20%還元で最大1万円キャッシュバックのJCBプリペイドカードを作ってみた注意点


あまりにも静かな消費税増税の前日、キャッシュレス推進派の方々はいかがお過ごしでしょうか。

国が自らキャッシュバックに打ってでる10月を前に、キャッシュレス事業者の還元施策がやたら静かだった9月。8月までに比べてあまりにオトクなサービスが無かったこともあって、前から興味あったこれに申し込んでみました。

【20%還元キャンペーン】「JCBプリペイドカード」を作ってみました|ねんざブログ
https://nenza.net/2019/08/42210.html

このキャンペーンは、JCBのクレジットカードをスマホ決済で利用すると最大1万円をキャッシュバックするというもの。

JCBでスマホ決済!全員に20%キャッシュバックキャンペーン!
https://www.jcb.co.jp/campaign/cashb20_1908.html

ただこの「JCB」というのがくせ者で、「ピュアJCB」とでも言うべき、JCBグループが発行するクレジットカードでないと対象になりません。例を挙げるならJR東日本のビューカードとかは対象外ということになります。手持ちのクレジットカードが対象かどうかを調べたい人はこちらのサイトをご参照ください。

【20%キャッシュバックキャンペーン】キャンペーン対象のカードを教えてください。 | よくあるご質問(個人・法人のお客様)
https://j-faq.jcb.co.jp/faq/show/1625?site_domain=default

そして上記ブログで紹介されている「JCBプリペイドカード」はこの20%キャッシュバックの対象として使えるプリペイド型のクレジットカード。申し込みの手間などはかかるものの、これを入手すれば20%還元が受けられるわけです。

そんなこんなで申し込んでみたものの、これ以外と利用までにトラップというか注意すべきところがいくつかあったな、ということでこれからこのカード作ってキャンペーン適用しようという方へ向けて簡単に注意点をまとめてみます。

届くまでに結構時間がかかる

最初のトラップがこれ。Webで申し込み手続きしてからカードを受け取るまでにざっくり2週間くらいかかりました。10月頭に手続きしても届くのは10月中旬くらいになると思います。このキャンペーンは12月15日までで、キャッシュバック上限は1万円、つまり実際に支払う金額は5万円のため、1カ月くらいあれば十分使えるかな、と思いますが念のため。

チャージのためにWebサイトでユーザー登録が必要

これがちょっとわかりにくかったのですが、このクレジットカードはプリペイドなので最初に使いたい金額をチャージする必要があります。そのURLがこちら。

お申し込みおよびマイページ登録|JCBプリペイドカード
https://prepaid-mypage.jcb.co.jp/apply/RW0311010101

このURLはプリペイド専用で、JCBの会員サービス「MyJCB」とはまた別なのでお気を付けて。ここにユーザー登録してチャージ方法を設定したのち、該当金額をチャージすることで初めてクレジットカードとして利用できるようになります。

JCBのクレジットカードならチャージできる

これは注意点というよりメリットなのですが、JCBプリペイドカードへのチャージはJCBのクレジットカードから可能。何言ってるのかよくわからない文章に見えますが、要は前述のビューカードのようなピュアJCBクレジットカードでなくてもチャージできるということです。

前述のブログにもありますが、おそらくビューカードでチャージした時のビューカードポイントももらえるはずなので、JCBでチャージすればポイント二度取り、ということになりますね。なお、JCBのクレジットカードを持っていない場合はコンビニや銀行口座連携でのチャージも可能です。

Google Payのエラーは無視してもOK

このキャンペーンの対象は「JCBでスマホ決済」なので、普通にクレジットカードとして使うのではなくApple PayやGoogle Payのスマホ決済が対象。そして今回作成したプリペイドカードが対象となるのはGoogle Payのみ、のようです。

iPhoneをご利用の方:クレジットカード、一部のデビットカードでご利用が可能です。
Androidをご利用の方:クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードでご利用が可能です。
カード番号が355から始まるカードは対象となりません。そのほか、一部対象とならないカードがあります。

JCBで今こそはじめよう!スマホ決済|クレジットカードなら、JCBカード
https://www.jcb.co.jp/promotion/mobilepayment/index.html

というわけでGoogle PayにJCBプリペイドカードを登録してみたのですが、なぜかエラーが表示。

これをタップするとセキュリティコードを登録するよう画面が表示されるのですが、何度正しいコードを入力してもエラーが出ます。

こまってサポートに問い合わせたらさくっと回答。Google Payでの利用はQUICPayになるのですが、QUICPayはオンライン決済ではないので無視してもいいとのこと。気になる場合はGoogle PayではなくGoogleアカウントの「お支払い方法」から登録すればエラーが消せるとのことでした。実際にGoogle Pay右上のアカウントアイコンから「Google アカウントを管理」を選択、タブの「お支払いと定期購入」の「お支払い方法を管理」から該当のカードを選んでセキュリティ コードを入力すると無事エラーを消せました。これGoogle Payの問題な気もしますが気になる人はこの手順で消しておきましょう。

QUICPay対応店舗でも使えない場合がある

上記でちらっと書きましたがGoogle Payで利用できるのはQUICPayではなくQUICPay+という上位互換的サービス。大まかな違いとしては1回の支払金額に上限がなくなったことと、今回のようにプリペイドカードでも利用できるようになったこと、そしてApple PayやGoogle Payなどスマホ決済で利用できるようになった点です。

QUICPayとQUICPay+との違いはなんですか? | よくあるご質問(加盟店のお客様)
https://j-faq.jcb.co.jp/faq/show/844?site_domain=acq

いいことづくめに見えますが、QUICPayは後から始まった上位サービスのため、一部店舗では利用できないとのこと。QUICPay使えます! と書いてあってもQUICPay+は使えない可能性がある、ということです。

QUICPayの使えるお店|QUICPay
https://www.quicpay.jp/shoplist/#shoplist10

とはいえ大手コンビニやスーパーマーケット、ユニクロ、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどは使えるようなので日常でさほど困ることはなさそうですが、いざというときに使えない可能性があるということは気をつけておきましょう。

以上、今回JCBプリペイドカードを作ってみて気になるポイントをまとめてみました。上限1万円のキャッシュバックということはカードを入手したら5万円チャージして使い終わればそれで終了。コンビニでも家電量販店でも使えるため、普通に買い物しているだけで1万円もらえるようなものなので、クレジットカード申し込みの手間が気にならない人は挑戦してみてください。


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