくさん残ったという点では今回のR-1は良かったなと思いました。これきっかけに田上よしえがテレビにいっぱいでるといいなー。


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