未だに渋谷駅の出口を自由に操れないほど道の弱い私としましては、NAVITIMEはもう欠かせない存在。PHS時代もGPSがうらやましくて仕方なく、今も携帯電話を選ぶ際にはGPSが切って切れない存在です。
常に上を目指してNAVITIME以外のアプリも時々試すんですが、正直言って使い勝手ではNAVITIME最強。道が弱いって人はもう月たった210円で道に迷わなくなるんだからとっとと契約しなさいとNAVITIMEの回し者のように言ってしまうほど愛用しまくっているNAVITIMEですが、意外とその便利さが知られていないようなので、ヘビーユーザーには当たり前のようなことを改めて書いてみます。
1.道案内はPCで検索して携帯で確認
NAVITIMEが最強だと思うのはひとえにここにつきるというほどにすばらしい機能。PC版NAVITIMEにログインした状態でルートを検索しておくと、あとはいちいちメールで携帯電話に送らなくても、PCでの検索結果をアプリで確認できます。
よくある地図の使い方としては、PCで検索したその検索結果をメールに貼り付けたり、URLを送ったりすると思いますが、これなら検索した時点で携帯電話にデータが送られているので手間が相当省けるし、何よりも正確。1つだけ残念なのは、PC版NAVITIMEが複数PCからログインできないので、家で自動ログインしておいて会社でログインしようとすると「他のPCでログインしています」といちいち蹴られるのが今時微妙な仕様ですが、PCと携帯の連動はそれを上回る便利さです。
2.目的地の検索は最寄り駅からではなくその手前から
分かる人には非常に共感してもらえると思いますが、道が弱い人というのは駅から目的地までのルートがわかっても、そもそも駅の出口がどこかわからなくて迷ってしまうもの。しかしNAVITIMEは、どの出口から出ればいいのかも教えてくれるのです。これハイパー便利。
ただし、この機能を使うには駅から駅の移動をルートに加えないとだめ。具体的には「原宿→KDDIデザイニングスタジオ」だと、最寄り駅である原宿駅にすでにいる想定になっているので出口が出ませんが、「渋谷→KDDIデザイニングスタジオ」であれば、「渋谷→原宿→KDDIデザイニングスタジオ」というルートになるため、原宿駅の出口も表示してくれます。意外と最寄り駅から目的地検索してしまう人は多いと思いますが、適当にちょっと遠い駅を出発地にするだけでかなり便利ですよ。
3.集合場所への案内は地図メールが便利
これも意外と気がつかれていないっぽいのですが、NAVITIMEで現在位置や特定の位置の地図URLを送ることができる地図メール機能は、キャリアが違っても送信でき、相手がNAVITIMEに加入していなくても無料で地図を表示できる便利機能です。飲み会に途中参加する人なんかにGPSやお店の名前で地図を検索し、「ここにいるよ」って送ってあげると便利です。
さらに便利なのが、相手がたまたまNAVITIMEユーザーであれば、そこからアプリを起動して目的地にも設定できること。誰に送っても無料で閲覧でき、さらにユーザーだともっと便利になるという仕組みは非常に好循環を生む気がしますね。
+α.一度検索した結果はメニューを消して即表示
他のキャリアはちょっと試してませんが、あくまでドコモかつ型番一新した新モデル一部でリニューアルしたNAVITIMEの話。
一度ルートを確認したけど、もう一度ルートを見てみたいというときに、iアプリを再度起動して一度検索した結果をもう一回表示している、なんて人はいませんか? 実は以前まで自分もそうだったんですが、これ、一度検索した結果であれば、iアプリを表示してメニューを閉じれば直前の検索結果を表示できるんですね。これ知ったときは「今まで俺は何やってたんだろう・・・・・・。」と衝撃でした。
Flickr動画(直リンク)
少なくとも自分はNAVITIMEを使い始めてから、道に弱いという本質は変わらないものの、道に迷うという事は圧倒的に減りました。単なる乗り換えだけでなく、「今いる場所から最も近いルート」という検索もできるので、渋谷と原宿の中間にいるときにどっちから乗れば近いか、なんてことも自動で判断してくれる賢さ。「道が弱い」とお嘆きの方にはぜひオススメしたいサービスであります。