いままで情報が公開されていなかったドラゴンクエストシリーズの最新作「ドラゴンクエストXI」ですが、ついに堀井雄二氏の口から開発中であること、しかもハードは家庭用ゲーム機であることが明かされました。
ついに明言!「『ドラゴンクエストXI』は大きな画面で」 ? 堀井雄二氏がラジオ番組内で語る | インサイド
http://www.inside-games.jp/article/2014/06/12/77570.html
ドラクエシリーズは「普及しているゲーム機で出す」というのがルールだっただけに、きっと続編は3DSかなと思ってたら意外。しかしWii一強時代ならいざしらず、こと国内においては家庭用ゲーム機が群雄割拠している中であえてドラクエを家庭用ゲーム機で出すというのはなかなか興味深い展開。まだ発売が正式に決まったわけでもない段階ですが、どのハードでドラクエXIが出るのかちょっと予想してみたいと思います。
本命: Wii U
大前提としてドラクエシリーズは基本的に国内でバカ売れするけど海外ではあんまり売れない。3DSで発売されたドラクエIXは、国内に比べて海外は1/4程度。
日本 437万本(2011年12月時点・廉価版含む)
世界 105万本 (日本以外・2011年4月末現在)ドラゴンクエストIX 星空の守り人 – Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%88IX_%E6%98%9F%E7%A9%BA%E3%81%AE%E5%AE%88%E3%82%8A%E4%BA%BA
そうなると狙うべきはやはり国内普及率で、その点は先行しているWii Uが有利。PS4も世界的には売れているけど日本ではそこまでではないし、海外向けゲームばかりが強化されているので日本で大きく盛り上がれるかどうかは未知数かな。
対抗: PS4
とはいえ世界的には売れているPS4であり、今後のゲームラインアップ次第で台数が伸びる可能性も。PS4はまだローンチしたてなので今年いっぱいのがんばりが勝負でしょうか。
大穴: Wii
普及数で言えばWii UやPS4より圧倒的、さらにエミュレータ的な互換ながらWii Uで遊べないこともないので、普及台数という点ではWii狙いという手もありかも。国内でしか売れないドラクエはやっぱり国内でいかに売れるかを考えるべきなので、実はこれが大穴というよりも本命かもしれず、一番ドラクエを売る方法かもしれません。
とはいえまだ今の段階では開発が進められていることが明言された段階なので、途中で進路変更して携帯ゲーム機ということも可能性としてなきにしもあらずですが、ドラクエがどのハードで出るかは国内普及において大きな要因となりうるので、最終的にドラクエがどのハードを選ぶのか楽しみです。