デジカメのEXIFでアリバイ工作

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

 先日書いたデジカメのEXIFに関するエントリーの補足。なお、EXIFは「えぐじふ」と読むんだそうですよ。英語風だと「いぐじふ」な感じかもしれませんが。

「デジカメのEXIF情報で居場所がわかる」という大きな誤解 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/07/17/306

 はてなブックマークのコメントなどで指摘いただいたのですが、GPSもEXIFに含まれる情報の1つです。ただ、デジタルカメラでは基本的に自動で登録される情報と、GPSみたいに能動的に操作しない限りEXIFに含まれない情報を、同じEXIFの情報として「EXIFで場所がわかる」という説明はあまりにも誤解招き過ぎなので、「GPSを一緒にしないように」と勢いがつきすぎてしまいましたが、技術的にはGPSもEXIFに含まれる情報ではありますので、この点だけは訂正させていただきます。

 で、能動的に付けられるEXIFは、何もリアルタイムでの居場所がすべて登録されるわけではないよ、というのが今回の主題。例えば私の持っている携帯では、過去の履歴からもEXIF情報登録できるのです。ドコモならほとんどそうなんじゃないかなあ。

CIMG3988

 登録できる情報も過去の履歴に加えて、プロフィール情報に設定しておいた位置情報も使えます。なので特定の位置で取得しておいた位置情報をプロフィールに設定しておき、それを好きな画像に埋め込む、なんて荒技もOK。

CIMG3989

 ここまで好きな情報を自由に画像に入れられることを考えると、「位置情報がバレる」という心配はほとんどしなくていいんじゃないかと。むしろ「飲み会っていってたじゃん、ほらこの位置情報見てよ」といいつつ実際にはほげほげ、なんて悪用のほうがよっぽど可能性ありそうな気がいたします。


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