タイムラインで見かけて面白そうだったので乗ってみる。
ぼくがハマりまくってしまったテレビゲームベスト5 #5games | 和洋風◎
http://wayohoo.com/column/5games.html
ポイントは「面白い」ではなくて「ハマる」ってところかな。世に面白いゲームはたくさんあるけれど、寝食を忘れて時間を注ぎ込み、他の追随を許さないようなやりこみ度の高い、というところが「ハマる」にかかってる気がする。
そういう点でいうと自分はシナリオ追求型なので、あまりRPGを繰り返しプレイしなかったりするので、すごく面白いゲームでも「ハマった」というとちょっと違うかも。自分が生きてきた人生において明らかに異質なほどののめり込み度を見せたという視点で5タイトル考えてみたいと思います。
5位:428
シナリオ追求型って言ってたばっかりじゃねえかよと言われそうですが、WiiでクリアしておきながらHDでプレイしたいがためにPS3でも購入、知ってるシナリオなのに後半またしてもハマってしまったというプレイの異質さでの大抜てき。
個人的にシナリオ重視というところで良質のアドベンチャーゲームは相性がいいのですが、複数の主人公が互いに絡み合いながら1つのストーリーに結び付いていくというシナリオのクオリティはもう至高の極み。ゲームという概念を超えて1つの作品として一度は味わっていただきたいレベルです。最近はiPhone版も出たしね。
iPhone/iPod touch/iPadゲームレビュー「428?封鎖された渋谷で?」 – GAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/review/20111119_491172.html
4位:ストリートファイターII
中学校から高校のころはこれが青春のすべてだった。今考えると起き上がり昇竜拳で無敵時間に隙を作らないとか、飛んでくるベガやバルログを昇竜拳できっちり迎撃とか、めくり大キック大パンチキャンセル昇竜拳とか変態の極みな操作ばかりですが、あの頃は体が反射的に動くレベルにまでやり込んでたなあ。
ストIIシリーズが長寿だったことに加え、ストIIブームのおかげで似たような操作のゲームも多く、ストIIができればたいていの格闘ゲームはこなせたというパフォーマンスの良さもありがたい。一方、全く違うコンセプトの格闘ゲームとして登場したバーチャファイターや鉄拳には、ストII慣れしすぎているあまり手を出すことができずブームに乗れなかったのが、近年における日本の産業衰退に近しいものがあるというのはいいすぎですね。
3位:スーパーマリオワールド
スーパーマリオワールド
ファミコン時代に比べて圧倒的にボタン数の増えたスーパーファミコン、そしてそのローンチタイトルとして登場したスーパーマリオワールド。マリオシリーズの歴史上もっとも操作が複雑といって過言ではない「マントマリオ」は、とにかくゲームは高性能化すればいいというゲーム成長期の象徴だったようにも思います。
マントマリオの魅力はその操作。ボタンを押せば空を飛べるしっぽマリオ、ボタン操作で地蔵になれるタヌキマリオなど、基本的にはボタンさえ押せば特殊動作が可能だった前作に対し、タイミングよく十字ボタンを操作しなければ空を飛べない、でも操作を身につけてしまえばいくらでも空を飛び続けられるという仕様が、経験さえつめばいくらでも高みに達することができるというやり込み度に火をつけました。
結局スーパーマリオワールドはやり込みにやりぬき、ステージクリアを楽にする4色ボタンを押さずに全ステージクリアとかやってたのですが、それにはマントマリオの操作マスターが必要不可欠。ゲートの向こうへ行くためにマントマリオで地面すれすれまで急降下、ゲートをくぐったタイミングで急上昇してのゲート抜けとかはきれいに決まると快感でした。のちに「そこヨッシー途中で落として抜けるんだよ」という攻略知った時の衝撃ったらありませんでしたが……。
2位:マリオカートDS
マリオカートDS
マリオカートシリーズで最もやり込んだのがこのタイトル。周りにライバルがたくさんいたことと、コントローラ操作でミニターボ出せる仕様がマントマリオと同様自分の腕次第でいくらでも早くなれるところでやる気に火をつけられた1作です。まあミニターボがいつでも出せちゃうために直線ドリフトという技が横行し、結果として以降の作品ではミニターボ発動が時間制になってしまったのですが、時間制になってからは基本的にライン取りが重要になったことで割と普通のレースゲームっぽくなってしまった気がする。
かなり制限された仕様ながらもオンライン対戦が可能になった点もこのタイトルの魅力。夜な夜な知人とオンラインプレイを楽しみ、容赦ないまでに全力で走りぬけた結果「もうカイさんとはやりたくない」「一緒に走ると心が折れる」などたくさんのありがたいコメントいただいた思い出深いタイトルですはい。さすがに青こうらのジャンプ避けとかは鬼過ぎたよな……。
1位:ファイアーエムブレム 暗黒龍と光の剣
ファイアーエムブレム
もうあれだ、2位以下とはダブルスコア、トリプルスコア以上にぶっちぎりの差をつけての1位がこのタイトル。「ハマった」という点では人生最高にハマりまくったタイトルです。もちろん「紋章の謎」ではありません。リフもジェイクもべックも出てこないなんてそんなの正しいアカネイアの歴史ではない!
そのあたりは以前にも書いたことがあるのでそこを参考にしてもらいつつ。
カイ氏伝: 俺とファイアーエムブレム
http://blogging.from.tv/archives/000346.html
魔王に対して4人程度で戦い挑むってどういうことだよというRPGに対し、最初は小規模ながらも1つの軍団として結束し、戦いながら成長するキャラクターや途中で合流する仲間とともに、ボスとも戦える強力なチームを結成していくというのはとても納得がいくシステム。しんだら二度と生き返らないシビアな制度もキャラクターへの愛をそそぐには素晴らしいシステムでした。
最初のファイアーエムブレムでかなりマゾプレイを体験したために、以降のシリーズも「誰も殺さない」が最低ラインのプレイスタイル。ここ最近はリメイクばかりで残念な思いをしていましたが、3DSでのファイアーエムブレムは久々のオリジナルタイトルであることに加え、思い出深い初代ファイアーエムブレムの主人公マルスっぽいキャラや、ドラクエでいうところのロトの剣に相当するファルシオンが登場するなど、かなりファンにはたまらない設定になっている模様。これは久々ハマりまくる予感だな。
おもしろかったゲーム、という意味ではFFもドラクエもMOTHERもあるんだけど、こと「ハマった」という形容詞を冠するならこのあたりかな。ハードを見るとファミコン、スーパーファミコン、DS、Wii/PS3と一通りなめてるあたり、ああゲーム好き人生このまま変わらないのかなーと改めて思うのでありました。
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