いきなり30万本と好調のメタルギアソリッド4、略してMGS4。テレビでもCMがたくさん放映されているので気になっている人もいるでしょうけれど、メタルギア経験者としてはちょいとアドバイスしておきたいことがあります。
“METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS” OFFICIAL SITE
http://www.konami.jp/mgs4/jp/
テレビCMだとあまりゲームの本質が伝わってこないのですが、メタルギアを戦争アクションと思ってはいけません。あれは究極の鬼ごっこゲームです。基本的に敵は倒すんじゃなくて隠れて逃げる。ボス戦はもちろん正面から戦うけれど、基本的にはいかに敵に見つからないように先に進むか、がテーマであります。
なので銃を使ったアクションゲーム的な認識で買うとどえらいことになるかも。いちいち敵の視線気にして逃げ回るのが苦手なタイプの人はやめておいたほうがいいかもしれません。
実は私もそうで、本来メタルギアは徹底的に隠れて進むはずのゲームなんですが、私の場合はイライラするので敵に見つかってもおかまいなしでガンガン進み、多少の傷は回復グッズでなんとかするという、メタルギアファンの風上にも置けないプレイスタイルです。だからわっさわっさ死ぬんですけど。
そんな体質合わないゲームなのになんでやるかというと、ひとえにストーリーとあの世界観なんですなあ。PS3になってもちろんグラフィックはキレイになったけど、グラフィックとかだけではないあの世界観とキャラクター、そしてストーリーがついつい先を見たくさせるのです。
“メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(スペシャルエディション)” (コナミデジタルエンタテインメント)
ただMGS4については、グラフィックキレイになったけどゲームは相変わらずのシステムで古くさいところにやや違和感を感じたりも。個人的にはMGSシリーズNo.1はPSのメタルギアソリッドかなあ。それはなぜって? 答えはパッケージの裏に書いてあるよ。
“メタルギアソリッド インテグラル PS one Books” (コナミ)