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  • ピクミン3クリアした

    ピクミン3クリアした

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ファーストインプレッションは文句ばかりに見えて、なんだかんだついついプレイしてしまいたくなる誘惑度の高さはさすがピクミンシリーズ。そこは大前提として置いておきます。

    9年ぶりのシリーズ最新作「ピクミン3」ファーストインプレッション – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2013/07/17/10881

    ボリュームがないという話は聞いていましたが自分のクリア時間も8時間ほど。クリア後の楽しみも取り残したフルーツ集めるくらいなのでボリューム不足という点は確かにあるかな。まあストーリーモード以外プレイしてないのでそれ以外のモードもちょっとやってみようかとは思いますが、ゲームは一度クリアしたらおしまい派にとってはかなりコスパ悪いかもしれません。

    ファーストインプレッションで書いたリトライのしにくさは、ゲーム後半になるとほとんどなくなって、ちょっとずつ進めてセーブってことができるようになる。命の源であるフルーツジュースも後半はかなりあまりまくるので、序盤少ないからといってあまり心配しないで進んでいいかな。おかげで大胆に「ちょっと進んだから今日は終わらせて次の日に行こう」という風に進めやすいです。

    レンガ運搬の挙動はまあそういうゲームってことであきらめて慣れることにした。でもなあ、あれやっぱりパズル制も落ちる気がするんだけど、どうしてああいう仕様になったんだろうなあ……。

    ゲームコントローラへの違和感は最後まで晴れず、結局Wiiリモコンとヌンチャクが一番だった。こういうコントローラへの違和感は前回も書いた通りゼルダでも感じていて、元々ゲームキューブ用に作られていたトワイライト・プリンセスはもちろん、Wii用ゼルダである「スカイソードウォード」も、ゲーム自体はドハマりしたものの操作感は違和感残りまくりでした。

    ただし、最初から違和感を感じていたWiiリモコンプラスの操作は最後まで納得いかずじまい。6軸センサーにより縦や横、斜めの振り方がすべて認識できるようにはなったのはいいのですが、戦いにそれを持ち込んだのは手段が目的化してやしないかというのがファイナルアンサー。ボスを倒すという冒険感よりも、「いかにリモコンを正しく振るか」というところにばかり意識がいってしまい、戦いに集中できないシーンが多かった。

    「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」クリア後のラストインプレッション – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2012/01/06/6987

    今回のピクミン3もGamePadという特殊なコントローラを活かそうとするあまり無理があったなあ。せっかく手元でマップ見ながらプレイできる面白さがあるのに、作り手自ら「Wiiリモコンのほうがいい」と言ってしまうちぐはぐさはちと残念でした。

    プレイのコツとしてはゼルダよろしくZ注目をフル活用すること。敵や壁にカーソル合わせてZを長押しすると、敵をロックしたまま画面移動できるので飛躍的にプレイしやすいし、その状態でGamePadかヌンチャクを振ればピクミンが全員で総攻撃もしてくれる。総攻撃はやり方間違えるとピクミンが水に落ちたり、せっかくわけた部隊の意味がなくなったりする危険性もありますが、Z注目知ってると知らないではボス攻略に大きな差が出るかな。

    ゲーム自体はわーわーいいながらも十分に楽しめたのですが、任天堂の大型タイトルが以降しばらくなくなるのがちょっと寂しいところ。しばらくはゼノブレイドに注力だなー。

    B00CTK1JR2
    ピクミン3

  • Wii U プレミアムモデル買った人はニンテンドーネットワークのポイント還元を忘れずにチェック

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    ピクミンがらみでふと思い出したので。

    自分もそれ目的で購入しつつ忘れていたのですが、Wii Uのプレミアムモデルは、内蔵ストレージ容量が32GBと大きいだけで無く、ダウンロードソフトを購入すると10%がポイント還元されるという特典がついてます。

    NINTENDO NETWORK PREMIUM
    https://p.nintendo.net/premium/

    ただこれなんの告知もされないので、そのまま放っておくと勝手に期限が切れちゃう。幸いにして期限自体はまだまだ先ですが、私同様ポイント特典の存在を忘れつつある人はさくっとアクセスしてもらっておきましょう。ID忘れた人はWii UのMii設定から確認できます。ニンテンドーeショップではないので注意。

    ちなみにポイントはこれまで通算で2500ポイント貯まってたのですが、ポイントは500ポイントずつ発行される上、発行されたシリアルはすべてWii Uなり3DSなりというゲーム機でいちいち入力しなければいけないという前近代仕様。なんのためのネットワークなんだかわからんな・・・・・・。Wii Uと連携してるんだからポイント取得したら自動で追加してくれればいいのに・・・・・・。

    まあこのあたりも未だネットワークに及び腰な任天堂らしいといえばらしいかんじ。かつてはネットワークに対して非常に積極的だったのに、数々の失敗を受けてすっかり弱気になってしまい、今こそネットワークで攻めるべき時代にもったいないことになってる感がとても残念。ピクミン3もねえ、「これおもしろいよ!」っていうのを伝えるのがWii U持ってる人しか見られないコミュニティへしか投稿できないとかねえ・・・・・・。

  • Wii Uはカラオケをアピールする前にやることがあるんじゃなかろうか

    Wii Uはカラオケをアピールする前にやることがあるんじゃなかろうか

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    それはつまりこれ。

    自分の歌声が遅れて聞こえます。改善方法はありますか?

    Wii U 本体から出力された音声はテレビ内で音声処理されたあとに聞こえます。その処理時間が遅延時間として発生するため、音声の反応が遅く感じられる場合があります。Wii U本体やソフト、テレビの故障ではありません。テレビによっては、設定を「ゲームモード」などに切り替えることで遅延を軽減できる場合がありますので、くわしくはお手元のテレビの取扱説明書をご覧ください。また、遅延の対策として、市販のアクティブスピーカーやAVオーディオ機器も使用できます。

    Wii U|Q&A 内蔵ソフト|Nintendo
    http://www.nintendo.co.jp/wiiu/support/qa/software/index.html#q4e

    これまで映像も音声もアナログ出力だったWiiと異なり、HDMI出力に対応したWii Uは音声もデジタル出力になりました。デジタル出力はどうしても遅延がつきものであり、それを軽減するためにテレビ側には遅延を減らすゲームモードなんてのが搭載されているのですが、自分の声をダイレクトに聴くことになるカラオケはこの遅延の影響を大変に受けやすい。自分の家でも試してみたのですが、ゲームモードをオンにしても遅延が耳に残ってしまい、お店のカラオケに比べるとどうものめり込めないのです。

    そんな遅延対策としてWii UのカラオケではHDMI端子とは別に用意されている旧Wiiの端子を使い、音声だけをアナログ出力する機能を備えているのですが。

    Flickr - SnapCrab (2013-03-10 1:11:50)

    これを構築するには別途スピーカーや変換ジャックが必要と若干めんどい。しかもスピーカーがACアダプタ必要だとこのためにコンセント増えることになってしまうので、ただでさえ電源周りがやっかいなことになりがちなテレビ周りでは導入に2の足を踏むのですよね・・・・・・。

    最近はテレビCMでT.M.Revolutionが大変楽しそうに歌っていますが、あのくらい楽しく歌うにはきっちりスピーカーそろえないと難しそう。実際周りでWii Uのカラオケ使っている人にも「遅延が耐えられない・・・・・・」という声をちらほら耳にします。カラオケ好きなら好きなほどこういう遅延は気になってしまうでしょうしね・・・・・・。

    個人的にはカラオケ用のマイク別売するくらいなら、Wii カラオケ U専用のスピーカーセットも用意して欲しいところ。背面のUSBから電源供給すればケーブルも少なくてすむし、最低限のカラオケ環境は整えられると思うので、カラオケ楽しいよという啓蒙だけでなく音響周りの充実もぜひぜひお願いしたいところであります。

     

     

  • 本格的にオンライン対応してきたWii Uが一気に期待モード

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    あまり期待してなかったニンテンドーダイレクトですが、想像を遥かに超える面白い情報が詰まっていたので勢いエントリー。ちなみに以前に書いたWii Uの感想はこのあたりです。

    任天堂新型機「Wii U」への雑感 – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2011/06/18/5757

    ニンテンドーダイレクトというのは、任天堂が自ら発信する動画情報番組。ここぞというタイミングで新機種や新発売のゲームについて任天堂社長の岩田さん自ら紹介するという内容になっており、自社自らメディア化する任天堂ならではのコンテンツです。

    そして今回は世界的なゲームイベントであるE3に先駆けてWii Uの情報が発表されました。しかし発表後すぐにアーカイブ見られるのとかほんとすばらしいな……。

    Nintendo Direct Pre E3 2012
    http://www.nintendo.co.jp/nintendo_direct_pre_e3_2012/jp/index.html

    詳細は動画を見ていただくとして、個人的にポイントだなと思ったのはオンライン機能の本格強化、それにともなうソーシャル機能の組み込み、そしてスマートフォン対応あたりでしょうか。

    オンラインについてはついにハードウェアで本格的に対応を始め、Wiiでは音声のみと微妙だったチャットもビデオチャットに。3DSでも地道にオンライン機能は充実しはじめていたものの、「時空を超えてすべてのリビングをつなげる」まで言い切ったのは今回が初ではなかろうか。まともにネットワーク構築してこなかった後発としてはさすがというか、ゲーム中にもチャットできたり本格的にオンライン機能が組み込まれているし、Wii Uのコントローラはもちろん3DSにも対応するあたりはかなり幅が広そう。

    Miiを使ったソーシャル機能も搭載。ゲーム機がソーシャルを搭載する逆ソーシャルゲーム展開ですが、ソーシャルゲームとは名ばかりで知らない人とつながってゲーム攻略に役立てるだけの従来型ソーシャルゲームと違い、Miiベースでつながる「Miiverse」ならちゃんと友達というソーシャルな関係とつながったゲームができそう。一方で出会い系だったりネタバレといった展開も怖いところですが、出会い系をひたすら禁じていた任天堂ならきっとうまいことやってくれるはず。ネタバレも詳細は明らかにされなかったけど対策を明言してたので今後の発表に期待ですかね。

    そして個人的に欲しかったけどあきらめていたスマートフォン対応も。冒頭「同じリビングにいるのにみんなスマートフォンとか他のことをしている。それを解決したい」という発言に「そのために全員Wii Uのコントローラ持たないだろ」と、ちょっとコンセプトに無理を感じてたのですが、ついに自社ハードだけでなく他社ハードにも対応したというのは記念すべき展開です。

    といってもゲームができるわけでなくソーシャルサービスで連携してコミュニケーション取れる、程度のようですが、これはこれでいい落としどころかな。少なくとも同じゲーム機がなくてもつながる要素はできたわけだし、下手にスマホでゲームできてしまうと、今度はスマホに合わせてゲームの仕様を細かく変えたり、もしくはスマホ性能によってゲームが楽しめなくなったりしてしまう。

    友達がマリオカートをプレイしたのをスマホでチェックして参戦とか、ゲームしないけど友達のプレイを視聴できるとか、そういう未来はかなりありそう。ゲームのスクリーンショット機能もVitaに続き標準搭載のようで、いよいよゲームのあり方が本格的に変わりそうです。

    オンライン系にはかなり期待を持てそうなWii Uですが、相変わらずの懸念は今回より正式名称「Wii U ゲームパッド」となったコントローラかな。テレビ+アルファの2画面という未来はとっても期待なのですが、懸念点は「テレビ消していてもゲームができる」ということ。テレビと同等のゲーム楽しむためにはゲームパッドの液晶がフルHDか、ゲーム側がゲームパッドの液晶に合わせた解像度になっているか。このあたり仕様どうなってるんだろう。さすがにフルHD液晶の搭載はコスト的に厳しそうだし、かといってゲームパッドに合わせて解像度落としてたらせっかくのフルHDテレビでゲームが楽しめない。

    まあ落としどころとしてはテレビ表示はフルHDで、ゲームパッドへのストリーミングはHDに解像度落とす、というあたりな気がしますが、メタルギアソリッド34をブラウン管テレビでプレイした時文字が読めなさすぎて泣きそうになった私としては、このあたりをどういう解決策で対応しているのか興味津々であります。(すみません3はそもそもPS2でしたね……4の間違いでした)

    全体的に任天堂がオンラインへ本格対応することを明言したイベントでしたが、そもそも任天堂はネットワークに積極的で、古くはディスクシステムの書き換えやトーナメント参戦だったり、その後もサテレビューだったりモバイルシステムGBだったりといろんな試みがなされてきた。ただそれらが時期尚早すぎたがために、その後の任天堂は必要以上にオンラインに対して消極的だったのですが、その任天堂が機は熟したとばかりにオンラインへ乗り出してくるというのは長年の任天堂ファンとしても楽しみ。いやー全然期待していなかったWii Uが俄然欲しくなりましたよ!

  • 任天堂新型機「Wii U」への雑感

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    まわりでちょいちょい「Wii Uってどう思う?」って話になるので、今のところ自分が考えるWii Uへの思いをつらつらと書いてみる。相変わらずの長文であり、個人的な主観かつかなり偏った視点と思いますので話半分程度でお読みください。

    話題を集めに来たコントローラは華麗にスルーしてまずは本体スペックで考えると、「Wiiリモコンプラスによる自己否定の再来」と言った感じ。当初のWiiリモコンでは結局思うような位置検知ができず、アタッチメントを経由して最終的には「Wiiリモコンプラス」という新リモコンを投入、「最初からそうしてればよかったのに」的な展開になったWiiリモコンでしたが、本体もHD対応、USB接続HDD対応、フルHDゲームを処理できるスペックと、「それ最初からやってたらよかったのに」と言わんばかりのスペックです。

    もちろんこうした要素を排除して低価格化したからこそWiiは売れた、という見方もあると思いますが、コントローラを除けばWii本体のスペックが純粋なるブラッシュアップなだけに、予想以上に差がついてしまったHD対応の差を埋めるべく投入した新型機を、なんとかコントローラに注目して新世代機種と見て欲しい、という気がしちゃいました。

    ハードスペックは現行のPS3よりも上とのことで、今まで「Wiiはスペックが低かった」と言われていた事実はここである程度払拭できそう。ただし、5年も前のゲーム機よりもスペックが上というのはある意味当たり前の話で、パソコンで考えたら「5年前の機種並みスペック!」ってかなり残念なお話になっちゃう。今後PS3やXbox 360の後継機がリリースされたらあっさり抜かされてしまいそうなのかな、という気もいたします。

    とはいえ大事なのは本体スペック以上よりも本体の仕様。スペックが充実しても使いにくいシステムやサービスだったら意味がないのです。たとえばWiiだってSDカードは対応しているし、ゲームをSD格納することはできるようになったものの、未だにSDからゲームを起動する仕様はありません。外部メディアにそんな機能つけたくないところではありますが、USB接続HDDが同じような格納箱だったとしたら結局はまた残念展開になってしまうので、このあたりの結論は本体仕様が見えてきてからかな。さすがに今からリリースするゲーム機にそんな残念仕様はないと信じたいところですが……。

    そうした今後のスペックを占う意味でも、現状最新のハードウェアであり、DSやWiiの反省が活きているであろうタイミングに発売された3DSは1つの試金石になると思うのですが、正直言って3DSの仕様を見る限りこのあたりはちょっと不安感がまだぬぐえないなあと言うのが正直な感想。

    3DSユーザーはまだ少ないと思うのであまり共感いただけないと思うのですが、3DSはとても魅力的な機能が搭載されたものの、その仕様自体がちょいと残念な部分が見受けられます。たとえばDSから大幅に強化されたすれちがい通信は、同時に10人までしかすれ違いできないので、街を歩いていて10人超えてたらその人たちとはすれ違えません。また、すれ違いの10人を自分の3DSに取り込めばまた10人とすれ違えるのですが、それを取り込むためには1人1人と挨拶を交わす必要があります。

    それだけならまだいいのですが、すれちがい通信で遊べるミニゲームも、すれ違った全員と行なう必要があってこれが地味にめんどい。すれ違った相手が持っているピースをはめていくことでイラストを完成させていくゲームでは、ボタン押してピース選んでそれをはめて、というアクションを人数回繰り返す必要があって、最初は楽しくてもそのうち作業感が発生するととても面倒になる。

    似たようなところでは歩数計でためられるコインも上限が300枚であっという間に貯まってしまう。だったら使おうかなということで、すれちがい通信で遊べる「すれちがい伝説」でキャラクターを雇おうとしたら、1人ずつ2コインで雇えるキャラクターを1人ずつ雇わなければならず、しかも上限で10人までしか雇えないのでコインも全然減らない。これPSPなら人数上限はともかくとして「2コイン×○○人」で選べたんじゃないかな。

    任天堂のインターフェイスはWiiあたりからとても宮崎駿化してきたといいいますか、ゲームのインターフェイスにメッセージ性が強く「こうしなさい!」という要素が強くなってきている印象を個人的に感じています。「Wiiはこうして使うもの!」というインターフェイスになっていて、そこに合わせていかないと楽しい世界に入れない。

    たとえば前から言ってるけどWiiチャンネルはセンサーだけでなく十字ボタンでも動かせたらとっても幸せで便利なのに、あの画面は「ポインターで操作しなさい」というこだわりの仕様になってます。3DSでも、Wiiで作ったMiiを初回はダウンロードできず、必ず3DSでキャラクターを作らないといけなかったり。

    そうした思想がうまくはまったときはいいんだけど、いったんずれてしまうととたんに世界に入り込めなくなる。本体スペックはPS3並みということですが、ゲーム機の魅力を決めるのは細かな仕様だったりするので、そのあたりの情報を待ちたいところであります。

    そして一番の看板でもありましたコントローラですが、楽しみ半分、「どうやって料理するのかな?」という期待混じりの不安が半分というところ。コントローラに液晶搭載というところでドリームキャストのビジュアルメモリを思い描く人も多いと思いますが、あれは実際ゲームをプレイするというレベルの液晶ではないので、実際のイメージはゲームキューブとゲームボーイアドバンスの連携に近いんじゃないかなと思ってます。

    その代表格が「ゼルダの伝説 4つの剣+」。ゲームキューブのソフトですがGBAと接続することで、ダンジョンや家の中に入るとリンクがGBAにやってきて、フィールドではテレビに戻るという使い方がとても斬新かつ単なる見た目だけに終らないシステムになっていてとてもおもしろかった。4つの剣はDS向けに無料配信されるそうですが、個人的には+の方をみんなでやってみたいよなー。

    そういった経験があるだけに「テレビ+コントローラ側の液晶」はいろいろおもしろそうなことできると思うんですが、心配なのは「テレビ消してもコントローラで遊べる」発言。ゲームの作り方にもよると思いますが、テレビ消しても、ってことはテレビ相当のゲームもコントローラで遊べなければいけないし、あくまで補助的な役割のゲームしかできないならやっぱりテレビでやりたくなるよなーと思うわけです。話としては理想的だけどそれをゲームに落とし込むのは結構難しいんじゃなかろうか。結局どっちでも表示できるようにHD画面対応にしておいてそれテレビに表示するだけ、ってならないか、ちょっと不安が残るところです。

    個人的にもっとも注目しているのは任天堂のオンライン対応。Wiiリリース時は「まだ早いだろう」と搭載しなかったら今になって大きな差が開いてしまったHD対応と同じく、今から出すゲームは数年後を見据えてオンライン対応がとても大事になってくるはず。スマートフォン普及や電子書籍など電子コンテンツ配信の仕組みが今後数年で劇的に変化するであろうことを想定すると、どれだけ柔軟なオンライン対応サービスを搭載してくるかは重要なポイントだと思っています。

    ただし、今までの任天堂ハードはオンライン対応が意識的に弱すぎる。友達との協力プレイや追加コンテンツ配信あたりの仕様をきっちり盛り込むかどうかで魅力的なハードになるかどうかはとても大事なところなので、今のスペックだけではあまり判断しきれないものの、小さい子供のプレイも考えてあまりオンラインプレイへ踏み込んでこない任天堂がどこまでの仕様を搭載してくるのか。社長も「ソーシャルを無視できなくなった」なんて発言していることと、そもそもはGBモバイルシステムやランドネット、古くはディスクライターなどオンライン機能を積極的に搭載していた任天堂だけに、Wii Uではあの頃の積極性を取り戻していただきたい。

    メディアプレーヤー機能も気になるところ。今回もどうやらディスクはオリジナルで、Blu-rayはおろかDVDにも非対応のこと。その理由は「DVDもBDももう欲しい人には行き渡っている」と社長が発言したそうですが、あれ、同じ理由でDVD非搭載にしたあとでDVD対応Wii出そうとしませんでしたっけ……。そしてDVD対応Wiiはどこいったんだ……。

    まあそんな過去の話はさておき、任天堂がWiiで追求しようとした「ゲームのリモコンをゲームしない人にも触って欲しい」という考えは、それはメディアプレーヤーのリモコンとして使われるのでも同じことだと思うんですよね。実際、PS3でメディア機能使ってるとPS3の新着ゲーム情報が見えたりして、「おおこんなゲームあるんだ」と気がつかされることもあるわけで、とりあえず本体を起動してもらうためにもメディアプレーヤー機能はアリだと思う。

    メディア機能を撤廃しておいて結局Wiiの間で映像配信始めたりするあたりも「最初からそういう機能乗せとこうよ……」という気持ちでいっぱいになってしまうので、BDはともかくとしても動画を再生できる仕組みとかも今後の配信サービス普及を鑑みて対応しておいてもらいたいところです。

    いろいろ厳しいことを書いておりますが、個人的に任天堂はゲームハードにおいて2回目の転換期を迎えているのかな、と思っております。1回目というのは良質なゲームにこだわり、CDではなくカートリッジを採用すると同時にサードパーティーも絞り込みを始めた時期。結局流通や生産の問題でカートリッジは廃れてCDを採用し、サードパーティーも大事だねと門戸を開く方向に転換していくわけですが、今回はそれよりも大きな転換期に来ていると思います。サードパーティーに全然開かれてないじゃんというつっこみもあるかとは思いますが今回はとりあえずスルー。

    で、2回目の転換期というのはやっぱりスマートフォンの登場。今まではゲームプラットフォームというのは専用機を作るメーカーがあり、ソフトメーカーがそこにゲームを展開していくという流れだったわけですが、スマートフォンの登場によって専用ハードではないゲームプラットフォームが登場してしまった。もちろんすべてのゲームがスマートフォンへ移っていくわけではないと思いますが、スマートフォンのスペックなら十分に楽しめるゲームがあることもまた事実。逆転裁判や太鼓の達人なんかはゲーム機にも負けない、むしろタッチ操作でよりおもしろい面もあるだけに、カジュアルゲームだけでなく今までゲーム機向けに展開されていたゲームも十分にスマートフォンプラットフォームへ展開される可能性があります。

    今まではとりあえずハードを普及させてしまえばソフトメーカーはそのプラットフォームへ積極的にゲームを出す、という流れがありました。これが今のPS3やWiiのように圧倒的なシェアを取れなければタイトルが分散してしまうのはもちろんのこと、ゲーム専用機だけでシェアを取ってもスマートフォンのほうが普及してしまえばそちらでゲームがリリースされる可能性もある。まだスマートフォンゲームは大容量ゲームがそこまで広がってはいないと思いますが、このままスマートフォンのスペックがアップしていけばゲームの質もますます高まって行くはずで、今後はゲームのプラットフォームとしてスマートフォンも意識せざるを得ない時代がくると思います。

    サードパーティーはプラットフォームが増えればそのぶんだけゲームを出せばいい、ということになりますが、ゲームハードを展開するメーカーとしてはうまいことスマートフォンも取り込みつつゲーム機も普及する、というのが理想的なシナリオで、そのためにPS陣営はPS Suiteというプラットフォームを展開してきた。ただ、PS Suiteでは単に「スマートフォンでもゲームができる」というだけでゲーム機へのつながりはありませんが、Wii Uならコントローラとしてスマートフォン対応すればまさにスマートフォンだけでなくWii Uの普及にもつながるはず。

    今後その可能性もあるかなとは思いますが、スマートフォンをうまく取り込むシナリオとしてWii Uはかなりアリかなと思うので、個人的にはこのタイミングでスマートフォンにもバーチャルコンソールを展開してまずは門戸を開きつつ、Wii Uとの連動もしていくと理想的な未来だなーと個人的には思うところです。

    とまあ長文でうだうだ書いてしまいましたが、一番重要なのは本体の細かな仕様とオンラインの仕様だと思っているので、総合的な評価はまだ待ちの状態。かつてファンタシースターオンラインでキーボード付きコントローラを使っていた身としては「横幅大きすぎるコントローラはゲームしにくい」点であまりWiiリモコン横持ちと変わらない気がするので、本質である本体機能の続報を楽しみにしております。