UQ WiMAXモニター中

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

エントリーなかなか遅れておりましたが、現在UQ WiMAXをモニター中であります。

UQコミュニケーションズ株式会社 –GET WiMAX GET FUTURE
http://www.uqwimax.jp/

WiMAXとはなんじゃらほいというのをものすごいざっくり説明すると、イー・モバイルのようなPC向けの定額データ通信サービス。じゃあイー・モバイルでもいいじゃんという話もありそうですが、いくつか違いがあって

  • 理論値の速度が速い(イー・モバイルは下り最大7.2Mbps、UQ WiMAXは下り最大40Mbps)
  • 料金がちょい安い(イー・モバイルは2年契約縛りで4980円、UQ WiMAXは縛りなしで4480円)

というのがメリット。逆にデメリットもいくつかあって、その最たるものがサービスエリア。まだ試験サービス中ということもあっていまUQ WiMAXが使えるのは東京23区と横浜、川崎くらいしか使えません。とはいえそもそもまだ正式サービスでもなく、無料で使える試験期間なので、正式サービスが進んだイー・モバイルと比べるのは酷とも言えますが。

UQ WiMAXのモニターはUQ WiMAX本体でもやってましたが、そちらは残念ながら落選したので、現在は@nifty経由でのモニター中。端末はUSBタイプの「UD01NA」です。

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USBタイプはもう1つ「UD01SS」というモデルがあるんだけど、こっちはファームアップでMac対応してるのね。ああ、そっちのほうがよかったなあ・・・・・・。

UQ WiMAX | WiMAX USB TYPE UD01SS
http://www.uqwimax.jp/service/product/UD01SS.html

インストールはイー・モバイルでもおなじみのゼロインストール型で、USBポートに装着すると自動でソフトが起動してインストールしてくれる仕組み。USB型はこれが便利でいいですなあ。

で、実際に使ってみよう、と思いきや、これが全然つながらない。というかまず自宅がエリア圏外。ブログを書くメインの場所が圏外なので検証もできないのでエントリが進まない進まない←言い訳。東京23区かつ屋外に面した場所でもつながらないってのはかなり厳しいなあ・・・・・・。

外出先でもこまめに使ってエリア確認してますが、正直いってイー・モバイルほど安心して使えるほどのエリアではない。もちろんイー・モバイルだって最初から今のようなエリアではなかったけど、それでも開業当初から使っている身としては、空の見えるところであればほぼ安心して使えるくらいのつながりやすさではあったんですよね。試験サービス中はクチコミの評判が重要なだけに、UQ WiMAXはもうちょいエリアをがんばって欲しかったというか、発表したエリアよりも実際にはエリア拡大していて「思ったよりつながる!」っていう演出は必要だったんじゃないかな・・・・・・。

速度に関してはさすが理論値が高いだけあってWiMAXは早い。測定サイトではかったら10Mbpsくらいは軽くでました。

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UQ WiMAXの測定結果

wimax02
イー・モバイルの測定結果(下り7.2Mbps)

ただ、実際問題のところ、通信速度って数Mbpsを超えてしまうとさほど体感は変わらない。自分がtype P使っているせいもあるかもしれないけど、UQ WiMAXも理論値こそ40Mbpsだけど実際の数値はそこまで高くないし、ADSLの時もそうだけど1.5Mbpsと12Mbpsくらいの違いだったらユーザーの移行を促すほどの力はないかなあと感じました。

少なくともウィルコム1強だった定額データ通信市場にあらわれたイー・モバイルほどのインパクトはないだけでなく、そうした定額データ通信のユーザーはイー・モバイルの契約率が高く、そしてイー・モバイルユーザーはたいてい2年契約に縛られているので、その解除料払ってまでUQ WiMAXに乗り換えるかというのは難しそう。選択肢が増えるのは大歓迎なんですが、エリアで劣るUQ WiMAXが今後どういう展開するのかは注目であります。


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