新ドラは欠かさずチェックし、お気に入りのドラマを2〜3個選んで見続けるというのがもはやライフワーク化している私ですが、今クールのドラマは良作が多いと思うので久々にまとめてみる。
CHANGE
第1話くらいは割と面白かったんだけど、第2話からいきなり総理大臣になる設定が無茶すぎてちょっと覚めてます……。
そもそもこのドラマって思いっきり「加治隆介の議」だよね。両親と兄が無くなって弟に順番がまわってくるあたりとか。島耕作と同じ作者の政治マンガではありますが、島耕作が「女を抱いて出世する」のにたいし、加治隆介は「女を抱かずに出世する」のが大違い中の大違いですな。
“加治隆介の議 (1) (講談社漫画文庫)” (弘兼 憲史)
加治隆介は過度に作者の政治視点が入っているとはいえ、面白い視点やドラマがてんこもりなのでオススメ。お気に入りのフレーズは「アジア人だかといって仲良くするのは逆の人種差別です」だな。学校が一緒とか生まれが一緒だけで仲良くするとかいうのが苦手な私にはビビっと来たセリフでした。
相変わらず話それまくりんぐですが改めて次。
絶対彼氏
気楽に見られるのがいい。原作は思いっきりブリブリ少女マンガで、エンディングもまったく納得いかない展開だったんだけど(そもそも主人公が女子高生の学園マンガだし)、ドラマは設定だけうまく使ってそれをうまく昇華させている感じ。原作モノってたいてい原作の方がおもしろいんだけど、絶対彼氏に関してはドラマのほうが上だなあ。ただそうはいっても設定がぶっとんでいる分、後半ちょっとダレている気がしないでも無いですが。
おせん
「無理な恋愛」とかぶってる&原作あんま好きじゃない&蒼井優に興味ないのでスルー。
無理な恋愛
夏川結衣が好きというだけで見ているがつらくなってきた。すべては堺正章がぶちこわしなんだよな……。堺正章が別の人になるだけでもっといいドラマな気がする。
ホカベン
レッドカーペットかぶりなので見ない。うちW録じゃなくてさ……。
7人の女弁護士
前も見てないのでスルー。
ラスト・フレンズ
今クールNo.1じゃないかというくらいおもろいんだけど、内容がハードすぎて気楽に見られない。「よし、みるか」と気合いいれないといけないかんじ。ちなみに最終回予告は最終回の模様を一切画面に出さず、タイトルだけで想像させるあたりが、予告で内容見せすぎる感のある昨今では新鮮だった。最終回すげーこえーよー。またおなかいたくなりそうだ。
パズル
石原さとみの唇がだめ、というところはさておき、一見かわいいけど実は性格の悪い女、というのは石原さとみに演じきれていない感じ。でもまあさくさく終わる推理ものなので時間空いたときに見るドラマとしてはいいです。
Around 40
これも天海祐希好きという理由でみてるけど、ドラマとしても面白い。一番のお気に入りはこの作品かな。どうしても女性視点に偏ってしまっている気がしないでも無いけど、それは作者がそうだからしかたあるまい。天海祐希がとっても魅力的に描けているのでもうそれで十分です。演歌の女王はひどかった……。
キミ犯人じゃないよね?
要潤が好きなのもあるけど、コメディタッチでかなり面白い。いかにも金曜深夜枠なテイストドラマです。主人公の過去という伏線設定は別にいらないんじゃないかなー、毎回普通のストーリーでいい気が。
ROOKIES
ドラマ見てから原作改めて読み返したら原作のほうがはっきりおもしろいね。残念すぎるほど佐藤隆太に説得力がないというか、すべてがリアクションオーバーに見えてしまう。とはいえ原作おもろいし、かなり忠実に原作なぞってるから、原作の効果で面白いとは思う。
ごくせん
もう飽きたのと、今回のメンバーがヤンキーとして説得力なさすぎるのでもう見てない。松本潤とかKAT-TUNとかはかなり雰囲気でてたんだけど、今回のはいかにもオボッチャマが無理してるようにしか見えんよ。
ハチワンダイバー
原作は将棋というよりもう作者の世界観爆発なヘンテコマンガなんだけど、ドラマは普通に将棋マンガとしてうまいことまとめてる。ただし受け師さんがなあ、あの原作の魅力っぷりを出せてないんだなあ……。
猟奇的な彼女
田中麗奈が似合ってないなあ。映画はおもしろかったんだけど。谷原章介好きなので応援したいところですが、どうにも田中麗奈がいまいちハマってなくて断念。
こうやってみると、自分の中では「キャストがドラマにうまくあっているか」がすごく大事な要素なんだなーとあらためて実感。大好きな夏川結衣のドラマが堺正章のためだけにつまらなく見えるものなあ……。いやそれでも見続けているんですけど。
あとはとにかくラスト・フレンド最終回か。ああいうリアルな暴力系が苦手なだけに最終回見るのすごい勇気がいりそうだ……。