たまたまレンタルDVDがあったので見てみたんだが、これは正直映画館で見ればよかったと反省。基本はTVの焼き直しという情報と、たまたまにしてテレビ版をDVDで見終わった直後の映画上映だったのでためらわれたのですが、あれ運命だと思って見ておけばよかったわー。
というわけで映画ネタなので一応続きを読むで展開。
そもそもグレンラガンは4部構成のテレビアニメでしたが、劇場版はこのうち2部ごとを1つにして映画化。ここですでに認識間違えていて、自分の中では1部ごと映画化して前4作だと勝手に思ってたんですよね。それはヱヴァンゲリヲンだったよ……。
こ ういうテレビ作品をまとめて映画化というパターンのやつでは、基本的にテレビのほうが時間も長いし見るべきはテレビ版、となるのは当たり前の話で、大事な のはどのくらいテレビの尺をうまくまとめてあるか、初めての人でも違和感なく見られるのかそれともテレビ版のファン向けなのかというところ。そういう意味 ではもちろんテレビに比べて物足りないところもあるけれど、おおむねうまいことまとめられているなあと思った。
第1部に関してはシモンとカミナの旅立ちをきっちりと描き、キタンやロシウと出会うところはダイジェストで紹介。ここもかなり大事な場面ではあるんですが、壮大な四部作を凝縮することを考えるとおとしどころとしてはいいかなあ。
ダイジェストの後には第1部の山場ともいうべきダイガンザンの攻防戦。やっぱここは何度見ても涙してしまうわー。カミナかっこいいよカミナ。
そ して真骨頂は第2部にあたる後半。シナリオが大幅に書き直されていて、ニアと出会ったと思ったら四天王のうち残りの3人が一気にまとめて襲い掛かってくる という怒涛の展開。3体まとめてグレンラガンが倒してしまうことでグレンラガンの強さがちょっとインフレ化しすぎな感はあるけれど、それ以上に「ここまで シナリオ変えるんだ!」という驚きが強く、これは劇場版で見とけばよかったと思った次第です。そしてここでも生まれ変わるシモンの意気込みに泣いちゃった よ。どんだけ涙腺弱いんだ俺。
ちなみに劇場版の後編はぎりぎりまだ上映中で、池袋あたりでやってるみたい。これは見に行くべきかもなー。劇場版で号泣してこよう。