DTCP-IP好きとしてARROWS新モデルではいつもチェックしているDTCP-IP対応アプリ「DiXiM for Android」。今回のF-01Fでプリインストールされている4.1ではインターフェイスがリニューアルされたほか、新機能として自動ダウンロード機能が搭載されました。
DiXiM for Android ユーザーガイド | 自動ダウンロードムーブ
http://www.digion.com/sp/dmp/4_1/howto/autodl.htm
なお、本機能を利用するには、DTCP-IP機能を搭載したレコーダが必要です。対象機器はデジオンのサイトに掲載されているので御確認を。うちではnasneとの組み合わせでDiXiMを愛用しています。
DigiOn|DiXiM for Android
http://www.digion.com/pro/android/list_f.htm
これが4.1の画面。画面下に置かれていたメニュー周りが省かれかなりすっきり。
画面の左上をタップするとメニューが表示され、今回お目当ての自動ダウンロード含む各種機能が利用できます。
これが自動ダウンロード機能。何はともあれまずはオンにしましょう。
次にダウンロードする時間を指定します。この時間に本体が充電されているときのみ自動ダウンロードを開始しますが、時間外になると例えダウンロード中であっても強制的にダウンロード終了するようなので、時間は多めに見ておいた方が良さそうです。
この後がちょっとわかりにくいのですが、設定画面を離れてレコーダを選択、そして見たい番組が含まれているフォルダーを選択して長押し。
そうするとこのフォルダーに含まれるすべての動画が自動ダウンロードの対象になります。「ドラマ」フォルダーだったら自分が録画しているドラマすべてが対象になるってことですね。
ただこれだと余りに容量も多くなってしまい、自動ダウンロード時間の範囲に収まらない可能性もありますので、続けて表示される番組名で絞り込みをかけておきましょう。
ダウンロード対象にしたい番組名の一部を入力。
そうすると該当の番組がすべてダウンロード対象として設定されます。
また、上の画面でもわかる通り、今回のバージョンでは細かいながらダウンロード可能な残り容量を表示してくれるようになりました。地味ながらこれはかなり便利。
録画した番組をスマートフォンに転送するのはどうしても手動作業が面倒になりがちだったのですが、この自動ダウンロードなら寝ている間に好きな番組をダウンロードできる。通勤中にテレビ楽しみたい人にはもってこいの機能です。夜や早朝のニュースを録画しておいて、出勤前に自動ダウンロードしておく、というのも便利そう。
ただ惜しむらくは該当の番組すべてがダウンロード対象になってしまうこと。上記の例でいえば大東京トイボックスのドラマが第1話からダウンロードされるのですが、すでに見終わった回までダウンロードするのは容量とダビング10回数の無駄。これ、自動ダウンロードを設定した以降に新しく録画された番組、だったらもうちょっと使いやすいなと思うのですが。
と、使い勝手に課題はあるものの、それでもかなり使いやすくなったDiXiM for Android。いままでのDiXiMはどちらかといえば新機能重視のバージョンアップだった印象がありますが、今回の4.1は使いやすさ向上に主眼が置かれているなと感じました。自宅のレコーダがDTCP-IPに対応している人はぜひ一度お試しくださいませ。
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