これまで大阪行く時は3000円で泊まれるカプセルホテル「大東洋」を愛用してきましたが、今回は楽天トラベルで1泊3500円という激安価格の「ビジネスホテル関西」を見つけたのでものは試しに宿泊してみました。結論からいうとこの値段で考えるとコストパフォーマンス抜群すぎ。「とりあえず寝るところがあればいい」という時には絶賛オススメのホテルだと思いました。
大阪格安ホテルのビジネスホテル関西|宿泊代を節約したいお客様にオススメ。梅田駅より徒歩10分の好アクセス
http://www.hotel-kansai.co.jp/
個人的にはホテルを決めてしまうと当日の動きに制約が出てしまうのでいつもついついその場で泊まる場所決めるタイプなのですが、このビジネスホテル関西は梅田駅から徒歩圏内にある好立地がありがたい。
楽天トラベルのクチコミ情報見ると「周囲が……」「女性1人では……」というコメントが多かったのですが、実際入ってみるとなるほど納得。そもそもこのホテルのある場所がラブホテル密集地で、ホテルの前にも案内所とかDVD販売店とかが出店しているのが気になる人には気になるんだろうなあ。個人的にはそういうことまったく気にならないので無問題ですが、女性1人の宿泊だったら気にする人はいるのかもね。
こういうお店がホテルの向かいにあったり(大人の配慮でサムネイルはモザイクしておきます)
立地はさておき、ホテル自体は年期こそはいっているもののこざっぱりしていてきれい。通りに面したところには大きな喫煙室が用意されているのでホテル内は分煙されているみたいですね。といいつつも朝ロビーにいたらタバコふかしながらホテルの中をロビーまで歩いてきた男性がいたりしたわけですが、もうそこは宿泊客のモラルの問題か……。
ホテルロビーにはパソコンが使える有線LANとフレッツ・スポットも用意。コンセントも使えます。チェックアウトした後もおかげでPC使って作業できたのですが、側にいた若い男性が大ボリュームでYouTubeを再生しだしたのには衝撃を受けました。まあ、ホテルのせいじゃなくて宿泊客のモラル……かな……。
浴衣やシャンプーやリンスは部屋に常備されているのではなく、フロント前に置いてあるのを自由に取っていく仕組み。浴衣入らない人とかホテル・シャンプーは自分で持って行く人もいるので、必要な人だけ使えばいいというのはいい発想だと思います。しかしここでも「おまえ何泊する気だよ」という本数の歯ブラシを抱えて部屋に入る男性を見かけたりしたわけですが、これもまあ宿泊客の(ry
入口に飾ってある楯によれば、2009年度のるるぶトラベルゴールドアワード受賞したとのこと。
そしてもっとも気になる部屋ですが、予想以上と入っては失礼かもしれませんがとってもキレイ。それほど広いわけではないですが必要十分な設備が備わっています。
気になる電源周りもデフォルトで2口まで取れるので、携帯電話やパソコンの充電も安心。
部屋もオートロックになっているので鍵のかけ忘れも防げます。オートロック対応というのも予想外でびっくり。
ホテルのテレビはアナログの小さなテレビがベッドの上に設置。これ7月過ぎたらどうなるんだろうな……。個人的にテレビはワンセグもあるしそこまで必要ではないのですが、無料で見られるぶんにはありがたい。
お風呂の写真は取り忘れたのですが、バス・トイレ一体型のオーソドックスなタイプ。前述の通りシャンプーやリンスはフロントから持ってくる仕組みなので必要な人は忘れないようにしましょう。そして以外に盲点だったのがバスタオル。これベッド脇にあるテーブルの引き出し部分に置いてありました。シャワー浴びたときバスタオルどこにもなくてあせったよ……。
今までは3000円でカプセルホテル泊まっていたのですが、やっぱり寝心地でいったらベッドの方が格段に上。プラス500円の価格でこれだけ普通のホテルに泊まれるコストパフォーマンスの高さは魅力的です。これから大阪行くときはここがデフォルトでいいかもなあ。ホテル自体には女性しか泊まれないレディスフロアも用意されているので、立地さえこだわらなければ女性にもオススメかも。
難点を言えば、自分が泊まった部屋は壁がものすごい薄さで、隣にいる人の声が日本語として理解できるクオリティで聞こえました。まあ寝ている間は聞こえないだろうし、夜は酒を飲みに出て部屋は寝るだけ、くらいの使い方だったらさほど気にならないかな。カプセルホテルで周りの部屋が設定したアラームで予定していない時間に起こされるよりはだいぶマシだと思います。
あとは他の宿泊客のモラルかな。まあそれもこの値段ならというところで気にする部分ではないし、そういうことが気になる人はもう少し値段の張るホテルをオススメします。
一点だけ予約時の注意。このホテルは禁煙ルームも指定できるのですが、禁煙ルームを希望する場合は予約するとき名前のうしろに「(きんえん)」とつけましょう。これ気がつかなくてそうとう探しちゃったよ……。詳細はホテル予約時の注意事項に書いてあるのでそちらもお忘れ無く。