まあ昔はそんな名前ではなかったけど同じ機能なのでよしということで。
Windows 8までのOneDriveが他のクラウドストレージと比べて大きく違ったのは、「PCにファイルそのものは存在しないけどファイルの存在は見えていて、そこからダウンロードできる」という仕組みを搭載していたこと。他のクラウドストレージはフォルダやファイルごとに同期するかしないかを選べるんですが、それだとどこにどのファイルを保存したかがわからないのに対し、OneDriveの場合はファイルそのものは存在しなくてもフォルダやファイルはまるでPCの中にあるかのように見えるので、ストレージ容量の少ないPCではとても重宝していた機能でした。
そんな便利な機能がWindows 10では廃止になり、嘆き悲しんでいたユーザーも多かったと思いますが、昨年秋に公開されたWindows 10 Fall Creators Updateでこの機能が大復活。待ってたよファイルオンデマンド!!!
「OneDrive」に待望の“ファイル オンデマンド”が 〜セキュリティの強化も見逃せない – Windows 10 Fall Creators Updateの新機能をおさらい – 窓の杜
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/shseri/win10fcu/1094119.html
設定は非常にシンプルで、Onedriveの設定メニューから「ファイルのオンデマンド」にチェックを入れるだけ。
アイコンの表示は以下の3通り。アイコンでファイルがどの状態かわかるようになります。
これであとはDropboxのように「特定のフォルダを他のユーザーと同期する」機能が搭載されればOneDriveほんとに最強なんですが、ひとまずはファイルオンデマンドができるようになっただけでもよしとします。