ファーストインプレッションは文句ばかりに見えて、なんだかんだついついプレイしてしまいたくなる誘惑度の高さはさすがピクミンシリーズ。そこは大前提として置いておきます。
9年ぶりのシリーズ最新作「ピクミン3」ファーストインプレッション – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/07/17/10881
ボリュームがないという話は聞いていましたが自分のクリア時間も8時間ほど。クリア後の楽しみも取り残したフルーツ集めるくらいなのでボリューム不足という点は確かにあるかな。まあストーリーモード以外プレイしてないのでそれ以外のモードもちょっとやってみようかとは思いますが、ゲームは一度クリアしたらおしまい派にとってはかなりコスパ悪いかもしれません。
ファーストインプレッションで書いたリトライのしにくさは、ゲーム後半になるとほとんどなくなって、ちょっとずつ進めてセーブってことができるようになる。命の源であるフルーツジュースも後半はかなりあまりまくるので、序盤少ないからといってあまり心配しないで進んでいいかな。おかげで大胆に「ちょっと進んだから今日は終わらせて次の日に行こう」という風に進めやすいです。
レンガ運搬の挙動はまあそういうゲームってことであきらめて慣れることにした。でもなあ、あれやっぱりパズル制も落ちる気がするんだけど、どうしてああいう仕様になったんだろうなあ……。
ゲームコントローラへの違和感は最後まで晴れず、結局Wiiリモコンとヌンチャクが一番だった。こういうコントローラへの違和感は前回も書いた通りゼルダでも感じていて、元々ゲームキューブ用に作られていたトワイライト・プリンセスはもちろん、Wii用ゼルダである「スカイソードウォード」も、ゲーム自体はドハマりしたものの操作感は違和感残りまくりでした。
ただし、最初から違和感を感じていたWiiリモコンプラスの操作は最後まで納得いかずじまい。6軸センサーにより縦や横、斜めの振り方がすべて認識できるようにはなったのはいいのですが、戦いにそれを持ち込んだのは手段が目的化してやしないかというのがファイナルアンサー。ボスを倒すという冒険感よりも、「いかにリモコンを正しく振るか」というところにばかり意識がいってしまい、戦いに集中できないシーンが多かった。
「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」クリア後のラストインプレッション – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2012/01/06/6987
今回のピクミン3もGamePadという特殊なコントローラを活かそうとするあまり無理があったなあ。せっかく手元でマップ見ながらプレイできる面白さがあるのに、作り手自ら「Wiiリモコンのほうがいい」と言ってしまうちぐはぐさはちと残念でした。
プレイのコツとしてはゼルダよろしくZ注目をフル活用すること。敵や壁にカーソル合わせてZを長押しすると、敵をロックしたまま画面移動できるので飛躍的にプレイしやすいし、その状態でGamePadかヌンチャクを振ればピクミンが全員で総攻撃もしてくれる。総攻撃はやり方間違えるとピクミンが水に落ちたり、せっかくわけた部隊の意味がなくなったりする危険性もありますが、Z注目知ってると知らないではボス攻略に大きな差が出るかな。
ゲーム自体はわーわーいいながらも十分に楽しめたのですが、任天堂の大型タイトルが以降しばらくなくなるのがちょっと寂しいところ。しばらくはゼノブレイドに注力だなー。