もうタイトルがすべてですが、渋谷のかつ吉にて、夏にぴったりのメニュー「冷やしカツ丼」をいただいてまいりました。
かつ吉といえばカキフライ好きカキフライヤーな私としては以前にも訪れていたわけですが。
渋谷のかつ吉でカキフライ食べてきた | カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2009/11/20/2936
かなりクオリティ高いカキフライではあるものの、ランチにはちとお高めということもあってなかなか足を運べずにいたのですが、今回は麦酒男ことタカバシさん主催のイベントということで、6月1日の発売前に食べる機会をいただき、久々に足を運んだ次第であります。
この冷やしカツ丼、初めて聞いたんだけど実は昔からあるメニューみたいで、今年で10周年を迎える歴史あるメニューとのこと。夏場はどうしても客足が落ちるトンカツ店として、なんとか夏にもお客さんに来てもらうために開発された必殺メニューのようです。
メインである冷やしカツ丼をいただく前に、まずはフローズンビールで乾杯。フローズンビールは通常メニューにはなく、今回の冷やしカツ丼に合わせて特別に手配したんだとか。
フローズンビールといってもビールそのものが凍っているわけではなく、上に乗せる泡の部分だけを凍らせて乗っける仕組みとのこと。泡がシャリシャリして不思議な味わいです。
泡の表面を接写。凍っているので普通のビールと違って泡が消えにくいのもいいですね。
ビールに続いて漬け物とお野菜が登場。通常メニューでもこれらはおかわり自由で、さらに赤だしの味噌汁もおかわり自由らしい。
そして来ました冷やしカツ丼!
冷たいだし汁とご飯の上にカツが乗り、その上にはさらにとろろ、練り梅、みょうが、刻み大葉がてんこ盛り。脇にはオクラとキュウリが陣取っておられます。
カツ丼をアップにしたところ。よく見ると氷が浮いてます。
NEX-5Nのバリアングルを活用して上空から1枚。
実際に食べてみるとこれが予想以上にうまい。油ものを冷やすとサクサク感も失って豚肉の脂もニチャニチャ感が出ちゃうかな、と思ってたんだけど、これが意外にもサクサク感を残しつつ、肉もさっぱり食べられる。あっさりだし汁がうまく働いてるのかなー。
梅肉や大葉もさっぱり感に一役買っていて、なるほどこれなら夏にもさっぱり食べられそう。カツ丼とは似て非なるものですが、これはこれでおいしいね。どちらかというと豚カツ茶漬けの冷やしバージョン、ってほうがしっくりくるかも。
ちょっとぜいたくを言うと、食べてる最中口の中に氷が入ると水っぽくなって味わいが失われてしまうので、冷たいけど氷はないほうがいいかなあ。もうちょっと夏のシーズンが近づくとちょうどいいかもです。
お値段は1500円とこれまたちょいお高めなのですが、ランチだと1300円台で食べられるとのこと。カキフライなら他でも食べられるけれど、冷やしカツ丼ならほかでは食べられないし、ちょっとお高めランチの価値はありですかね。ヒカリエの近くとロケーションもいいので興味ある人は足を運んでみてくださいませ。
とんかつかつ吉渋谷店-店内紹介
http://www.bodaijyu.co.jp/shibuya/shibuya1.htm
【追記】
今年から渋谷店のみで提供される「冷やしカレーカツ丼」もお目見え。
こちらは渋谷店で火・木・日のみ提供されるとのことなので、カレーバージョン試してみたい人は曜日をチェックしてみてくださいませ。さすがにおなかいっぱいで食べられなかったよ……。