神田明神の境内で日本酒が飲める「大江戸日本酒まつり」行ってきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

東京は神田明神の境内で行なわれるという異色の日本酒イベント「大江戸日本酒まつり」行って参りました。

日本酒で有名なお店と日本酒の酒蔵がペアになり神田明神の境内でブースを出店。1つのブースごとにおいしいお酒とおいしい料理を堪能できるというなかなか面白い趣向のイベント。しかし公式サイトがアメブロってのはな……。もうちょっとアーカイブ見やすいサイトにして欲しかったところです。

大江戸日本酒まつりのブログ
http://ameblo.jp/ooedonihonsyu/

昼頃には当日券が50分待ちという長い行列ができていましたが、前売券を買ってもらっていたこともあってさくっと入場。

1000円のチケットと引き換えにおちょこ1つと食べ物を入れる箱がもらえます。基本的に境内をうろつくイベントなので、この箱はなかなかいいアイディアですね。

入り口で夏子の酒でおなじみ尾瀬あきら先生、居酒屋探訪家の太田和彦先生によるサイン会も。思わず買ってしまった尾瀬あきら先生の新作「どうらく息子」が相当に面白かったのですがそれはまた別のお話。

前日ちょいとお酒が過ぎていたのでまずはすいとんをいただくことに。

このすいとん、そばがきを使ってることもあって脇役になりがちなすいとん自体がとってもおいしい。二日酔い気味の体が塩分を欲していたこともあって飲み物のごとくごくごくいただいてしまいました。

あわせて別のブースで玉川の山廃純米ひやおろしをいただきます。色がしっかり黄色いことからもわかるようにどっしり系のお酒ですが、別メニューで用意されていたサイダー割りがこの濃さにぴったりで、つくづく二日酔い気味からのスタートにはおいしいお酒でした。

ちょっと調子があがってお腹がすきはじめたのでいろいろ食べ物を物色。こちらは京湯葉の蒸し餃子、深川あさり餡かけ。湯葉がぱりぱりだけど庵のおかげでいくぶんしっくりしていてこれは美味!

砂肝とマッシュルームのコンフィそば粉パン添え。砂肝が砂肝と思えないほどふっくらしておいしい!

入り口ではビールも販売。最初は「日本酒イベントでビールなんて……」と思ってたけど、日本酒ぐびぐびやってると「あ、ビールもいいかも……」って思い始めるから不思議。実際、ビールはかなりの人気メニューで飛ぶように売れてました。商売うまいなー。

そして事前情報から気になっていたカイ燗!

こちらは吉祥寺にあるカイ燗というお店と杉錦のコラボレーション。

「日本一!!に近い酒」というのはご察しの通り富士山に近いという意味だそうで、そういうセンスもなんか共感を覚えますね。

カイ燗では3種のチーズのトルティーヤとロメスコソースをセレクト。野沢菜入りのなかなか斬新なトルティーヤでした。

続いては広島の「龍勢 ひやおろし」。これもかなりどっしりしたお酒でした。全体的にかなり強めのお酒がおおかったなー。

新政 白やまユはなんとウォーターサーバーで日本酒をサーブ! 「こんなの家に欲しいなー」とか言ってたら「ついつい飲んじゃって大変だよ」と突っ込まれちゃいました。まあ確かに朝から飲んじゃいそうだなこれ。


知る人ぞ知る名店という中井玉寿司もブースを出店。

こちらはお酒にあわせて紅ショウガを配ってました。その組み合わせ試したことなかったけど確かにさっぱりしてなかなか相性がよし。これは結構安上がりなおつまみを知ったかも。

今回が初の試みとのことですが、おいしい料理を出すお店と酒蔵のコンビというのはなかなかいいアイディア。境内は狭いスペースながらもみんなうまいこと場所を見つけてたし、時間が経つにつれておちょこが入っていた箱に現金を入れてお財布代わりにする人が現れたりと、みんないろいろ工夫していたのも面白かった。来年もぜひ開催して欲しいイベントです。


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