ここのところすっかり「俺の」シリーズづいておりますが、この「俺の」シリーズの元祖である「俺のフレンチ GINZA」も先日行って参りました。
俺のフレンチ GINZA ギンザ – 新橋/ビストロ [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13140809/
「俺のフレンチ」はいくつか店舗ありますが、今回訪れたのは第1号店である銀座の店舗。大変な人気店で、翌月の予約を開始する毎月1日は開店前から店舗の前に大変な行列ができます。今回は開店の3時間ほど前から並んで予約をゲット。決められた時間まで待つだけでいい行列は時間つぶし持ってけばいいだけなので割と好きなのですよね。並ぶだけでいいって結構楽だし。
お店は新橋から徒歩数分程度。近くには俺のイタリアンや俺の割烹もある、「俺の」シリーズが充実したエリアです。
今回は一番遅い20時からの回だったので、すでにメニューは売り切れが続出。
早朝から並んで予約しただけあって2階のテーブル席をゲット。俺のイタリアン JAZZよりテーブルが広くて居心地よしです。
メニューはこんな感じ。下で見た通りかなり売り切れメニューも多いですが、その代わりメニューに載ってない裏スペシャリテを頼んだりできるのがこの時間帯のメリット。
まずは俺のフレンチこと俺フレ名物というなみなみシャンパンを注文。
そしてグラスにとくとくとつがれるシャンパン……。
まさになみなみ! これをなみなみと言わずして何という!
最初に登場したのは「ウニとトマトのムースジュレ寄せ〜キャビアをのせて〜」。キャビアとウニを贅沢に使いつつゼリー仕立てであっさりこってりいただきます。
続きましては「ボタン海老とキャビアのカルパッチョ アボカドのムース」。センターに見えるのはわさびのようでいてアボカドのムースなのでわさびが苦手な人も安心。まあフランス料理でそもそもわさびは出てこないわな……。
海老がぷりぷりうまうま。海老大好きなのでこのメニューはかなりお気に入りでした。
サーモンマリネとクリームチーズ。下に広がるのがクリームチーズです。
これまたサーモンがぷりぷりでうまし!
うさぎとフォアグラのガランティーヌ。こてこてのフォアグラをウサギの肉で包み込んだ一品です。フォアグラって脂が強すぎてあまり好みでないのでこの組み合わせは結構好み。
20時台の裏スペシャリテ「舌平目のポーピエット」。ポーピエットって初めて聞いたのですが、「牛肉・魚の薄切りなどで詰め物を包み、筒状に巻いたもの」というフランス料理だそうで。
このあたりでなみなみシャンパンも飲み終わり、新たに恋するブルゴーニュを投入! つくづく宣伝に弱いタイプです。
シャンパンもいいけどご飯にあわせるならワインのほうが好みです!
途中で提案いただいて最初はスルーしたものの、「舌平目のポーピエットのソースと合わせたらこれはそうとううまいんじゃないか……」と一転注文したパンが大当たり。
この四角いパンがあったかくてふわっふわで甘くて美味!
もう1つのパンはかなり固めの作り。ただソースに合わせるならこっちのほうがおいしいかな。
いよいよ来ましたメインディッシュは牛ヒレとフォアグラの「ロッシーニ」トリュフソース。どっちが肉か見分けがつかないくりあ分厚いフォアグラと牛ヒレに、これまた珍味と名高いトリュフのソースがかかる、これぞフランス料理という一品です。
みよこの分厚さ! これで1280円って安すぎるだろしかし……。
そして続くは「鴨のオレンジ風味 ヴィガラードソース」。隣にある林檎を切り分け、鴨肉と一緒にいただきます。
最後にどかんと「俺のビーフストロガノフ バラーライス添え」。ビーフがとろっとろに煮込まれてて旨味、旨味ィィィィ!!
料理も終盤ということで最後はデザート攻め。
と思ったら最後の最後で食後のワイン攻め! 貴腐ワインやらカルヴァドスやら甘くて美味しいワインを大量にいただきました。
最後に食後のワインたくさん頼んでしまったことでお値段結構高くなってしまい、1人あたり7000円くらい行ってしまいましたが、普通に食べたら5000円から6000円くらいかな。それでも十分お高いお値段なのですが、一流のフランス料理をこれだけいただけると考えたらかなりのコストパフォーマンス。贅沢度でいうと今までの「俺の」シリーズで一番かもしれません。
最後にまだ「俺の焼肉」を残しつつ4店舗を制覇した上での感想は、贅沢度と落ち着ける度はフレンチ、パフォーマンスの良さは割烹、その中間がイタリアンってところかな。個人的にはさくっと入ってさくっと注文できる割烹が結構のお気に入りです。そしてここまで来たら後は「俺の焼肉」で俺のシリーズ全制覇もしてみたいところ。