REGZA PhoneにあれやこれやとアプリインストールするためにAndroidマーケット見てたら、ふとした表示に電子書籍がひっかかり、試しにインストールしてみたらこれがなかなかいい感じだったのでエントリー。
この電子書籍はドコモがトライアルとして展開しているもので、期間内はマンガや小説を無料でダウンロードして読めるという太っ腹企画。配信される作品もなかなか有名なタイトルばかりで、「これ無料でいいの??」と驚くような作品もいっぱいありました。
報道発表資料 : 電子書籍のトライアルサービスを提供 | お知らせ | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2010/09/28_00.html
配信はドコモマーケットにアクセスすると電子書籍コーナーがあるのでそこからダウンロードすればOK。また、Androidマーケットで「ebooktrial」と検索してもたくさん表示されました。提供形式はアプリになっていて、1作品ごとにアプリケーションをダウンロードしてインストールします。
電子書籍トライアルはXperiaでも試してみたのですがちょっと動作が重めに感じていたのに対し、REGZA Phoneはかなりサクサクよめます。同じCPU積んでてもこれだけ差がでるんだなあ。
書籍の場合はこんなかんじ。文字の視認性はなかなかに高いと思います。
設定画面では横表示やフォントのサイズ変更も可能。
試しに横表示で文字サイズを最大にした場合。かなり文字が読みやすいものの文字数が減るのでこのあたりは一長一短かな。自分の好きなフォントサイズを選ぶとよいと思います。
実際の操作もかなりサクサク。以下はアプリ起動から設定変更までを撮影した動画ですが、初回起動時にやや時間かかるものの、起動してしまえばかなりさらさらと読んでいけます。ちなみにサンプルは劇団ひとりの「陰日向に咲く」ですが、きれいに伏線がはられたオムニバスっぷりが大変にすばらしいので読んだこと無い人はこの機会にぜひお読みくださいませ。
YouTube – REGZA Phoneで電子書籍トライアルその1
一方、マンガの場合はこんな感じ。
さすがにイラストデータが重いのか、起動時やページめくり時がテキストに比べると重いですが、そこまで気になるほどではないかな。十分集中できる範囲内です。
YouTube – REGZA Phoneで電子書籍トライアルその2
マンガの場合テキストサイズの調整などはできないですが、2本指で拡大は可能。拡大しても文字がかなりきれいなので、もともと相当大きめな画像データを保存しているんでしょうね。
YouTube – REGZA Phoneで電子書籍トライアルその3
全体的に好印象なのですが、課題を言うならばその提供形式。1作品1アプリだとアプリ画面が破綻すること間違いなしなので、今後はビューワーアプリの中から作品起動できると嬉しいですね。
あとはアプリ容量も気になるところ。陰日向に咲くは11.75MB、寄生獣は1巻のうち1/3程度で46.09MBというのはなかなか厳しい……。これがインストール型でなくSDに保存できる形式であれば容量もさほど気にならないので、上記の点と合わせて改善されるといいなあ。
もともと本は好きだったんだけど、持ち歩くのが大変、という理由からついつい遠ざかってしまった私としては、スマートフォンでも携帯電話でもいいからこうやって電子書籍で読めるというのは大変嬉しい話。トライアルは今月で終了してしまいますが、来年以降の正式サービスも期待して待ちたいと思います。
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