当然のごとく当日購入したPlayStation Vita本体そのものはあとまわしに、まずは新たなマイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス新作から!
すでにマイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスについてはこのブログで発売前から何度もご紹介しており、おかげさまでAmazonでは各ハード合わせて50個以上は売れるという、ちょっとしたゲーム小売店以上に売り上げている本作ですが、PlayStation Vitaでも新たに新作がラインアップ。さらにiPadでもリリースされたタイトルを含めると、ついにこの作品はニンテンドーDS、PSP、Wii、PS3、Xbox 360、PlayStation Vita、iPadと7ハードでのマルチ展開を実現。これそろそろギネスに申請してもいいんじゃなかろうかという勢いです。
そんなマルチ展開もすべてが同じゲームというわけではなく、いくつかのジャンルに分けられます。据え置き型ではWiiとPS3が画面インターフェイスが若干異なるものの同じリモコン操作型であるのに対し、Xbox 360はKinectセンサーを使うこともあってマイケルの代わりに自分が画面に表示されるというまったく違った仕様になっています。このあたりは以前のレビューをどうぞ。
マイケルと踊れるダンスゲーム「Michael Jackson The Experience」Kinect版ファーストインプレッション ? カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/04/18/5326【続】マイケルと踊れるダンスゲーム「Michael Jackson The Experience」、今度はPS3版ファーストインプレッション ? カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/05/05/5529
一方、体感系の操作ができないPSPとDSはマイケルが3Dキャラクターにデフォルメされており、タイミング良くボタンを押すいわゆるリズムゲーム型。キャラクターデザインはほぼ同じですが、DSはタッチパネル操作が可能なのに対しPSPはタッチ操作ができないため、操作方法や画面構成は大きく違います。詳細は下記の動画でご確認くださいませ。上がDS版、下がPSP版ね。
Michael Jackson The Experience DS – Part 1 – YouTube
Michael Jackson The Experience PSP Gameplay – YouTube
そしていよいよの本題でありますPS Vita版のマイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスは、性能の向上によりグラフィックが大幅パワーアップしたほか、マルチタッチ対応でよりダンスっぽい操作が可能になり、名称も「マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス HD」とHDがつけられました。
まずはタイトルから。しかしゲームの画面キャプチャ取り放題というのは何か新しい時代を感じさせますね。
ゲームは3種類で、1人用の「HISTORY」、アドホックで対戦できる「BATTLE」、ゲームを進めるうちに手に入るアイテムやダンスPVなどを視聴できる「BACKSTAGE」の3種類です。
楽曲リストは以下の通り。据え置き型に比べると若干少なめかな。
- BILLIE JEAN[
- THRILLER
- BLOOD ON THE DANCE FLOOR
- HOLLYWOOD TONIGHT
- GHOSTS
- SPEED DEMON
- REMEMBER THE TIME
- LEAVE ME ALONE
- DON’T STOP ‘TIL YOU GET ENOUGH
- ROCK WITH YOU
- THE WAY YOU MAKE ME FEEL
- BAD
- BLACK OR WHITE
- SMOOTH CRIMINAL
楽曲を選ぶとマイケルがそれぞれの楽曲に合わせた衣装にお着替え。
ただ、BILLIE JEANは映像に忠実すぎる……。ここはライブバージョンのBILLE JEANにしようぜ……。
難易度は最初のうち「ルーキー」のみですが、ゲームを進めるうちに難易度が追加される仕組み。最初は粛々とルーキーでプレイしましょう。
ゲーム画面はこんな感じ。画面のタイミングに合わせてタッチしたり、矢印の方向に指をドラッグすると点が入ります。
ゲームを開始するまでのローディング画面には操作方法やヒントが表示されるのでほとんど説明書いらず。
難易度だけでなくゲーム中もプレイが変わる仕組み。たとえばTHE WAY YOU MAKE ME FEELは最初のうちソロダンスなのですが、一度アイテムを手に入れるとバックダンサーと一緒に踊ることができるようになります。
踊りはじめは1人ですが……。
踊続けるとタティアナ(役)が! しかしマイケルと全く同じ振り付けをこなすタティアナは何か違う気がします。
さらにダンスを成功させるとオーディエンスも! そしてつくづく踊るタティアナはどうかと思うぞ。
マイケルもPVでは常に踊り続けているわけではないので、ゲームではところどころオリジナルの振り付けも含まれています。このあたりの振り付けはPS3やXbox 360と同じ振り付けなので、制作元のUBIが一連の振り付けを考えて、それを各ゲームに反映しているっぽい。
操作はVitaのタッチパネルで行ないますが、設定次第では背面のタッチスクリーンも使えます。タッチパネルだと自分の指で画面を隠してしまうことがあるため次の動作がわかりにくい面もある一方、タッチスクリーンは背面にあることで操作が若干難しい。背面操作はかなり新しい試みですが、今のところタッチパネル使う方が操作しやすいかな。
ランキングはAが最高かと思いきや「King Of Pop」を意味するKが最高ランク。こういう細かい設定はファンには嬉しいところですなー。
ダンス中にはちょいちょいCGによるビデオ演出も。それにしても出てくる人出てくる人全然似てないのねw このあたりは著作権関連であえて似てないようにしてるのだろうか。
コインを投げるあの名シーンもCGで再現!
最後には窓を突き破る! ということは!
そう、This Is Itバージョンの演出!
全体的にCGも良くできているし、操作もただタッチするよりも指をスライドさせたりカーブさせたりすることでよりダンスっぽく遊べる。少ない操作ながらも組み合わせることでマイケルっぽい踊りが楽しめるので、ひたすらボタン押すだけのPSP/DS版より楽しめます。
贅沢を言うとマイケルのダンスがちょっとCGでカクカクすぎるかな。とはいえダンスに集中している間はマイケルのダンスが目に入らないのでほとんど意味ないところではありますが。
CGがマイケル似てねーとかいう話はありつつ、全体的な演出はマイケルファンが作ったんだろうなあというくらい細かくこだわっていてファンとしては楽しい作りに仕上がっている本作。何よりもマイケルの音楽聞きながらリズムゲーム楽しめるというだけで十分過ぎるお話であり、そういう点ではマイケルファン以外が買ってもちっとも面白くない可能性も大。とはいえこちらパッケージ版だけでなくダウンロード版やお試し版のダウンロードも用意されているので、Vitaをお買い求めの方はぜひ体験版をプレイしてみることをオススメします。
ちなみに本作は、VitaだけではなくiPad版もリリースされています。
iTunes App Store で見つかる iPad 対応 マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス HD
http://itunes.apple.com/jp/app/id468677703
基本的な操作はほぼ同じですが、初回購入時には楽曲が制限されており、追加で楽曲を購入する仕組み。とはいえ450円でお手軽に購入できるので、iPadをお持ちの方はぜひお試しくださいませ。
はじめまして!! 私もマイケルファンでVita発売日に同時購入しました。
もともと、発売前の情報
”さらに、有名なミュージックビデオをHDクオリティで15曲分も収録。いつでもマイケルをそばに置いておけます。”
http://www.jp.playstation.com/software/title/vljm30003.html
と書いてあり、高画質のPVモードがあると期待して購入したのですがそんなの無いですよね・・・??
スコア上げて「観賞モード?でスピードデーモンが追加されました」のようなメッセージが出てきたので、これか!!と期待してみたのですが、あれ、、、ただのゲームプレイが再生されるだけ??、、、っと、がっかりしました。
ランキングを上げると追加されるのかなと僅かな期待をしてたんですが、Vitaが不具合で電源が入らなくなってしまって、あまりプレイできないまま確認とれずじまい.
PVモード出てきました??