ガンダムよりマクロスが好きな5つの理由


最近自己紹介する機会があるたびにそんな話してるんですが、このブログの名前こそガンダムのキャラクター「カイ・シデン」からもじっているものの、それは単に自分の名前との語呂合わせというだけで、そこまでガンダム好きではなかったり。むしろガンダムよりもマクロスが大好きな自分です。

マクロス オフィシャルウェブサイト
http://www.macross.co.jp/

どのくらい違うかというと、「ガンダム好きなんですか?」と聞かれると「ええ、まあ、たしなみ程度には……。」と答えるんですが、「マクロス好きなんですか?」と聞かれると「大好きです!」と答えるレベル。とはいえマクロスでも好きなのは初代および初代劇場版の「愛・おぼえていますか」だけで、残りの続編はそれほどでもないというファースト原理主義者なわけですが。

とはいえカイ・シデンもじりだからとはいえアイコンもガンダムの制服着てたんではそりゃ生粋のガンダム好きに思われても仕方ない、ということで先日あらたなイラストとして、マクロスの戦闘服を着たアイコンを新たに制作いただき、心機一転マクロス好きをアピールしていくことになった所存であります。

おかげさまで今までよりもガンダムよりマクロストークに花が咲く機会も増えてきたのですが、よく聞かれるのは「で、なんでマクロスが好きなの?」ということ。今後はよりマクロス好きをアピールするためにも、なぜマクロスが好きなのかをこのエントリーでまとめてみたいと思います。

話がシンプルでわかりやすい

これは好みの問題ではありますが、ガンダムは単なる連邦軍とジオン軍という二軸だけではなく、ジオン軍の中でもいろいろな内紛があったりと壮大なシナリオ。それはそれで味わい深いですが、マクロスのように「地球対ゼントラーディ」という2つの軸で描かれるシナリオは、「人間とそれ以外」という意味において、とてもわかりやすい。まあ、後半は男だけのゼントラーディに対してメルトランディという女性のみの軍も登場するわけですが、それでも「人間対人間以外」というところは変わらないですしね。ここは完全に好みの問題であって、「人間対人間」でもエリア88とか好きだったりはするわけですが。

メカがかっこいい

ここも完全に個人的な意見ですが、特に変形面においてバルキリーの美しさというのはロボットアニメでもトップクラスなのではないかと思います。飛行機形態の「バルキリー」からロボット形態の「バトロイド」はもちろん、飛行機に足を生やすという一見トンデモな形態がシナリオ的にもきちんと意味を持たせてあるところもポイント。余談ですがガンダムで一番かっこいいと思うのはまったく変形しないガンダム MK-IIです。


VF HI-METAL VF-1J バルキリー(一条輝機)

ラブ・ストーリーがいい

これは自分がラブコメ好きだというのが大きいのですが、マクロスは地球人対宇宙人という戦いの中で、主人公である一条輝と早瀬未沙、リン・ミンメイによる三角関係が大きなストーリーの中心になっている。優柔不断きわまりない上に2人を傷つけまくる一条輝への感情移入はないのですが、早瀬未沙とリン・ミンメイでいうと断然に早瀬未沙派であります。昔からツンデレ好きなのかな自分……。

歌がいい

ここがマクロスの真骨頂といっても過言ではないですが、リン・ミンメイを演じる飯島真理の歌がすばらしすぎる。リン・ミンメイは作品中でアイドルとして多数の歌を披露していき、それを実際に飯島真理が歌うというメディアミックスな展開なのですが、こういう展開って無理矢理作ろうとしても歌がいまいちだったり作品がおもしろくなかったりすると全体がだめになってしまう。その点でいくとマクロスの場合は本当に歌がすばらしく、さらにその歌が作品の中で大事な役割を果たすという意味でもすばらしい作りになっている。なお、マクロスの中で好きなミンメイの歌は「小白竜」「0-G LOVE」そしてもちろん「愛・おぼえていますか」がトップ3です。


GOLD 飯島真理 Best Takes

「文化」というコンセプトがい い

前述の「歌」とも関わってくるわけですが、マクロスがいいのは単なる戦いだけでなく、そこに「文化」という要素を持ち込んだところ。人間よりも体が大きく、完全に戦闘民族として作られたゼントラーディ軍は圧倒的な強さで、とても人間がかなう存在ではない。しかし悲しいことに戦うためだけに作られたゼントラーディは文化というものを持たず、リン・ミンメイの歌を聴くだけで感動して動きが止まってしまったり、恋愛というものを知らないが故にキスを見て驚愕を覚えたりする。まあ、彼らにとっては女性=メルトランディという敵でしかないですからね……。

マクロスが好きな要素はすべて結果としてここにつまっていて、ラブ・ストーリー要素が強いのもそれは男女が戦うだけの存在でしかない敵に対するアンチテーゼだし、飯島真理の歌も強大な敵と戦うための重要な要素となっている。単なるアニメ作品としての良さに加えて、音楽や恋愛の要素も加えてより立体的な楽しさがあることが、マクロスの良さだなあとしみじみ思うのです。

しかし問題は初代マクロスの場合、テレビ版は過酷なスケジュールの中制作されたために作画が崩壊していたり、スポンサーによって当初予定の話数を減らされたと思ったら好評だからと言ってまた増やされたりと無茶苦茶な作りになっているため、正直言って諸手を挙げて「いいよ!」と勧めにくかったりする。


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一方、これら制作クオリティの低さを反省して作られた劇場版「愛・おぼえていますか」は、テレビのストーリーを1つにまとめつつ映像も格段にパワーアップし、挿入歌のクオリティも高すぎる傑作なのですが、短い時間にマクロスを詰め込んだため、なぜ人間がマクロスに乗っているのかということや、ミンメイがアイドルであることなどの説明が一切なされていないため、初めて見る人にはチンプンカンプンすぎること。個人的には作画崩れをある程度理解した上でテレビ版を27話まで見た後に改めて劇場版を見てもらえると一番かなと思いますが、手っ取り早くマクロスを知るならWikiPediaあたりでマクロスのだいたいの設定をつかんだ上で「愛・おぼえていますか」を見るのがいいんじゃないかと思いますはい。


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