持ち歩きカメラをNEX-5からあえての型落ちコンデジ「DSC-HX30V」へ変更

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

ブログには積極的に書いておりませんでしたが、昨年同時期ぐらいに自分として初のデジタル一眼カメラ「NEX-5」購入して使っておりました。まあNEX-5ぐらいでデジタル一眼づらするなという声が聞こえて来そうではありますが、デジタル一眼カメラには近寄らないと決めていた自分にとっては結構大きな決断だったのですよねえ。

NEX-5D | デジタル一眼カメラ“α”(アルファ)[Eマウント] | ソニー
http://www.sony.jp/ichigan/products/NEX-5D/

さすがデジタル一眼はいい写真撮れるし、NEXシリーズはコンデジ感覚で操作できるので非常に使いやすかったんですが、いくつか使っているうちにネックも生じてきました。その1つがズームを片手でできないこと。風景や人物ならいいんですが、ガジェット撮影や食べ物撮影で手に持ったところを撮ろうとすると、ズームに両手を必要とするNEXは持っているものをいったんおいてピントを細かく調整しなければならず若干面倒でした。

本体サイズがコンデジに比べると大きく、旅行に持って行くにも鞄の中で容積を撮るし、ポケットに入れることもできず。コンデジはやっぱりポケットにささっと入れられて好きなときに出せるのがいいんですよね。デジタル一眼カメラだとキャップをいちいち手で開けなければいけない、というのも細かな点ですが面倒でした。

なんだかんだ1年くらい愛用はしていたものの「やっぱし俺にはデジイチ合わないな……」という思いと、酒の席で酔っ払った勢いに乗ってNEX-5の売却を約束してしまったことから、改めてコンデジ買い直しましたよ、というのが本エントリーの主題です。ここからやっと始まるよ!

今回購入したのはサイバーショットのハイスペックモデル「DSC-HX30V」。最新モデルは「DSC-HX50V」なので、1つ前の型落ちモデルになります。

DSC-HX30V | デジタルスチルカメラ Cyber-shot“サイバーショット” | ソニー
http://www.sony.jp/cyber-shot/products/DSC-HX30V/

以前にもサイバーショットのDSC-HX5Vを愛用していたので、HX型番のサイバーショットには愛着と信頼があり、コンデジながらもハイスペックでありたいという人にはうってつけのブランドなのでHXシリーズ買うことへの迷いはさほどありませんでした。

TransferJet機能搭載のSDカード対応サイバーショット「DSC-HX5V」買った − カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2010/04/11/3603

とはいえなぜ型落ちモデルを購入したのかというと、最新モデルより機能として上回っているところがあるからなのです。詳しくは下記サイトの比較をご参照ください。

光学30倍ズーム『DSC-HX50V』の進化したポイントを見てみよう:カメラなやぐものつぶやき日記:So-netブログ
http://yagumo-camera.blog.so-net.ne.jp/2013-04-25

新モデル「DSC-HX50V」は、DSC-HX30Vと比べて光学ズームが20倍から30倍に伸びたほか、光学ズーム時の手ぶれ補正が強力になったというのが大きな違いなのですが、その陰でひっそりとマクロ距離が1cmから5cmに伸びていたり、F値もワイド端時で3.2から3.5になっていたり、液晶ディスプレイがグレードダウンしてたりします。

光学に関しては10倍でも十分なのと、手ぶれ補正も以前のDSC-HX5Vレベルで十分だったので、マクロが1cmで撮れるHX30Vを選択。実はHX50Vだと周囲を360度パノラマで撮影できる機能があり、180度パノラマを愛用していた私としては「360度試したいな……」とは思ったんですが、冷静に考えると360度だと周囲の人も全員写っちゃうからブログ用途ではあまり向かない、と自分を言い聞かせることにしました。

お値段は型落ちということもあって3万円を切る2万円台。この値段でこのハイスペックコンデジが手に入るのはかなり嬉しいです。ただしハイスペックゆえに本体サイズはかなり大きく、iPhone 4Sと比べて2倍以上の差があります。まあデジタル一眼に比べれば十分に小さく、ポケットに入るサイズではあるのでここはさほど問題なし。

さほど必要ないといいながら光学20倍ズームもせっかくなので試してみました。こちらがズームしてないとき。

DSC00057

そしてこちらがフルに光学ズームしたとき。ファイルの文字までくっきり読めます。もうこれ盗撮レベルだな……。

DSC00058

最近のコンデジではトレンドとなりつつあるスマホ連携機能も搭載。スマホ連携は無線LAN搭載SDカード「FlashAir」で満足しているんですが、本体内蔵だと接続が安定しているのと、この機種では取り込んだ写真をスマホから直接アプリへ連携できるので、取り込んだ画像をアプリから投稿するのに比べて一手少なくて済むのが地味に便利。

あと面白いのがダイヤルに割り当てられている「背景ぼかし」という機能。この機能は手前の写真と奥の写真を2枚撮影し、奥をぼかしつつ2枚を合成することで、デジタル一眼カメラで撮影できるような背景がぼけた写真を擬似的に作り出せます。

これがその背景ぼかしで撮影した写真。見る人が見ると「背景のぼかしが自然じゃないな」とわかっちゃうのですが、「背景ぼけてたらいい写真!」という程度であればこれでも十分なレベル。

DSC00054

以下はこのカメラで撮った作例をぽちぽちと。サイバーショットの色合いは個人的にも好みなので、かなり気に入っております。

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型落ちなこともあって価格も安いので、旅行用の手軽な1台としてもオススメ。デジタル一眼買うほどじゃないけどいい写真撮りたいという人は検討してみてはいかがでしょうか。

SONY Cyber-shot HX30V (1820万/光学x20) ブラック
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SONY Cyber-shot HX30V (1820万/光学x20) ブラウン
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