オタクがヒーローになりきる映画「キック・アス」見た


上映時からちょっと気になってたこの作品、近所のTSUTAYAで猛プッシュしてたのでレンタルして見てみました。

キック・アス公式サイト
http://www.kick-ass.jp/

日本だと「ブラッド・ピッドとニコラス・ケイジが生み出した」なんて売り出し方をしているけれど、見た感想としてはブラッド・ピッドのイメージとは 全然ちがってた。ニコラス・ケイジは元々アメコミが相当好きらしく、作品にも出演していて見事な存在感でヒーローを演じきっているのに対し、ブラッド・ ピッドのプロデューサー色は最後までわからなかったなあ。

ストーリーとしてはヒーローにあこがれるあまりコスプレして街を練り歩くようになってしまった1人の若者を中心に描いたヒーロー映画、というのがざっくりした内容ですが、オタクな主人公が最後の最後まで等身大でぜんぜんすごくないw。そのすごくなさも映画のおもしろさだと思うので詳細は省きますが、最後にふりしぼった正義と勇気こそあれ、あのなんにもできなさっぷりはほんとに新しいヒーローだわ。

一方でヒロインであるヒット・ガールは大変な戦闘の天才で、このアクションシーンは映画の醍醐味の1つ。小さな体で繰り広げる格闘シーンはほれぼれするほどお見事でした。ヒット・ガールかわいいよヒットガール。ただ、戦闘シーンは相当過激で、悪者がさくっと体を切断されたり巨大レンジで爆発させられたり車ごとぺちゃんこにされたりと、これでもかというほどに残酷なシーンが繰り広げられます。あまり予備知識なくヒーロー映画だと思ってみてたらとんでもない映画でした。

ただオタク仕様だけあって戦闘シーンの設定はかなり凝ってる。特にラスボスとの戦い前に味方を助ける戦闘シーンは、「これは斬新!」という演出でした。あの描き方のおもしろさがわかるのはある程度ゲームとかやってる人だなあとは思いますが、オタクをターゲットにした映画だけにあれはおもしろい試みだなあ。ヒット・ガールの特撮アクションも相当な見せ場です。

アメコミに捧げるオマージュ的なところは日本人だとちょっとわかりにくいところがあるかもしれないけれど、主人公がYouTubeを通じて有名になったり、ヒット・ガールとビッグ・ダディがネットショッピングするくだりなどはネットユーザーなら思わずニヤリとしてしまうはず。演出含めて大変に楽しい作品でした。あまりに残酷なシーンがあるので万人向けとはいいがたいんですが、あの戦闘シーンは一見の価値ありかなあ。続編も予定しているみたいなので、ヒット・ガールのさらなる活躍を期待したいと思います。


キック・アス Blu-ray(特典DVD付2枚組)


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