ついにこの日が!
NTTドコモの定額制動画配信サービス「dビデオ」は、月額525円で洋画や邦画、海外ドラマや日本のドラマが見放題という大盤振るまいなサービスで大変愛用しています。
dビデオ powered by BeeTV
http://pr.video.dmkt-sp.jp/
ただちょっとした困りごとが、NTTドコモ回線がなければ動かないということ。NTTドコモのサービスなので当然と言えば当然なのですが、NTTドコモの端末であってもSIMを装着していないと視聴できないため、機種変更によって家で眠っているタブレットやスマートフォンを活用できず歯がゆい思いをしていました。
一方、NTTドコモではdビデオおよびdビデオを利用するためのIDシステム「docomo ID」のオープン化を進めており、その一環としてNTTドコモのタブレット「dtab」はSIMに非対応の無線LANモデルながらdビデオが視聴できたり、Googleのタブレット「Nexus 7」「Nexus 10」は、NTTドコモ端末のサブ端末という位置づけのもと、ドコモ製でもないのにdビデオが視聴できるという特別措置がとられていました。このあたりは以前にAV Watchで書いたレビューもご参照ください。
対応端末という点では、他社端末のNexusシリーズでdビデオが視聴できるのに、NTTドコモの端末はSIMがなければ視聴できないという仕様も残念だ。機種変更などで今は使っていないスマートフォンやタブレットをdビデオなどのサービスに利用できれば、ユーザーの利便性も向上し、NTTドコモの他のサービスを契約するきっかけにもなるだろう。
【レビュー】パソコンやNexus 7/10で再生可能になった「dビデオ」 – AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/review/review/20130528_600664.html
ところが今回、ARROWS NX F-01Fの最新アップデートでは、ついにdocomo ID認証に対応。SIMの有無ではなくdocomo IDのログイン有無を判別するようになったため、NTTドコモおよびdビデオの契約さえあれば、SIMを装着していないARROWS NX F-01Fでもdビデオが視聴できるようになりました。下記の画像は電波がオフになっていることからわかるようにSIM未装着ですが、きちんとdビデオが再生できています。さらにNexus 7/10では非対応のdアニメストアも、F-01FからSIM未装着で視聴できるようになりました。
また、docomo ID効果により、これまではWi-Fi経由でドコモメールを見るのにわざわざWi-Fiオプションパスワードを設定する必要がありましたが、それもdocomo IDを設定すれば不要になりました。まあWi-Fiオプションパスワードを設定済みの人にとっては二度手間なのですが、Wi-FiオプションパスワードだとずっとSIM経由で接続しない場合、「そろそろ認証してなー」と何度も認証を要求されるのが面倒だったので、このあたりの手間が軽減されるのも地味に嬉しい。
いまのところARROWS NX F-01Fは現役で動いているのでずっとSIMは装着しているからさほど意味はないのですが、これが他の端末にも広がっていくとかなり便利になりそう。これを気にdビデオの魅力がさらに広がるといいなと個人的にdビデオやdアニメストアのファンな私は思う次第であります。
【ケータイ会議NX!!とは?】
ケータイ会議NX!!とは、富士通の最新スマートフォンARROWS NX F-01Fをブロガーが使い倒してブログで自由にレビューする企画です。通信料は各自の負担、モニター後は端末をそのまま使い続けることができるようになってます。
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