ログイン不要でブログ記事を限定公開できるWordPressプラグイン「Share a Draft」が鬼便利

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

このプラグインは使う人によって感想さまざまだとは思いますが、その筋の人には神がかり的に喜ばれる便利なプラグインです。

長いことブログを運営していると、ブログをごく一般公開するよりも前に、一部の人だけに事前確認して欲しいという時がたまにあります。

WordPressには記事ごとパスワードをかける設定があるのですが、それだとブログに最新エントリとして表示されてしまうし、時間を多少いじったとしてもRSSが飛んだりタイトルが見えてしまうのには変わりない。代わりに固定ページだったらRSSは飛ばないしURLも自由に設定できるからブログ上は見えないんだけど、事前確認が終わった後ブログで公開したい、という時に記事ページへデータ移すのが二度手間だったりします。

そういう時のために今まで使っていたのが「Public Post Preview」というプラグインでした。

WordPress / Public Post Preview / WordPress Plugins
http://wordpress.org/plugins/public-post-preview/

これは記事を下書きすると記事単位で固有のURLを出力し、そのURLを知っている人だけが記事を閲覧できるというプラグインで、機能自体は自分の要求を満たしているものの、期間指定ができないのである程度時間が経過してしまうとURLが無効になってアクセスできなくなってしまうこともしばしば。そしてそもそも論として現在このプラグインはメンテナンスされてないアプリとして注意書きされており、今後も引き続き使っていくにはいろいろ心配が絶えないのです。

このPublic Post Previewはかなり愛用してただけに「だれかこのプラグインを引き継いでメンテしてくれないかなー」なんて思っていたら、@understandardが教えてくれたのが今回紹介する「Share a Draft」というプラグイン。これだよ、こういうの待ってたんよ!

WordPress / Share a Draft / WordPress Plugins
http://wordpress.org/plugins/shareadraft/

使い方は通常のアプリと同じで、プラグインの「新規追加」から「Share a Draft」を検索、該当のアプリを管理画面からインストールして有効化するだけ。そうすると左の「投稿」欄に「Share a Draft」というメニューが追加されます。

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あとは事前に確認してほしい記事を「下書き」状態にしておき、「Share a Draft」を選択するだけ。「Choose a draft」のlプルダウンを選ぶと下書き状態の記事が表示され、ここから任意の記事を選べます。

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あとは公開したい期日を選択し、「Share it」をクリックすると上にURLが発行されるので、それを相手に伝えるだけ。途中でやっぱり公開を辞めたくなったら消すこともできるし、逆に期間延長もできるという、かゆいところに手の届いたアプリです。

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一点注意は、WP Super Cacheなどのキャッシュ系プラグインを使っている場合に指定期日を過ぎても記事が消えない場合があること。自分の環境はWP Super Cache使ってないので発動しませんでしたが、人によっては消えないで残ってしまう場合もあるみたいなので、一度自分の環境で確認してから使うほうがよいかと思います。まあ事前確認する人にずっと見えてるぶんには個人的にはさほど問題ではないですけどね。

これでまたブロギングライフが快適になりそう。プラグインでどんどん機能を追加していけるWordPressはまさにブログ界のスマートフォンやわー。


ログイン不要でブログ記事を限定公開できるWordPressプラグイン「Share a Draft」が鬼便利” への2件のフィードバック

  1. ありがとう。目的のページを作れました。投げ銭したいのでMONAとか仮想通貨のアドレス貼っておいてください!

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