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  • 【追記あり】これからのSNSに必要なのは「分人主義」(mixi2リリースに寄せて)

    【追記あり】これからのSNSに必要なのは「分人主義」(mixi2リリースに寄せて)

    2024年12月16日、初代サービスが開始した2004年からちょうど20年の年に、予告もなくmixiの後継サービス「mixi2」が爆誕しました。ド直球のネーミングセンスが潔い。

    mixi2
    https://mixi.social/

    実はこのmixi2、去る2024年5月に開催したmixi20周年パーティーの打ち上げにて、笠原さんに「こんなの作ってるんだよ」と見せてもらっていたのですが、あれからしばらく音沙汰ないなと思っていたら、半年以上かけてじっくり作り込んでいたのかーと思うと、リリース当初からの作り込み具合にも納得。

    あのときわーわー勝手なこと言ったアイディアが少しでも役に立ってたらいいなと思うとともに、そもそもの2023年12月に開催した忘年会議2023の場で「mixi20周年やりたいんだけどこのイベントがあるからもういいか」とためらっていた運営メンバーのお尻を叩いてmixi20周年パーティーの開催にこぎ着けたことが少なからずmixi2のリリースに繋がっているのかなと思うと、好きなものを好きと言って行動することの大事さを改めて知りました。

    という思い出はさておき、実際にリリースされたmixi2の仕様は、今求められているSNSの姿としてとても興味深く、そのあたりをつらつらと書いてみたいと思います。

    mixi2の基本コンセプトはざっくり言うとTwitterのタイムラインとmixiのコミュニティを掛け合わせてSlack的な絵文字で味付けした、という感じのサービス。Twitterにもコミュニティはあるんだけど、 名前は同じでもその機能が全然違う。

    Twitterのコミュニティというのは基本的にタイムラインをまとめるだけ。閲覧は誰でもできるけどタイムラインには基本的に流れてこないし、投稿できるのはコミュニティ参加者のみ。そして一番の違いは非公開アカウントはコミュニティ参加できるけど投稿は一切できないということです。まあTwitterのコンセプト考えたらそれが正しいのですが。

    非公開アカウントではコミュニティに投稿できないTwitterあらためX

    一方、mixi2のコミュニティは、イベント作成という機能の違い以上に注目なのが、非公開アカウントでもコミュニティに参加して投稿できるということ。つまり普段の投稿は友達同士しか見えない非公開にしておいても、コミュティではオープンにやりとりするという使い分けができるということです。

    mixi2は非公開アカウントでもコミュニティやイベントに参加できる

    TwitterやFacebookといったSNSの隆盛の一方で、ユーザーが増えることで起きる闇の部分も見てきた自分として、いまのSNSに求められているのは「炎上しないこと」、そして炎上しないために重要なのは「価値観が違う人と交わらないこと」だと思っているのですが、mixi2のコミュニティはそれをある意味実現できている。

    好きなアイドルのコミュニティでの話題はオープンに、個人のプライベートな話は非公開に、という使い分けることで、少なくとも好きなアイドルが同じという価値観の人とはやりとりするけど、それ以外の話題は別でという使い分けができるのが、mixi2の隠れた魅力です。もちろん、コミュニティ自体を非公開にもできるから、完全に知っている人同士の中でキャラを使い分ける、という使い方も可能。

    もう少し真面目な言い方をするとこれはいわゆる作家の平野啓一郎さんが提唱する「分人主義」というやつですね。自分の人格は1つではなく、職場や家庭、趣味などその場その場でそれぞれの人格があるという考え方。SNSやインターネットはもちろん、会社とPTAみたいなリアルの場であっても、コミュニティごとそれぞれキャラクターは違うよねという話です。実際問題、職場の人と高校時代の同級生じゃキャラが違う、みたいな話。

    「分人主義」公式サイト|複数の自分を生きる
    https://dividualism.k-hirano.com/

    Twitterも普段のアカウントと趣味用のアカウントを使い分けている、なんて人は珍しくもない。そしてmixiはコミュニティだけでなくアカウントとしての分人主義も取り入れていて、1つのアカウントに対してデフォルトで最大3つまでのユーザーを作成して使い分けることができます。

    無駄に作ってしまい消せなくて困る3ユーザー

    Twitterの場合も複数アカウントは使えるけどいちいちアカウントを取得しなければいけない、けどそれをmixi2は1アカウントで切り換えられる。1アカウントに紐付くユーザーは一度作成すると削除できないなどまだ粗いとこはあれど、最初から複数ユーザー前提の分人主義志向というのはとても面白い。

    ちなみに実は現mixiも似たような機能を実装していて、IDやアイコンは変えられないけど「友人」「友人の友人」「全体」という3段階で自分のプロフィールをどこまで見せるかを個別に設定できる。これは当時からすごいいい機能だなと思っていました。

    プロフィールの表示内容を3段階に切り換えられる現mixi

    話をmixi2に戻して、惜しいのは投稿の際にユーザーの切り替えが必要なこと。Twitterもアカウントさえ作ってしまえば1つのアプリでアカウント切り換えられるんですが、まあなんだかんだ誤爆の危険性高いんですよね。ここはアカウントやユーザーを切り換えて投稿するのではなく、投稿する内容に応じてアカウントやユーザーを切り換えるようなUIにしてくれると、よりシンプルにユーザーを使い分けられそう。

    なお、これを別の形ですでに実現しているのが実はLINE。LINEは電話番号で紐付く非常に濃い関係性だけど、それとは別にLINEオープンチャットは全然違う名前とアイコンの設定で参加できる。使い分けの切り換えも不要で、該当のオープンチャットに投稿するときは自動的にその名前とアイコンで設定できるので誤爆の可能性は低めです。

    mixi2も同様に、「このコミュニティだったら必ずこのユーザーで投稿する」という仕様にしておき、タイムライン自体は1つのアカウントで管理できるようになると、誤爆も少なくなってより幸せな世界が広がるんじゃないかなと期待しております。

    もう1つ欲しい機能がブックマーク機能。SNSにおける分人主義は推し活の要素がとても強く、自分の好きな話題だけ語る場としても非常に重要。そして推し活を進めていくといつどこのテレビに出るとか、ライブのチケットはいつから予約みたいな情報の共有も大事になってくる。

    イベントみたいな重めの機能もいいんだけど、みんなでチェックしておきたいテレビ出演情報やチケット販売情報、DVD特典の解説情報とかを1つのコミュニティでみんなで共有できたら、推し活としてのコミュニティ機能はとても捗りそう、というかそういう機能とても欲しい。いままで何度「え、あのチケットもう発売終わってるの?」と情報戦線に負けて涙をのんだことか……。

    なお実際には使い方違うんだけどイメージとして作ってみたのが以下の島袋寛子コミュニティ。島袋寛子が出演するテレビやライブをイベントとして登録してみました。こういう感じで、はてなブックマークのコミュニティ版みたいのがmixi2コミュニティ内で作れたらそれはまた新しいソーシャルブックマークの未来が開けるのではないでしょうか。

    といろいろ書きましたが、現行のmixi2は少なくとも今のTwitterあらためXやBlueskyよりも、分人主義的なSNSとしての期待はとても持てる。リリース当初は同じ人しかいないと嘆く声も聞かれますが、逆に言えばまずは同じ人がいないと困るでしょ。

    いつもの人はいつも通りその場にいて、その上で新しい人、特定の人とは別の人格としてコミュニケーションできるという、これからのSNSに求められる分人主義要素をふんだんに搭載したmixi2はぜひぜひこのまま成長して、ゆくゆくはXをひっくり返して世界を席巻するSNSになること楽しみにしています。

    深夜の勢いで書き綴ったら思ったより反響あった。ということではてブのコメントにお返事。

    アカウント3つは誤爆しないのかな。。どうなんだろ。。

    用途によってアカウント使い分けとかはtwitterやinstagramでもできるわけで、こんなのは単なる懐古的インターネット老人会でしかなく、はじめだけ盛り上がってすぐに過疎化していくと思う。

    本文でも書いているのですが、現状Twitter(ちなみにあえてTwitterと書いている)でもアカウント使い分けはできているので分人できてるね、でも問題は誤爆しやすいよねというところなので、いかに分人を使いやすくシームレスに誤爆ないUIにできたらそれは別の価値だなと。

    一応ブクマすることは可能なんだけどね。

    mixi2の投稿をブクマしたいじゃなくて、mixi2内のマイミク2同士で共有できるブクマが欲しいという意図です。「timelesz好き」のコミュニティの中でtimeleszの出演情報や音源やグッズやイベントや名言とかをまとめられる、みたいなイメージ。

    このあたりgoogle+が大分クオリティ高く実装できていたんだけど、無くなってしまったねぇ

    たられば論ですがGoogle+は機能が凄すぎるあまり使いこなせなかったなーという思い出です。そのあたりmixi2がかなりかろやかなUIなのでちょっと期待したい。

    鍵付きでもオープンレターは炎上してたのでは。

    そうですね、故意に燃やそうとする人はどうやっても防げないしゼロにはできないけど、それはもう万引き犯ゼロにするために多額を投じるみたいなものなので、後段でおっしゃるとおりの「炎上が起きにくくするチャレンジ」として興味深いなと思っています。

    懐かしいなこの人

    ありがとう、まだ元気にしてました!

    私は複垢運用できるほど器用じゃないので

    そう、いまは器用じゃないとできないほど面倒なんだけど、それが誰でもすっと使い分けられるUI/UXになったら理想ですね。

    もしくは普通にDiscordで良くね?になって衰退する未来が見えます…。

    Discord、もっとサーバー間がつながってたら面白いのですがいまはサーバー間が断絶しているので。複数のサーバーを横断するコミュニティ的な機能があったらDiscordは面白いと思いますが現状それはないし、それをやっているのがmixi2のタイムラインとコミュニティなのかもな、と。

    分人主義は平野啓一郎さんの提唱してる考え方で、「本当の自分とは存在せず、他者との関係でペルソナを付け替えている」というやつね

    文人主義という考え方は今後平野氏の名前なしに浸透していくのだろうか。

    分人主義って一応平野啓一郎が言い出したやつだよね?もう一般名詞として扱っていいレベルなのかな?

    本文にもリンクしているんですがもちろん平野さんの提唱している分人主義です! 本文も追記しますね。

    友達の友達まで公開機能欲しかった。

    これはわかる。友達の友達、という距離感は絶妙ですよね。

  • 「ITが面白い時代が終わった」は「ブロードバンドが面白い時代が終わった」とたぶん同レベル

    「ITが面白い時代が終わった」は「ブロードバンドが面白い時代が終わった」とたぶん同レベル

    言いたいことはタイトルで言い切った感あるのであとは余談。

    それはもう20年も昔、ただただインターネットの通信が高速でつなぎ放題にできるブロードバンドという存在そのものがキラーコンテンツだった時代がありました。通信速度がMbpsを超えるだけで話題になり夢が広がってた時代というのは、1Mbpsでも遅いと言われる今からするとまったく信じられない時代かもしれない。

    ブロードバンドのキラーコンテンツと言えば動画と言われ、MORRICHが500kbpsでミュージックビデオ配信してわー高画質だねー、フレッツ網だからこそガンダムSEEDを1Mbpsの高画質で配信できるんだすげーと言ってたのがもう隔世の感あります。

    そしていまやブロードバンドが面白いどころかブロードバンドなんて言葉を口にする人すらいない時代ですが、ブロードバンドの本質である「高速」「常時接続」と魅力はむしろそれが当たり前になった今こそ高まっていて、Netflixで4K動画を自宅で楽しんだり、SpotifyのおかげでCDをレンタルしたり買ったりせずに大量の楽曲に触れられるようになったり、自宅からビデオ会議でリモートワークなんてのも当たり前になったのは、言葉でこそ言われなくなったけどブロードバンドの本質そのもの。

    ITも似たようなもので、ITがもはや当たり前になりすぎた結果、ITが面白いという時代ではないかもしれないけど、ITが当たり前になったことで面白いことはいっぱい生まれている。キャッシュレスのおかげで財布なくてもご飯や買い物できるようになり、車は人間の代わりにコンピュータが運転してくれる未来はもうまもなく来ていて、スマートロックで鍵をもたなくていいだけでなく、鍵の貸し借りも気軽になったり……、という好例は挙げてくのが大変なくらいたくさんある。

    これはどのジャンルでもそうで、早くから見ている人にとっては普及しすぎてしまうと尖ったものを感じず面白くなくなってしまうけれど、それが広がったことで新しく生まれた可能性や未来もいっぱいあるよなあと。インディーズからデビューしたアーティストが世界で売れた後に何ができるか、みたいなことですかね。

    もう1つ、早くからそのジャンルに接している人はリテラシが高いので多少の粗は気にならないしそれもまた粋だね、みたいに捉えるところもある気がする。代表格はthe SNS known as Twitterですが、日本語もまともに通らないしクライアントソフトもなかった、けどなんか面白いぞみたいなサービスが、あのままでは今のユーザー数は実現しなかっただろうなと。

    どうしてもユーザー数が多くなればそれだけの人を満足させて理解させるには、サービスとして尖ってないような部分、それはヘルプページだったりサポートだったりみたいな裏方の部分の充実はどうしても必要であって、でもそこまでするからこそより多くの人に使ってもらうことで大きなことができるようにもなる。でもそれは尖った部分も含めて好きだったクラスタからするとつまらなく思えてしまうところもあるんだろうなと。

    というのは大きくなったものに取り巻く共通の話ではありつつ、ITそのものの面白さにもう1回戻すと、個人的にまだまだITは技術としても楽しいけれど、ただ単にIT技術そのものを面白がれる時代ではなくなっているのかなとも思う。AIをChatGPTだけで見てしまうとただのチャットサービスなんだけど、AIと他の技術や既存のサービスが組み合わさると何が変えられるのか、みたいなところかな。

    現状ではAIはエンジニアのプログラミングが捗るという点がわかりやすいメリットなのかもしれないけど、ITの進化によって複雑化しつつあるUIの解決策としてのAIも面白いと思うんですよね。端的に言うと、モバイルオーダーでメニュー頼むのが難しくて、「俺はただ牛丼並盛と味噌汁が欲しいんだけど」という人に対して「あなたの望むメニューはこれですね」と提案するのは、究極のUI/UX作るよりシンプルで効率いいんじゃないかなーと思う。個人的にはフレーズ作るのがめんどくさいスマートホーム関係もAIでもうちょっとうまいこといかないかななんて期待もあったりする。

    昔は料理の技術が進んでなくて新しい魚や肉が手に入るだけですげえ! となってたけどもう食材は出尽くして目新しいものはない。でもだからこそ今度は料理の粋を超えて面白いことができるようになるのでは、みたいなことですかね、いいたいこととしては。

    といいつつITが世をもっと面白くするのはまだまだ先だなというのも思っていて、例えばモバイルオーダーだったりキャッシュレスも導入はされたけどもっと面白いことできるんじゃないの? っていう期待がいっぱい残っている。割り勘はもっと簡単になっていいし、注文したメニューを覚えて次頼んだり新しい提案してくれてもいいし、アレルギー登録しておいたらどのお店でも安心な料理を注文できたりとか、もっともっとITが便利で面白そうなことを実現してくれる期待は残っていて、そんな未来へはまだまだ道半ばだなあと。

    一部のリテラシー高い層が喜んでいたITが一般の人が当たり前に使えるところまで降りてきた。そしてここからはやっと普通の人が使えるようになったITの力をもっと高めて世の中を変えていけるんじゃないかなーというところで、個人的にまだまだITは面白いし楽しいし、ITに関わる仕事をしていきたいなあと思う次第です。

  • Ramboxで異なるGoogleアカウントを使い分けるのは有料プランのprofile設定だった

    Ramboxで異なるGoogleアカウントを使い分けるのは有料プランのprofile設定だった

    いろんなところで並行して仕事するフリーランスはチャットサービスやカレンダーも乱立するため、いろんなアプリを1つにまとめて使えるアプリ一括管理ツールがとても便利。いくつかサービスがあるなかで私が愛用しているのはRamboxです。

    Workspace simplifier – Rambox
    https://rambox.app/

    Ramboxを利用する理由はアプリを横に表示できるというただ一点。多くのアプリ一括管理ツールは縦に並ぶんですが、アプリが増えてくると縦では見にくいんですよね。私はこんな感じでプライベートや仕事ごとにカテゴリで分類して使っています。

    ただ最近不便だったのが会社のアカウントが切り分けられないこと。会社Aと会社BどちらもGoogleアカウントを利用している場合、それぞれでGoogleカレンダーやGmailを表示したいのですが、なぜか会社Aまたは会社Bどちらかのアカウントしか設定できず困っていました。個人と会社は切り分けられるんだけどなー。

    というのをずっと放置していたのですが最近新しい仕事が始まったタイミングで重い腰を上げて設定見直したところ、自分がやりたかったことがちゃんと設定に存在することを発見したというメモ代わりのブログです。

    やり方はカレンダーやワークスペースを作成する際の設定でprofileを会社ごと切り分けるだけ。profileは自分で好きなものを作成できるので、区分したい会社名やグループ名でプロファイルを作成し、ワークスペースやアプリを登録する際にそのプロファイルを指定すれば同じGoogleアカウントのログインを切り分けられます。「会社A」「会社B」というプロファイルを作成し、登録したいアプリごと設定を使い分けるという感じですね。

    なお、このProfileは有料プラン向け機能で、個人向けの「Pro」プランは月額7ドルから。210ドルで買い切りもできるんだけど30ヶ月でやっと元が取れるのかーと思うと、この先新しいサービスも出るかもしれないしということで買い切りには手を出していなかったのですが、気がつけばRamboxで有料課金してもう3年が経ってるんだよな……。

  • ChatGPTを使った英語学習「Emma先生と英訳レッスン」が待望のサービスだった

    ChatGPTを使った英語学習「Emma先生と英訳レッスン」が待望のサービスだった

    これだよーこういう英語学習サービスを待ってたんだよー。

    【ChatGPT】英語学習用に素敵な先生を錬成したよ! – はげあたま.org
    https://www.hageatama.org/20240611/1718113338

    リリースされて試しに使ってみたら自分が欲しかった英語学習サービスとしてドンピシャすぎて、毎日起動するWebページとしてブックマークしてひたすらやってます。ChatGPTは有料課金ユーザーなので制限もなく楽しすぎてついつい問題こなしすぎてしまうという嬉しい悩みがあるくらい。

    元々大学受験で頑張ったおかげで英文を読むのは疲れるけどそこそこできるし、英単語は受験生時代に単語帳3冊コンプリートしたのでボキャブラリーもそこそこある、ただそのボキャブラリーを使って文章を作るのがうまくないので、ただひたすら日常で使うような英作文をいっぱいやりたい、という自分のニーズがバッチリすぎました。

    使うときはトップページにある候補から選択。要望を自分で作ることもできるのですがこれについてはこの後触れます。

    そうすると英作文の出題が始まります。

    上記の出題で考えてみたのが以下の文章。

    するとすぐにEmma先生が解答をくれます。前置詞の選び方レベルまで細かく解説してくれるので、あんまり考えすぎるよりも間違ってもいいからとりあえず文章作って、間違えながら学んでいくのがよさそう。

    そしてすぐさま次の質問が出題。チャット感覚でガンガン答えていけるのが気持ちよくてついつい時間を費やしてしまいます。

    ひとしきり使ってほぼほぼ満足しているけど改善お願いしたいのは以下かな。

    • 自分で出題を要求すると自動で出題してくれなくなるのでテンポが悪くなる
    • やめ時がわからないので「今何問目?」みたいなのが欲しい

    ボキャブラリーはそこそこある自分にとって、ボキャブラリーがメインのDuolingoはいまいちハマらず、英作文とリスニングができるスタディサプリもよかったのですが、ただ英作文とリスニングだけでいいのでスピーキングもデフォルトなのがちょっと面倒でした。

    そこにきてただひたすら英作文を作って、自分の持ってるボキャブラリーをどう出していくか、に特化できるこのサービスはとてもちょうどいい。デフォルトの中高生だとちょっと簡単すぎるので、ビジネス英会話レベルのやりとりを毎日これで学習していきたいと思います。

    今後は上級モードとして「英語の音声で出題してそれを英作文」とかがあっても楽しそう。というかこれお金払ってでも続けたいレベルなので課金の仕組みも是非お願いしたいところです。

  • mixi20周年記念のmixiクイズ公開します

    mixi20周年記念のmixiクイズ公開します

    mixiの正式オープンから20周年を祝うイベント「mixiユーザー同窓会 -mixi20周年記念」、運営メンバーの1人としてイベント準備しつつ参加してきました。

    mixiユーザー同窓会 -mixi20周年記念- | Peatix
    https://peatix.com/event/3834755

    主な幹事は4名で、それぞれ役割分担して準備進めていく中で、自分はmixiクイズの制作を担当。mixi立ち上げの頃から記者として現場を取材していた思い出を活かしながら作ってみました。

    クイズは賞品が当たる4名まで時間内に絞り込む必要があるため、難易度設定にも苦労したのですが、予備5問も含めた20問を作っておいたところ無事に8問でクイズは終了、クイズにかかった時間も想定通りで着地できて一安心。一方で「クイズの続きがあるなら見たかった」という声も多数いただいたので、Webでも公開してみました。

    なお、このクイズはmixi公認ではなく1個人が作ったものであること、なにぶん個人で作っていることもあり質問に間違いがある可能性もあるため、「ここは事実誤認では?」という箇所があったら優しく教えてくださいませ。

    mixiクイズ – Google スライド
    https://docs.google.com/presentation/d/1t-8w7LRntw3jUQ9EfH3GVs6UNxWMoKn7HwzZL6TBA1Y/edit#slide=id.g2bf1d44393f_0_154

    クイズのコンセプトは、オールスター感謝祭を意識しつつ、見るだけで懐かしくなるようなキーワードをちりばめるよう配慮しました。厳密にはこれmixi関係ないだろという設問も混じっていますが、そこはオールスター感謝祭へのオマージュとキーワードただ使いたかったというのがその理由。設問それぞれのコンセプトは回答のコメント欄に入れたのでよろしければそちらもご覧くださいませ。

    なお、イベント当日は、こちらのWebサービスを使ってmixiクイズを実施しました。

    イベント専用の投票クイズ・ツール|イベントde投票
    https://www.efeel.to/

    最初は2択にして挙手でコントロールしようかなと思ったのですが選択肢を増やした方が懐かしキーワード入れられるし感謝祭っぽさだすなら4択だよなー、そんなサービスないかなといろいろ探している時にこのサービスに出会い、テストでやってみてこれはよさそうということで利用を決定。無料では40人までの対応なのですが、大人数は個別対応してくれるということで今回特別に100人規模での参加に対応していただきました。

    実際に使ってみたら動作も軽いし、設問ごとの回答数や回答者の正解率ランキングなども細かく出せてすごく使いやすい。参加も事前にQRコード読んでもらえばそこまで手間がかからないので大規模イベントのクイズにはおすすめです。WebのUIもWeb 2.0っぽい懐かしさがあったのも20周年イベントとしても雰囲気が出てよかったですね。

    あと最後のエンドロールも作成を私が担当したのですがこちらも改めてみたいという声があったのでYouTubeにアップしました。なお音源は消しております。

  • インターネット老人会に寄せてネット半生を振り返る

    インターネット老人会に寄せてネット半生を振り返る

    この記事は、「インターネット老人会 Advent Calendar 2023」14日目の記事です。

    インターネット老人会 Advent Calendar 2023 – Adventar
    https://adventar.org/calendars/8729

    インターネット老人会について語る前に、そもそもインターネット老人会の対象とは誰なのか。以下のサイトを見る限り、だいたい2000年前後、2000年よりちょっと前くらいが老人会の対象っぽい。

    インターネット老人会は、昔のインターネットを懐かしむ人たちである。2020年代前半現在では、おもに常時接続以前〜移行期の、1990年代後半〜2000年代前半にネットを楽しんでいた層が中心的な年代。

    インターネット老人会 (いんたーねっとろうじんかい)とは【ピクシブ百科事典】
    https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E8%80%81%E4%BA%BA%E4%BC%9A

    2015年6月に愛知県刈谷市で「2000年ごろのインターネットを懐かしむ会」という催しがあり、参加したツイッターユーザーが書き込みに用いたタグが方方でも使われるようになったのが始まりとされる。

    インターネット老人会とは (インターネットロウジンカイとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
    https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E8%80%81%E4%BA%BA%E4%BC%9A

    そもそもインターネットは日本でいつ頃から普及したのかという点では、以下のサイトによればWindows 95の登場で爆発的に普及した、とのこと。

    日本におけるインターネットの歴史|おかげさまで創立25周年|デジタルアーツ株式会社
    https://www.daj.jp/history/internet/

    というわけでインターネット普及期である1995年前後からインターネットを使い始めた自分はばっちり対象かな、ということと、お仕事からインターネットの歴史とその変遷については人よりもいろいろな体験しているなとも思うので、年末のこの機会に、自分のこれまでも振り返りつつインターネット昔話をつれづれ語ってみたいと思います。

    なお、思い出だけで語っていくため事実誤認とかもたっぷりありそうなので、そのあたりはどしどしご指摘ください。ただ、インターネット普及期の頃はソースになる情報もあまり残ってないので、とりあえず記憶の中にある情報を書き出していくだけでもそれなりに有用にはなるかなと。

    PHSが鳴らなくて

    自分がはじめてインターネットに触れたのは、大学から割り当てられるメールアドレスでした。当時は学生全員への配布ではなく、希望者は窓口に行くと「学部+入学年度+学籍番号+チェックナンバー」というメールアドレスがもらえる仕組みで、翌年からは入学生全員に配布された記憶。今でもこの時のメールアドレスそらで言えるなー。

    当時はまだ携帯電話どころかPHS持っているのも珍しいくらいの世代。大学入学直前に高校の同級生と遊んだ時にPHSを見せびらかされて「電話なんて持ち歩いて便利なのかな?」と疑問に思ったくらいだから、今とは隔世の感ありですね。

    その後大学で入ったテニスサークルでも、1年生でPHSを持っているのは数人程度、それが次の年に入ってくる新1年が全員PHSを所有、さらに次の年は全員が携帯電話を持っていて、たった1年であっという間にモバイル環境が変わっていく年でした。

    自分も大学1年の頃に自分のPHSを初めて入手。今も型番覚えている京セラの「PS-601」というフリップタイプで、当時は新宿の駅前にあったカメラのさくらやで数千円くらいで購入しました。「青春PHS」とかいう謎のキャッチフレーズで売られていて、青春かどうかはわからないけどこの機種持っている人が圧倒的に多かった。

    この頃はPHSと携帯電話がまったく別システムで、PHSと携帯電話の間で電話をかけることができない時代。そしてよりクローズドだったのが携帯電話・PHSのメッセージシステム。PHSではDDIポケットがPS-702という機種から「Pメール」を開始。カタカナ20文字くらいしか送れないけど電話じゃなくメッセージを送れる手軽さが大人気で、自分も前モデルのPS-701を持ってたのに速攻PS-702に機種変更しました。ただ当時はパケット通信なんて仕組みはなく、PHSの通話で実現していた機能なので、Pメールの開始当初は通話料の最初の10円+さらに10円、1通で合計20円も出して送ってたので通話料が恐ろしいことになってましたが、その後すぐに10円に値下げされました。それでも十分高いけど。

    その後DDIポケットは、相手に表示される電話帳の名前を変えられる「テレネーム」という機能を提供、これが「着信履歴残すだけで無料でメッセージを送れる」という使われ方が大流行しために無くなってしまいましたが、我々の周りでは「キムラタクヤ」という名前で電話かけてびびらせるとか、サークルの女の子の名前でかけるとかしょうもないいたずらばっかりに使ってました。

    そんなPメールも文字数が増えたり日本語対応したりというPメールDXというサービスに強化していくものの、携帯電話のユーザーが増えてくると電話はかけられてもメッセージは送れず、結果としてメッセージのやりとりをしたいがためにPHSをやめて携帯電話にする人がどんどん増えていく。この頃の携帯電話への移行はほぼメッセージを送りたいからだった気がするな。しかも携帯電話もキャリアごとで送れるメッセージが異なるので人間関係にも割と影響を与えていた。端的に言うと好きな子と同じキャリアにしないとメッセージ送れない、みたいな。

    そんなこんなで自分も大学3年にはPHSからNTTドコモの携帯電話に乗り換えたものの、音は悪いし送れるメッセージ数も少ないしそれでいて料金高くなるしで、やっぱりPHSのほうがいいよなあとずっと思っていた。結局その後PHSも再度契約して携帯電話との2台持ちになるんだけどそれはまた少し先のお話。

    サインは「アッオー!」

    話を戻して、大学に入った当時はインターネットどうこう以前にパソコンも使ったことがなかったし、メールアドレスも全員に配布されるわけでもないので使うためのモチベーションがあるわけではないのだけど、サークルの先輩にHotmailの使い方を教えてもらい、おぼつかない指でポチポチとメールを打つと目の前の先輩からすぐに返事来るのが楽しくて、パソコンに興味が出始めました。

    とはいえまともにパソコンを使ったことがないのでキーボードもうまく使えない自分を育ててくれたのが、大学のパソコンに入っていたタイピングソフト。オリジナルのソフトっぽいんだけど教え方がとてもうまく、最初はホームポジションのFJから始まりASDやJKLなど少しずつ指の動かし方を教えてくれ、しかも正解率が高いと思いっきり誉めて伸ばしてくれるのが楽しかった。

    その結果、ただただタイピングソフトやるためだけに大学のパソコン教室で一晩過ごすくらいハマり、パソコンの授業では数十分やればいいだけのタイピングの課題を数十時間くらいで提出して余裕の優をゲット。おかげで今も人並み以上のスピードでタイピングできて仕事の効率化に役立っているので、あのときタイピングをみにつけられてほんとによかったなと思う。

    時は経ち、大学3年でサークルの幹事になった時に、理系の後輩と「サークルのホームページとか欲しいよなー」と話していたら「そんなの簡単ですよ」と後輩がサクッとつくってくれて、それが面白くて自分もホームページに手をだすことに。それがGeocitiesとの出会いだった。

    後輩に教えてもらいながらなんとか自分のホームページを開設し、更新するのが楽しくてこれまたパソコンルームに入り浸る。Geocities自体はHTMLがわからなくても更新はできるんだけど、当時はGeocitiesとほぼセットで開設していたteacupのBBSが、HTMLで文字の色を変えたり大きくしたりできる機能があって、他の人が赤い文字や大きい文字使っているのを見て「それどうやるんだろう?」と見よう見まねで少しずつHTMLを覚えはじめました。この頃の経験のおかげで、知識で学ぶよりまず先に体験してみて、その上で何かやりたいことが見つかったら自分で覚えていくほうがいいよな、という考えに至りました。

    Geocitiesにはドラマや映画や時事問題について青臭く語るコラムとかも書いていて、今読んだらもう赤面ものなんだけどGeocitiesがサービス終了するタイミングでHTMLを全部保存して、いまもDropboxの奥底に眠っているはず。

    Geocities、teacupに加えて当時のインターネットコミュニケーションに使っていたのが「アッオー!」の通知音でおなじみICQ。大学3年くらいには兄が自分でPCを買っていて、兄が使っていないときには使わせてもらったりしていたので、ICQもパソコンに入れてやりとりしていた。ちなみにICQって2023年現在でもまだサービス提供しているのがすごい。

    大学4年になって就職活動する頃にはいまほどではないもののパソコンでのエントリーも始まっており、大学のメールアドレスを使って応募していたけど、メールチェックのためだけに毎回大学のパソコンルームに行くのは大変。自宅のパソコンは大学のメールアドレスを設定するのが難しかったのと、たまたまエロサイトの広告を踏んで高額請求が来て兄に詰められるというテンプレ的な行動してしまったため、自宅のパソコンもあまりうまく使えなかった。

    とはいえ自分のパソコン買うほどのお金はない、ということで買ったのがシャープの「アイゲッティ」というPDAで、合わせて通信回線としてPHSを契約。当時のPHSは、携帯電話が9600bpsでの通信かつ通信料金も高かったのに対して、PHSは32kbpsかつ低料金でデータ通信できるので、もう1台持っても十分に元が取れた。そしてこの頃にはPHSと携帯電話もお互いにつながるようになっており、DDIポケットのPメールDXはeメールの仕様を実装していてパソコンともメールできるようになっていたので「PHSのほうが携帯電話よりいいよな」というPHS愛が再燃しはじめたのもこの頃でした。

    就職活動中は、面接で仲良くなった人とホームページを教えてBBSにコメントしあったり、コメントの返事が来るのをまってリロードしまくってPHSの料金が跳ね上がったりと、いまであればSNSで当たり前にやってたようなことをホームページを通じて楽しんでました。特に任天堂を受けに行ったときに知り合ったヘビーな任天堂好きの友達は、64DDと巨人のドシンをバイト先に持ち込んでもらって一緒に遊んだり、めちゃくちゃヘビーな任天堂トークでもりあがったなー。

    その後社会人になってからは連絡とかも途絶えちゃったけど、あの頃今みたいなSNSがあったらもっとつながっていられたのかな。当時は学生から社会人になるタイミングで人間関係も一変して、いろんなものがリセットされてしまいました。

    IP Messengers’Rhyme

    当時の就職活動は今でも氷河期時代と語られるほど厳しい時代の中、圧迫面接を折れた心でハイハイと流していたら最後の最後で電機メーカーの内容をいただき、大学の単位も最後まで必修を残すというギリギリ綱渡りだったけどなんとか現役で卒業して社会人生活がスタート。

    3ヶ月もの長期研修を終えて配属された部署は、電機メーカーというよりは建築現場に近いような仕事で、思い描いていた電機メーカーのイメージとはまるで違うものだった。ただ、逆にそれが今となってはありがたいなというか、日本ならでは、大企業ならではというビジネススタイルを学べたのは今も役に立っているなと思う。とても表では言えないような裏話も含めて。

    当時の直属の上司が割と新しい物好きなタイプで、ある日パソコンに白一面、真ん中に検索ウィンドウがぽつんとあるWebサイトを表示しており、「それって何ですか?」と聞いて教えてもらったのがGoogleとの出会いだった。あの頃はとにかく高速で検索すると瞬時に表示され、しかも検索の精度がおそろしいほど高くて感動したGoogleが、今はスパムによって検索結果がボロボロになっているんだから時代は変わるものですね。とはいえその後Googleが展開するGmailやGoogleカレンダー、そしてAndroidがもはや自分の生活に無くてはならないものになってもいるので、改めてGoogleに感謝ですが。

    会社では同期や先輩たちとのコミュニケーションに使っていたのはIPメッセンジャー。IPメッセンジャーはその名の通りIPをIDとしてやりとりするソフトで、当時働いていたオフィスは席ごとにプライベートIPアドレスが割り当てられていたのと、ユーザー登録の必要なくインストールすればすぐ使えたので普及していた。ただ、IPメッセンジャーはデフォルトだと届いた瞬間に画面に表示する仕様になっているので、同期に会社の愚痴をこぼしたらたまたま同期の画面を上司が覗いていて……なんて事件もちょいちょい起きており、同期や先輩には「この設定しとかないと中身見えちゃいますよ!」と布教活動して回ったなあ。

    当時は自宅から会社に通えるギリギリの距離ではあったものの、1人暮らしをしてみたかったのでいろいろ理由をこしらえて無事会社の寮にお引っ越し。その頃にはDDIポケットが64kbpsのサービスを提供しており、パソコン用のPCカードを買ってインターネット生活を楽しんでいたのが、寮に入って数ヶ月するとADSLが導入されることに。当時の同期に聞いた話によると、SEの新人向けに偉い人が話すというイベントで、新人の1人が「うちの会社はインターネットを重要視するといっておきながら寮にADSLも引かれていない」と問題提起、その姿勢やよしと偉い人に認められて全寮にADSLが導入されることになった、と聞いたけど今となってはそれが事実だったのか都市伝説だったのかはわからない。

    そんなこんなで送っていた新社会人生活も、もともとガジェットや電機製品が好きだったのにまったく縁遠い仕事をしていることは常々心の中に重くのしかかっており、入社2年目にして転職を決意。たまたま自分のオフィスと徒歩圏内だからお試しにいいかもな、と勢いで応募してみたのがインプレスとの出会いでした。

    完全に転職の練習という軽い気持ちだったのに対してとても強く誘ってもらえたのと、当時はまだ転職経験に乏しく、額面と手取りの違いを意識しないまま「大して給料も変わらなそうだな」という浅はかな判断で転職を決意。手取りでの金額が大幅に下がるだけでなく年俸制なのでボーナスなんてものもないので年収は大幅ダウンしてしまうことに気がついたのは若気の至りというやつですね。

    入社してから採用してもらった理由を聞いたところ、「大手企業で研修受けてるからマナーとか一通り大丈夫だろう」という点に加えて、PHSが大好きと熱く語りつつ「でもまあPHSなんてマイナーですから」と割り切ってたところが評価ポイントだったらしい。なお、この面接の時に持っていたPHSは九州松下の折りたたみタイプ「KX-HV200」のブラックです。

    恋のブロードバンド

    元々は携帯電話やPHSが好きでケータイWatchを志望してたんだけど、その志望は通らず、たまたま枠があったBroadband Watchというブロードバンドをテーマにした媒体に配属。ADSLは寮で使っていたけど詳しいことを知っているわけではなく、ルータやら無線LANの知識もさっぱりだったけど、ひたすらブロードバンドの話題を扱うことでいつのまにかルータのIPアドレス見てメーカー当てるくらいには無駄に知識がつきました。ブロードバンドで扱うネットワークや無線LANは目に見えない要素が多く、そのあたりの基礎をこの頃に身につけられたのは今も役立っています。2.4GHzと5GHzの違いとかも未だに大事な知識だしなー。

    当時は新聞各紙をチェックして、各媒体に関係ありそうなところをコピーして配るというのが新人の仕事だったんだけど、これが当時としては結構な衝撃で、自分がリリースから記事にしたような内容が、新聞では1日どころか2、3日経って記事になってたりする。新聞に載ってる情報は速報性があると思っていたけど、インターネットの時代ではWebニュースのほうが速報性では勝ってるんだな、というのは驚きとともにちょっと誇らしい気持ちにもなりました。

    当時ブロードバンドのキラーコンテンツと言えばADSLの速度向上で、ADSLの通信速度が上がるたびにその速度を計測した記事が大人気だったものの、その後ADSLの高速化が一段落して速度競争にあまり注目が集まらなくなってしまい、次のキラーコンテンツを探すことに。本来一番期待していたのはインターネットと通信できるハードウェア、今で言うIoT、当時ではネット家電。けれどその頃はまだまだネット家電も意欲的な製品はあれど今とは比べものにならないようなレベルで、一般の人が使うというよりまだまだマニアでニッチな層向けの製品ばかりで、PVを集めるキラーコンテンツとしてはまだまだ厳しい段階。

    とはいえさまざまな家電がネットワーク対応に挑戦して面白い試みをしているのを見守れたのはとてもいい経験でした。シャープのガリレオみたいなHDDレコーダーはいまや当たり前の存在になっているし、オーディオ機器に直接音楽を配信しちゃうエニーミュージックとかも面白かったし、ソニーのmyloみたいなスマホ先駆けのPDAもガジェット好きの心をくすぐられる逸品でした。あの頃のネット家電だけを語るネット家電老人会とかもやりたいなー。

    ゲーム機もモデムからブロードバンドへの対応が少しずつ進み始めていて、ファイナルファンタジーシリーズ初のオンラインタイトルであるファイナルファンタジーXIが発売されたのもこの頃。しかしこの頃もひたすらに任天堂ファンだった自分が手を出した初のオンラインゲームはPSOこと「ファンタシースターオンライン」。PSOはドリームキャストではすでにオンラインサービスを提供していたんだけど、ドリームキャスト発売当時はとても自分のお小遣いで買う余裕もなく、ゲームキューブがブロードバンドアダプタと合わせてリリースしたときに飛びついて購入しました。

    元々メガドライブのファンタシースターIIIが好きだったというのがプレイした理由ではあるけれど、オンラインゲームでの楽しさにどっぷりとハマり、夜になると毎日のようにログインして寝不足になる毎日。VRコミュニティにいまいち食指が動かないのは、オンラインゲーム的なコミュニケーションの楽しさはあの頃ハマりすぎたので、VRというUIの違いはあれど、ネットでよなよなコミュニケーションして遊ぶという本質的な部分は共通かなというのと、ハマると時間をついつい費やしてしまう怖さを知っているからかもしれない。

    当時よく一緒に遊んでくれていたフレンドはゲームでしかつながっていない、会ったこともない人だったんだけどとても振る舞いが素晴らしく、自分以外の人には惜しげも無くアイテムを分けてくれるし、アイテムくれくれ君で欲しいものがもらえないと捨て台詞残して消えていくようなリアル中二みたいなプレーヤーに遭遇しても優しく分け隔て無く対応していて、ネットゲームでの作法はあの人に学んだなー。ファンタシースターオンラインをプレイしなくなってもうつながりはなくなっちゃったけど今も元気にしているだろうか。

    S・N・S

    話をお仕事に戻して、ADSLの速度計測記事に変わる記事ネタを探す中でネットにつながるものはゲーム機でもなんでも片っ端から手を出しつつ、常時接続の時代だからこその新しいコンテンツの可能性、と期待して追いかけたのがブログでした。

    当時は確かPHSが携帯電話に遅れて写真撮影に対応し、DDIポケットとして初のカメラ付きPHSである H-SA3001Vを購入したタイミングで、写真を使ってどこかにアップロードしたいなーと思っていたときに出会ったのがヤプース!というサービス。その頃はまだブログなんて名前ではなかったけど、写真撮って日記付けるのに面白そう、とアカウント登録したものの、PHSはまだマイナーだったのかうまく動作せず、結局諦めてMyProfileやSeesaaを使ったりDoblogを使ったりとブログをいろいろ試す旅を続けていました。

    そんなとき、自分が連載を担当していた「イニシャルB」のコーナーでMovable Typeを知り、さらにインターネットマガジンがCMS特集を掲載したことでブログシステムとしてのMovable Typeに興味がわいたタイミングで、ニフティがMovable Typeベースのブログサービス「ココログ」を開始、@niftyの会員なら無料で利用できるとのことでさっそくブログを開設。当時はまだニュース記者がWebで個人の名前を出して活動するような風潮でもなかったので、会社の人は知っているけど特に名前は出さない匿名でブログを始めました。

    そして翌年、忘れもしない2004年3月1日に開催されたのが、ココログでブログを書いていた木村剛氏が、読者と一緒にワールドカップを鑑賞するという謎のイベント「木村剛とブロガーのオフサイド取引」。取材という名目で参加したこのイベントで多くのブロガーやエンジニアと知り合い、今も続く人間関係が続いている恩義あるイベントであり、そしてこのイベントで出会ったのが、当時はSNSとして展開していたGREEでした。

    当時のGREEは今のようなゲームプラットフォームではなく、友達とつながって友達の紹介文を書く、という仕組みで、名刺交換のような感覚で知り合った人とつながるツールとして愛用されてました。今はもう昔の思い出だけど、同じ時期に立ち上がったmixiよりも当時はGREEのほうが勢いがあったと思う。

    その後GREEが10万人を突破し、それを記念したGREE Night 2.0なんてイベントも開催されたあたりが、SNSとしてのGREEが一番勢いがあったときかもしれない。その後はmixiが徐々に勢いを付け始め、あっという間に国内最大のSNSとして大成長、上場まで成し遂げてしまいました。

    GREEとmixiの一番の違いは日記があったことで、GREEはお互いでプロフィール書いたらその後のやりとりが特に発生しないけど、mixiは日記があったことでその後も見に行くモチベーションがあった。かくいう自分は最初GREEを愛用していたのでmixiを使い始めたのは少し遅く、「電車男の続きが読める」という噂を聞いて招待してもらったものの、あの純愛だった電車男が一転してピンクなストーリーになっていて読むんじゃなかったという気になったんですが、あれはそもそも本当に続きだったのか誰かが書いた偽物だったのかどうなんだろうな……。

    ただ、個人的にGREEの誕生日寄せ書き機能は結構好きで、誕生日数日前くらいに本人以外の友達だけに誕生日がお知らせされ、事前に書き込んだお祝いメッセージを当日まとめてみられるという仕組みがとてもよかった。Facebookの誕生日は該当日にやたら通知だらけになるし、「おめでとう」という淡泊なメッセージになりがちだったりしてここ最近はずっとオフにしているんだけど、GREEの寄せ書きみたいな仕組みだったら誕生日のメッセージもアリだなと思います。

    そんなSNS元年とも言うべき2004年に出会ったもう一つの貴重な出会いが忘年会議。元々は2003年に開催された忘年会議が、翌年には無敵会議という名前で毎年開催され、その中でYahoo!とコラボした検索会議に取材で参加したらイベントが大変面白く、その後は定期的に個人で参加することに。主宰の1人だった田口さんもその後の飲み会などで知り合いになり、いろいろな人を紹介してもらったり飲みに連れて行ってもらったり、この頃の人間関係を築くのに本当にお世話になりました。

    アゲイン2.0

    2004年は本当に自分の中にいろいろと影響を与えるイベントが大きくて、ブログカスタマイズの解説書である「Blog Hacks」の発売記念イベント「Blog Hacks Conference」はいろいろと衝撃を受けました。前のほうで「Webニュースは速報性で勝る」なんて思い込み、Webの世界では最先端の情報を手に入れられているとうぬぼれていたんだけど、このイベントで出てくる用語や新しい技術は全然知らないことばかり。だけどAPIやHackによって新しいサービスを個人の手でも作り出せるんだ、ということにすごく感動して、このあたりからブログやWeb 2.0の世界へズブズブと足を踏み込むことになります。

    Web 2.0系を片っ端から取材していくことで開発者の知り合いも増え、飲み会だったり開発合宿だったりにおじゃましたりするときに雑談的に出した自分の意見が「それいいね」と評価してもらったり、時にはそのアイディアがサービスに反映されたりサービスの名称になったりとかいう経験もいくつかし始めて、「ああこういうサービス作る側に行きたかったんだよなほんとは」という思いがムクムクと湧き上がりはじめたのがちょうどこの頃。

    そしてブログの登場によってメディアの立場も大きく変わるなと思ったのもこの頃でした。その一番最初のきっかけがSkypeが開催したメディア向け発表会。ゲスト登壇したのがSkypeに詳しいブロガーで、当時「going my way」を運営していたkengoさん。Skypeの情報はWebメディアよりも早く、正直情報ソースとしても頼っていて愛読していたブログではあったんだけど、もうそういうブログがメディアに対して情報を発信する立ち位置として登壇するんだな、というの衝撃でした。

    そんなこんなでいろいろとブログコミュニティも顔を出す中、せっかくだから自分のブログを名刺代わりにちゃんと伝えたいなと言う思いが強まったことで、匿名ブログはいったん更新を止めて、Webニュース記者という肩書きこそ書かないけど、友達やコミュニティであった人には紹介できるこのブログを立ち上げたのが2006年のこと。更新頻度こそ当時ほどではないにせよ、このブログを15年以上も続けることになるとは当時思いもしませんでした。

    当時はアメブロのPVがとんでもない数字が出るのを「界王拳」と揶揄したらぼちぼちバズってしまい、広告代理店の人に「よくやった」と誉められたり、インプレスの中の人ということを知らない競合媒体からブログ記事をリンクされて編集部の爆笑をかっさらったり、いろんなことがありました。

    開発者が泊まり込みでサービスを開発する開発合宿に憧れて、ブログ合宿という企画を始めたのもこの時でした。ただ泊まり込みでブログをひたすら更新するというだけだったけど、当時ブログにどっぷりハマっていた自分としては猛烈に楽しかった。そろそろまたブログ書くだけの旅行とかしてみたいな。

    2回目のブログ合宿では、参加者の1人だった田口さんの発案により、まだ日本でもあまり使っている人が少なかったTwitterをみんなで使ってみることに。田口さん曰く「使って見てもおもしろさがよくわからないからみんなで使って見よう」というのがきっかけだったけど、目の前にいるメンバーで使い始めたらこれが結構楽しくて、この頃からエンジニアやブロガー界隈でTwitterが流行り始めました。とはいえ当時はそもそもクライアントがなくてGoogle TalkとかIRCをクライアントソフトにしてたり、アンダースコアを入れないと日本語が通らなかったりとバグなのか仕様なのか分からない状況をみんなで楽しんでいる感じで、まさに「あの頃はよかったなー」と思ってしまうインターネット老人会エピソードですね。

    同じく田口さんに、「ケータイ会議」を始めとするメーカーとコラボした各種会議イベントにお誘いいただいたのもブログあってこそ。当時はWebニュースの中の人として参加していいのかどうか凄い悩んだのだけれど、施策そのものの魅力にあがなえず、「Webニュースの人しか知り得ない情報はNG、オープンな情報だけでブロガーとして書く」という自分の中のルールで参戦したけれど、おかげで当時としては非常に画期的なユーザーとメーカーによるマーケティング施策に参加できたし、その体験は今にも生きています。

    こうしてブログを更新していくうちに、情報は受け取るだけではなく自分で取りに行かないと価値のある情報が手に入れられないということを痛感し、その場所としてブログがある程度認知されてきたこと、そしていろんなサービス開発者と交流するうちに自分も作る側に行きたくなったということで転職を決意したのでした。

    ビバ☆ヒウィッヒヒー

    前回の転職時は次を決めてからの転職だったのですが、SNSやブログが普及しつつあった当時は、SNSで会社を辞めることだけを発表して次の行き先を探したり、転職を発表したら「転職するならうちに来て欲しかった!」なんてことを言っている人を見かけたりで、確かに一度FA宣言したほうが声かけてもらえる可能性があるのかもという贅沢な期待と、だめでもフリーランスのライターとして食っていこうという覚悟のもと、次を決めずに会社を辞めるとSNSで宣言。ありがたくもいくつかの会社から声をかけていただきました。

    次の仕事では何かを作る側に回りたいというのが転職の一番の理由で、その点ではその後めちゃくちゃ大きくなるWebサービス系のスタートアップに声かけてもらったりもしてたんだけど、当時は文章が書けること以外に自分の自信がなく、ブログ経験あるから何らかアウトプットは出せるだろうという若干消極的な理由で、ブログマーケティングを手がけていたアジャイルメディア・ネットワーク、略してAMNに転職。あのとき別の会社に入っていたら人生もガラッと変わってたんだろうなーとかたまに思います。

    転職した直後の2009年のインターネットは、Twitterがデジタルガレージと共に日本語版サービスを開始したばかりで、ユーザーは着実に増えていて身の回りの友達はほぼ使っているけど、芸能人がこぞって使うような今ほどの存在感はまだない頃。そしてFacebookは日本では全然普及しておらず、ユーザーが自由に意見を発信できる場所としてはまだまだブログの存在が大きい時代でした。AMNでは企業の製品やサービスを消費者に体験してもらうブロガーイベントを展開していて、そのイベントの司会やったりたまにはブロガーとして参加したり、ブログやってたからこその仕事をしていました。

    一方でWebサービスを何か作りたいという気持ちもあったので、ブロガー向けのプロフィールサービスやコミュニティサービスの企画や開発も担当。ただ、当時はやはり自分の実力不足もあり、そしてマーケティング会社でサービスを展開することの難しさもあったりで、正直なところ思ったようなサービス提供ができず自分に悩みを感じていた頃でもありました。

    また、この頃は毎年4月1日のエイプリルフールに企業が本気を出すのが流行にもなっていて、AMNでも何かやりたいという当時の社長の意向に対して、インプレスに居た頃からエイプリルフールの難しさや大変さを痛感していた自分としては、エイプリルフールに対してもう少しメタに取り組めないかなということから、エイプリルフールのWebサイトがどれだけTwitterで投稿されているかをカウントして表彰する「エイプリルフールアワード」という企画を開催。その企画ついでに1位となった憧れの円谷プロへのインタビューを古巣のインプレスにねじ込むという力業をやったりもしてました。

    イベントものとしては、アメリカのTechCrunchぽいベンチャーを応援するイベントを開催したいというこれまた社長の意向を受けて、「WISH」というプレゼンイベントを実施。今で言うスタートアップ的な立ち上げたばかりの企業や個人開発者にプレゼンしてもらい、それを表彰しつつTwitterで実況したりUstreamで配信したりと、ネットでも拡散するみたいなイベントの運営をしてました。Zaimや宅麺など今も活躍するサービスはもちろん、その後カバーを立ち上げる谷郷さんやユーザーローカルのいとまささん、ツイキャスの赤松さん、自分が転職することになるCerevoの岩佐さんとか、今も元気に活躍する人たちにプレゼンしてもらって、大変だったけどとても楽しい経験になりました。

    そうしているうちにTwitterがどんどん普及し始め、AMNとしてのビジネスもブログからSNSへと少しずつ軸足が移り始めます。当時のCTOがTwitterの投稿をまとめて解析するのが大得意で、それを使ってマクドナルドの投稿キャンペーンやって話題になったり、少しずつCGMとしての場がTwitterに移っていく流れを感じたのがこの頃。前述のエイプリルフールアワードもこの仕組みを流用して作ったのでした。そんなCTOもいまではカバーのCTOとして活躍してますがお元気ですか。

    Twitterが着実に勢いを見せる一方、今までのTwitterが恋しい一部の界隈が、ほとんど日本では使われていなかったFacebookをみんなで活用しようという動きがあったのもこの頃。2010年末にそういうメンバーで開催したFacebook忘年会は100人近く参加する大規模イベントとなり、国内でFacebook利用が進むのに多少の効果はあったのではないかと思います。

    なお、当時のFacebookは完全実名主義で実名ではないアカウントは凍結するという方針であり、おいおい芸能人は本名で登録しろってのかよミムラの本名は非公開だぞと憤っていた私はひたすらハンドルネームを貫いた結果、見事にFacebookのアカウントを止められて一度はFacebookから撤退したのも今となっては良い思い出です。しかしあの頃「実名なら信頼できる」とか言ってた人は、実名でもネットで困った発言する人ばかりになった現在をどう思っているのだろうか。

    そしてその後、2011年に発生した東日本大震災とその影響でいろいろと自分の人生を見つめ直し、一度フリーランスとして働いてみることを決意したタイミングでCerevoにお声がけいただいてハードウェアの世界に入り、そしていままたフリーランスに舞い戻っていろんな仕事をしつつ、インプレス時代の同僚が社長を務めるテクノエッジの運営に入ってみたりと人生いろいろですね。

    2011年以降はインターネット老人会というには新しすぎる時期かなと思うので長きにわたった一人語りはこのあたりにして、10年前に作って放置したままのブログ年表も老人会のネタがてら置いておきます。

    ブログの歴史を振り返る「ブログ年表」アルファ版公開します – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2013/08/28/11257

  • はてな運営ははてなブックマークにこんな機能入れてくれるといいな【追記あり】

    はてな運営ははてなブックマークにこんな機能入れてくれるといいな【追記あり】

    というのを画像で作ってみました。

    やりたいことはこう

    • ブックマークされている被サイトのユーザーによるコメントは一番上の目立つところに置く
    • コメントの文字数も多くかける(200文字とか300文字くらいI)

    機能自体はすでに提供されているされているコメント非表示ベースで実装。はてなブログであればはてなの機能で非表示、はてな以外のユーザーはユーザーオーナー設定を使う。コード貼るだけなので大抵のブログでなんとかなりそう。増田の人はまあ諦めよう。

    コメント一覧非表示機能について – はてなブックマークヘルプ
    https://b.hatena.ne.jp/help/entry/nocomment

    元ネタはもちろんこの記事。

    はてブの民度をあげる方法を考えよう – ヨッピーのブログ
    https://yoppymodel.hatenablog.com/entry/2023/02/27/120602

    コメント1つ1つに反論していたら火に油でしかなくますますこじれてしまうので、サイト主が何を考えているのかを優先的に表示しつつ、たくさんついたコメントに説明できるだけの文章を書くためにちょっと文字数も余裕を持たせる。これブクマにコメント返そうとしたことがある人はわかると思うけど、複数ブクマにコメントしようとするととても100文字では足りないので、長文にならない程度の余裕ある文字数が欲しい。100文字だから100文字で返せるのは相手が1人だけの時なんだよなー。

    と、こういう機能は以前から欲しいなと思っていたので勢いブログ。

    なお個人的にはてなブックマークは偏ったコミュニティではありつつも、その偏りを把握した上でチェックする分には新しい情報も入るし、思ってもみなかった視点だったりなるほどと思える分析にも出会えることがあるので、毎日のように欠かさずチェックしてます。最近はほとんどROMでコメントはほとんどしてないのですが、なくなっては困るサービスではあるので、なんとかいい落としどころが見つかるといいなと思っております。

    なお、思い上がりかもしれませんがすでにこんな機能考えてたのに余計なブログ書かれてやりにくくなったみたいなことが仮にありましたら、俺が考えた機能だみたいなめんどくさいことは一切言う気ありませんので、実装に向けて前向きに検討いただけたらありがたき幸せでございます。

    【追記】はてなも似た機能考えてるみたい。タイムリー!

    一方で、返信機能とは別の形でコンテンツの執筆者のみなさまが適切に意見発信を行える場を提供するための機能改善を検討しています。 「執筆者ご自身による補足の場」という構想は、以前から機能開発の候補の一つとして検討していたものでしたが、直近では人気エントリー・人気コメントのアルゴリズム改善を重要事項として優先していました。しかし、ここ数日間でお寄せいただいたご意見・ご要望を受け、早期に解決すべき課題であることを再認識し、開発の優先度を引き上げて進めてまいります。

    人気コメントのアルゴリズムを一部変更しました – はてなブックマーク開発ブログ
    https://bookmark.hatenastaff.com/entry/2023/03/03/150301

    このエントリーが数日間寄せられた意見の1つとしてお役立ちできてたならこれ幸いでございます。

    【さらに追記】実装されました!

    ページオーナーによるブックマークコメントをコメント一覧上部に固定表示します(ブラウザ版のみ) – はてなブックマーク開発ブログ
    https://bookmark.hatenastaff.com/entry/2023/03/24/124246

    さっそく実装してみました。次からはてブもらえるの楽しみになるなー。

  • 音量ブーストや異なるOS間の同期が便利なポッドキャストアプリ「Pocket Casts」

    音量ブーストや異なるOS間の同期が便利なポッドキャストアプリ「Pocket Casts」

    ポッドキャストの「ポッド」がiPodのことだという事も忘れ去られつつある昨今ですが、ポッドキャストを聴いているアプリはみなさま何をお使いでしょうか。

    iPhoneの人はApple Podcast、またはSpotifyあたりが人気のアプリかなと思いますが、今回は個人的に愛用しているポッドキャストアプリ「Pocket Casts」のご紹介。

    Listen to podcasts with the best free podcasting app – built by listeners, for listeners.
    https://pocketcasts.com/

    お気に入りポイント1つ目は「ボリュームブースト」機能。音が小さめのポッドキャストはこれをオンにすることで大きな音量で聴くことができます。

    プロ並みのポッドキャストはさておきユーザー発のポッドキャストは音量が小さいことが多く、外出中で騒がしい場所では音が聞き取りにくいこともあるのですが、Pocket Castsのボリュームブーストはそういう時に大変便利。

    もちろん倍速再生も対応しており、0.1倍速刻みで最大3倍速まで設定可能。ボリュームブーストと倍速再生はすべてのポッドキャスト共通で設定できるので、違う番組を聴くたびにオンオフする必要はありません。

    自動ダウンロードに対応しており、最新の番組はWi-Fi接続中にダウンロードしておいてくれます。また、一度聴いた番組は非表示にできるので既聴管理も便利。もちろん一度聴いた番組も「アーカイブ済みを表示」にすれば再度再生できます。

    複数のポッドキャストをまとめて聴けるプレイリスト機能も便利。数十分くらいのポッドキャストをガッと登録してまとめて消化できるし、前後編の番組も1本のように聴くことができます。

    そして何よりもお気に入りなのが、登録したポッドキャストや既聴管理をOSを超えて同期できること。しかも無料で。アカウントを作成しておくと、iOSとAndroidといった異なるOS間でも登録番組を管理できます。

    自分の場合はAndroidとiOSを併用しているので、OSを気にすることなくポッドキャストを聴けて、小さい音のポッドキャストも音量を上げて楽しめるという点で大変愛用しているアプリ。同じような悩みを抱えている人はぜひお試しください。

  • ドングリFMから学んだポッドキャスト運営の心得

    ドングリFMから学んだポッドキャスト運営の心得

    この記事は「ドングリFMリスナーの Advent Calendar 2022」の20日目です。

    ドングリFMリスナーの Advent Calendar 2022 – Adventar
    https://adventar.org/calendars/8178

    趣味で始めたポッドキャストもなんだかんだでもうすぐ3年。毎週1回配信という自分で決めたルールをなんとかキープできています。そういえば独自ドメインまで取ってしまいました。

    ポッドキャスト「かいだん」
    https://www.kaidan.fun/

    そんなポッドキャストを始めたきっかけは、大先輩でもあり何度も出演させていただいているbackspace.fmなのですが、実際に始めるに当たってはドングリFMnarumiさんにいろいろとアドバイスをいただいて無事に始めることができました。自分のポッドキャストの生みの親がbackcpace.fmなら、ポッドキャストの先生がドングリFMといったところでしょうか。

    今回はそんなドングリFMの教えと、ドングリFMを聴いて自分が学び取り、いざポッドキャストを始めるときにいろいろと考えた運営の心得みたいなものをアドベントカレンダー企画を機に書き出してみたいと思います。

    収録はソロよりチームで

    ポッドキャストは始めようと思えば1人でも始められるのですが、1人だとモチベーションが上がらなかったり、そもそも1人で話すのが技術としてとても難しい。たまに1人回とかやって思うのですが、2人でやっていると相手が喋っている間に自分で考えをまとめられるのですが、1人だと喋りながら次の話を考えないといけないので脳が相当疲れるんですよね。また、スケジュール調整のことを考えると2人くらいが一番バランスがいいのかなと思います。

    複数回をまとめて収録

    ポッドキャストはできるだけ定期的、できれば週1くらいのペースで配信できるとリスナーにも忘れられないし、自分たちもスケジュールという締め切りができて張り合いになるのですが、とはいえ毎週収録するのは大変。なので1回の収録で複数回をまとめて収録しておくと、編集時間の総量は変わらないものの、スケジュール調整がぐっと楽になります。

    一方で複数回収録の課題は話題の鮮度が古くなること。たとえば4回くらいまとめて収録すると1ヶ月くらい前の話題になってしまいかねない。その点毎週収録しているbackspace.fmはすごいなと思うわけですが、このあたりは長く続けるために自分に負担のないことを第一としつつ、鮮度を取るか効率を取るかを考えるといいと思います。

    違う声質

    ポッドキャストは基本的に音しか情報がないので、声が似ているとどっちがどっちかわからなくなることも。なので明らかに声質が違う人をパートナーにできると、聴く人は自然に楽にはなります。とはいえ声質よりも大事なのは話が合うか、ポッドキャストに同じ熱量で参加してくれるかなので、あくまでこれは結果的に声が違っているといいね、というくらいですが。

    話題は共通、価値観は別

    同じ番組なので相手が知らない話は盛り上がらない。けど相手がまったく同じ結論になってしまっては掛け合いでやる意味がなくなってしまう。せっかく2人いるなら同じテーマについて全然違う結論を言い合ったり、そんな2人がたまに共感するからこそ共感の価値がぐっと上がる、という気がしています。

    1回の収録は数十分

    長い番組ももちろん面白いのですが、収録する立場になってみると実際の収録時間やそれに対しての編集時間が結構負荷が高い。長期的に続けることを優先するなら、1回の収録は数十分程度にしておくと楽に運営できます。もちろん、好きなアニメについて毎週数時間も語れる時間と熱量がある人はこの限りではないのでガンガンやりましょう。

    すぐ話題に入る

    ラジオやテレビと違ってポッドキャストは能動的に聴く番組なので、一般的なポッドキャストアプリで聴く限り、知らない人の番組を聴くということはない。なので冒頭で自己紹介に時間をさくより、さらっと本題に入るほうがいいというのが個人的な好み。一方で初めて聴く人はどの声が誰かはわからないので、最低限として冒頭で「この声はこの人ですよ」という分類だけしておくと聞きやすくなるかなと思います。

    始まりと終わりのジングルは便利

    1つ前の話に近いですが、すぐに話題に入れた方がいいのでジングルの時間自体は短め。一方で複数の番組や異なる番組をプレイリストで連続再生するときに「この番組がはじまりましたよ」「終わりましたよ」と知らせる役目としてジングルは便利だなと思います。

    BGMはあると便利

    これは編集に近い話ですが、編集したときの空白とかを隠すのにBGMがあると便利。何も喋っていない静かなときでもわずかなノイズは入っていて、それが完全に音のない空白が混じると、BGMなしだとけっこう目立ってしまうので、こまめに編集する人ほどうっすらとBGM入れておくのがお薦めです。

     

    機材的な話は長くなるのでまた改めて。いろいろ自分の環境も整ってきたのでそろそろまとめたいなとは思っています。

  • Google アシスタントがショッピングリストの複数リスト使い分けに対応していた

    Google アシスタントがショッピングリストの複数リスト使い分けに対応していた

    これまでGoogleアシスタントを使った買い物リストやタスクリストはIFTTT経由でTrelloに連携していたのですが、先月くらいからうまく動作しなくなり、重い腰を上げて調べてみたらGoogleのAPIがリニューアルし、今までみたいな柔軟な使い方ができなくなっていたことを知りました。

    変更の要点

    要点だけ抜き出すと、以下の通りです

    • これまでの連携はGoogleプラットフォームの要請で利用できなくなった
    • IFTTT上のGoogle Assistantをトリガにしたアクションは、すべて改めて(手動で)作り直す必要がある
    • 「OK Google, (トリガに設定したフレーズ)」ではなく、「OK Google,?activate?(トリガに設定したフレーズ)」と呼びかけなければならない。
    • これまで利用できた、変数(数値やテキストをトリガーから抽出し、アクションに渡す機能)は利用できなくなる。
      また、カスタム応答(Google Assistantの返事)は利用できなくなる。

    Google Assistant IFTTT連携の変更 (2022.08.31期限) ? ぱらめでぃうす
    https://parame.mwj.jp/wp/archives/906

    買い物リストとして便利に使っていたのでこの連携できないのは困ってしまい、仕方なく本家本元のGoogle謹製リストを使ってみたら上記の仕様変更に今頃気がついたというのが本題。

    Googleにも「ショッピングリスト」というリスト機能があり、ショッピングリスト以外にも複数リストを作れたのですが、Googleアシスタント経由で登録するとかならずデフォルトの「ショッピングリスト」に登録されてしまい、買い物リストと仕事のタスクリストを使い分けることができなかったのです。

     一方のGoogle Homeも、複数のリストを作成できるので、タスクリストを作ろうと思えば作れるのだが、音声でアイテムを追加できるのはあくまでショッピングリストのみだ。それ故、「ねぇ Google、タスクリストに部屋掃除を追加して」と指示しても、「はい、部屋掃除をショッピングリストに追加しました」となってしまう。

    スマートスピーカーの便利機能「ショッピングリスト」 Amazon EchoとGoogle Homeのどっちが使いやすい?:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ) – ITmedia PC USER
    https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1806/09/news011_2.html

    しかし今回試してみたところ、ショッピングリストとは別に「タスクリスト」を作成し、「○○をタスクリストに登録して」で登録できるのを確認。また、デフォルトのショッピングリストを「買い物リスト」に名称変更して「○○を買い物リストに登録して」でもちゃんと動作しました。つまりリストは複数作れるし、任意の名前で指定できるってことですね。

    複数のリストをGoogleアシスタントで使い分け
    複数のリストをGoogleアシスタントで使い分け

    これまでタスク管理はリマインダーを活用してたけれど、Googleが公式にリスト対応してくれたので今後はこっちでタスク管理できそう。スマートウォッチに話しかけるだけでタスク管理できるのお勧めですよ。

    なおGoogleのショッピングリストは検索してもヘルプしか出てこず、そのヘルプにもリンクが記載されていないという秘密っぷりなのでリンクも載せておきます。下記URLにアクセスすると自分のショッピングリストが表示されます。

    Google ショッピング リスト
    https://shoppinglist.google.com/

  • Web3.0とWeb3は分けて考えたほうがいいと思う

    Web3.0とWeb3は分けて考えたほうがいいと思う

    最近話題のWeb3、場所によってはWeb 3.0とWeb3が一緒に扱われているのを目のあたりにすることがちょこちょこあるのですが、当時Web2.0を前線で追いかけており、最近はWeb3界隈にも足を踏み入れつつあるものとして軽くコメントを。

    Web2.0はいわゆるブログやSNSなどが流行した時代で、当時はソフトウェアのバージョンが上がるようなイメージでWebも新しいバージョンに移行する時期だ、みたいな温度感だった。このWeb 2.0がキーワードとして流行したおかげでさまざまなジャンルでもほげほげ2.0と言い出し、ドコモが「ドコモ2.0」を名乗りだしたら「ドコモに移転ゼロ」と読まれてからかわれたのも懐かしい思い出。

    DoCoMo2.0とは (ドコモニイテンゼロとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
    https://dic.nicovideo.jp/a/docomo2.0

    そして当時から2.0の次としてのWeb 3.0みたいなことは盛んにいわれていて、その中でも特にWeb 3.0とはこれだ、的に言われていたのがセマンティックWebです。

    セマンティックWebが「Web3.0」の扉を開ける | 日経クロステック(xTECH)
    https://xtech.nikkei.com/it/article/COLUMN/20081030/318217/

    このセマンティックWebはWebの生みの親とも言われるティム・バーナーズ・リーが提唱しており。

    「セマンティックWebは着実に広がる」:ウェブの生みの親、ティム・バーナーズ・リーが来日 – CNET Japan
    https://japan.cnet.com/article/20062001/

    伊藤穰一さんも自身のWebサイトでこう言っています。

    「Web3.0」は、いわゆる「Web2.0」の延長線上にあるセマンティックWebを指すのが一般的です。semanticは「意味的な」という単語で、次のように説明されます。

    web3とは ──僕はこう思う – Joi Ito’s Web – JP
    https://joi.ito.com/jp/archives/2022/06/08/005796.html

    ただ当時Web2.0周りを追いかけていた身からすると、Web 2.0に比べてWeb 3.0=セマンティックWebである、というのはそこまで定着していなかった印象。むしろWeb 2.0の未来はこれだ!  みたいな文脈でいろんな人がWeb 3.0というワードを使っていた感があります。

    ここでは、Web 2.0型のコミュニティから得られる情報を検索に反映させる手法を「Web 3.0」と分類している

    自然文検索などで次世代サービスを目指す、NTTレゾナントが説明会
    https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/07/26/16461.html

    神田氏は、Web 1.0からWeb 3.0までの流れについて、「Web 1.0は“見るだけ”のWeb、2.0は“使う”Web、3.0では、より現実の社会と歩み寄っていくのではないか」とした。

    「Web 3.0ではよりネットと現実社会が近くなる」、神田敏晶氏
    https://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2007/05/10/15654.html

    静的なホームページを「Web 1.0」、ブログやSNS、動画共有サイトなどを「Web 2.0」とするなら、「Web 3.0」は、それらすべてをまとめられるサービスであり、「Jimdo」で実現できると説明。

    ドイツ発の無料ホームページ作成サービス「Jimdo」日本語版公開
    https://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/03/25/22909.html

    そんなこんなでWeb 3.0が何かというのはセマンティックWebである、といわれながら他のことを言う人もいる、だけど基本的なイメージとしては「Web 2.0のその先」とされていたのがWeb 3.0で、それが2000年代後半のことでした。

    一方最近話題のWeb3は2010年代後半に大きく話題になったムーブメントで、Web 2.0の次、というよりもブロックチェーン技術をベースにして新しい価値を作り出しましょう、という流れ。Web 2.0のその先というより、Web 2.0とは別ですよ、というスタンスに近い。

    Web3が本当に新しくてWeb 2.0時代と違うのか、という議論はさておき、少なくともWeb 3.0という概念は10年以上前に違う文脈で使われており、Web 2.0のその先の未来という同じ世界線で使われていた言葉なのに対して、Web 2.0の発展系ではなく別の世界線だということを表現するために、あえて小数点をつけない「3」を使うという用語の使い方自体は個人的にしっくりきています。

    「Web 3.0はWeb3のことです」と言い出してしまうと、当時を知っていた人からすると歴史が違ってしまって、極論すると池田勇人とイケダハヤトは同じ人ですといってしまうような乱暴さを感じるので、Web3はWeb 3.0と言うのではなく、Web 2.0とWeb3、という表記の方が理解が進むのではないかと思いました。

    なお、だからといって正しいというわけではありませんが、WikipediaでもWeb 3.0とWeb3は別ですよ、っていう表記があるんですよね。

    Web3は、1999年にティム・バーナーズ=リーによって作られた「Web 3.0」とも呼ばれているセマンティック・ウェブの概念とは区別される[11][4]

    Web3 – Wikipedia
    https://ja.wikipedia.org/wiki/Web3

    日本人的にも「Web 2.0」は「うぇぶにーてんぜろ」、「Web3」は「うぇぶすりー」と読まれやすいので、言葉としても別物として理解しやすくなるかなーと個人的に思う次第であります。

  • Fw: 空想のNFTと現実のNFT

    Fw: 空想のNFTと現実のNFT

    Web3やらNFTやらについてはあまり表で言及しないようにしていたのですが、急にボールが来たので……。

    この記事を書くにあたっては、Web3 Quick Tourという勉強会にご参加いただいたみなさんとの議論を土台にさせていただきました。特にカイさんには多くの刺激をいただきました。

    空想のNFTと現実のNFT – by Daisuke Sasaki – メディアヌップ
    https://sasakill.substack.com/p/imaginarynft-and-realnft

    そんなわけで、技術や未来に興味はあるものの、界隈の空気がどうも自分には合わないな……と遠巻きに見ていたWeb3やNFTですが、友人の @sasakill が Web3について書いた記事をきっかけに「Web3興味あるけどちょっと距離置いている人に向けた勉強会」の開催を依頼、この分野には素人ですがわーわーいわせてもらった結果が上記の記事につながり、末尾に私の名前も入れていただいたという次第であります。

    Web3はコンテンツの黄金時代か、それとも金ぴか時代か? – Media × Tech
    https://www.mediatechnology.jp/entry/2022/01/21/110000

    前述のブログについても、言及先である下記ブログの記述について私が「かなり近い感覚」とコメントした上で紹介したことがきっかけになっており。

    電子の世界はノーコストでコピーが可能なのが利点なのにそれをわざわざ殺して不便にした世界でないと出せない価値はない。

    NFTとメタバースについて思うこと – Software Transactional Memo
    https://kumagi.hatenablog.com/entry/nft

    その結果として書かれたブログについてもとても興味深く言及したいところたくさんで、よーし久々にがっつりブログでも書こうかなと思っている間に、言及元のブログから剛速球のリターンが返されたというのがイマココ状態です。

    Re: 空想のNFTと現実のNFT – Software Transactional Memo
    https://kumagi.hatenablog.com/entry/imaginary-nft

    このRe: というタイトル、ブログ全盛期に自分がよく付けたタイトルだしこのタイトルで自分もブログ書こうかな、と思っていたら先を越され、しかし他にいいタイトルも思いつかなかった結果、多少は絡んでるけど直接のやり取りじゃないからFw: くらいがちょうどいいんじゃない? というのが本題に入る前のタイトルに関する言い訳コーナーでした。

    そしていよいよの本題ですが、前述の通りそもそも自分はWeb3やNFTについては門外漢であり、詳しい人に気になる点をいろいろ聞いてみたいというスタンスで勉強会を開催してもらった立場なので、以下についてはWeb3について詳しくない人が気になったポイントをつらつら書き綴っていることをあらかじめご了承ください。というかこの分野全然詳しくないので、そもそもの理解が違っているとか情報が足りてないとかありましたらどしどし指摘していただけるとありがたい状態です。

    という長い前置きを踏まえた上で、まずは自分で共感を覚えたこのフレーズについて再度引用。

    電子の世界はノーコストでコピーが可能なのが利点なのにそれをわざわざ殺して不便にした世界でないと出せない価値はない。

    これについてメディアヌップではこのように指摘。

    もちろん、手元のクライアントで何かのデータを複製するのは、ごくごくわずかな電気代さえ無視してしまえばなんの費用もかかっていないと言えるだろう。ところが、ウェブを提供しているサーバーで何かのデータを複製し、しかもそれをいつでも利用可能な状況で提供し続けるには、コストがかかる。単に電気代のことを言っているのではない。サービスを提供する企業間の競争が、技術者の採用やマーケティングにおけるコストを生じさせるのである。コストは「見えない化」されているだけなのである。

    この指摘はごもっともで、デジタルは簡単にコピーできるけどコピーするための機材や人件費は決してタダではなく、ノーコストでコピー可能、というと語弊がある部分はもちろんあります。

    これと同じようなことは自分のハードウェアスタートアップ時代に「IoT」というキーワードで何度も体験しました。最近はすっかり落ち着いた感のあるIoTというキーワードも一時期はバズワードとしてもてはやされ、IoTが万能のツールのごとく語られるのをよく目にしていましたが、ハードを作る側の立場としては、IoTという言葉自体が話題になるのは嬉しいけどその理解はどうなのかな……、とモヤモヤすることも。

    そもそもIoTを実現するにはすべからく電源が必要で、コンセント使うなら場所が制限されるしバッテリー使うなら容量や重量、輸送などいろいろな問題が出てくるし、Bluetoothのローカル通信ならまだしもインターネットを介するハードウェアはサーバーが必要で、じゃあそのサーバー運用費は誰が負担するの? ハードの生産を終了した後いつまでサービスを提供し続ければいいの? とか、見えない部分で考えなければいけないことは多々あるわけです。

    とはいえ、こうした作る側にしかわからないことはいったん除外した上で、IoTという技術や可能性そのものについて言及することそのものは価値があると思っていて、これは例えるなら物理の摩擦係数みたいなものだなと。

    物理を勉強するとき、高校生の試験レベルだと「摩擦係数は考えないものとする」という条件で学ぶけど、現実世界で摩擦係数を考えないわけにはいかない。でも物理の仕組みを学ぶ上でいったん摩擦係数をポカンと忘れることは意味があることで、IoTにおいても電源やらサーバーやらを忘れてIoTそのものの価値について考察したり議論することそのものはとても大事なことだと思います。

    そして話を戻して、これは前述の議題でも同じことが言えるんじゃないかなと。デジタルをビジネスにする以上はどうしてもコストの話がつきまとうのですが、いったんそのコストを摩擦係数と同じ扱いにしてデジタルそのものの価値を突き詰めて考えることには価値があって、そのときに「デジタルはノーコストでコピーできる」という考え方は、デジタルの本質を追究するには意味があることなんじゃ無いかと。

    そしてここからがいよいよ本丸なのですが、NFTについてはデジタルとは逆の意味で摩擦係数的な話題をそぎ落として考えたほうがいいのでは。

    何が言いたいかというと、デジタルがノーコストでコピーできるわけじゃないというなら、NFTも現状期待されている未来がNFTだけで実現できるわけではないのでは、ということであり、世間で語られていて自分が目にするNFTの可能性はNFT単体ではなく他の技術や要素を込みにした上で語られている気がしていて、それはいったんそぎ落とした上で、NFT単体にどんな未来があってどんな可能性があるのかを考えるほうがいいのではないか、という議題設定です。

    たとえばNFTのメリットとしてよくあげられる非代替性。コンテンツ自体はコピーできてもNFTは唯一無二のものであり、コンテンツを所有していたり作成したという証拠は永久に残る、という技術自体はとても興味深いのですが、とはいえNFTはコピー防止技術ではなくコンテンツそのものはコピーできてしまうわけで、だと不正コピーが止められるわけではない。海賊版が出回っても作者や購入者としての証拠がNFTで担保されたとして、コピーされ続けることに歯止めがきかなかったら果たしてどこに意味があるんだろうか。自分の名前書いたファミコンソフトは唯一無二だけど、友達に借りパクされてしまったらどうしようもないよね……。

    NFTで非代替性を保持できるのは素晴らしいけれど、ノーガードでコンテンツをコピーし放題だったときにNFTで非代替性を保持できるだけでいいのかな、それってコンテンツを保護するDRMもセットで考えないと現実的には意味が無いのではないでしょうか。

    非代替性を利用して限定100名だけにコンテンツ販売、という手法においても、コストをかけず無限にコピーできるデジタルの意味を殺してしまっているし、それは「限定100人に入れた」という射幸心を満たすだけに思えてしまう。

    メディアヌップで指摘されているように、カードゲームはもちろんオンラインゲームなどでアイテムの数を制限することでゲームシステムを確立する、というのはあると思います。オンラインゲームの世界において、最強の武器はやはり希少価値があったほうがゲーム性があるし。でもその希少性ってNFTで非代替性を担保するより、やっぱりDRMで「このアイテムは貴重だしおいそれとコピーもできないよ」と保護したほうがいいのでは。

    NFTをファンクラブの限定IDとして使う、みたいなアイディアも目にしたけど、それも本質的にはIDシステムでやるべきでNFTなのかなという気がする。NFTで非代替性を担保したとして、それをコピーした偽会員が現れた時に、どっちが本物なの? と特定するには結局別の会員システムが必要になってしまうのでは?

    門外漢ながらNFTの非代替性にぼんやりと期待するのは、異なるビジネスの場を同じ価値でつなぐ存在となりえればいいなと思っていて、例えばとあるオンラインゲームでがんばって手に入れたアイテムが別のゲームでもそれなりの価値を持っている、という接続ができるのであればそこに意味はありそうな気はする。

    でもそれもオンラインゲームがお互いにシステムとしてつながっている必要があって、両者がつなぐオープンなIDとしての意味はあるだろうけどそれは必ずしもNFTでなくてもいいのでは。そして1つのIDで異なるサービスで異なる複数のサービスにログインできるという仕組みは、今もTwitterやFacebookやGoogleやらのIDで実現できているわけなので、わざわざNFTを使う必要もない。

    そしてそんなシステムが実現したとして、さらにその先にはお互いの世界でアイテム同士の価値をお互いに設定しあわなければいけない。あるゲームで手に入れた「勇者のつるぎ」というアイテムが、別のゲームで使用できるためにはそのアイテムが自分の世界でどんな値段でどんな強さでどんなグラフィックかを設定しなければいけなくて、それってもうNFTの世界ではないんじゃないだろうか。

    NFTの非代替性は非常に面白いけれど、それを実現するためにはさまざまなシステムがあっての話で、そしてそうしたシステムが構築された世界においてはNFTがただのIDとしてでしか役に立っていないのではないかな、というのが、いまのところNFT関連を眺めて思う疑問なのでした。

    例えるならNFTはパスポートみたいのもので、パスポートを持って海外に旅行したときに本人だと認めてもらえるのは、世界各国がパスポートという仕組みでつながっているからであって、パスポートという制度のない未開の国があったときにはその制度は通用しないし、そもそもパスポートだって共通の非代替性ではない国ごと異なる独自システムなんだけど、国同士がお互いに自分たちで非代替性を担保してね、と認め合っているから成立しており、サービスごとに独自のID管理できてればいいんじゃないだろうかみたいな話です。

    あとWeb3の勉強会で教えてもらったENSという仕組みも気になったポイント。ENSというのはインターネットにおけるDNSみたいなもので、好きな名前を設定したらその非代替性が担保され、他のユーザーに売ったりできるという話のようです。

    DNSというかドメインも現在は同じことがおきていて、有名企業が失効したドメインは高値で取引されるんだけど、でも冷静に考えるとドメインの価値はドメインそのものではなくて、そのドメインで提供されていたサービスやコンテンツであり、運営者が手放した時点で本質的にその価値はゼロだと思うのですよね。ただインターネットの世界ではSEOという仕組みがあって、前に使ってた人のドメインを手に入れることでドメインに紐付く価値を手に入れることができてしまう。

    人気漫画家が使っていたペンは、その人が使っていたというメモリアルな価値はあれど、そのペンを使ったら人気漫画家と同じマンガが描けるわけでは決して無くて、けれどドメインについては前にそのドメインを使っていた人のSEOやリンクというサービスとしての価値がある程度引き継げてしまう。それは現実的に起きてしまうのは仕方ないとして、決して理想的な仕組みではないと思うし、そんな結果的に発生してしまった価値感がNFTでも同じように使われるのかーというのは疑問に感じました。

    NFTで書く文章についても、その文章を書いたという証拠とその文章を買ったという証拠はNFTで保持されるけれど、文章そのものを自由に書き換えられるのだとするとそこにあまり意味は無くて、やたらはてなブックマークがついた後に中身をごっそり書き換えてしまうはてな匿名ダイアリーみたいなことができてしまいそう。かといって一度NFTで非代替性付与したら書き換えれないとすると利便性の面で困るし、書き換えの履歴ごと変えたとしたら、問題があって消したかった文章も永久にデジタルに残されてしまうことになってしまう。

    そうそう、NFTといえば非中央集権、みたいな話もありましたね。これも現代に対するカウンター的な思想としては面白いのですが、非中央集権でも運営にはコスト掛かるのでNFTだけで実現できるもんでもないし、NFTに対応したサービスが世を席巻しないと中央集権を脅かす存在にはなれないわけで、非中央集権だけで世の中変わるならもうちょっとみんなマストドンに注目してあげてくれ、とも思うところです。

    と、NFTについて気になることをつらつらと書いてみたのですが結局のところ思うのは、いまのNFTやWeb3は話題だから、儲かりそうだからという視点で注目されていて、そうした注目ポイントを除いて考えると、NFTに期待されていることはNFTだけでは果たして実現できるのか。そして対応すると面白そうな共通IDではあるけれど、それはあらゆるサービスがNFTを採用して初めて実現できる世界で、NFTがすごいから世界が変わるというのは順番が逆なのではなかろうか、というのがいまの自分の理解しているところであります。

    ただ断っておくと話題だから、儲かりそうだからというのもとても大事なことで、それはそれで価値として考えなければいけない。疾風のように現れて疾風のように静まった感のあるClubhouseも、もちろん技術やサービスとしても魅力的だけど、一定期間とはいえあれだけ世に影響を与えたのは「話題だから」「儲かりそうだから」という要因を抜きにしては考えられないわけで。

    NFTは面白そうな技術と考え方だけど、その理念を実現するにはNFTが牽引するというよりも、世にあまたあるサービスやコンテンツがNFTに対応するという主従関係が逆で、そしてNFTが価値を生むためには対応サービスやコンテンツが多くないと話にならない、そうするとひたすらバズを巻き起こしてとりあえずNFTが面白そうだから対応してみるか、という空気を作ること自体は、目的を実現するための手段としては理解できなくもない、というところです。

    まとまりのない文章を書いてきましたが、これだけ書いたところで結局のところ自分は門外漢であるのでまったくもって的を射ていないことを言っているかもしれません。とはいえ勉強会のお陰でWeb3やNFTに対する知識や理解は以前よりは進んだかな、と思っているので、ブログも書いたしいい機会としてWeb3周りのサービスを一通り実際に試した上で、また改めて自分の脳内で考えたり、友達と議論交わしながら考えてみたいと思います。NFTに詳しい方、興味ある方の指摘やコメントも大歓迎なので、ぜひぜひご意見お寄せくださいませ。

    あ、あと最後に、DiscordがWeb3と呼ばれているのはすみませんがさすがに吹いてしまった。そもそもゲーマー御用達のサービスとして地位を確立してきたサービスであり、サービス運営者がいるという意味でめちゃくちゃ中央集権的なサービスじゃないかと思うのですが。

    じゃあの。

  • ポッドキャストを配信したらお知らせ記事が自動で投稿されるWebサイトをできるだけノーコードで作る方法

    ポッドキャストを配信したらお知らせ記事が自動で投稿されるWebサイトをできるだけノーコードで作る方法

    2020年から細々と始めたポッドキャストですが、曜日のずれこそあるものの毎週更新をなんとか維持し、本日で100回を迎えることができました。

    かいだん
    https://anchor.fm/kaidancast/

    記念すべき大台に乗った回ということもあり、勢いでロゴもBGMも一新、さらに新ロゴを使ったTシャツプレゼントのアンケート企画も実施してみたので、よろしければぜひサイトから応募お願いします。

    第100回かいだんアンケート(プレゼントつき)
    https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwwKqvNFzAHuYeFVxFWB8YTezMNZD3I4IhT13bho5yNhoSnw/viewform

    そしてせっかくの100回のタイミングで、これまで約2年の間に培ってきたポッドキャストに関するTIPSをアドベントカレンダー企画で書いてみよう、というのがこの記事の本題です。

    ポッドキャスト配信について語る Advent Calendar 2021 – Adventar
    https://adventar.org/calendars/6916

    とはいえ収録環境とか心得みたいはいろんな人が書いているのでまあいいかなと思い、今回はちょっと変化球で、ポッドキャストの更新があるたびに自動で記事を投稿してくれるWebサイトの作り方について紹介します。

    なお、この作り方は、Spotifyが提供している「Anchor」というポッドキャストツール向けの話ではありますが、話の一部、具体的には「ポッドキャストの更新があるたびに自動で投稿する」という仕組み自体は別のプラットフォームでも応用可能です。

    まずはWebサイトの開設ですが、こちらは世界シェアNo.1のCMSツール「WordPress」を使います。WordPressは自分でサーバーを用意してインストールする「.org」と、サーバー不要で利用できる「.com」の2種類があるのですが、今回利用するのは後者の「.com」のほう。

    WordPress.comは無料で使えるという手軽さに加えて、AnchorではWordPressとの連携機能を提供していて、Anchorのダッシュボードに表示される手順に従うだけで簡単にWordPressでポッドキャストのサイトを作ることができます。Anchorで収録したことがある人であれば、ダッシュボードで何回か見たことがあるかもしれませんね。

    Anchorの連携機能から作成すると、Anchorの過去配信回を自動でサイトに投稿してくれるのでおすすめ。新規アカウント開設はもちろん、すでにWordPressのアカウントを持っている人は、自分のアカウントに紐付けた上で新規にブログを作成することもできます。ただこの機能、ダッシュボードに表示されるバナーしかアクセス方法がないので、このバナーが表示されていない人には使えない機能かもしれませんが……。

    できあがったサイトのサンプルがこちら。下記サイトは相当手抜きなのですが、デザインもテンプレートからいくつか選べますし、HTML/CSSスキルがある人ならオリジナルでのカスタマイズも可能です。

    なお、Anchor連携はバックナンバーすべてを移行してくれるわけではないようです。うちの場合はいつ移行したのか忘れましたが、一番古い回で第12回までしか移行できませんでした。すでに相当の回数を配信している人が過去の配信を全部移行しようとすると手作業が必要になるかもしれません。

    そしてこの機能、便利ではあるもののあくまで過去の配信を移行してくれるだけで、移行が終わってからの最新回については対象外。というわけでここからが本題、Webサービスやガジェットの自動連携サービス「IFTTT」を使って、「ポッドキャストが更新されたら自動でブログを更新する」設定を作ります。

    IFTTT
    https://ifttt.com/

    まずはIFTTTのユーザーを作成します。無料かつGoogleやApple、Facebookのアカウントがあれば作成できるのでハードルは低め。

    ユーザー登録が終わったら画面右上の「Create」から「If This」を選択。「If This」に選択したサービスが指定した動作をしたときに「Then That」に設定したサービスが連携して動作する、というのがIFTTTの一連の流れです。「If This Then That」の頭文字がIFTTT、ということですね。

    If Thisは「rss」で検索して「RSS Feed」を選択。

    続いて「New feed item」を選択。新しいフィードアイテムが追加されたら、つまり「ポッドキャストが更新されて新しいフィードが追加されたら」ということですね。

    フィードのURLは自分のAnchorのページから取得します。Anchorじゃない人は自分のサイトで配信しているフィードのURLでもOK。

    フィードのURLを貼り付けて、「Create trigger」を選択。

    続いて「Then That」を設定。

    「wordpress」で検索して「WordPress」を選択。

    「Create a post」で、先ほどの「If This」が動作したら投稿する、という設定を選択。

    ここでWordPressに連携します。

    WordPressで作成したブログのURLとID、パスワードを入力します。

    なお、WordPressの2要素認証を設定している場合は、WordPress管理画面から「セキュリティ」「2段階認証」を選択、「アプリケーションパスワード」で個別にパスワードを作成すれば設定可能です。複数のブログを持っている人も「Blog URL」でどのブログに投稿するかが指定されるので、他のブログに間違って投稿されることはありません。

    連携が終わったら実際に「Create a post」の中身を設定します。

    まずはタイトルですがこれはシンプル。

    {{EntryTitle}}

    これでブログのタイトルはポッドキャストの最新回のタイトルがそのまま設定されます。上記の {{EntryTitle}} については そのままコピペしてもいいし、入力欄右下にある「add ingredient」から挿入することもできます。

    そして重要な本文ですが、自分の場合はこのようにカスタマイズしました。

    一番上にポッドキャストのプレーヤーを表示し、その下に各種ポッドキャストアプリへの登録リンク、その下はAnchorに設定した概要がそのまま反映される、という構成です。

    この作り方は以下の通り。ポッドキャストアプリへのリンクはHTMLで書いているだけなので、知識ある人は好き勝手に編集ください。

    {{FeedUrl}}
    <ul>
    <li>
    <a href=”【ここにiTunesへのリンク】”>iTunesに登録</a>
    </li>
    <li>
    <a href=”【ここにGoogle ポッドキャストのリンク】”>Google ポッドキャストに登録</a>
    </li>
    <li>
    <a href=”【ここにOvercastへのリンク】”>Overcastに登録</a>
    </li>
    <li>
    <a href=”【ここにPocket Castsへのリンク】”>Pocket Castsに登録</a>
    </li>
    <li>
    <a href=”【ここにSpotifyへのリンク】”>Spotifyに登録</a></li>
    <li><a href=”【ここにRSSのURL】”>RSS登録はこちら</a>
    </li>
    </ul>
    {{EntryContent}}

    上記のリンクには、自分のAnchorからURLを取得して設定しましょう。

    これで、ポッドキャストが更新されると自動でWebサイトが投稿されるという仕組みが実現できました。実際に投稿されたページは下記リンクからご確認ください。

    【第99回】あすけんとnoshで健康になろう / かいだん 5G
    https://kaidancast.wordpress.com/?p=247

    なお、無料のWordPress.comではURLを自由にいじれない上に強制日本語URLが設定されるので、上記URLも実際には

    【第99回】あすけんとnoshで健康になろう / かいだん 5G
    https://kaidancast.wordpress.com/2021/12/15/%e3%80%90%e7%ac%ac99%e5%9b%9e%e3%80%91%e3%81%82%e3%81%99%e3%81%91%e3%82%93%e3%81%a8nosh%e3%81%a7%e5%81%a5%e5%ba%b7%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8d%e3%81%86/

    となってしまうのですが、こんな長いURLは嫌、という人は上記のようにブログ投稿画面に表示されているIDを使い、 /?p=【ID】 という表記でリンクを作成できます。

    少し前までIFTTTが悪いのかAnchorが悪いのかわかりませんが、ポッドキャストプレーヤーが正しく反映されず困っていたのですが最近修正されたようでなんとかアドベントカレンダーのネタにも間に合いました。

    ポッドキャスト専用のサイトが欲しいなーそれも自動で更新してくれるとありがたいなーという人は、新規の自動更新だけであればAnchorでなくても使えるのでご活用くださいませ。

  • 開始4時間で2億を超えたBMSGのクラウドファンディングが歴代最速かどうかを検証してみた

    開始4時間で2億を超えたBMSGのクラウドファンディングが歴代最速かどうかを検証してみた

    【追記】海外と比べるとどうなの? という質問があったので軽く調べてみました。

    歴代最高記録がKickstarterのPebble Timeの約22億円。

    Pebble Time – Awesome Smartwatch, No Compromises by Pebble Technology ? Kickstarter
    https://www.kickstarter.com/projects/getpebble/pebble-time-awesome-smartwatch-no-compromises/

    Kickstarterには初日の推移が公開されています。

    Six Hours in Pebble Time ? Kickstarter
    https://www.kickstarter.com/blog/six-hours-in-pebble-time

    大事な部分だけ抜粋してDeepL翻訳。

    At 9:44 a.m. Eastern Standard Time, Pebble Time launched on Kickstarter.
    東部標準時の午前9時44分、Pebble TimeがKickstarterでローンチされました。

    At 10:32 a.m. the project’s funding total hit $1 million dollars, making it the fastest project ever to hit that milestone.
    午前10時32分、プロジェクトの資金調達額が100万ドルに達し、このマイルストーンを達成した史上最速のプロジェクトとなりました。

    At 2:26 p.m. Pebble Time exceeded $5 million. The previous fastest to $5 million? Coolest Cooler, which took over a week (7 days 6 hours) to hit that mark.
    午後2時26分、Pebble Timeは500万ドルを突破しました。これまでの最速500万ドル達成者は?これまでの最速記録は、1週間(7日6時間)かけて達成した「Coolest Cooler」でした。

    ということで100万ドル超えに48分かかっていますが、その後4時間42分で500万ドル、約5億円を達成しているので、12時間経って2億のBSMGだとさすがにPebble Timeにはかなわなそうです。1億円もドル円換算するとちょっと微妙なところなのでギネス記録とかには難しそうかな。


    BMSGがうぶごえで実施したクラウドファンディングが、開始35分で1億円の目標を達成、その後4時間ちょっとで2億円を超えていまだ金額を伸ばし続けています。

    うぶごえ | THE FIRSTから羽ばたく皆にもう一億円をかけたい!
    https://ubgoe.com/projects/78

    微力ながら私も支援しているクラウドファンディングですが、この勢いは国内最速クラスではないかなと思いちょっと調査してみました。

    調査手法は大手クラウドファンディングの金額上位で2億円を超えていたプロジェクトを抽出、プロジェクトの新着情報を見て1億または2億にどのくらいで達したのかをチェック。新着情報に金額の明記がない場合はニュースソースや金額と期間からの状況で判断しています。今後の目安として頭には達成金額を千万円までの単位で付けてみました。

    以下ソースですが結果として4時間どころか1日で2億でも十分新記録、35分で1億もおそらく歴代最高速度のようです。あとは10月末のクラウドファンディング終了までどれだけBMSGが金額を集めるかに注目ですね。2億以上だとこれが漏れてるぞ! という指摘ありましたらコメントやTwitterでお知らせいただければ幸いです。

    Makuake

    【6億2千万】普段使いにも、旅先でも!スタイリッシュなチェーンレス電動アシスト自転車の登場
    https://www.makuake.com/project/honbike/

    4/12に開始、5/7に1億突破
    https://www.makuake.com/project/honbike/communication/detail/686895/

     

    【5億】コンパクトで高出力!カスタマイズポータブル電源EcoFlow RIVER 600
    https://www.makuake.com/project/river_600/

    8/28に開始、9/10で1億円突破
    https://www.makuake.com/project/river_600/communication/detail/480610/

     

    【3億7千万】モンスター級、登場!次世代ポータブル・ パワーステーション「Monster X」
    https://www.makuake.com/project/monster_x/

    7/20に開始、24時間で3,600万円、13日間で1億円
    https://www.makuake.com/project/monster_x/communication/detail/461219/

     

    【2億9千万】エネルギー新時代!EcoFlow最高傑作、ポータブル蓄電池「DELTA Pro」
    https://www.makuake.com/project/ecoflow/

    7/19に開始、初日で1億円
    https://www.makuake.com/project/ecoflow/communication/detail/759061/

     

    【2億8千万】テスラにも充電できる!超大容量・急速充電、次世代ポータブル電源「EFDELTA」
    https://www.makuake.com/project/efdelta/

    11/15に開始、開始39日目となる12/23に1億6479万円を突破
    https://www.makuake.com/project/efdelta/communication/detail/278602/

     

    【2億】マスクの繰り返し使用に!99.8%のマスクの除菌と乾燥が行えるマスク除菌ケース
    https://www.makuake.com/project/uvcled2/

    3/18に開始、4日目の3/22で1,000万円突破
    https://www.makuake.com/project/uvcled2/communication/detail/317527/

    CAMPFIRE

    【3億】PrinCube – 世界最小のモバイルカラープリンター日本上陸!
    https://camp-fire.jp/projects/view/211040

    2/5に開始、1週間で84,000,000円以上
    https://camp-fire.jp/projects/211040/activities/116642

     

    【2億9千万】オール四日市!飲食店応援『さきめし券』プロジェクト
    https://camp-fire.jp/projects/view/259780

    4/28に開始、5/15で1億円突破
    https://camp-fire.jp/projects/259780/activities/134150

     

    【2億5千万】【レペゼン地球】2020-12-26 FINAL LIVEプロジェクト
    https://camp-fire.jp/projects/view/343926

    活動報告が限定公開だったのでニュースサイトから。11/5開始で11/10で1億2,000万円突破のニュース

    レぺゼン地球、解散ライブのクラウドファンディングが1億2000万円突破 1万人以上が支援 – KAI-YOU.net
    https://kai-you.net/article/78740

     

    【2億】究極の ハンドヘルドレーザー 彫刻機 & カッター
    https://camp-fire.jp/projects/view/374867

    3/19に開始、13日間で1億円達成
    https://camp-fire.jp/projects/374867/activities/259857

    READYFOR

    【7億2千万】新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 2020/04/03 公開)
    https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund

    4/3開始、4/7で4,000万円超え
    https://readyfor.jp/projects/covid19-relief-fund/announcements/129119

     

    【2億4千万】クラウドファンディングみんなで応援「とっとり券」プロジェクト(鳥取県 2020/06/22 公開)
    https://readyfor.jp/projects/minnadeouen-tottoriken

    金額の明記なし。6/22開始で7/10終了。総額が2億4000万円なので状況証拠的に24時間で2億はないと判断。応援コメントの日付と金額で計算すれば把握できそうだけどそこまでやることもなさそうな金額感なので調査はこれで終了

     

    【2億2千万】戦艦大和の主砲製造した大型旋盤、消失から救え|呉・大和ミュージアム(大和ミュージアム 2021/08/03 公開)
    https://readyfor.jp/projects/yamato_15299

    開始から8時間で4,800万円
    https://readyfor.jp/projects/yamato_15299/announcements/178261

    MOTION GALLERY

    【3億3千万】未来へつなごう!!多様な映画文化を育んできた全国のミニシアターをみんなで応援 ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金
    https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid

    4/13開始、4/20で1億5,000万円突破
    https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid/updates/28535

     

    【2億】【劇団四季 活動継続のための支援】新型コロナウイルスを乗り越え、再び演劇の感動を全国へ??
    https://motion-gallery.net/projects/shiki-shien

    6/17開始、6/20に1億達成
    https://motion-gallery.net/projects/shiki-shien/updates/29900

    その他

    Twitterで流れていたこのレポートもチェックしましたが、2億超えだとだいたい上記で網羅できてるっぽい。1億だとプロジェクト数多すぎて大変だったのですが、2億超えてくれて調べやすくなりました。

    コラム:すごい寄付!シリーズ 開始1日で1億円超えも!2020年クラファンまとめ(前編) | お知らせ | 寄付月間2020 -Giving December-
    https://giving12.jp/news/5408/

    所感

    国内のプロジェクトだと2、3億くらいが1つの壁で、READYFORの7億、Makuakeの6億、5億あたりがトップ3というところでしょうか。たぶんこのペースだと3億は堅そうなので、果たして総額でも国内最高を目指せるのかどうか。もちろん記録がすべてでは無いけれど、金額が集まれば集まるだけBMSGやBE:FIRSTの活動にも役に立つわけで、このクラウドファンディングがどうなるかは今後も動向を見守りたいと思います。

    BMSGについては長くなりそうなので別エントリーにて。

  • Clubhouseに関するいろいろ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ここ1週間ぐらいで爆発的に流行の兆しを感じ始めたClubhouse。iOS限定だというので最初は様子見してましたが、諸事情でアカウント必要になったためログインしてみたら、サービスそのものももちろんこの流行の動き方みたいなものも含めて存外に面白かったので、今の思いを順不同に書き連ねてみる。

    まだごく一部のクラスタではあるものの流行の兆しを目の当たりにして思うのはTwitterが流行したときの熱量に近いものを感じる。あの頃ってTwitterが楽しくて1日中画面張り付いていたなあ。

    ではいまTwitterをその頃の熱量で見ているかというとそうではないわけで、Clubhouseもこの勢いはいつまでも続かなそう。そしてTwitterに比べると拘束力が強い分、疲れを感じ始めると一気に負担が強まりそうでもある。

    そもそもClubhouseの楽しさはコミュニケーションにあって、それはVRChatだったりAmong Usだったりも同じこと。そしてClubhouseを楽しんでいる人たちを見るとコロナ禍で人と話せなくて辛かった、さみしかったというタイミングの良さはありそう。

    コロナ禍の影響でZoom使ったオンライン飲み会いくつもやってたんだけど、個人的にコミュニケーション体験はZoomと変わらない。ただ、Zoom飲み会のときにやりたいとおもっていた「入室前に誰がいるかを見てから入りたい」というニーズや「映像が絶対に出せない安心感」というのがClubhouseではうまく実現されている。

    しかも入ったタイミングではミュートで観客状態から始まるという気軽さ。ただここは日本人的には匿名で入れて、匿名解除しないと音が聞こえない、とかになるとさらに入りやすそうかなとは思った。

    日本人的でいうと、Clubhouseは退出ボタンがピースマークかつLeave Quicklyという表記で、「気軽に抜けていいよ」ということだとおもうんだけど、日本だとまだ「失礼します」と声駆ける感じがある。これは流行の度合いとクラスタにもよりそうだけど。日本語版出す時に「ドロン」ボタンにしたらいいんじゃないのと提案したら「発想が昭和ですね」とdisられた。

    音声コミュニケーションなんて他にもあるでしょという声もあるんだけど、Clubhouseのうまさはいままでそこには手を出しにくかった人がつい入れるようなUX設計と、招待制による飢餓感のあおりにあるとは思う。招待2人という数字は絶妙だなと思った。

    そしてTwitterが普及した頃はTwittterはなかったしFacebookもそこまでではなかったけど、ClubhouseはTwitterもFacebookもある。それゆえに拡散力が半端ない。アカウントの広がり方がTwitter普及の頃とは比べものにならない勢いで広がっている。逆にTwitterの頃ってブログとメッセンジャーでの広がりだったのでよくあそこまでひろがったなあ。

    あと既存のSNSに新しい波を作ったという価値もあるなと思う。FbとかTwitterだとつながったはいいけど友達増えすぎて最近疎遠になっている、みたいなことも起きがちなんだけど、そこに新しいソーシャルグラフが来ることで、疎遠だった人に「ごぶさた!」と挨拶できるうれしさ。

    ただこれは別にClubhouseでなくてもできたことなんだけど、ClubhouseのUX設計のよさがそこにうまくハマった感じ。

    ユーザー招待に電話番号を使ったというのは戦略としてうまくて、いまではあまり使わないコミュニケーション手段の電話番号を用いることで昔のソーシャルグラフを持って来れた。懐かしい人が出会うというのはそこにも理由があるとは思う。

    一方で戦略的にはうまいけど、ユーザーの連絡先をまるっと取ってしまうやり方は好きではない。自分の電話番号を知っている人がいると、自分がClubhouseやっていることや、Clubhouseで何人フォローいるかまでわかってしまう。このあたりはLINEも似たような話があるけど、LINEは設定で拒否できるのに対して、clubhouseは連絡先を渡さないとユーザー招待ができない。

    この意見は完全同意で、自分だけでなく相手の電話番号をも犠牲にしてしまうこの仕組みはちょっと恐いなと思った。なので自分は連絡先が空のiPhoneを使って運用しています。

    たまに引き合いに出されることも多いMEEET、ここもうちょっとうまくやれたのではないかなーと残念感はある。個人的に「3人でつなぐ」というコンセプトは面白かっただけに、出すタイミングと仕様がもったいなかった。

    それはさておき今のところのClubhouseブレイクの理由は、海外で大型の資金調達して注目を集めたタイミングに、コロナ禍でちょっとした雑談したかったというアーリーアダプターの空気感と、そういうニーズに対して入りやすかったUXにあるのかなと。

    その一方で音声コミュニケーションは拘束時間も長いし中毒性もあるので、いまはいいけどそのうち負担が大きそう。特にClubhouseはテキストチャットできない仕様なので、すべて音声でやることの負担は割と大きい。

    結果としてClubhouseで音声コミュニケーション楽しくなったけど、やっぱりテキスト連動や非同期もいいよね、という流れにつながるのかなと。せっかくの情報が残らないし拡散されない、というのは、ブームが去ったあとの企業としてはちと飛び道具になりそう。なのでclubhouseのおかげで結果Podcastが盛り上がるのでは、という、期待感はある。

    Clubhouseはかなり厳格にいろんなことを制限していて、その制限がいまはうまくハマってバズっている感あるけど、長期で使い続けようとしたら結局色々足りない、ということにはなりそう。そういう点でフォロワーとして隙を突ける部分はいろいろあるのかな。TwitterのSpacesとかはまだ使ってないけど、Twitter連動できる、という点で武器はあるとは思う。

    でもなー、ソーシャルグラフって大きいところがやってもうまくいかないんだよなー。

    先日こんな記事があって。

    急拡大のポッドキャストが「音楽業界の敵」になるというデータ | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
    https://forbesjapan.com/articles/detail/39300/1/1/1

    ポッドキャストを聞く身からすると、確かに音を聞く時間の一部をポッドキャストに割いているので、ポッドキャストがブレイクすればこれは現実になりそう。そしてこれはまさにClubhouseにも言える話で、むしろ音声コミュニケーションのほうが音楽業界の的になるかもしれない。

    世の中のエンタメは可処分時間の取り合いというけれど、音の可処分時間はちょっと特殊というか、音は音の中で可処分時間の取り合いになる。そしてポッドキャストはもちろん音声コミュニケーションがこうやってブレイクしていくと、トータルで音の市場は結構面白くなりそう。

    知らんけど。