Android 4.4の新機能である画面の動画キャプチャをARROWS NX F-05Fで試す

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

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※本エントリーは「ケータイ会議!!!」企画のレビューです

現行では最新のAndroid OSであるAndroid 4.4は、Androidの画面を動画で撮影するキャプチャ機能が搭載されました。

【レビュー】KitKatこと「Android 4.4」に搭載された画面録画機能を試す – PC Watch http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/review/20131127_625291.html

発表直後はいちいちホーム画面をカメラで撮影する手間も省けて便利! と期待していたものの、実際にはいろいろ細かい設定が必要であり、Android SDKインストールの必要があったりと結構面倒。とはいえホーム画面が簡単に動画になるというのはレビュー用途としてかなりうれしいです。

というわけでさっそくARROWS NX F-05Fで試してみたのですが、環境によってはいくつかつまづくポイントがあったので実際の導入方法をご紹介。といってもこちらのブログがとっても丁寧に解説してくれているので基本的にはこれ見ればOKです。

スマホの画面を録画する方法
http://android.f-tools.net/Q-and-A/Sumaho-Rokuga.html

基本的な流れとしてはJava JDKとAndroid SDK、F-05FのドライバをインストールしてからPCと接続し、コマンドプロンプトで録画するという流れなのですが、なぜかF-05Fのドライバがうまくインストールできず。

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どうしてだろうと悩んでいたら富士通の方から、Windows 8からはドライバのインストール条件が強化されているためデジタル署名のないドライバのインストールが制限されているとの回答とその対応策をいただきました。具体的な手順はこちら。

1. Windows8のスタート画面から「設定」チャームの「電源」を
クリックし、「SHIFT」キーを押しながら「再起動」を選択
2.「オプションの選択」画面が表示されるので、
「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→
「スタートアップ設定」→「再起動」をクリック
3. スタートアップ設定」画面が表示されるので、
「ドライバー署名の強制を無効にする」を選択
4. Windows8上で通常手順通りにドライバをインストールする

というわけでこの手順に従ってドライバー署名の強制を無効にすると無事F-05Fのドライバをインストールできました。

ドライバインストールの際はまず該当のドライバをダウンロード。

携帯電話(F-05F USBドライバ) – FMWORLD.NET(個人) : 富士通
http://spf.fmworld.net/oss/driver/f-05f/

続いてF-05FをUSBでWindowsに接続するとデバイスマネージャでエラーが表示されるので、「F-05F」と表示される該当のデバイスを右クリックしてプロパティを表示。

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そしてドライバの更新を選択します。

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ドライバは下側の「コンピューターを参照してドライバー ソフトウェアを検索します」を選び、保存したドライバを指定すれば更新は完了。

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Java JDKとAndroid SDKのインストールに加えてドライバが無事インストールできたらいよいよ動画がキャプチャできます。コマンドプロンプトを立ち上げ、上記ブログの通りに「adb shell」と入力。続いて「screenrecord sdcard/保存ファイル名.mp4」と打ち込めば、本体の内蔵ストレージにキャプチャ動画が保存されます。保存した動画はESファイルエクスプローラなどのファイラーアプリで取り出して下さいませ。

設定が面倒ですがいったん設定してしまえばあとは簡単。動画は3分までという制限がありますが、ブログでレビューする程度であれば3分あれば十分かな。今後はちょいちょい動画使ったレビューも挑戦してみたいと思います。

【ケータイ会議NX!!!とは?】
ケータイ会議NX!!!とは、富士通の最新スマートフォンARROWS NX F-05Fをブロガーが使い倒してブログで自由にレビューする企画です。通信料は各自の負担、モニター後は端末をそのまま使い続けることができるようになってます。

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