動画をMP4で撮影でき、スイングパノラマやGPSやら機能はてんこ盛り、ソニー製品なのにSDカードも対応しちゃった意欲作のデジタルカメラ「DSC-HX5V」。おかげさまでお出かけ時にもブツ撮りにも大活躍であります。
TransferJet機能搭載のSDカード対応サイバーショット「DSC-HX5V」買った – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2010/04/11/3603
しかし中でも愛用しているのが、いちいちケーブルで接続しなくても画像を転送できる「TransferJet」。正直言って専用メモリースティックDuoやステーションが必要だし、結局USBケーブルでステーションをつながなければいけないためにコストパフォーマンスはそれほど高くないものの、「載せるだけで転送」という便利さと転送速度の速さが魅力です。
さらにこのTransferJetが地味に便利なのがMacで使う時。以前のエントリに書いた通り、TransferJet自体はドライバをインストールすることなくMacでも使えるのですが、Macならではで感じるメリットがいくつかあるのです。
その1つがなんといっても「余計なファイルを作成しない」こと。MacとWindowsの両方を使っている人はよくおわかりと思いますが、MacでSDカードやらメモリースティックやらを接続すると、必ずといっていいほど「.DS_Store」のような、「._xxxxx」という余計なファイルを作成してくれます。Macだけで使うならいいですが、Windowsでも使う人だったり取り込んだデータをNASに保存する時には余計きわまりないファイルなんですよね……。
その点TransferJetだとこのファイルを作成せずにデータを読み込める。そもそもMacの仕様が問題だろという気がしないでもないですが、これは地味にありがたい機能です。
もう1つ、Macでは外部ストレージを外す時、きちんとマウント解除してあげないとエラーメッセージが出るのですが、TransferJetは突然カメラを外したりケーブルを外したりしてもこのエラーメッセージが出ない。ほんとにちょっとした手間ではあるのですが、良くない動作とはいえ強制的にカード取り出してもそこまで怒られないWindowsに比べてMacの面倒だなと思っていた点なので、TransferJetを使うようになってこのメッセージでなくなったのも嬉しいポイントです。
前述の通りTransferJet使うには専用メモリースティックと専用ステーションの購入が必要ではありますが、こまめにデータを取り込む人には結構ありがたい機能。人柱的な人以外にはオススメしませんが、使ってて面白い機能です。
SONY デジタルカメラ Cybershot HX5V ブラック DSC-HX5V/B
SONY TransferJet搭載 メモリースティック 8GB MS-JX8G