富士通の夏モデル最後の機種、「F-08B」も富士通のご厚意でお借りすることができました。もともとこのモニター自体はF-06BとF-07Bの2機種のみだったんですが、シンプルモデルのF-08Bもバランスいい端末だし触ってみたかったんですよね。
携帯電話(F-08B) – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
http://www.fmworld.net/product/phone/f-08b/
5色展開のF-08Bのうち、好きな色をモニターできるとのことでちょっと変わったPale Greenをセレクト。こういう緑は結構珍しいのと、優しい色使いがちょっと気に入ってしまいました。
モニター中の3機種で仲良く記念撮影。たまたま好きな色を選んでいったら赤、緑、青の三原色がそろい踏みですよ。
F-08B自体はシンプルかつ低価格ながら必要十分な機能を埋め込んだモデルという位置付けとのことで、デザインもオーソドックスな折りたたみスタイルです。
折りたたみヨコモーションのF-07Bと比較。キー部分はほぼ同一で、厚みもF-07Bとはそれほどかわりません。逆にヨコモーションのF-07Bがこれだけ薄いってことが凄いな……。
側面は右側にミュージックボタンと上下ボタン、左側は接続端子のみとシンプルです。
表面には「ekubo」の呼び名の意味でもあるわずかなくぼみと、iCカード機能が搭載。F-06BとF-07Bが背面にあるのとは違う特徴で、その点でも以前のモデル「F-08A」に似てますね。背面は500万画素のカメラと赤外線のみで指紋認証センサーはなし。その他BluetoothやGPSも省略されていてかなりシンプルな機能です。
個人的にはBluetoothは携帯で音楽聴かなければいいし、指紋認証もまあパスワードで画面できないことはない。道に迷い自分としてはGPSないのが一番のネックですが、あまりGPSや地図サービス使わない人にはそれも問題ないかもしれませんね。
ただ1つ、指紋認証搭載のF-06Bより便利なのが、いつも自分がこだわる「ながらロック解除」。背面液晶を搭載するF-08Bでは、iモードなどを立ち上げている最中でも端末を折りたたみ、サイドボタンに割り当てたiCロック解除からいつでもロック解除できる。詳細はこの動画をご覧ください。
スライド型かつスライドを閉じた状態でも利用できるF-06Bでは、何か機能を起動している時はサイドキーからのiCカードロック解除ができず、マルチタスクから呼び出すしかない。まあマルチタスクでロック解除できるようになっただけ便利なのですが、このあたりは背面液晶を持つ折りたたみ型ならではのメリットかなあと思います。
そして気になるポイントであるカメラの画質も比較。スペック面では500万画素と、F-06B、F-07Bの半分程度ですが、携帯で撮る写真は待受画面サイズなのでそこはそれほど不満なし。むしろオートで撮った時の色味が一番気になるのです。
以下はF-06B、F-07B、F-08Bをオート設定で撮ったものを順にならべました。左上がF-06B、右上がF-07B、左下がF-08Bです。
屋外はいいけど、室内だとかなり色味が違っていて、今までの富士通機種でよく出ていた青白っぽさがかなり強めに出ている感じ。3機種比べるとやっぱりF-06Bが一番好みかなあ。
とはいえ写真はかなりきれいにとれてるし、指定時間にメールできる予約投稿など新モデルならではの機能も入ってる。個人的には「らくらくフォン」は嫌だけど使いやすい携帯がいい、という母親に勧めたいなあと思いました。
まずはファーストインプレッションということで、以降は他のモデルと比較しながらちょいちょい書いていきたいと思います。
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