端末やOSを問わずURLやファイルを共有できてスマホの通知をパソコンで受け取ることもできる「Pushbullet」が鬼便利

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

最近知ったPushbulletが便利過ぎて幸せに感じていたら、偶然Pushbulletで世界が変わったという@drikinと話が盛り上がり、結果としてブログ書く担当になったので約束通りということで。

Pushbullet – Your devices working better together
https://www.pushbullet.com/

このPushbullet、端的に言うとリンクを共有できるサービスです。そんなのチャットやメールで送ればいいという話なのですが、単にURLをパソコンからスマートフォンに送りたいときにいちいちメッセージで共有するのとかちょっと面倒なんですよね。

同様の機能はChromeにもありまして、同じアカウントでログインした端末であれば、スマホで開いているページをパソコンのChromeで開いてチェックするといったようにChromeの履歴から開くことができます。ただし当然のことながらChromeのみなのでちょっと制限がある。PCはFirefox、スマホはSleipnirな私としてはちと使いづらい。

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また、アップルだとMacとiOSで開いたサイトを共有できるContinuityという機能がありますが、これもアップル縛りの上にSafariでないと使えない。そもそもSafariなんてサブのサブブラウザ扱いである私にとってはこれまた使いにくい。

AppleのContinuity構想を体験!:iOS 8の新機能、「Handoff」「Instant Hotspot」を使いこなそう! – ITmedia Mobile
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1411/27/news165.html

今までは仕方なくPocket使って共有かけてたんですが、これもちょっと手間があって、Pocketだと専用ブラウザで開くからURLだけを純粋に欲しいというときには若干不便なのですよね。とはいえメールやメッセージで自分に送るよりはってことでしばらくはPocketで我慢してました。

そして本題のPushbulletですが、これはシンプルにURLを他の端末に送ることができます。対応端末はiOS、Androidはもちろん、Chrome、Firefox、Safari、Operaといったブラウザにも対応し、Macアプリやベータ版ながらWindowsアプリも対応とかゆいところに手が届く。IE? うん、ごめんね……。

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利用にアカウント登録は必要ですがGoogleやFacebookでログインできるので割とお手軽。しかもよくある「ソーシャルアカウントでログインできると見せかけて別途パスワードやらユーザー情報やらが必須」みたいな残念サービスと違い、ほんとにこれらのアカウントだけで利用可能です。

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非常に便利すぎてこのサービスを知るなり愛用しまくっている私ですが、どんなことができるのかを具体的にご紹介。

まずはメインの機能であるURL共有は、ブラウザで開いているURLを他の端末に共有できます。ChromeだけでなくちゃんとFirefoxにも対応しているのが嬉しい。

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Androidはインテントの共有から簡単に他の端末へ送れます。
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送信する際は登録している端末全部に送るか、1つだけに送るのかも選べるので複数端末ユーザーにも便利。

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また、送信しなかった端末も履歴に残るので後からアクセスするのも簡単。

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iOSもiOS 8からの共有機能を使えばSafariはもちろん他のブラウザからも共有。この画像はSleipnirで開いてます。

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共有できるのは自分の端末だけでなく、同じアプリを入れていれば他人にも送れます。その場合はまず連絡先に相手がPushbulletを登録しているメールアドレスを登録し、Pushbulletのアプリから連絡先を指定して招待メッセージを送信、相手が承認すると利用可能に。他の人に送る場合は初期設定が若干手間ですが、オフィスのメンバーとかでURLを送りあうことが多い場合は入れておくと便利になりそう。

さらに送れるのはURLだけでなくファイルやメッセージも送れます。ちょっとしたテキストや画像も簡単に送信。履歴も残るからあとでチェックすることも可能です。

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Androidだとファイルは何でも送れますが、iOSは写真のみ。まあこのあたりはOSの制限なので仕方ないところ。

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一方、iOSは位置情報を送る機能があります。今ここにいるよ! なんてのを送るときにも便利。

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Androidの場合、専用機能はないものの、マップアプリからインテントで共有すればほぼ同じことができます。

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ファイル共有以外に通知を共有することも可能で、スマートフォンの通知をパソコンで受けるなんてのも設定をオンにするだけ。

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こんな感じでスマホの通知をパソコンで確認できます。

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さらに恐ろしいのがユニバーサルコピーで、こちらはパソコンやスマートフォンでコピーしたクリップボードの内容を他の端末のクリップボードへ共有できちゃいます。

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パソコンのブラウザでテキストをコピーするじゃろ。

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それをスマホでペーストするじゃろ……。

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ほらできた! 恐ろしい子! さすがにユニバーサルコピーは何でもサーバーに上がってしまうのでちょっと自分では利用を控えますけどね……。

1つ1つの機能は「それ○○でもできるよ」といわれるようなシンプルなものですが、Pushbulletの良さは対応端末の幅広さと自由度の高さ。自分へURLやファイルを送りたいけどメールやオンラインストレージ使うほどでもない、なんてシチュエーションに遭遇することが多い人には全力でお勧めしたいサービスです。


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