知人がちょっと面白いガジェットのクラウドファンディングを始めるにあたり、サンプルお借りしたのでご紹介。本日よりソニーのクラウドファンディング「First Flight」でクラウドファンディング開始、早期特典のSuper Early Birdなら1個8,700円で支援できます。
USB-C Watch hub | First Flight
https://first-flight.sony.com/pj/watch-hub
詳細は名前を見るとわかる気もしつつ、USB-C Watch Hubは、1つのUSB Type-Cポートをさまざまな接続インターフェイスに変換して使える、いわゆる「マルチドック」と呼ばれるタイプの製品です。
マルチドックというジャンル自体はさほど珍しいものでもないのですが、USB-C Watch Hubが面白いのはApple Watchの充電が可能なところ。PCやモバイルバッテリーなどに接続した状態で、本体上部の丸いくぼみにApple Watchを置くだけでApple Watchの充電が可能です。
Apple Watchに限らずスマートウォッチはバッテリーが持たず、Apple Watchのように専用のケーブルやドックで充電するタイプは充電も面倒なのですが、このUSB-C Watch HubならPCと一緒に持ち歩き、HDMI出力やUSB Type-Aで機器と接続するタイミングでさっと充電できる。単体で充電ケーブルを持ち歩くよりずっと便利です。
インターフェイスとしてはApple Watchの無線充電ポートのほか、USB 3.0対応のUSB Type-Aが2ポートと、4K30Hz出力対応のHDMIポート、3.5mmのイヤフォンジャック、そして充電専用のUSB Type-Cポート。充電専用のUSB Type-Cというのがちょっとわかりにくいかもですが、USB Type-Cで充電するタイプの機器の間に挟み込む形で使えば、端末を充電しながらマルチドックの機能を使える、ということです。充電自体もUSB-PDに対応しており、最大で52W供給が可能とのことなので、PCの充電も問題なし。
USB Type-C対応のマルチドックは以前に紹介したJ5 createの「JCD383」を今も愛用しており、これはこれでとても満足しているのですが。
USB-CポートしかないPCユーザーは持っておきたいUSB-C対応マルチドック「JCD383」 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2018/11/27/15893
USB-C Watch Hubと比較すると、USB-C Watch HubのほうがUSB Type-Aポートが1ポート少なく、有線LAN、SD/microSDカードスロットがないのが違い。一方でUSB-C Watch Hubはこれらポートがない分よりコンパクトなことに加えて、Apple Watch充電ポートに対応しているのが大きな違いでしょうか。
最近はWear OSをメインで使っているのであまりApple Watchの出番がないのですが、常時点灯でバッテリーが心配なSeries 5、安価な価格設定で手に取りやすくなったSeries 3の発売でちょうどいいタイミングの登場となったUSB-C Watch Hub、Apple Watchを常日頃使っていて充電に悩んでいる、という人はこのタイミングでクラウドファンディング支援してみてはいかがでしょうか。