電子コミックはKindleよりBookLive!派な5つの理由プラスアルファ

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

先日出演した人気ポッドキャスト「Backspace.fm」の反省会にて、「最近Booklive!がいいんですよ」なんて話をしたら興味を持っていただいた人がいるとのことで、深夜の勢いで前から書こうと思ってたテーマでBookLive!について書いてみます。

電子書籍ストア BookLive! – マンガ、小説、ラノベ、写真集、雑誌【無料立読み 多数】
http://booklive.jp/

◆コミックがシリーズごとにまとまる

Kindleもコレクション機能がスマートフォンで使えるようになったのですが、いちいち自分で仕分けなければいけないのが面倒。BookLive!なら自動でまとめてくれます。

コミックはシリーズごと管理。書籍でも前後編などのシリーズはまとめて表示される
コミックはシリーズごと管理。書籍でも前後編などのシリーズはまとめて表示される

◆すぐに続きが買える

ある意味麻薬的な機能とも言えますが、シリーズを開くと続巻が薄く表示されここから購入できる。ついつい続きを買ってしまう恐ろしい仕様です。

緑色の家マークは購入できるという誘惑の印
緑色の家マークは購入できるという誘惑の印

◆続きをすぐ読める

これはかなり便利な機能。Kindleだといちいち読み終わった本を閉じて本棚に戻り、続巻を選ぶ必要がありますが、BookLive!なら1巻が終わると上に「続巻を開く」が表示され、本棚に戻ることなく続きを読むことができます。

「続巻を開く」でひたすら読める
「続巻を開く」でひたすら読める

◆ポイントがオトク

現在は独自ポイントではなくTポイントベースのポイントシステムに切り替わっています

ヘビーユーザー向けの特典ですが、1ポイント1円単位のポイントを購入しておくとかなりオトク。月額会員の場合、3000円払うと初月は250ポイント、翌月からは450ポイントと、コミック1冊以上のポイントがもらえます。

月額は10%以上の還元率
月額は10%以上の還元率

月額課金が怖いという人も個別ポイントでちょっとオトク。さすがに月額ほどではないけど、数冊以上は購入予定ならポイント購入がオススメです。

個別は還元率が低めながらも2,000円以上ならオトク
個別は還元率が低めながらも2,000円以上ならオトク

◆PCでも読める

これはKindleがCluod Readerリリースしたのであまり差別化にはならなくなりましたがw。まあCloud Readerはコミックや雑誌だけなのに対し、BookLive!はリフロー対応の書籍もPCで読めるのが違いかな。

「ベイビーステップ」1巻/勝木光/講談社
「ベイビーステップ」1巻/勝木光/講談社

◆プラスアルファ: 国産サービスで一番安心そう

そもそもが国内で最多のラインアップ揃えている大規模サービスであり、運営が凸版ということもあって国内では一番安心かなーと勝手に思ってます。まあなんの根拠もないのですが、すでに撤退の実績あるソニーや楽天よりはだいぶいいかなーという楽観的な発想として。

一方使いにくいところももちろんあって、一番の問題は登録端末に制限があること。同時5台という制限はいいとして、端末の交換を1年に10回しかできないという謎仕様のために、仕事で端末ころころ変える自分はあまり端末を入れ替えられません。結果として貸出機とかでBookLive!使うことはありえないので紹介する機会も減ってたり。まああまり端末ころころ変えない人であれば問題ないとは思いますが、これもうちょっと改善してもらえないですかねえ。

【更新】端末制限については2016年1月で制限が解除されており、端末ごと解除操作をすれば「最大5台」で利用できるようになりました。

電子書籍ストア「BookLive!」が登録端末数の制限を解除する神対応を実施! – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2016/01/16/14683

前回はさっくりリミット超えたため怖くて端末変えられない
前回はさっくりリミット超えたため怖くて端末変えられない

あとは課金の流れがKindleに比べると面倒。というかKindleの1クリックが手早すぎるだけで、普通に買うならパスワード入れて購入内容確認、でいいのでさほど気にならないのですが問題はポイント周り。本を買いたいけどポイントが足りないから、本を買う流れでポイントを購入しようと思うと、ポイント決済後は購入したい本のところへ誘導してくれないので自分でカートを選んで戻らなければいけない。こういうあたりはよくできたWebサービスに慣れているとちょっと使いにくさ感じるところです。

と言う課題はあれど、コミック買う分にはメリットデメリット相殺してもKindleより使いやすいなーということで愛用中。コミックの数もかなりの多さでKindleにない本もBookLive!なら売ってたりすることあるので、まずはこの本あるかな、と検索してみるだけで使ってみるのもいいのではないでしょうか。

余談ですが「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」は実に名作ですね。あまりに面白くて読み終わったあとすぐに読み返してしまいました。中身はタイトル通りなんですがこういう食べ方にこだわるのをおもしろがるような人には激お勧めです。


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