Apple Watch予約した

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

当初予定より2分ほど遅れてiOS向けApp Storeで始まった手続きを滞りなく処理、16時4分には無事予約完了いたしました。

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スマートウォッチはソニーが独自で開発していた頃から使っていて、今もソニーのAndroid Wearを普段から身につけている上に、Apple Watchに関する記事もそこそこは目を通しているので、新たなガジェットとしてそこまで期待しているわけではない。けれど同じスマートフォンでもAndroidとiOSでは全然世界が違うし、同じパソコンでもWindowsとMacも別物。大きくくくれば同じジャンルでも、使ってみると全然違う思想やスタイルがあるなあというのは初めてMacを手にした時に痛感したので、Apple Watchが果たしてどんなスマートウォッチとして仕上がっているのかを体験したいという、テーマパークにでも行くような気持ちが購入の動機です。

アップル久々の新ハードというのも注目ポイントで、なんだかんだとほぼ成功モデルに仕上がってしまったiOSとMac OSは、安定しているがゆえに今から大きな変化をもたらすのは難しい。その点、iOS連携という制限はあれど一から作り出せるハードとして、アップルは今どんなことをしたいんだろうなという点も興味のポイントです。

ただ、スマートウォッチはいろいろと体験したり情報を仕入れたりしている中であまり大きな期待はしていないというのが正直なところ。そもそも新たな体験をもたらすべきガジェットが、すでに存在する時計の代わりに使ってもらおうというのが夢がないというか、本質的なスマートウォッチの機能は時計ではないのに時計としての機能をメインとして押し出すことがスマートウォッチの可能性をつぶしてるようにも思う。

時計を普段しない人は面倒だしスマートフォンがあるから時計をしなくなっていて、そういう人たちが腕時計をつけたくなるのは時計としてのメリットがあるからではないし、一方で時計好きに取ってはもはやガジェットを超えてファッションの一部なので、普段愛用している時計をスマートウォッチが超えるというのもハードルが高い。

とはいえ手首で通知するという仕組み、スマートフォンを取り出さずに確認できるというスタイルに可能性はあると思っているので将来的な期待は持ちつつ、現状まだ始まったばかりのスマートウォッチは様子見しつつ、いい意味で予想していなかった驚きが待っているといいな、というのが現状の偽らざる気持ちであります。

余談ですが身の回りではMacbookを買うかAppleWatchを買うかという話題が盛り上がっていたんだけど、Macbookはすべての面において買う意味を見いだせなかったのでそもそも購入検討にも上がらず。USB Type-C縛りは面白いんだけど苦労するのは目に見えているし、端子減ってもバッテリー駆動時間が上がってるわけでもないので、あれはアップルの新しいMacbookを体験しておきたいという気持ちと、とりあえずシルバー以外のMacbookが欲しいという人がなんとか買いたい理由を見いだして買うガジェットと位置付けております。

そういう意味でMacbook買うモチベーションとApple Watch買うモチベーションはそんなに違いがなくて、新しい物を体験したいというガジェット好きの本能がどちらに向くかというだけなのかな。苦労に関しても興味あるガジェットでの苦労だったらそれは楽しさであって、Macbookが電源端子とTransferJetだけに割り切ってファイル転送なんか全部TransferJetだぜ! くらい割り切ってたら、その苦労は喜んで買っている気がするので。

とりあえずApple Watchはそんなに期待せず、それでいてどこか少しは新しい世界を見せてくれる、もしくはスマートウォッチの新たな可能性につながる体験をさせてくれる要素が何かしらあるといいな、というくらいの温度感で到着を待ちたいと思います。


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