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  • Apple Watchが充電できるUSB Type-Cマルチドック「USB-C Watch Hub」がクラウドファンディング開始

    Apple Watchが充電できるUSB Type-Cマルチドック「USB-C Watch Hub」がクラウドファンディング開始

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    知人がちょっと面白いガジェットのクラウドファンディングを始めるにあたり、サンプルお借りしたのでご紹介。本日よりソニーのクラウドファンディング「First Flight」でクラウドファンディング開始、早期特典のSuper Early Birdなら1個8,700円で支援できます。

    USB-C Watch hub | First Flight
    https://first-flight.sony.com/pj/watch-hub

    詳細は名前を見るとわかる気もしつつ、USB-C Watch Hubは、1つのUSB Type-Cポートをさまざまな接続インターフェイスに変換して使える、いわゆる「マルチドック」と呼ばれるタイプの製品です。

    マルチドックというジャンル自体はさほど珍しいものでもないのですが、USB-C Watch Hubが面白いのはApple Watchの充電が可能なところ。PCやモバイルバッテリーなどに接続した状態で、本体上部の丸いくぼみにApple Watchを置くだけでApple Watchの充電が可能です。

    Apple Watchを充電できるマルチドック
    Apple Watchを充電できるマルチドック

    Apple Watchに限らずスマートウォッチはバッテリーが持たず、Apple Watchのように専用のケーブルやドックで充電するタイプは充電も面倒なのですが、このUSB-C Watch HubならPCと一緒に持ち歩き、HDMI出力やUSB Type-Aで機器と接続するタイミングでさっと充電できる。単体で充電ケーブルを持ち歩くよりずっと便利です。

    インターフェイスとしてはApple Watchの無線充電ポートのほか、USB 3.0対応のUSB Type-Aが2ポートと、4K30Hz出力対応のHDMIポート、3.5mmのイヤフォンジャック、そして充電専用のUSB Type-Cポート。充電専用のUSB Type-Cというのがちょっとわかりにくいかもですが、USB Type-Cで充電するタイプの機器の間に挟み込む形で使えば、端末を充電しながらマルチドックの機能を使える、ということです。充電自体もUSB-PDに対応しており、最大で52W供給が可能とのことなので、PCの充電も問題なし。

    右側面にHDMIポートと給電用のUSB Type-Cポート
    右側面にHDMIポートと給電用のUSB Type-Cポート
    左側面にUSB 3.0×2ポート、イヤフォンジャック
    左側面にUSB 3.0×2ポート、イヤフォンジャック

    USB Type-C対応のマルチドックは以前に紹介したJ5 createの「JCD383」を今も愛用しており、これはこれでとても満足しているのですが。

    USB-CポートしかないPCユーザーは持っておきたいUSB-C対応マルチドック「JCD383」 – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2018/11/27/15893

    USB-C Watch Hubと比較すると、USB-C Watch HubのほうがUSB Type-Aポートが1ポート少なく、有線LAN、SD/microSDカードスロットがないのが違い。一方でUSB-C Watch Hubはこれらポートがない分よりコンパクトなことに加えて、Apple Watch充電ポートに対応しているのが大きな違いでしょうか。

    J5 createのJCD383とサイズ比較。JCD383のほうが厚ぼったい
    J5 createのJCD383とサイズ比較。JCD383のほうが厚ぼったい

    最近はWear OSをメインで使っているのであまりApple Watchの出番がないのですが、常時点灯でバッテリーが心配なSeries 5、安価な価格設定で手に取りやすくなったSeries 3の発売でちょうどいいタイミングの登場となったUSB-C Watch Hub、Apple Watchを常日頃使っていて充電に悩んでいる、という人はこのタイミングでクラウドファンディング支援してみてはいかがでしょうか。

  • Android WearとApple Watchの比較、そしてスマートウォッチに関するあれこれ

    Android WearとApple Watchの比較、そしてスマートウォッチに関するあれこれ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ブログが更新できなくなってたり、Android Wearがバージョンアップしたり、さらにはスプラトゥーンが発売されてしまったりといった理由でなんだかんだ更新できていなかったApple WatchとAndroid Wearのスマートウォッチ比較。せっかくApple Watchを発売日に買ったのにもったいないということで、一時期は片腕にApple Watch、もう片腕にAndroid Wearを装着してまで比較したスマートウォッチ比較エントリーを書いてみたいと思います。

    Apple Watch SportとSmartWatch 3
    Apple Watch SportとSmartWatch 3

    なお、Apple Watchは画面サイズの違いがあるとはいえ基本的に1種類しかないのに対し、Android Wearはメーカーにより多数の種類が存在します。今回比較したのはそのうちの1つであるソニーのSmart Watch 3であり、その他の製品だと多少仕様が違う可能性があることはあらかじめご了承ください。

    質感: 圧倒的にApple Watch

    すべてのAndroid Wearを触ったわけではないですが、Apple Watchの質感は素晴らしい。とりあえず体験できればいいという目的で一番安いApple Watch Sportを購入したのですが、それでも手首へのフィット感がSmartWatch 3とは段違い。Sportで採用されているフルオロエラストマーはゴムのようでいて質感しっとり、手首に巻いていても嫌味がありません。

    ベルトの質感がいいApple Watch Sport
    ベルトの質感がいいApple Watch Sport

    ディスプレイの大きさも実にいい塩梅。SmartWatchは液晶ディスプレイが大きく、いかにも「腕にガジェット巻いてます」感が強いのですが、38mmはサイズ感が時計としてちょうどいい。42mmのほうが見やすいしバッテリーが持つという話もありますが、時計としてのサイズ感だと38mmがしっくりきます。

    画面サイズはApple Watchがちょうどいい
    画面サイズはApple Watchがちょうどいい

    画素密度はそこまで高くないながらRetinaを名乗るディスプレイも非常に美しい。文字もグラフィックも画面小さいながらとても綺麗に表示されます。まあ全体的に価格がSmartWatch 3よりも倍近く高いから当たり前という話ではありつつ、「つけてる気持ちよさ」はApple Watchに軍配です。

    画面表示: 常に時計表示するAndroid Wear、傾け必須のApple Watch

    画面の時計表示については先日こんなエントリーが話題になりましたが。

    [徳力]アップルウォッチを72時間使ってみて、自分には完全に宝の持ち腐れになりそうなことが分かってきた件について
    http://blog.tokuriki.com/2015/04/72.html

    どちらも手首を傾けると画面表示という機能を搭載しているものの、その感度の良さはApple Watchのほうが上。手首を軽く傾けるだけでさっとかざすと心地よく画面が表示されます。

    それに対してSmartWatch 3はけっこうしっかり腕を傾けないとディスプレイが表示されない。

    Android Wear使ってからApple Watchに切り替えると画面表示のタイミングが絶妙すぎてさすがハードとソフト一体で作れるアップルは違うなあと思うわけですが、とはいえ常に画面表示されている時計と比べれば見たい時すぐに見られないのは一緒。なお、Android Wearは画面によって動作異なるようで、どうも反応遅いなあと思っていたら使い続けていたパックマンが重すぎるだけでした。久々に画面表示切り替えたらさくさく動いたよ……。

    PAC-MAN Watch Face – Google Play の Android アプリ
    https://play.google.com/store/apps/details?id=com.bandainamcogames.pacmanwatchface&hl=ja

    ただし、Apple Watchは画面オフの時一切表示されないのに対し、Android Wearは省電力モードの時も画面に時間を表示できる。時計なんだからいつでも一瞬にして時間を確認したい、という人はAndroid Wearがお勧めです。

    【追記】画面オフの時に表示できるのはSmartWatch 3くらいで、他のAndroid Wearでも省電力は非表示またはずっと画面つきっぱなし、だそうです。SmartWatch 3意外とやるな。

    バッテリー: どちらも同じくらい

    1日を18時間と再定義したと話題のApple Watchでしたが、蓋を開けたら1日は余裕で持ちます。バッテリーの持ちはApple WatchもAndroid Wearも体感だと同じくらい。2日丸々というと辛いけど、朝充電したのに夜はもう使えない! なんてことにはなっておりません。

    ただし充電方法は大きな違いで、Apple Watchはマグネットの専用充電器を使うのに対し、Smart Watch 3はmicroUSBで充電できるのでオフィスで気軽に追加充電できる。Apple Watchは専用なだけでなくマグネットが非常に取れやすいので、気がついたら充電台から外れていて充電できていなかった、なんてことも。Android WearもSmart Watch 3以外は専用充電器のものが多いのでこれはSmart Watch 3に限った話ですが、やっぱりmicro USB充電はいざというときに取り回しができて便利です。

    microUSBで充電できるSmartWatch 3
    microUSBで充電できるSmartWatch 3
    専用充電器が外れやすいApple Watch
    専用充電器が外れやすいApple Watch

    通知: 一部を通知のApple Watch、なんでも通知のAndroid Wear

    ハードウェアの違いはこのあたりにして本題であるソフトウェア周りですが、この点はさすがにハードウェア以上に思想の違いが表れています。

    Android Wearの通知はわかりやすいくらいスマートフォンそのまま。スマートフォンでの通知をそのままAndroid Wearで受けられ、通知をオフにしたいアプリは個別にカスタマイズできます。

    IMG_20150615_194202スマートフォンの通知そのままを確認できるAndroid Wear
    スマートフォンの通知そのままを確認できるAndroid Wear

    一方Apple Watchで受けるのはアップル謹製アプリを含めた一部アプリのみ。サードパーティーアプリもApple Watchに対応すれば通知できますが、今はまだごく一部のアプリのみ。自分が通知して欲しいアプリがApple Watch非対応だとあまり便利に感じないかもしれません。

    【追記】Apple Watchも通知センターに表示される通知であれば設定オンにしてApple Watchで表示できるとのご指摘いただきましたので反映

    アプリ: アプリによって一長一短

    アプリの使い勝手は正直なところ一長一短で、OSどうこうというよりアプリがどのくらい作り込まれているのか次第。例えばGmailの使い勝手は圧倒的にAndroid Wearが上です。

    Apple Watchの場合、Gmail対応はしているのですが本文すべてを読むことができないだけでなく、HTMLの場合本文がそもそも表示されないので何が送られているのかわかりません。標準のメールアプリであれば全文読めるのですが、メールアプリでGmailを利用する場合はフェッチしか対応していないので新着メールが見られるのは15分おき。しかもメールアプリはまだ動作が重いのか読み込みに時間がかかるので結構待たされます。

    HTMLメールは本文も表示されないApple Watch
    HTMLメールは本文も表示されないApple Watch

    一方のAndroid WearならGoogle謹製だけにGmailは本文をすべて読めるし、HTMLメールであればその旨を通知してくれる。通知だけで便利とはいうものの、やっぱり両方比べると本文がぜんぶ読めるに超したことはないんですよね。Gmailの使い勝手は圧倒的にAndroid Wearが上。

    Android WearのGmailは全文読める
    Android WearのGmailは全文読める

    一方、FacebookについてはAndroid Wearは通知のみなのに対し、Apple Watchだと1対1のメッセージなら内容も読むことができます。LINEもAndroid Wearは同様に通知のみですが、LINEは新着のみなら閲覧できるしスタンプでの返事も可能。このあたりはまだスマートフォンが発展途上なので、時代が進めば対応アプリもきのが充実していくことを期待しています。

    Android Wearの中でよくできているなと思うのはNAVITIMEアプリ。これから向かう行き先を通知に保存できるほか、Android Wearでもその行き先を確認できます。行き先も駅の乗り換えごと、徒歩ルートごと細かく確認できるので地味に便利。スマートフォンとスマートウォッチの連携として1つの形かなと思います。

    駅ごとに乗り換えを確認できるNAVITIME
    駅ごとに乗り換えを確認できるNAVITIME

    一方、Apple Watchで良かったのはCookpadアプリ。スマートフォンで検索したレシピを料理中に段階を踏んで確認できるだけでなく、タイマーまで使える至れり尽くせり。「スマートフォンはどんなシチュエーションで使うのか」をしっかり考えてあるアプリだと思います。

    セキュリティ: AndroidのSmart Lockが神便利

    ここまでAndroid WearとApple Watchは一長一短だったのですが、セキュリティ面ではSmart Lockの存在がAndroid Wearの評価を大幅に押し上げます。とはいえSmart Lockを利用できるのはAndroid 5.0以上の端末に限られ、その恩恵にありついたのもここ最近の話なのですが。

    Smart Lockというのはスマートフォン本体と連携している端末が側にある場合、端末ロックを解除しっぱなしにしておくという機能です。Smart Watch 3と連携しておけば、自分の鞄やポケット、デスクの側にあるときにはロックがかからないし、本体を置いてどこか別のところにいったり、端末をどこかに忘れた時にはロックがかかるという仕組み。自分の近くに端末がある時は誰にでもオープンできてしまいますが、実際に使ってみると非常にバランス感のいい便利な機能です。

    Android Wearがそばにあるときはロック解除
    Android Wearがそばにあるときはロック解除

    一方、Apple Watchの場合はSmartLockのようなセキュリティ連携は持っておらず、Apple Watchのロック解除も10キーの数字入力というかなり古めの仕組み。あの小さい画面で10キーを押させるという仕様はアップルとしてはちょっと残念な仕様でした。こうしたセキュリティ周りの連携はAndroid Wearに一日の長ありです。

    【追記】ここちょっとわかりにくかったので追記。Apple Watchには「iPhoneのロック解除するとApple Watchのロックも解除する」という連携はあるんですが、使ってて便利なのは「スマートフォンとペアリングしてたらそもそもロックすらかけない」というAndroidの仕様なんですね。そしてセキュリティ連携とは別としてせっかくおしゃれなApple Watchのデザインにこの10キーはちょっとダサいな、という主旨でした。ちなみにSmart Lockは別にAndroid Wearである必要もなく、Bluetoothイヤフォンでも普通に使えます。ただ、身につけておく端末と連携しておいたほうが使いやすいという点ではAndroid Wearが便利ですが。

    Apple Watchの10キーはかなりダサい
    Apple Watchの10キーはかなりダサい

    結局のところ: どっちも「ならでは」感はない

    だらだらといろいろと機能を比べてきましたが、正直をいえばどちらにしてもスマートウォッチであるべきという存在意義があるかといわれると首をかしげてしまう。繰り返しながらなぜ時計なのか、時計に変わるだけの何かを導きだせているのかというと、「身につけるなら時計だよね」感を脱し切れていないなというのが、スマートウォッチに期待しつつ満足していない自分としての正直な評価です。

    時計好きからしたらわざわざ時計を外してまでスマートウォッチに変える理由がない。その感覚はまさに前述のエントリーに表れています。

    [徳力]アップルウォッチを72時間使ってみて、自分には完全に宝の持ち腐れになりそうなことが分かってきた件について
    http://blog.tokuriki.com/2015/04/72.html

    一方、時計をしない人に時計をさせるだけのモチベーションを生み出しているかというとそれも疑問。普段時計をしない人がApple Watchだと身につけられるというのは正直申し上げましてアップル補正に加え、デザインとしておしゃれという要素もあってこそだと思いますが、それでも時計が面倒な人にまではまだまだ届いていない印象。

    携帯電話からスマートフォンへの移行が進んだとき、携帯電話のメインであったはずの音声通話は1つの機能として扱われ、今やチャット機能と同等かそれよりも優先順位の低いアプリとしての扱いになってしまった。それに対してまだスマートウォッチは時計にとらわれている感があって、時計なんておまけとして追い出してしまうくらいの勢いで「スマートフォンと連携する機能が腕にあることのメリット」を追求して欲しい。

    そういう意味でこのエントリーはネタエントリーに見えつつ、示唆に富んでいて面白い。しかし日本語URLはリンクするとほんとにひどいなw

    100円ショップのキャンドゥで売っていた「アナログウォッチ モノトーン」。半透明の、スポーツバンド ホワイト(そうは書いてないけど)。ぼくのApple Watch Sportにカラーリングもぴったり。半透明だからApple WatchよりAppleらしいと言っていい。これを装着すればいいのです。

    自分のほうに向ければApple Watchが時計表示してくれるので、反対側に108円のウォッチフェイスを向けておけば、どの方向に手首があろうが時間を確認することができます。

    たった108円追加投資するだけでApple Watchが宝の持ち腐れでなくなった件について ? Backstage of Backspace ? Medium
    https://medium.com/backstage-of-backspace/%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%9F108%E5%86%86%E8%BF%BD%E5%8A%A0%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A0%E3%81%91%E3%81%A7apple-watch%E3%81%8C%E5%AE%9D%E3%81%AE%E6%8C%81%E3%81%A1%E8%85%90%E3%82%8C%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E4%BB%B6%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-eba802851525

    時計機能があるのに時計見られないから時計追加しちゃえというこの発想、実は冷静に考えると携帯電話でも同じ道をたどってるんですよね。携帯電話の折りたたみ式が人気になった時期、開けば時計があるのに背面で見られないのが不便だから背面にも液晶がついた。これ、当時ものすごい機能美として美しくないなと苦手だったんですが、利便性の結果その後の折りたたみ携帯電話はほとんど背面に液晶がつくようになりました。

    スマートウォッチも同じことで、もうリストバンドに時計埋め込んでおけばいい。先日海外旅行行った際、ホテルにあったテレビの右下に時計が内蔵されていて、テレビを消しているときでも時間がわかり「ああこれ地味に便利だな」と思ったのですが、スマートウォッチも時計として使えないというなら時計機能をいっそのこと外に出してしまえばいい。

    そういう意味でこれから面白くなるのはスマートウォッチよりもバンドかもしれない。バンド部分はただ腕に固定するだけには惜しいほど面積も取るので、もうちょっと中に機能を詰め込んだら面白くなりそう。すでにクラウドファンディングではバンドをスマートウォッチ化する取り組みも進んでいて、もしかしたら本命は時計そのものよりバンドという未来もあるかもしれません。

    ふつうの腕時計をスマートウォッチに変えるKairos T-Band、バンドを電脳化 | TechCrunch Japan
    http://jp.techcrunch.com/2014/12/31/20141230the-kairos-t-band-turns-your-dumb-watch-into-a-smart-watch/

    繰り返しながら携帯電話やスマートフォンの普及により、時計はもういらないと思っている人たちに装着してもらうガジェットとして時計型は本当に正しいのか。腕に装着するというコンセプト自体は、通知がわかりやすく確認も簡単という点でメリットはあると思っているので、もう少し「手に巻く」ならではのスマートウォッチのあり方を期待しつつ、Apple Watchもさすがに第1世代ではそこまで達してなかったというのが最終的な感想です。

    今スマートウォッチが便利な人

    とはいえ、だからといって現状のスマートウォッチが全否定かというとそうでもなく、万人に便利なものではないかもしれないけれど便利な人もいそう。特に仕事で普段からスマートフォンを取り出しにくい人は腕でメールや通知を見られるのは今までにない便利さを体験できそうかと思いました。

    例えば飲食業で接客していたり、美容師でお客さんの髪を切っていたりする最中、スマートフォンは取り出すのは難しいけどお客さんからの連絡はチェックしたい。通常だったら休み時間ごとにチェックしなければいけないところを、スマートウォッチだったらちょっとしたタイミングにさっとチェックできる。普段からいつでもスマートフォンを取り出せる人はともかく、なかなか仕事の都合でスマートフォンをチェックできない、でもチェックできたら便利なのに、という人は現状のスマートウォッチも便利に使えそうです。

    結果どっちを使ってる?

    最終的なまとめですが装着感はApple Watch、充電しやすさはAndroid Wearと一長一短、アプリ周りも対応アプリ次第で一長一短なのですが、Smart Lockの便利さゆえに最近はAndroid Wearメインとなりました。とはいえApple WatchもさっそくOSの次バージョンが発表されており、まだまだ今後の進化が期待できる段階。スマートウォッチがおまけではなくスマートウォッチならではのガジェットに成熟する日を楽しみにしつつ、これからもスマートウォッチをチェックしていきたいと思います。

  • Apple Watch予約した

    Apple Watch予約した

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    当初予定より2分ほど遅れてiOS向けApp Storeで始まった手続きを滞りなく処理、16時4分には無事予約完了いたしました。

    スクリーンショット 2015-04-11 7.43.22

    スマートウォッチはソニーが独自で開発していた頃から使っていて、今もソニーのAndroid Wearを普段から身につけている上に、Apple Watchに関する記事もそこそこは目を通しているので、新たなガジェットとしてそこまで期待しているわけではない。けれど同じスマートフォンでもAndroidとiOSでは全然世界が違うし、同じパソコンでもWindowsとMacも別物。大きくくくれば同じジャンルでも、使ってみると全然違う思想やスタイルがあるなあというのは初めてMacを手にした時に痛感したので、Apple Watchが果たしてどんなスマートウォッチとして仕上がっているのかを体験したいという、テーマパークにでも行くような気持ちが購入の動機です。

    アップル久々の新ハードというのも注目ポイントで、なんだかんだとほぼ成功モデルに仕上がってしまったiOSとMac OSは、安定しているがゆえに今から大きな変化をもたらすのは難しい。その点、iOS連携という制限はあれど一から作り出せるハードとして、アップルは今どんなことをしたいんだろうなという点も興味のポイントです。

    ただ、スマートウォッチはいろいろと体験したり情報を仕入れたりしている中であまり大きな期待はしていないというのが正直なところ。そもそも新たな体験をもたらすべきガジェットが、すでに存在する時計の代わりに使ってもらおうというのが夢がないというか、本質的なスマートウォッチの機能は時計ではないのに時計としての機能をメインとして押し出すことがスマートウォッチの可能性をつぶしてるようにも思う。

    時計を普段しない人は面倒だしスマートフォンがあるから時計をしなくなっていて、そういう人たちが腕時計をつけたくなるのは時計としてのメリットがあるからではないし、一方で時計好きに取ってはもはやガジェットを超えてファッションの一部なので、普段愛用している時計をスマートウォッチが超えるというのもハードルが高い。

    とはいえ手首で通知するという仕組み、スマートフォンを取り出さずに確認できるというスタイルに可能性はあると思っているので将来的な期待は持ちつつ、現状まだ始まったばかりのスマートウォッチは様子見しつつ、いい意味で予想していなかった驚きが待っているといいな、というのが現状の偽らざる気持ちであります。

    余談ですが身の回りではMacbookを買うかAppleWatchを買うかという話題が盛り上がっていたんだけど、Macbookはすべての面において買う意味を見いだせなかったのでそもそも購入検討にも上がらず。USB Type-C縛りは面白いんだけど苦労するのは目に見えているし、端子減ってもバッテリー駆動時間が上がってるわけでもないので、あれはアップルの新しいMacbookを体験しておきたいという気持ちと、とりあえずシルバー以外のMacbookが欲しいという人がなんとか買いたい理由を見いだして買うガジェットと位置付けております。

    そういう意味でMacbook買うモチベーションとApple Watch買うモチベーションはそんなに違いがなくて、新しい物を体験したいというガジェット好きの本能がどちらに向くかというだけなのかな。苦労に関しても興味あるガジェットでの苦労だったらそれは楽しさであって、Macbookが電源端子とTransferJetだけに割り切ってファイル転送なんか全部TransferJetだぜ! くらい割り切ってたら、その苦労は喜んで買っている気がするので。

    とりあえずApple Watchはそんなに期待せず、それでいてどこか少しは新しい世界を見せてくれる、もしくはスマートウォッチの新たな可能性につながる体験をさせてくれる要素が何かしらあるといいな、というくらいの温度感で到着を待ちたいと思います。