スマートフォンブームの真実

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

ちょいと釣りぎみのタイトルですが思うところあったので短時間で勢いエントリー。

最近は猫も杓子もスマートフォンスマートフォンで、ドコモもauも予想以上にスマートフォンが売れていてウハウハらしい。だけどそれを単にスマートフォンが人気だから、というのはちょっと違う気がするのですよ。

その端的な例の1つがスマートフォン割引。たとえばドコモでは月々サポートという名称のもと、2年契約すると端末代金を割り引くサービスを展開しています。割賦のように自分で払うのではなく完全に値引きになるタイプね。

月々サポート | 料金・割引 | NTTドコモ
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/discount/monthly_support/

この月々サポートを使うと端末ごと差こそあれだいたい3万円くらいは安くなるんですが、この割引は従来型の携帯電話には適用されないのがポイント。定価は同じ6万円台、だけどスマートフォンは3万円で買えるよ、だったらそりゃ普通に考えてスマートフォン買っちゃうよね。

あわせてキャリアのプロモーションもスマートフォン押しで普通の携帯電話はあまり紹介もされない。世の中で見るのはスマートフォンの情報ばかりで、値段も半額近いならスマートフォン買う人が多いのは当たり前で、でもそれって本当に流行なの? と思っちゃう。

今後スマートフォンはさらに普及し、個人的にはもうスマートフォンという区切りすらなくなっていくだろうとは思っている一方、スマートフォンを契約したはいいものの今までの携帯電話のようには使えなくて困っている人を見かけるたびに、「なんかユーザーがおきざりになってるブームじゃないかなー」という気がするのと、がんばって携帯電話開発して収めているのに、値段でもプロモーションでもキャンペーンでも差をつけられちゃう携帯電話メーカーがかわいそうだな、と思うのでした。


コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください