以前にPR BOARDのモニター企画でレビューしていたWA1が、2年の時を経て今我が家で大活躍中であります。
SONY Wi-Fi オーディオ ブラック VGF-WA1/B
カイ氏伝: 「WiFi Audio WA1 by VAIO」モニタープログラム参加します
http://blogging.from.tv/archives/000302.html
というのも当時はせっかくWA1がDLNAに対応しているのに、DLNA対応NASが我が家になかったのでNAS連携機能がうまく使いこなせてなかったんですな。その後DLNA対応NASを買ったはいいものの、DLNAの仕様がいまいちよろしくなくほかのDLNA対応機器から接続できないという現象が多発してまともに使えてなかったんですが、最近DLNA環境をちょいといじって一新し、DLNA接続性を大幅に向上したところで、改めてWA1のDLNA機能使ったらこれがもう便利便利。やっぱりWA1はこういう使い方すべき端末だったよなあと大反省しているところであります。
カイ氏伝: WA1との組み合わせに便利なDLNA対応NAS一覧(※情報古いので注意!
http://blogging.from.tv/archives/000342.html
何が便利かというと、NASに保存したプレイリストをWA1がそのまま認識してくれること。NASに大量に音楽を保存した場合、好きな曲をWA1から探し出すのも大変だし、たとえばアーティスト名でソートしようとしても、特定のアーティスト名と、「アーティスト名 featuring ほげほげ」という曲は別のアーティストとして認識されてしまうので同じアルバムの曲を再生する、ってこともできなくなる。プレイリストでアルバムないし好きなアーティストの楽曲とかをまとめて登録しておけばそんな必要もないわけです。
プレイリストに関してはWindows Media Playerの形式である「WPL」をNASに保存したらWA1から認識できました。私の場合、普段外で音楽聞くときもWindows Media Playerを使ってドコモの携帯電話へ転送しているので、同じWindows Media PlayerとプレイリストをNASと携帯で共有できることになり、さらに便利度が向上。いちいちNASのためにプレイリスト作らなくても、携帯用に作ったプレイリストを使いまわせるので非常に楽チンなのです。
具体的にどうやっているかというと、NASのファイル構造とPCで保存する音楽ファイルの構造を合わせておけばいいだけ。私の場合、NASの音楽フォルダは「music」「アーティスト名」「アルバム名」というフォルダ構造になっているので、PC側ではマイ ミュージックフォルダの中に「music」「アーティスト名」「アルバム名」で同じように構成します。音楽保存フォルダはWindows Media Playerの初期設定フォルダがマイ ミュージックになっているからというだけなので、設定変えている人は自分のフォルダ名に合わせてください。あとはプレイリスト作るとマイ ミュージック内に「Playlists」というフォルダが作成されるので、同じフォルダ内に「Playlists」と「music」が存在すればOKです。
続きまして「music」フォルダに保存した音楽を使ってプレイリストを作成。プレイリストの作り方は下記エントリをご参照ください。
F906iでミュージックプレーヤーのススメ – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2008/06/26/266
あとは「Playlists」フォルダに保存されたWPL形式のプレイリストを、NAS側の「music」直下に、そして音楽ファイルそのものをNASに保存すればいいだけ。WA1のメニューからプレイリストを選択すれば、無事プレイリストどおりに音楽が再生されます。
最近は家で手料理することもあり、キッチンにWA1を持ち込んで音楽聴きながら料理つくったりもしてます。バッテリ内蔵なのでコンセントはずしてもしばらく音楽聴けるのも便利。DLNA対応NASと組み合わせるだけでこれほど便利になるのかと改めて痛感しました。
音楽がCDからHDDやメモリに取り込む時代になり、家の中で聞く音楽もCDよりはiTunesなどで聞く環境も増えてきましたが、大量に保存した音楽をPCを起動することなく再生できるWA1の環境ははげしく便利。これDLNA機能だけに絞り込んでDLNA対応NASとセットで売ったら結構面白そうなんだけどなあ。
@murataura コピーはこちら http://blogging.from.tv/wp/2009/03/10/1853