Google アシスタントがショッピングリストの複数リスト使い分けに対応していた


これまでGoogleアシスタントを使った買い物リストやタスクリストはIFTTT経由でTrelloに連携していたのですが、先月くらいからうまく動作しなくなり、重い腰を上げて調べてみたらGoogleのAPIがリニューアルし、今までみたいな柔軟な使い方ができなくなっていたことを知りました。

変更の要点

要点だけ抜き出すと、以下の通りです

  • これまでの連携はGoogleプラットフォームの要請で利用できなくなった
  • IFTTT上のGoogle Assistantをトリガにしたアクションは、すべて改めて(手動で)作り直す必要がある
  • 「OK Google, (トリガに設定したフレーズ)」ではなく、「OK Google,?activate?(トリガに設定したフレーズ)」と呼びかけなければならない。
  • これまで利用できた、変数(数値やテキストをトリガーから抽出し、アクションに渡す機能)は利用できなくなる。
    また、カスタム応答(Google Assistantの返事)は利用できなくなる。

Google Assistant IFTTT連携の変更 (2022.08.31期限) ? ぱらめでぃうす
https://parame.mwj.jp/wp/archives/906

買い物リストとして便利に使っていたのでこの連携できないのは困ってしまい、仕方なく本家本元のGoogle謹製リストを使ってみたら上記の仕様変更に今頃気がついたというのが本題。

Googleにも「ショッピングリスト」というリスト機能があり、ショッピングリスト以外にも複数リストを作れたのですが、Googleアシスタント経由で登録するとかならずデフォルトの「ショッピングリスト」に登録されてしまい、買い物リストと仕事のタスクリストを使い分けることができなかったのです。

 一方のGoogle Homeも、複数のリストを作成できるので、タスクリストを作ろうと思えば作れるのだが、音声でアイテムを追加できるのはあくまでショッピングリストのみだ。それ故、「ねぇ Google、タスクリストに部屋掃除を追加して」と指示しても、「はい、部屋掃除をショッピングリストに追加しました」となってしまう。

スマートスピーカーの便利機能「ショッピングリスト」 Amazon EchoとGoogle Homeのどっちが使いやすい?:山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/2 ページ) – ITmedia PC USER
https://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1806/09/news011_2.html

しかし今回試してみたところ、ショッピングリストとは別に「タスクリスト」を作成し、「○○をタスクリストに登録して」で登録できるのを確認。また、デフォルトのショッピングリストを「買い物リスト」に名称変更して「○○を買い物リストに登録して」でもちゃんと動作しました。つまりリストは複数作れるし、任意の名前で指定できるってことですね。

複数のリストをGoogleアシスタントで使い分け
複数のリストをGoogleアシスタントで使い分け

これまでタスク管理はリマインダーを活用してたけれど、Googleが公式にリスト対応してくれたので今後はこっちでタスク管理できそう。スマートウォッチに話しかけるだけでタスク管理できるのお勧めですよ。

なおGoogleのショッピングリストは検索してもヘルプしか出てこず、そのヘルプにもリンクが記載されていないという秘密っぷりなのでリンクも載せておきます。下記URLにアクセスすると自分のショッピングリストが表示されます。

Google ショッピング リスト
https://shoppinglist.google.com/


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