ジョブズ本人の秘蔵インタビュー映画「スティーブ・ジョブズ1995〜失われたインタビュー〜」見てきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

IDEA*IDEAで開催された映画「スティーブ・ジョブズ1995〜失われたインタビュー〜」の試写会、運良く当選して当日参加して参りました。

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【限定25組】 ジョブズ本人への秘蔵インタビューを映画化した『スティーブ・ジョブズ1995〜失われたインタビュー〜』百式試写会へのお誘い #STEVE_JOBS1995 | IDEA*IDEA
http://www.ideaxidea.com/archives/2013/09/jobs_movie-2.html

スティーブ・ジョブズの映画はいろいろあって、有名なのはアシュトン・カッチャーがジョブズそっくりになったこちらだと思いますが。

映画『スティーブ・ジョブズ』公式サイト
http://jobs.gaga.ne.jp/

今回の映画は映画と言うよりドキュメンタリーで、1995年に収録されたまま行方不明になっていたジョブズ本人のインタビューをそのまま放映するという作品です。

映画『スティーブ・ジョブズ1995 〜失われたインタビュー〜』オフィシャルサイト | STEVE JOBS 1995
http://www.stevejobs1995.com/

こちらの映画は一部分がYouTubeで無料公開されており、映画はそのフルバージョン。映画見に行く人は見なくても良いとは思いますが、サムネイル見るだけでどんな作品かの雰囲気は伝わるかな。

1995年というとジョブズがアップルを追われ、新会社NeXTを設立するも、その翌年には再びアップルに返り咲くという、ジョブズのアップル歴としてはいわば谷間の年。いまから20年近くも前にジョブズがどんな考えで製品を開発していたのかがわかる作品になっています。

あらかじめ断っておくと、前述の通り映画と言うよりドキュメンタリーで、しかも70分間同じ1つのカメラでジョブズを撮り続けているために映像としてはかなり退屈です。また、ジョブズが設立したNeXTの話題はもちろん、これまで手がけてきたApple IIとかの話も出てくるので、ジョブズの経歴について一通りはしってないと楽しめないかな。

という前提条件はあるものの、映画自体は非常に素晴らしい。秘蔵のドキュメンタリーということもあって映画はほぼほぼノーカットのため、質問に対してスティーブがどう考えるかという「間」まで余すところなく上映されるため、本当にリアルなドキュメンタリー。まるで自分がインタビュアーのような気持ちで「ああ、この質問はしっかり考え込むんだな」とかいろいろと楽しめました。

ジョブズの言葉も1つ1つが深く、メモを取りながら映画を見たくなるくらい。人間性としてはいろいろ問題もあり、周りの人を振り回しまくるという話も伝えられてはいますが、それでもこのビジョナリーとしてのセンスや言葉の深さはやはり超一流の人なんだなあと。

映画見た人のために細かなネタバレまではしませんが、見たあとに「よかったねー」で終わる映画ではなく、いろいろと自分の中でかみしめることの多い映画でした。上映館も少なく東京ではたった1巻しかないため上映期間も短いことが予想されますが、ぜひともスティーブ・ジョブズに興味ある人やWeb業界の人、もの作りに携わる人は見て欲しいと思います。

試写会の感想は当日ハッシュタグ「#STEVE_JOBS1995」付きで参加者が投稿しているので興味ある人はこちらもどうぞ。ただ若干のネタバレ含む可能性もありますので閲覧は自己責任でお願いいたします。個人的にあのシーンは予備知識無しで見たいからなー。

Twitter / 検索 – #STEVE_JOBS1995
https://twitter.com/search?q=%23STEVE_JOBS1995&src=hash&f=realtime


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