428ネタバレしまくりインプレッション


もうエントリしまくりで言わずもがなだとは思いますが、428はほんとにハマった今年最高のゲームでした。


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あまりの楽しさに速攻クリアしてしまったため、あまりストーリーに触れるのは他の人のためによくないと思って避けてきましたが、周りで購入した人も一通りクリアしたみたいなので、もう直球でストーリーに触れる感想エントリ書きたいと思います。基本的には小説や映画のような作品なので、シナリオについて楽しむのも醍醐味の一つですから。

システムも音楽もキャストも大変すばらしかった428ですが、やっぱり一番はシナリオのすごさ。登場人物がすべて何かしらの形で複数のキャラクターにからんでいるにも関わらず、それが違和感なくとけ込んでいるのがほんとにすごい。最初は誰だかわからなかったキャラとかも、1回クリアしてからシナリオをもう1回追ってみると「ああ、この人だったのか!」という感動があるので複数回プレイが普通に楽しい。

それが一番すごいとおもったのがゲーム冒頭のムービーシーン。いかにも大事なキャラのようにみせかけて、あの車の中で袋詰めにされているのは田中だったというのはなんという設定。あと、喫茶店で御法川がなぜか見知らぬおばさんの盗聴器を見つけちゃうんだけど、その盗聴器はなるほどそういうことだったのかというつながりとかも、一度シナリオをある程度進めないとわからない秀逸な伏線で、伏線大好きの自分としては大変に楽しめました。

主要キャラクターで好きなのはやっぱりマリアかな。マリアとひとみは同じ近野成美が演じているんですが、もともと「仔犬のワルツ」で近野成美ファンになっていた私としては、明るく快活な近野成美が好きなので、キャラクターとしてはマリアのほうが近い。ただ逆に静止画とはいえ全くキャラクターの違うひとみを演じきっていることにも感動していて、2009年はもっと活躍するといいなあと思いました。

主要キャラクターをのぞくと一番好きなのは進。亜智という大好きな存在に裏切られたショックと、そして亜智というカリスマを超えなければいけないというプレッシャーを抱えつつ、でもどこかでやっぱり亜智が好きで仕方ない。そんな進が「あんたは俺の頼みを聞かなかったけど俺は聞いてやる。そして俺はあんたを超えるんだ」という男の優しさに涙ぐんでしまいました。進かっこいいよ進。1つの話の中で複数のシナリオが絡み合う428ですが、自分の中で一番好きだったのはやっぱりKOKにまつわる話でした。

加納と建野の関係性も近いところがあって、屋上のやりとりでの加納の「撃てます」もすごくいい話だった。どうも自分はこういう「おまえを超えていく」系がすきなのかもしらん。余談ですが最初は悪役と思われていた謎の杖をつく男が建野に切り替わるあたりのシナリオスイッチもお見事すぎました。いいよなーああいう「謎に見えて実は最初からだれもが見ていた人物」っていう、ちょっとしただまされ展開ってすごい好きです。

主要キャラクターの話はどれも個性があって楽しかったんだけど、若干残念なのが上木彩矢か。タイアップなのかもしれないけど、あまりにストーリーに関係ないところで上木彩矢がプッシュされすぎて、ちょっとしつこく感じた。もうちょっとシナリオにきちんとからむとかならいいんだけど、タイアップぽさだけをひたすら感じてしまったのが残念です。

クリアかつ一定の条件を満たすとプレイできるボーナスシナリオですが、これはクオリティに差がありすぎ。白の鈴音シナリオはもう「おまけでしょ」という軽いノリでやったら号泣させられまくり。伏線自体はある程度読めるんだけど、そんなことを考えるヒマもないほどにのめり込めるシナリオ。

ちなみに大塚明夫は写真の登場だけでこのシナリオではまったくしゃべりません(報告その1)。

一方の黒シナリオはもうこれがなんというか蛇足もいいところ。ウイルスだの爆発だと若干現実離れした話ながらも、設定そのものはリアルであった428の世界に超能力的な要素をもちだして世界観が台無し。なんだかラノベでは有名なシナリオライターの作品みたいですが、もう428でやらないでよそでやってくれとしか思えない。これは作者がわるいんじゃなくて428にそのライターを呼んだほうが悪いんだとは思いますが。

ちなみにこちらは大塚明夫がしゃべりまくりで、イメージとしては「青年期のスネーク」みたいな感じです(報告その2)。

2008年ハマったゲームはいろいろあって、マリオカートWiiやバンブラDX、バイオハザード アンブレラ・クロニクルズなんかもかなりのハマりゲーだったのですが、最終的に今年一番はもう428で決まり。こんないいゲームを作ってくれたセガ・チュンソフトと、そもそも428に手を出すきっかけとなった「街」をおすすめしてくれたブロガーに感謝の気持ちでいっぱいです。街はPSPでベスト版が安価に買えますので、428がおもしろかった人はやってみてはいかがでしょうか。


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