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  • 自分で本を書いてコミケと電子書籍で出すまでの全記録

    自分で本を書いてコミケと電子書籍で出すまでの全記録

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    このブログ記事は「書き手と編み手の Advent Calendar 2019」19日目の記事です。

    書き手と編み手の Advent Calendar 2019 – Adventar
    https://adventar.org/calendars/4599

    新たな元号を迎えた2019年、自分にとって最も大きなイベントはなんといってもプログラミングを覚えたこと、そして自分が学んだ内容を本にしてコミケで頒布したことです。どちらも以前からとても興味あったイベントを2つまとめて実現できてしまったのは個人的にとてもうれしいことでした。

    コミケで出したJavaScript本の電子書籍販売を開始しました – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2019/09/07/16278

    プログラミングについてはいろいろとブログでも書いているので、今回の本題はコミケで本を出し、さらにその内容を電子書籍で販売したことについて。いざコミケで本を出す、電子書籍を出す、となった時に、意外と参考になる情報がなかったということもあって、あくまで自分の例ではありますがどんなやり方で本を出したのかをつらつらと綴ってみます。

    なお、せっかくなので今回の記事公開に合わせて、電子書籍の冒頭をnoteで無料公開してみました。全部読めるPDFも本日のみ100円で購入できるので、興味お持ちいただけた方はnote版もご覧ください。

    初心者向けプログラム解説本「ゲーム脳で楽しむプログラミング」第1章を無料公開します|kai3|note
    https://note.com/kai3/n/nbe37dd160734

     

    紙版

    ライター仕事はなんだかんだで10年以上の経験があるですが、基本的にはWebが中心で、紙のお仕事するときも原稿を納品するくらいであって自分で出版したことはなし。なので出版という経験値はほぼゼロの状態だったので、文章を書くこと以上に「どうやって出版すればいいの?」というところを調べるのが一番の苦労でした。

    文章はとりあえずMarkdown

    本を書くにあたり一番最初に考えたのは「何のアプリケーションで書くか」なのですが、正直言うとあまり深いことを考えておらず、「Markdownで書いておけばなんとでもなるだろ」と言う気軽な気持ちで、WindowsのMarkdownエディタ「Typora」を使いました。

    Typora / a markdown editor, markdown reader.
    https://www.typora.io/

    Markdownでゴリゴリ書くのはもちろん、ビジュアルエディタ機能もあるのでMarkdown初心者にも使いやすい。できあがった文章をPDFで出力する機能も搭載しているので、今回はTyporaで原稿を書いてPDFで出力、という形式で進めました。

    ただ、PDF出力でいいならわざわざTypora使う必要もなく、WordやPagesのPDF変換機能使えばそれでよいかなという気もします。中身がテキスト中心でたまに画像やテーブル使う、くらいならそれで十分かと。

    紙の本ならではのお作法

    前述の通りWeb中心の記者・ライター経験しかないので、紙ならではのノウハウや勝手がわからずいろいろと試行錯誤することに。文章書く時間よりこういうのを調べながら進める時間のほうが長かった気がする。

    ページ数は4の倍数

    紙の経験ある人なら常識中の常識だと思いますが、ページ数は4の倍数にしないと無駄なあまりが発生します。詳しくはこちらのURLをどうぞ。

    中綴じ冊子のデータ作成について|印刷の事なら激安通販のプリントネット
    https://odahara.jp/technical/item/nakatoji.php

    今回も納品優先したあまり真っ白のページができてしまいました。テキストだからまだいいのですが、マンガだとこのあたり相当意識しないとですね。

    目次

    原稿を一通り書き終わってから目次を作らねばならないことに気がつき、見出しだけ手動でコピーしてTyporaで作成。ただこれ目視なので間違う可能性もあり、これなんとかツールでやりたかったな。最初から章立てして内容作っていくのでは無く、書き上げてから文章を構成しなおしたりするので、見出しだけ自動で抽出して目次作る、みたいな機能を活用したほうがよさそうです。

    奥付

    ほんの最後に「第何刷」とかあるやつ。いくつか参考に他の同人誌とか見てみたのですがフォーマットまちまちだったので、とりあえずそれっぽく入れました。これもTyporaで作成し、改行しまくってページの下のほうに表示するように調整してからPDFで出力。

    表紙

    最初はテキストだけでいいか……と思ってたのですがさすがに画像がないとさみしいな、と思い、本のテーマであるゲームっぽい画像を検索。

    剣士イラスト – No: 1151523/無料イラストなら「イラストAC」
    https://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=1151523

    画像の位置とか細かく調整したかったので、表紙だけはWordで作成してPDF出力し、最後に合成することに。ただWordはフォント変えるだけで行間がらっとかわってしまったりと、調整にかなり苦労しました……。これPDF出力前提ならPowerPointで作ってPDF化したほうが楽だったかも。

    PDF結合

    表紙や目次、奥付のほか、ページ数が増えてくるとTyporaが重くなると言う理由で章ごとファイルを分割していたので、それらを全部PDF化してからフリーソフトの「CubePDSF Page」で合成して入稿データはいったん完成。

    無料 PDF 結合・分割ソフト CubePDF Page – CubeSoft
    https://www.cube-soft.jp/cubepdfpage/

    サイズ変更

    後述する印刷会社への入稿タイミングで気がついたのですが、一般的な同人誌サイズはB5なのに対してWordやPDFはA4がデフォルトのため入稿のタイミングでサイズ違いに気がつくことに。これはPCの印刷からPDFに変換する機能を使ってサイズをB5にしてなんとか乗り切る。

    ノンブル

    これも入稿規定ですが、PDF入稿の場合はノンブルが必要とのこと。はて、ノンブル……?

    ノンブル(ページ打ち)は本文全てのページに1つずつ付ける連続した番号になり、印刷される範囲内に必ず打っていただく事になります。

    ノンブル(太陽出版株式会社)
    https://www.taiyoushuppan.co.jp/doujin/howto/nombre.php

    なるほどページか……! ということで検索してPDFにページを追加できるフリーソフトを発見して一件落着。

    「pdf_as」定番のPDF加工ソフト – 窓の杜
    https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pdf_as/

    以上、繰り返しながらWeb編集経験者として「文章を書く」だけならそれなりに知識も経験もあったのですが、紙になるだけで知らないことがいっぱい。文章自体はさくっとかけたのですが、入稿できるようなデータに仕上げるまでに時間がかかってしまいました。

    いざ印刷会社

    データが完成したら次は実際に印刷してくれる印刷会社探し。同人誌に対応した印刷会社はたくさんあるのですが、正直あまりWebに力を入れていないところも多く、どうやって注文すればよくわからなかったので、最終的にはコミケで場所を貸してくれた人と同じ「みかんの樹」さんにしました。

    同人誌印刷 みかんの樹|マンガ・同人誌 印刷所
    https://mikan-no-ki.com/

    選んだポイントはいくつかあるのですが、見た限りではWebサイトがわかりやすく説明も丁寧。印刷するためのマニュアルも充実していたのが決め手でした。

    原稿作成と入稿方法|マニュアル|同人誌印刷 みかんの樹
    https://mikan-no-ki.com/manual/

    料金プランは印刷慣れしていない身からするとよくわからない用語も多数だったのですが、「カラーは使わない」で割り切ると基本料金一択。

    基本料金仕様|商品紹介|同人誌印刷 みかんの樹
    https://mikan-no-ki.com/item_introduction/set-1/

    ページ下部の「セット料金お見積り」をクリックすると何部でいくらかかるかがわかります。今回は100ページ近かったので50部でも6万円近く、100部刷っても5000円しか変わらないので100部で注文することに。

    入稿については全部オンラインで完結したかったのでデータ入稿を選択。この時点でタイトルや入稿スケジュールは決まってなかったので悩んだのですが、ひとまずは仮で入れておいて入稿時に正しいデータにすればいいそうです。印刷数には上限があり、一定数で締め切ってしまうらしいので早めの注文がお勧め。

    とはいえ作品タイトルはもう決めちゃえ、ということでこのタイミングでFix、入稿スケジュールはイベントごとに確認できるので、出したいイベントで一番料金が安くなる日程を目標として設定しました。直近のコミケだとスケジュールはこんなかんじ。

    2019年12月30日(月)-31日(火)『コミックマーケット97 ??日目』他|イベント締め切りスケジュール|同人誌印刷 みかんの樹
    https://mikan-no-ki.com/schedule/201912301/

    続く印刷情報は、先ほどの通り白黒でいいので「基本料金」を選んだのですが、悩んだのはその後の紙に関する設定。ページサイズについてはここでB5入稿だということに気がつきデータのサイズを変更しましたが、表紙と本文はよくわからない。いろいろ調べたのですが表紙は「色上質最厚口」にしておけば33色から選べるらしいということ、紙の厚さも上質90kgくらいが普通、ということだったのでそろぞれ一番安いプランに決定。

    続いて表紙や本文について。表紙の色はここで選択できますがテキスト情報だけなのでざっくりイメージで。冊子の閉じ方は2種類あるのですが中綴じはそもそも40ページ以下でないと使えないと言うことで自動的に無線綴じを選択。後は冊子を読む方向をお好みで選択します。

    このあとはオプションを選択、その後お届け先を設定して注文は完了。なお、コミケのような大きいイベントだと、印刷会社さんが直接会場まで持ってきてブースまで配布してくれます。家で受け取ってから会場持っていく……、みたいな苦労しなくていいのはとてもありがたい。同人業界すごくうまく回ってるなと感動しました。

    コミケ当日

    一番のメインコンテンツである印刷物は会場に届くのと、ブースも間借りしているので持ち物はほとんどなかったのですが、並行して作っていたキャッシュレスシステムを表示するためのタブレット一式、そして何を売っているかを説明するためのポップを印刷して持ち込み。タブレットとか念のために盗難防止グッズとか持ち込んだのですが「コミケでそんなの使う人いませんよ」と鼻で笑われたのと、そもそも場所が狭すぎてそんなに物を置く場所が無いと言うことで、結局登場機会はありませんでした。

    初めてのコミケ、しかも1,000円は高いよと指摘受けていたので、「100冊印刷して100冊持って帰れればいいや」というくらいの気持ちでいたのですが、知り合いにも多数来ていただいたこともあってありがたいことに半数を頒布。2箱持ち込んだ本もなんとか1箱まで減らせました。

    ※同人誌印刷はだいたい見本として10冊くらいおまけがついてくるので「おまけの分しか売れなかった」という意味のネタ

    電子版

    無事に初コミケ体験は終えたのですが、残念ながら印刷費用の元は取れていないことに加え、遠方だったり予定があって当日来れないという声もちらほらあったので、当初の予定通り電子書籍を作成することに。しかしこれもまた紆余曲折でした。

    ePubファイル作成

    電子書籍を個人で販売できるサービスはいくつかありますが、まずはそれ以前に電子書籍のファイルを作らなければいけない。電子書籍の世界ではePubという形式のファイルを作成するのが基本なので、まずはePubを作成できるサービスをいくつかみつくろってみました。

    一番最初に使おうと思ったのは「でんでんコンバーター」というWebサービス。

    電書ちゃんのでんでんコンバーター – でんでんコンバーター
    https://conv.denshochan.com/

    無料ということに加え、Markdownのファイルをそのまま使えるとのことだったのですが、アップロードできるファイルサイズが3MBまでということで、テキストに加えて画像を使いまくっている自分のデータはとても重くて使えず。ブラウザベースなので動作が重いというのも課題でした。

    次に試したのが「Sigil」というフリーソフト。

    Sigil Ebook | Sigil is a multi-platform EPUB ebook Editor
    https://sigil-ebook.com/

    これも無料で使えるのはありがたいのですが、ちょっとした文字の崩れとかを修正するとファイルがおかしくなってしまい、できたと思ったけど電子書籍サービスにアップロードしたらエラー、みたいなことが多発して断念。そして最終的にたどり着いたのが以前にブログでも書いた「Hamepub Enterprise」です。

    コミケで出したJavaScript本の電子書籍販売を開始しました – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2019/09/07/16278

    だいたいのことは上記のブログ記事で書いたのですが改めて説明すると、Hamepub Enterpriseは、ブログツール「WordPress」を使ってブログを書く感覚で電子書籍用のePubデータを作成、そのままKindleにアップできるサービス。料金は売上の30%を支払うのですが、実際にはKindleなどサービスの手数料を引かれたところからの30%なので数値もさほど大きくありません。

    例えばKindleで1000円の本を売った場合、Kindle独占だと取り分が70%なので利益は700円、これに対して30%なので1冊210円が手数料です。また、Kindle独占じゃない場合は取り分が35%になるので利益は350円、これに対して30%なので手数料は105円、ということになります。

    この料金をどう見るか、ですが、でんでんコンバータではページ数多かったり容量が大きいファイルはそもそも使えないこと、Sigilは一度作成したファイルを修正すると発生するエラーの対応が大変なことを考えると「いっさいエラーが発生しない」という安心感はとてもありがたい。

    また、販売状況も管理画面から確認できたり、作成したデータをePub3でダウンロードできたりと機能としても至れり尽くせりなので、なんとしてでも無料で出したい、というのでなければ、有料だけど安心して使えるサービスを活用するというのは1つの解だと思います。たくさん売る見込みがある場合は売れた数ではなく1回支払いの料金プランもあるので、お好みに合わせて選ぶといいのではないでしょうか。

    HamePub Enterprise(エンタープライズ向けePub作成代行) | 株式会社破滅派|出版, 電子書籍, Web制作
    https://hametuha.co.jp/services/hamepub-enterprise

    電子書籍サービス選択

    これも以前に書いたブログの通りなのですが、販売する電子書籍サービスはKindleとBOOK WALKERの2つにしました。楽天Koboも個人で電子書籍出せるのですが、今回の本はたくさん売りたいと言うより単に出してみたいという気持ちだったことと、Kindle独占はちょっとやだな、もう1つくらい別のところ出だしたいなと言う割と消極的な理由だったので、残念ながらKoboは選択外に。

    BOOK WALKERは角川系の電子書籍サービスなのですが、同人や個人出版にとても力を入れていて、コミケやコミティアといった同人イベントで紙版を出した後それを電子で出す、というプラットフォームとして活用されています。

    同人誌・個人出版の電子書籍無料試し読みならBOOK☆WALKER
    https://bookwalker.jp/st5/

    料率も50%と良心的で、独占契約とかも一切なし。正直サービスとしてはBOOK WALKER限定でもいいくらいだったのですが、手にしてくれる人の選択肢は広い方がいいよね・・・・・・、ということでKindleでも出すことに。

    販売はどちらもファイルをアップロードするだけ、なのですが、KindleについてはHamepub Enterpriseを使えばアップロードまで全部やってくれます。また、BOOK WAKERもユーザー登録してePubファイルをアップロードするだけなのでさほど難しいことはありません。Hamepub Enterprizeは投稿した内容をePub形式でダウンロードすることができるので、このファイルをアップロードしたら何のエラーもなく登録できました。ほんと便利。

    電子売上

    気になる人もいるかと思いますが、コミケの頒布と電子書籍の売上でなんとか印刷代金は回収できてちょっとプラス、くらいです。数でいうとコミケと電子書籍がほぼトータルという感じかな。手間暇考えると電子のほうが楽なのですが、コミケのように知らない人が買ってくれるという楽しさもあって甲乙つけがたい。

    なお、Hamepub Enterpriseの管理画面では売上情報もグラフや数値で確認できます。ほんとWordPressってカスタマイズでここまでできるんだな……、とちょっと感動を覚えるレベル。

    最後に

    ソーシャルの普及で個の時代が強まっているという流れの中、紙での同人出版は割とノウハウの塊で、知ってる人は当たり前にこなせるけれど初心者にはハードルが高いな、ということを痛感しました。そのくらいのハードルがあるほうが業界としてはうまく回るのかもしれないですが、個人的にはそういうハードル下げていきたい派なので、「同人で何か本を出してみたい」という人の参考になれば幸いです。

    また、繰り返しの宣伝ですが今回書いた本の第1章を無料公開しているのでよろしければお読みくださいませ。

    初心者向けプログラム解説本「ゲーム脳で楽しむプログラミング」第1章を無料公開します|kai3|note
    https://note.com/kai3/n/nbe37dd160734

  • コミケで出したJavaScript本の電子書籍販売を開始しました

    コミケで出したJavaScript本の電子書籍販売を開始しました

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    先日コミケで人生初頒布したJavaScript本。

    C96夏コミケ3日目に出ます – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2019/07/30/16206

    いろいろと細かな修正などで時間かかりましたが、なんとか電子書籍版の準備にこぎ着け、KindleとBook Walkerの2カ所で販売を開始しました。
    B07XGCNV3R

    Amazon.co.jp: ゲーム脳で楽しむプログラミング: 初心者が捧ぐ超初心者向けのJavaScript入門書 eBook: カイ士伝: Kindleストア
    https://www.amazon.co.jp/dp/B07XGCNV3R?tag=kai4den-22

    ゲーム脳で楽しむプログラミング – 実用、同人誌・個人出版 カイ士伝(カイ士伝):電子書籍試し読み無料 – BOOK☆WALKER –
    https://bookwalker.jp/def1a25255-0d2d-40d3-9c54-aa39096196b9/

    BOOK WALKERでは冒頭が試し読みできるのでこちらもどうぞ。「はじめに」を読んでもらえるとこの本がどんな位置づけなのかがわかるかなと思います。

    ゲーム脳で楽しむプログラミング(試し読み)
    https://viewer-trial.bookwalker.jp/03/6/viewer.html?cid=f1a25255-0d2d-40d3-9c54-aa39096196b9&cty=0

    この本を書いたきっかけやこだわりなんかは少し長いのですがここを読んでもらえると。

    プログラム初心者が初心者のための解説本を出します宣言(副題: 256timesを終えて) – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2019/04/17/16076

    こだわりとしてはPDFではなくぜんぶePubへ変換したこと。技術書の電子書籍ではPDFをそのまま電子化したものが多く、レビューなどで「PDFは読みにくい」というコメントが多く付けられていたことと、何より自分もPDFだと読みにくいというのを実感していたので、ここは手間をかけてでもePubにしてみよう、と挑戦してみた次第です。

    ePubはWordや一太郎から変換したり、ePub専用リーダーを使ったりといろいろな作成方法があるのですが、今回は株式会社破滅派の「HamePub Enterprise」を使ってePub化してみました。

    HamePub Enterprise(エンタープライズ向けePub作成代行) | 株式会社破滅派|出版, 電子書籍, Web制作
    https://hametuha.co.jp/services/hamepub-enterprise

    HamePub自体はCerevo時代にIoTミニ四駆製作キットの電子書籍ガイドブック作成時にも使わせてもらっており、個人で電子書籍出す時にも使ってみたいと思っていたので、破滅派代表の高橋さんにご協力いただきつつ無事にePub発行できました。お忙しい時期にいろいろと細かく対応していただいた高橋さんにこの場を借りて改めて御礼申し上げます。

    HamePubを使うメリットは、普段から使い慣れているWordPressを使ってブログを書くかのようにePubを作成できることに加え、表紙や奥付といった書籍のためのフォーマットが用意されているので、必要な情報をそこに書き込んでいくだけでいいという手軽さが魅力でした。ど素人からすると奥付ってどんなこと書けばいいかもよくわからないですしね……。

    具体的な手順としては、各章ごとをWordPressの「投稿」として登録し、すべての章を登録したら「作品集・連載」を作成してそれらの投稿を紐付け。あとはメニューに用意された奥付や表紙、あとがきなどを登録していきます。

    販売についてはKindleならHamePubの管理画面から申請するだけなのでとても手軽。今回はBook Walkerにも出したかったので、管理画面からePubとしてダウンロードし、Book Walkerの登録をして手続きしました。

    なお、手数料はWebにもある通り収益から30%を破滅派へ支払います。今回はKindle独占ではないのでKindleのパーセンテージは70%が取られ、残り30%に対して30%を引いた分が収益に。Book Walkerは独占に関係なく50%なので、50%に対して30%を引いた分が収益、ということになります。

    有料サービスではありますが、使いやすいWordPressで電子書籍を作成できること、電子書籍のためのフォーマットも整っているので専門知識が不要なこと、Kindleなら販売の代行もしてくれることを考えるとその価値はあると思います。

    何よりエラーの出ないフォーマットで作れるメリットが大きくて、試しに自分でもダウンロードしたePubファイルをいじってみたのですが、見た目は変わらないのにエラーが出て変換できなかったり電子書籍としてアップロードできなかったりとかなり苦労しました。その点HamePubならKindleはもちろん、Book WalkerもダウンロードしたePubをアップロードするだけで一発OK。ePub編集で余計な苦労したくないならHamePubはなかなか有力な選択肢ではないでしょうか。

    しかし実際に電子書籍出してみてKindleはそりゃ一極集中の天下になるわと思った。Kindle独占にしないなら70%という半分以上の金額をロイヤリティとして持っていかれちゃうならKindle独占で登録しちゃうよなー。実際に使って見てBook Walkerはとても使いやすくよくできている仕組みなだけにますます惜しい。

    というわけで買ってくれる人のほとんどがKindleを選択する気はしているものの、この寡占状態にちょっとでも危惧を覚える人や新しいもの好きの人、ちょっとでもロイヤリティもうけさせてやろうという人はよろしければBook Walkerでの購入もご検討いただけると幸いです。

  • 電子書籍ストア「BookLive!」が登録端末数の制限を解除する神対応を実施!

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    電子書籍はBookLive!派を自称し、電子コミックに関してはKindle限定でもない限りほぼすべてBookLive!で取りそろえている私。どれだけBookLive!が便利かは以前にもこのブログで書いております。

    電子コミックはKindleよりBookLive!派な5つの理由プラスアルファ – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2014/09/24/13403

    ただ、そんな便利なBookLive!でも唯一の悩みが端末回数の登録制限で、そのあたりも上記エントリーで指摘しておりました。

    一方使いにくいところももちろんあって、一番の問題は登録端末に制限があること。同時5台という制限はいいとして、端末の交換を1年に10回しかできないという謎仕様のために、仕事で端末ころころ変える自分はあまり端末を入れ替えられません。結果として貸出機とかでBookLive!使うことはありえないので紹介する機会も減ってたり。まああまり端末ころころ変えない人であれば問題ないとは思いますが、これもうちょっと改善してもらえないですかねえ。

    不便ではあるものの、端末を年に何度も入れ替える人なんてきっと少数派だし、わざわざ対応することもないだろうな・・・・・・、なんてあきらめ半分だったのですが、まさかのまさか、ついにBookLive!がこの端末解除回数を無制限に! これはあっぱれである!

    今までBookLive! Readerアプリの端末解除は1年間に10回までとさせていただいておりましたが、2016年1月13日(水)をもちまして、無制限にさせていただきました。

    お知らせカテゴリ – 電子書籍ストア BookLive!
    http://booklive.jp/information/category/id/15

    いやー、何をもって制限撤廃したのか理由はわかりませんが、これがBookLive!がますます便利になりました。これで手持ちの端末入れ替える時も安心して端末解除できるし、旅行に持って行くときはスマホじゃなくてタブレットにするといった運用も簡単に!

    今まではこの制限が気になって、コミック以外の書籍はKindleで買ってたのですが、制限気にしなくてよくなったこともあって電子書籍は全部BookLive!に集約してしまおうか検討中。BookLive!使ってるとKindleはダウンロードがそもそも遅いし、コミックは次の巻読むときにいちい戻らなきゃいけなかったりでめんどくさいんですよね・・・・・・。

    何にせよ新年早々とてもうれしいニュースでした。ますますBookLive!啓蒙する気がわいてきた!

  • 【書評】洋酒に詳しくない人も洋酒を好きになれる「白熱洋酒教室」

    【書評】洋酒に詳しくない人も洋酒を好きになれる「白熱洋酒教室」

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    「白熱日本酒教室」に続き、作者のむむさんこと杉村さんに献本いただいておりました。ありがとうございます!

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    この「白熱洋酒教室」は、その名の通り、前作「白熱日本酒教室」に続いて洋酒のなんたるかを教えてくれる本。以前の「白熱日本酒教室」についてはこちらをご覧下さい。

    【書評】「白熱日本酒教室」は日本酒好きがもっと日本酒を好きになれる1冊 – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2014/11/26/13658

    自分の場合、好きなお酒は日本酒とクラフトビールで、その他のお酒はあれば飲むけどそこまで積極的ではなかったのですが、最近ちょっとずつその嗜好が広がりはじめ、洋酒もちょこちょこと手を出すようになりました。

    というのも以前までは「お酒はおいしいごはんとあわせたい」という意識が強くて、ごはんに合いにくいお酒はあまり好みでなかったのですよね。ところが最近は仕事が遅くなることも多く、「終電までのちょっとした時間に軽く飲みたい」という要望に加え、オフィスの下にHubがあることでちょこちょこウィスキーにも手をだすようになり、「食べ物をあまり食べずにお酒だけをじっくり味わう」点でなかなかウィスキーもいいものだな、と目覚め始めてきたのです。

    そんなナイスタイミングでいただいたこちらの「白熱洋酒教室」は、日本酒ほど熱を持って調べていなかった洋酒に関する情報がわかりやすく載っていて目からウロコ。そもそもウィスキーの名前の違いも全然わかってないレベルだったのですが、作り方から国ごとの特徴まで丁寧に分類されているのが非常にわかりやすい。

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    もちろん本書のテーマは「洋酒」なのでウィスキーに留まらずラムやブランデーまで幅広く網羅。今までラムとブランデーもよくわからず飲んでたのですが、原材料や作り方などを知るとまたちょっと味わい方が変わってきて、飲んだことないお酒も飲んでみようかという気持ちになります。

    今までウィスキーは名前でなんとなく選んで飲んでいたのですが、こういう国ごとの特徴とかを知るともっとこだわって飲みたくなりました。そういう意味でもこの本は洋酒に興味ある人より、洋酒はさほど詳しくないけどたまに飲む、もしくは洋酒をこれから覚えてみたいという人にとてもお勧めしたい本だなと思いました。


    白熱洋酒教室 (星海社新書)

    欲を言うなら洋酒のほうはカバーが白じゃなく茶色系だったらわかりやすかったんだけど、星海社の新書は全部白で統一されているのかな。デザインがかなり似ているだけに並べると間違えやすかったのですが、他の本比べると帯も黄色で固定されてるっぽいのでここは仕方ないのかな。

    振り返れば白熱日本酒教室も、日本酒の情報をある程度持っている自分が読むより、日本酒これから覚えたいという人のほうが発見が多くて面白かったのかもしれない。日本酒の個人的啓蒙活動にまた改めて白熱日本酒教室も活用していかねばだな。


    白熱日本酒教室 (星海社新書)

    なお、白熱洋酒教室に加えて白熱日本酒教室共に、12月12日、13日の両日東京カルチャーカルチャーでイベントが開催されます。残念ながら私は日程が合わず参加できないのですが、日本酒や洋酒をこれから覚えたいという人は、本の開設を聞きながら実際にお酒を飲めるという一挙両得なイベントになっているのでよろしければご参加くださいませ。

    『白熱洋酒教室特別講義 in TOKYO〜人生を変える一杯に会いに行こう〜』 TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty
    http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_151113205064_1.htm

    『白熱日本酒教室 in TOKYO〜いま、日本酒が面白い!!〜』 TOKYO CULTURE CULTURE:@nifty
    http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_151113205065_1.htm

  • 【書評】「やせたいならコンビニでおでんを買いなさい」はコンビニおでん以外の情報もたくさん詰まったお手軽ダイエットにぴったりの1冊

    【書評】「やせたいならコンビニでおでんを買いなさい」はコンビニおでん以外の情報もたくさん詰まったお手軽ダイエットにぴったりの1冊

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ダイエットブロガーとしてその地位を確立しつつある@narumi のダイエット本「やせたならコンビニでおでんを買いなさい」を発売前に献本いただき読了しました。

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    この本は著者本人が自ら実践、1カ月半で10kg以上ものダイエットに成功したというその記録をまとめたNAVERまとめの内容をベースとし、大幅な加筆を加えて書籍化した1冊。もとになったNAVERまとめはNAVER調べで2800万を超えるPVというほど多くのアクセスを集めるほど人気のダイエット情報です。

    1カ月半で10.5kgダイエットした人の全食事記録 – NAVER まとめ
    http://matome.naver.jp/odai/2133480573887976501

    タイトルですべてを言い切ってしまうあまり「じゃあコンビニでおでん買うわ」で終わってしまうんじゃないかと心配してしまうほど直球な本書ですが、実際に読んでみるとその内容はおでんにとどまりません。もちろんおでんがダイエットに効く理由やおすすめのおでん情報なども丁寧に解説されているけれど、それ以外にもダイエットに向いているコンビニ食材、プチ断食的なダイエット方法であるファスティングなど、手軽に始められるダイエット方法の数々が紹介されています。

    ちょうど自分もダイエットに挑戦中で、おでんを大変に愛用しているのでこの本の説得力は非常に高い。自分の場合さすがに1カ月に10kgとは行きませんが、「お昼は普通に食べる(ただし大盛り禁止)」「夜はおでん(炭水化物禁止)」「飲み会はハイボール中心にしつつ美味しいビールや日本酒はガンガン飲む」というかなり緩い縛りながらも、1カ月で4kgちょっとは落とすことができました。

    本書にも書いてありますがおでんは腹持ちもそれなりにあるしお腹いっぱい食べた感もありつつカロリーが圧倒的に低いのでダイエットには本当に便利。最近コンビニではダイエットに向いた低糖質な食べ物もいろいろと並んでいますが、そうした食事についても解説されているので、自分の生活を大きく変えずにダイエットしたい、という人にはオススメです。

    コンビニの食事ばかりだと栄養が心配と思うかもしれませんが、本書は管理栄養士の方が監修しているのでその点でも安心。いきなり10kgやせようとすると大変かもしれませんが、本書の内容を参考にしつつ自分のペースで数kgずつやせていく、というのもよさそうです。


    やせたいならコンビニでおでんを買いなさい

    自分のダイエット目標は1ヶ月後なので、目標達成できたらダイエットエントリーでも書くかなー。

  • 「会計の知識は不要!」のクラウド会計サービス「freee」で確定申告に挑戦する電子書籍を書きました

    「会計の知識は不要!」のクラウド会計サービス「freee」で確定申告に挑戦する電子書籍を書きました

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    先日nasne本を出したばかりですが、実は並行してちょっと毛色の違う本を書いておりました。

    freee

    freeeでラクラク確定申告 (impress Digital Books)

    この本は、クラウド会計サービス「freee」の体験レポートとして以前INTERNET Watchに掲載されていたものを電子書籍として再構成したもの。

    経理・簿記の知識はゼロ。人生初の青色申告に「freee」で挑戦! – INTERNET Watch
    http://internet.watch.impress.co.jp/docs/review/20140127_632007.html

    当時はベータ版だったfreeeですが今では正式サービスとしてリリースされており、画面も機能も一新されているのですが、本書は基本的な流れはそのままにしつつ、正式サービスで追加された機能などを反映、画面も最新のものに入れ替えております。以前は存在しなかった機能などもあるので、正しい理解のためには書籍版がお勧め。

    あくまで体験レビューなのでfreeeの機能をつぶさに網羅しているわけではないのですが、ポイントは「簿記の知識もなくfreeeで確定申告に初挑戦」というポイント。1年間ただレシートをため込むしかしていなかった人が必要に迫られてfreeeで何とか確定申告を乗り切った、というストーリーに共感いただける方向け。

    流れとしても機能を説明するのではなく、確定申告に必要な準備からユーザー登録、具体的な取引の操作を経て確定申告の操作までの流れを時間軸で紹介しています。なのでサービスのガイドブックというより読み物感覚で読んでいただけるかな。

    なお、上記ではAmazonのリンクを貼っていますが、インプレスの直販サイトで購入いただく場合に30%オフになるクーポンも発行していただきました。

    freeeでラクラク確定申告 | インプレス
    http://book.impress.co.jp/books/1114170152

    会員登録が必要にはなりますが、上記URLから「インプレスで買う」をクリックし、決済手続きでテキストのクーポンコードを入力すると、30%OFFで購入できます。

    クーポンコードはこちらをコピーしてお使いください。

    freee30off

    販売はインプレス、Amazon含め以下の店舗で取り扱いいただく予定。また、来月には紙の書籍での発売も予定されているので、こちらは詳細決まり次第またお伝えいたします。

    • インプレス直販
    • Amazon Kindle
    • kobo
    • iBooks
    • Google Play
    • Kinoppy
    • Reader
    • BOOK☆WALKER

    なお、以前に公開したWeb版では、確定申告とはなんぞやみたいな内容も用意していたのですが、原稿が長すぎるということもあって当時はカットとなりました。そもそも全3回のはずが全4回になるくらい原稿長くなってしまったのでそれは当然の判断だったのですが、せっかくなので当時書いた「確定申告とはなんぞや」という幻の0回もこの場で公開しておきます。これ読んでもらうとどういうテイストの書籍なのかもつかみやすいかなと思いますので。

    ■確定申告はフリーランスに年1回訪れる試練

    freeeの紹介に入る前に、そもそも確定申告や青色申告とは何なのかという話を簡単にしておこう。とはいえ前述の通り筆者も確定申告は初心者であり、専門家のような知識があるわけではなく、一度でも確定申告に臨んだことがある人であれば当然知っているような話だ。これからフリーランスになろうと考えている人や、今回初めて確定申告に挑戦する人向けの内容なので、興味の無い人は読み飛ばして欲しい。

    確定申告とは、ざっくり言えば所得税を国に収めるための手続き。企業勤めのサラリーマンの場合は会社側がすべて調整した上で給料から天引きしているため意識していない場合は多いが、フリーランスや自営業の場合はそうした税金の計算や納税も自分で行なう必要がある。

    サラリーマンがわずかながら意識するのは年末に行なわれる名前そのものの年末調整だ。所得税の課税対象となる給料については会社がすべて把握しているが、税額の控除対象となる生命保険の額などは会社ではわからないため、毎年年末調整の書類に家族構成や加入している保険などを提出することで、後はまた会社がすべて対応してくれている、というわけだ。

    10年以上のサラリーマン生活からフリーランスになり、会社員であることのありがたみを痛感するのはやはりこの確定申告時期だ。フリーランスというのは営業やデザイン、プログラムといった能力だけではなく、総務や経理といった間接業務まで1人でこなさなければならないのだ、ということを痛感させられる。

    この確定申告の期間にいつもと変わらぬ日々を過ごせる会社員の人々は、「会社員でよかった」というのはもちろん、「納税のための手続きや調整を代わりにやってくれている部署があるから確定申告で苦しまずにすむのだ」と、確定申告で苦しむフリーランスを見るたびに思うのもいいかもしれない。少なくとも筆者は、こうした業務を担当してくれていた人たちのおかげで自分の業務に集中できていたのだな、というありがたさを今更ながら感じている。

    ■青色申告と白色申告の違いとは

    前述の通り自営業は所得税を納めるために必ず確定申告をしなければならないが、次に必要なのは確定申告の種類。こちらは白色申告と青色申告という2種類の申告方法がある。

    どちらも年間の収入や支出を計算し、収めるべき所得税額を書類として提出するという大きな流れは変わらないが、こちらもざっくり違いを説明すると3つの違いがある。まず、白色申告は事前の届け出が不要だが青色申告は事前に届け出ておかないとできない。また、青色申告は簿記や帳簿の知識が必要など、白色申告に比べて提出する資料が複雑になる。

    そして最後にこれが最大の違いだが、青色申告の場合は最大65万円の所得控除を受けることができる。知人の税理士に言わせると、この65万円の控除は「ちゃんと税務署が調べやすいように書類を作って提出した人は65万円分所得を控除してあげますよ」くらいで理解しておけばいいらしい。

    恥ずかしながら筆者はフリーランス1年目で青色申告できる手続き期間を勘違いしており、結果として1年目は白色申告を選択せざるを得なかったのだが、その結果「65万円の控除があれば税金を支払うどころかお金が戻ってきたのに……」という痛恨の結末を迎えることとなった。身の回りにいる自営業やフリーランスの友人は「確定申告は大変だけれど還付金があるからがんばれる」という声を聞いていただけに、この時のショックは未だに忘れない。

    ここで「そもそも所得税を納めるはずなのになぜお金が返ってくるのか」と疑問が沸く人のために簡単な説明をしておこう。それは源泉徴収という仕組みによるものだ。

    源泉徴収は極端に言えば税金を「仮払い」する仕組みだ。筆者の場合、取引先からの報酬は源泉徴収分が引かれた上で振り込まれる。1人で仕事するフリーランスではほとんどの場合、本来納税する額よりも仮払いである源泉徴収の額が上回っていることが多いため、確定申告によって実際の納税額を提出することで、本来より多く徴収されていた金額を返してもらうことができるというわけだ。

    なお、平成26年、つまり今年からは確定申告の制度が変わり、白色申告であっても記帳の必要がある。青色申告では必須である複式簿記に比べて、家計簿のような感覚で記帳すればいい単式簿記でいいという違いはあるものの、収入や支出をすべて記録しておかなければいかないという手間を考えると、青色申告は「面倒だけど控除がある」ではなく「申し込めば控除がある」と言う程度の違いしかないことになる。つまり前述の説明も半分以上が無意味になるというわけだが、青色申告の申請を忘れると非常にもったいないことになるため、フリーランスを考える人は今から気をつけておこう。

    まったく知識も無いまま勢いで確定申告に臨み、ヒーヒー言いながらサポートに泣きつきつつもなんとか確定申告を乗り越えた時の経験が、すこしでもみなさまの確定申告ライフにお役立てできれば幸いです。

  • 目の前で書籍を印刷して購入できる「NextPublishing」で自分が書いたnasne本を買ってみた(読者プレゼントあり)

    目の前で書籍を印刷して購入できる「NextPublishing」で自分が書いたnasne本を買ってみた(読者プレゼントあり)

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    先日のエントリーで出版をお知らせしたこのnasne解説本。


    PCでもスマホでもnasneでどこでもテレビ! (インプレス(NextPublishing))

    実はこの本、NextPublishingというちょっと変わった取り組みで出版しています。

    NextPublishingというのはインプレスグループのインプレスR&Dによる「出版システム」で、電子書籍とオンデマンド印刷書籍を1ソースから同時に出版する仕組みです。インプレスでもこのしくみを利用していて、nasne本は電子書籍と紙の本(オンデマンド印刷書籍)両方で出版されています。詳細はURLをご参照ください。

    NextPublishingとは | NextPublishing
    http://nextpublishing.jp/about

    恥ずかしながら自分もこの仕組みよくわかってなかったのですが、本書は単に紙で書籍を購入できるだけでなく、目の前で印刷して本にしてもらうこともできるんだとか。その設備がある店舗は限られるのですが、神保町の三省堂本店には三省堂のオンデマンド設備があり、そこでNextPublishingの印刷ができるとのことで、興味本位でちょっと行ってみました。

    こちらが神保町駅すぐそばにある三省堂本店。

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    店内の奥には電子書籍専門のカウンターが。

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    ここでは電子書籍をカードで販売していて、このカードを買うと対応サービスであるBookLive!またはKoboで電子書籍をダウンロードできるという仕組み。残念ながら人気なかったのかこの売り場は面積縮小になってましたが、これはこれで面白そうなので電子書籍カード1枚購入してみました。これに関するエントリーはまた別途ということで。

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    本題であるNextPublishingの機械はカウンターの奥にどーんと置かれていました。カウンターで本の名前を伝えると直ちに印刷を開始し、印刷終了後に電話で呼び出してくれる仕組み。そのため受付では名前と電話番号を記入するのですが、自分の本買うのに自分の名前で買うのちょっと恥ずかしかったぜ……。ちなみに待ち時間は10〜15分程度とのことで、そのタイミングでカウンターに戻ってくるのもありです。

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    店内をぶらついているうちにできあがったのがこちら。印刷して1日くらいは糊が剥がれやすいため、丁寧に扱ってくださいとのこと。

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    袋から取り出したところ。やっぱり紙の書籍は所有感ありますなー。

    IMG_20141202_121559

    ちなみにあまり厚い本ではないけれど薄い本でもない程度の厚みですが背表紙はなし。このあたりはかなりシンプルですね。

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    とはいえ実際に紙に印刷された書籍は当然のことながら圧倒的に読みやすい。スマートフォン操作の解説をスマートフォンで読む、というのはかなり使いにくいものなので、こういうデジモノ解説はやっぱり紙のほうが相性良いかもですね。画像がカラーではなく白黒にはなりますが視認性は高いのでさほど気にならないかな。

    IMG_20141205_002354

    本の所有感という点では市販の書籍ほどではないかもしれないけれど、紙としての読みやすさはしっかりある。そして最大のポイントは在庫を持たずにオンデマンド印刷できるということで、出版業界の課題である在庫や返品の苦労から開放されるという長所も。この機械をすべての書店が導入できるのかという課題はあれど、新書なんかはこういうさくっと印刷して読めるシステムもなかなか面白いんじゃないかなーと思いました。

    先日知人に教えてもらって気がついたのですが、元マイクロソフトの古川享さんにも本書をご紹介いただいておりました。NextPublishing使ったのは自分ではなくて担当さんの判断なので自分が何をしたというわけでもないんですが、あの古川さんにこうやって紹介いただけるというのは嬉しいなーとちょっと感動しましたはい。

      そして本題の読者プレゼントですが、こちらの紙の書籍は担当の方に許可いただき、抽選で3名へプレゼントできることになりました。欲しいという方はお手数ですがTwitterアカウント「@kai4den」をフォロー(DM送れるようにしないとなので)した上で「nasne本欲しい!」と@kai4den宛てにツイートするか、Twitter使っていない人は下記のフォームからご投稿くださいませ。締め切りは12月14日(日)までとさせていただきます締め切りました

  • 【書評】HDRとはなんぞやからテクニックまで学べる「HDR写真 魔法のかけ方レシピ」は写真集としても魅力的な一粒で何度もおいしい1冊

    【書評】HDRとはなんぞやからテクニックまで学べる「HDR写真 魔法のかけ方レシピ」は写真集としても魅力的な一粒で何度もおいしい1冊

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    発売されるなり紙の書籍は瞬殺、その後も在庫なしと在庫有りをくりかえしながらいまだ人気の写真関連書籍「HDR写真 魔法のかけ方レシピ」、飲み仲間でもある著者本人から発売時に献本いただいていたのでいまさらながら書評など。


    HDR写真 魔法のかけ方レシピ ~撮ったあと生まれ変わる、写真のあたらしい楽しみ方

    タイトルの通り本書のテーマは「HDR写真」。iPhoneのカメラに搭載されたことで知名度上がった感がありますが、「ハイダナミックレンジ」の略であり、複数の画像を組み合わせて1枚の写真では実現できないような写真を作成するための手法です。

    HDRというとこんなサイケデリックでまるでイラストのように思える写真を思い浮かべる人が多いかもしれません。

    porticciolo di camogli hdr

    一方で下記の記事にあるように、暗い写真と明るい写真をうまく合成することで、より肉眼に近い写真に仕上げることができるのもまたHDRのおかげです。

    ASCII.jp:iPhoneカメラでも撮影できる「HDR」写真とは|3分でわかるWebトレンドキーワード
    画像クリックでリンク先記事へ

    白とびが発生する限界の露出値と、黒つぶれが発生する限界の露出値の幅をダイナミックレンジという。HDRは、黒つぶれ写真と白飛び写真を、通常のダイナミックレンジより広いダイナミックレンジで合成する。

    ASCII.jp:iPhoneカメラでも撮影できる「HDR」写真とは|3分でわかるWebトレンドキーワード
    http://ascii.jp/elem/000/000/880/880051/

    このあたりのHDRとはなんぞやというお話は、著者本人のポッドキャストを聞いていただくととてもよくわかるのでぜひ一度聞いてみて下さい。

    HDR写真について @mayumine 聞いてみたModern Syntax Radio Show 412回目 #MSRS – [モ]Modern Syntax
    http://www.aivy.co.jp/BLOG_TEST/nagasawa/c/2014/10/hdr-mayumine-modern-syntax-radio-show-412-msrs.html

    本書がすばらしいと思うのは、前者の芸術的なHDRも、後者の現実的なHDRも両方をきちんと紹介しているだけでなく、そもそもHDRとはなんぞやというところまで踏み込んで解説がスタートしているところ。

    このあたりは著者だけでなく編集さんとのコミュニケーションあってなのかなとも思いますが、実はHDRが大正時代には始まっていたという豆知識に始まり、HDRの技術解説を実際の写真を交えながら解説しているので、写真技術だけではなくHDRの仕組みもよくわかります。大きく言ってしまえばHDRを超えて「デジタルカメラとはなんぞや」という仕組みの一端がわかる、といってもいいかも。

    IMG_20141122_132858

    個人的にも芸術的HDRはほとんど興味ないし、そもそも写真にそこまで手間をかけたくないというのが本音なのだけど、後者のHDRに関しては「ああ、HDRやりたいなあ」って思うことがたまにあります。たとえば以前に訪れたダンジョン感溢れる大谷資料館で写真を撮った時のこと。

    DSC09341

    洞窟内はほとんど光がなく真っ暗だけど、一部は外の明るい日差しが飛び込んでいて、とても綺麗なコントラストだったので写真に収めようと思ったらこれがまったくもってうまく写真に撮れない。まさに前述のASCII.jp記事にあるようなシチュエーションです。

    こういうシチュエーションに出くわすと、デジタルカメラは綺麗な写真撮れるようでいて人間の目とは違うものが撮れているのだなあと思い知らされる。HDRは写真の演出という技術としてももちろん使えるのだけれど、むしろ「自分が見た思い出をそのまま記録しておきたい」という人にとっても大事な機能だなーと思います。

    話戻ってこの「HDR写真 魔法のかけ方レシピ」、HDRの写真を撮りたい人に向けても解説が懇切丁寧でとてもためになる。自分もガジェット解説記事やら書籍やら執筆経験があるのでそういう目でも見てしまうんだけど、写真と文章の解説バランスが実に丁寧。例えばカメラの構え方は文章だけでなく実際に構えている写真も掲載しているし、撮影に必要な小物もただそれを紹介するだけでなく、ちゃんと実践に配置した状態で写真が載っている。

    IMG_20141122_132941

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    こういう細かい作業って地味だけど読む人にはとっても大事なんですよね。以前読んだカメラの書籍で「ハンカチを使うとごはんの写真がおいしく撮れます」という説明が文章で一行だけあって、「いやそのハンカチの置き方とか使い方がしりたいんだよこっちは!」と全力でツッコミましたが、この書籍は「ああなるほどこうやって構えるのかー」ってところが写真と文章でよくわかる。ソフトの操作も推すべきボタンをちゃんと赤枠で囲ってたりして視認性もよく、かなり丁寧に作ってるなあと思います。

    そしてさらにもはやズルさとも言うべきコンテンツが、著者自身が世界一周旅行で撮影してきたHDR写真の数々。撮影例としてはもちろん、世界の魅力的な風景がこれでもかと詰まっているので、パラパラとめくっているだけでも楽しい。旅行本でもないのにちょっと海外旅行行ってみたくなる旅行記としても楽しめます。

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    かなり褒め倒してしまった感ありますが、ほんとにひいき目なしに見てもいい本だし、とっても丁寧に作られてるなというのが正直な感想。HDRテクニック本としてもよし、HDRを学ぶデジカメ知識本としてもよし、美しい写真で楽しむ旅行記としてもよしと、一粒で何度もおいしい本になっていると思います。こういう一生に渡って自分の代名詞にもなりえそうな書籍を出せたということがちょっとうらやましく感じるほど。

    ついでにこの書籍購入者には、HDR写真を作成するのに必要なソフト「Photomatix」が30%オフで3000円くらいやすくなる特典もあるとのことで、HDR写真を始めてみたいという人にもうってつけ。ちなみに特典の入手方法がわかりにくいですが、出版元である技術評論社のサイトにクーポン入力方法が書いてあるので購入した方は参考にしてくださいませ。

    サポートページ:HDR写真 魔法のかけ方レシピ 〜撮ったあと生まれ変わる,写真のあたらしい楽しみ方:|技術評論社
    http://gihyo.jp/book/2014/978-4-7741-6989-7/support

    あとはもし可能ならHDRする前の素材をダウンロードできるようにして、本書の通りに操作するとHDRが作れるよ! っていうのもあるといいかなーとおもった。HDR始めようにも素材入手するのが大変だし、写経としてまったく同じ作業をするだけでもHDR写真を作成する楽しみが味わえるかなーと思うので。

    余談ですが本書はKindleでも売ってはいるのですが、できるだけ紙の書籍推奨です。電子書籍じゃなければ本読まないまで言い張っている自分でも、この写真の美しさは紙でないと伝わらないよなーと実感しました。Kindleだと見開きもできないようなので、せっかく左右でHDRの比較しているところも楽しめないので、入手困難ではありますがまずは予約ボタンぽちっとしておくといいと思います。

    IMG_20141122_133309

    そうそう、これが本題だったのに書くの忘れるところだった。11月26日には東池袋/雑司ヶ谷にある一風変わった書店「天狼院書店」にて、著者本人が1日店長を務めるイベントがあるそうです。日程にご都合のいい方はぜひ足を運んでみて下さいませ。

    【11/26Wed一日店長】HDRフォトグラファー石川真弓さん一日店長 ”あなたの撮った何気ない写真を劇的にかえる”「魔法のかけ方」お教えします!!《天狼院フォト部スペシャル》 – 天狼院書店
    http://tenro-in.com/event/8521

    以前に行なわれたHDRレシピ本セミナーの様子は実際に参加して動画で撮影してきたのでこちらもよろしければ。アクションカム使ったので絵はいまいちですが音はかなりしっかり撮れてると思います。

  • 電子コミックはKindleよりBookLive!派な5つの理由プラスアルファ

    電子コミックはKindleよりBookLive!派な5つの理由プラスアルファ

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    先日出演した人気ポッドキャスト「Backspace.fm」の反省会にて、「最近Booklive!がいいんですよ」なんて話をしたら興味を持っていただいた人がいるとのことで、深夜の勢いで前から書こうと思ってたテーマでBookLive!について書いてみます。

    電子書籍ストア BookLive! – マンガ、小説、ラノベ、写真集、雑誌【無料立読み 多数】
    http://booklive.jp/

    ◆コミックがシリーズごとにまとまる

    Kindleもコレクション機能がスマートフォンで使えるようになったのですが、いちいち自分で仕分けなければいけないのが面倒。BookLive!なら自動でまとめてくれます。

    コミックはシリーズごと管理。書籍でも前後編などのシリーズはまとめて表示される
    コミックはシリーズごと管理。書籍でも前後編などのシリーズはまとめて表示される

    ◆すぐに続きが買える

    ある意味麻薬的な機能とも言えますが、シリーズを開くと続巻が薄く表示されここから購入できる。ついつい続きを買ってしまう恐ろしい仕様です。

    緑色の家マークは購入できるという誘惑の印
    緑色の家マークは購入できるという誘惑の印

    ◆続きをすぐ読める

    これはかなり便利な機能。Kindleだといちいち読み終わった本を閉じて本棚に戻り、続巻を選ぶ必要がありますが、BookLive!なら1巻が終わると上に「続巻を開く」が表示され、本棚に戻ることなく続きを読むことができます。

    「続巻を開く」でひたすら読める
    「続巻を開く」でひたすら読める

    ◆ポイントがオトク

    現在は独自ポイントではなくTポイントベースのポイントシステムに切り替わっています

    ヘビーユーザー向けの特典ですが、1ポイント1円単位のポイントを購入しておくとかなりオトク。月額会員の場合、3000円払うと初月は250ポイント、翌月からは450ポイントと、コミック1冊以上のポイントがもらえます。

    月額は10%以上の還元率
    月額は10%以上の還元率

    月額課金が怖いという人も個別ポイントでちょっとオトク。さすがに月額ほどではないけど、数冊以上は購入予定ならポイント購入がオススメです。

    個別は還元率が低めながらも2,000円以上ならオトク
    個別は還元率が低めながらも2,000円以上ならオトク

    ◆PCでも読める

    これはKindleがCluod Readerリリースしたのであまり差別化にはならなくなりましたがw。まあCloud Readerはコミックや雑誌だけなのに対し、BookLive!はリフロー対応の書籍もPCで読めるのが違いかな。

    「ベイビーステップ」1巻/勝木光/講談社
    「ベイビーステップ」1巻/勝木光/講談社

    ◆プラスアルファ: 国産サービスで一番安心そう

    そもそもが国内で最多のラインアップ揃えている大規模サービスであり、運営が凸版ということもあって国内では一番安心かなーと勝手に思ってます。まあなんの根拠もないのですが、すでに撤退の実績あるソニーや楽天よりはだいぶいいかなーという楽観的な発想として。

    一方使いにくいところももちろんあって、一番の問題は登録端末に制限があること。同時5台という制限はいいとして、端末の交換を1年に10回しかできないという謎仕様のために、仕事で端末ころころ変える自分はあまり端末を入れ替えられません。結果として貸出機とかでBookLive!使うことはありえないので紹介する機会も減ってたり。まああまり端末ころころ変えない人であれば問題ないとは思いますが、これもうちょっと改善してもらえないですかねえ。

    【更新】端末制限については2016年1月で制限が解除されており、端末ごと解除操作をすれば「最大5台」で利用できるようになりました。

    電子書籍ストア「BookLive!」が登録端末数の制限を解除する神対応を実施! – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2016/01/16/14683

    前回はさっくりリミット超えたため怖くて端末変えられない
    前回はさっくりリミット超えたため怖くて端末変えられない

    あとは課金の流れがKindleに比べると面倒。というかKindleの1クリックが手早すぎるだけで、普通に買うならパスワード入れて購入内容確認、でいいのでさほど気にならないのですが問題はポイント周り。本を買いたいけどポイントが足りないから、本を買う流れでポイントを購入しようと思うと、ポイント決済後は購入したい本のところへ誘導してくれないので自分でカートを選んで戻らなければいけない。こういうあたりはよくできたWebサービスに慣れているとちょっと使いにくさ感じるところです。

    と言う課題はあれど、コミック買う分にはメリットデメリット相殺してもKindleより使いやすいなーということで愛用中。コミックの数もかなりの多さでKindleにない本もBookLive!なら売ってたりすることあるので、まずはこの本あるかな、と検索してみるだけで使ってみるのもいいのではないでしょうか。

    余談ですが「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」は実に名作ですね。あまりに面白くて読み終わったあとすぐに読み返してしまいました。中身はタイトル通りなんですがこういう食べ方にこだわるのをおもしろがるような人には激お勧めです。

  • 【書評】「読むキルラキル」こと「キルラキル脚本全集」はキルラキルを複合的に楽しめるファン必携の1冊

    【書評】「読むキルラキル」こと「キルラキル脚本全集」はキルラキルを複合的に楽しめるファン必携の1冊

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    KADOKAWAの中の人からアニメ「キルラキル」の脚本全集を献本いただきました。ありがとうございます!

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    本作は読んで字のごとく、2013年10月から2014年3月まで半年がかりでテレビ放映されたアニメ「キルラキル」全話およびDVD/Blu-rayのみに収録される第25話、さらにはドラマCD4作品の脚本をすべて収録しているというmほぼ全部入りと言っていいボリュームの脚本全集です。

    事前予約商品 『キルラキル脚本全集』 |カドカワオフィシャルストア | KADOKAWA OFFCIAL STORE
    http://store.kadokawa.co.jp/preorder/888800000012/

    キルラキル自体は、大好きなアニメである「天元突破グレンラガン」スタッフが手がける長編テレビアニメということで、普段テレビアニメはあまり見ないながらも珍しく第1話から前のめりで期待していた作品でした。

    TVアニメ『キルラキル KILL la KILL』オフィシャルサイト
    http://www.kill-la-kill.jp/

    ただ、第1話から世界観も目的付けもキャラの立て方もパーフェクトに近く、序盤で一気にストーリーが盛り上がったグレンラガンに比べると、キルラキルは演出は派手で勢いがありキャラも立ってはいるし、伏線ぽい話もいくつもちりばめられてはいるものの、核心に迫るストーリー展開になかなか入らなくて中だるみを感じてしまい、正直を言うと途中でいったん脱落。

    しかしながら知人に「10話を超えるまでがんばって見た方がいい」というアドバイスをいただき、録りためていたキルラキル視聴を再開したところ、物語のキーパーソンである針目縫が登場したあたりからストーリーが急展開。序盤の伏線もしっかり回収しつつ、さすがグレンラガンスタッフというべき怒濤の展開が始まり、テンション高まってそのまま一気見してしまいました。

    欲を言うと前半に時間を割いたせいか、ラスボス戦があまりにも駆け足だったのがちょっと残念だったかな。前半をもう少し減らして後半のラストバトルを見たかったなという思いもしつつ、トータルで見るとさすがのグレンラガンスタッフ、納得のすばらしい作品でした。

    話を元に戻して今回のこの脚本全集は、前述の通りキルラキルの脚本がたっぷり詰まった1冊なのですが、面白いのが単に脚本を収録しただけではないということ。具体的に言うとこの脚本はテレビアニメになる前のシナリオであり、実際に放映された作品とはいくつかのポイントでシナリオの構成や台詞が異なっているのです。

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    それがもっとも端的なのが第十五話「どうにもとまらない」と、続く第十六話「女はそれを我慢できない」のシナリオ。第十五話は関西全面戦争が舞台なのですが、当初の脚本ではシナリオが長すぎたため、バトルシーンを第十六話の冒頭に持ってくる予定だったのが、実際のアニメではストーリーをまとめるために第十五話で戦いに決着をつけるシナリオに変更されました。

    そうしたアニメと脚本の違いを、キルラキルの脚本を手がけた中島かずきさんが1話1話丁寧に解説していくれているので、「ああなるほど、このシナリオはこういう設定だったのか!」という裏側がわかってとても面白い。すべての回でこの解説がついているので、脚本家自ら手がけた解説本としても十分に楽しめます。

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    また、キルラキルの登場キャラクター全員が全員とっても濃いキャラばかりだったことが、文字だらけの脚本全集にも活きてくる。ともするとアニメと違って一切イラストのない脚本は味気ないことになりそうですが、実際にキルラキルを見てから読むとどの台詞もあのキャラクター達の声で脳内再生されるのがすごいw

    テレビでは語られなかった第二十五話の脚本も収録されているのだけれど、これはさすがに映像で見てから楽しみたいかなー。むしろ映像で見た作品をテキストの脚本で読むと、映像とは違った味わい深さがあります。アニメだと映像だけで描かれて視聴者が自分で見つけなければいけないようなシナリオや設定もテキストだと丁寧に書かれているから、答え合わせみたいな感覚でキルラキルを改めて複合的に楽しめる。

    キルラキルが面白かった人はDVDやBlu-rayもいいんだけど、この脚本全集もまた新しいシナリオの楽しみ方ができてお勧めです。とはいえやっぱり第二十五話は映像で見てから脚本読みたいので、まあDVD/Blu-rayと脚本全集をセットで買うのが一番いい楽しみ方ですかね。


    キルラキル 脚本全集 (アニメ関係単行本)

  • 日本最速!? なChromecast解説書籍をKindleで書きました

    日本最速!? なChromecast解説書籍をKindleで書きました

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    日本語だとKindleでも他にないし、紙だともっと時間かかるだろうということできっとそうなのでしょう。というわけでご依頼受けてChromecastのガイドを執筆しておりました。

     

    ガイドといってもChromecastそのものの機能説明や紹介というより、そもそもChromecastとは何なのか、Chromecastは本当に買う必要があるのかという、若干ながらChromecastの存在そのものを追求する本になっております。というのもChromecastの発売当初、喜びいさんで買ったはいいものの「おもてたんと違う……」みたいな声をちらほらと目にしたからなのですよね。

    Chromecastは非常に魅力的なデバイスである一方、低価格であるがゆえに割り切りもあるし、同じような機能が他のガジェットで実現されていることも多い。なのでChromecastを買う前にChromecastでどんなことができてどんなことができないか、Chromecastでなくても同じようなことができる製品にはどんなものがあるのか、というところに割と力を割いてみました。

    もちろんChromecastそのもののセットアップや使い方、Chromecast対応の便利なアプリも一通り紹介しております。お値段も500円程度とお手軽で、Chromecastを購入済みの人にもお役に立てると思いますので、ご興味ある方はぜひ手に取ってみて下さいませ。


    Chromecastの使い方 何ができる? テレビ×Google×スマホで写真もYouTubeもdビデオもビデオパスも! (impress QuickBooks)

  • 雑誌の付録でマリオのトートとピカチュウトート、ピカチュウブランケットをまとめてゲット

    雑誌の付録でマリオのトートとピカチュウトート、ピカチュウブランケットをまとめてゲット

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    知人のブログで知った雑誌「mini」のマリオトートとポーチ。

    あの「マリオ」のトートバッグ&ポーチが、わずか600円で手に入る…だと!? | ねんざブログ
    http://nenza.net/2013/10/12584.html

    さらにゲーム系ブログにて、ポケモンXY発売に合わせた特別号「WE LOVE! Pokemon」にポケモンのトートバックもつくということで、勢いよく買いそろえてみました。ちなみに「WE LOVE! Pokemon」はポケモンのごとくトートバッグが付録のタイプと、ブランケットが付録の2タイプが用意されております。

    こちらがマリオトートと小物入れ。生地がしょぼいという意見をいくつか見ていましたが、付録として使うには十分なレベルかな。それにしてもなぜminiがファーストマリオをテーマにしたのかが謎すぎる……。

    こちらはポケモンのトート。人気キャラであるピカチュウをどーんとあしらったデザインになっています。これ使うの結構勇気いるなw

    もう1つのブランケットもピカチュウフィーチャー。人気考えるとまあこうなりますかねー。個人的にはフォッコモデルとかちょっと欲しかった。

    全部を揃えたサイズ比較。ポケモントートはマリオに比べると横幅がかなり大きめ。ブランケットは4つ折りにしているので、実際にはこの4倍の大きさです。

    マリオのトートはネットで結構話題になっていたのを見たので売り切れが心配でしたが、コンビニでも未だ結構見かけるのでまだまだ手には入りそう。とはいえシーズンが過ぎると手に入りにくくなるとは思いますので、ピカチュウのトートやブランケットも含め、欲しいなと思った方はお急ぎくださいませ。

    B00FY3IUIM
    mini (ミニ) 2013年 12月号 [雑誌]

    4800218357
    WE LOVE! Pokemon -BLANKET- ([バラエティ])

    4800218330
    【販売店限定版】 WE LOVE! Pokemon -TOTE BAG- ([バラエティ])

  • メンズノンノに載ったよ

    メンズノンノに載ったよ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    まさかこんな日が来るとはねー。

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    といってももちろんファッション的なアレではなく、電子書籍のはじめ方という特集を担当させていただいた次第です。でもまあほらメンズノンノに載ったことには変わらんし!

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    若者向けということで言葉遣いに悩んだり、WebでもなくITでもないファッション誌での仕事に最初こそ戸惑いましたが、大変いい経験になりました。紙のスタイルがわからなすぎて担当の方に迷惑かけてないか若干不安ではありつつ、最後にはうまくとりまとめていただいて感謝です。

    せっかくだからメンズノンノ読んでいろいろ勉強すっかなー。人生で初めて買ったよメンズノンノ。

  • 【プレゼント有り】AndroidからiPhoneへ移行するための「スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。」無料公開しました

    【プレゼント有り】AndroidからiPhoneへ移行するための「スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。」無料公開しました

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    なんとか発売ぎりぎりすべりこみ、ということで、iPhone 5s/5c発売のこのよき日に、私が執筆いたしました「スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。」の一部分を無料公開していただきました。急な思いつきにも関わらず迅速にご対応いただいた編集担当の方、心より御礼申し上げます。

    Impress Japan: スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。
    http://www.impressjapan.jp/books/1112101125.php

    タイトルではスマホとタブレットの二刀流が目立ちますが、実はこの本はAndroidとiOSという2つのOSを二刀流するというコンセプトも含まれています。これは自分のこだわりでもあったのですが、ハードウェアを選ぶ自由は自分の手元にとっておきたくて、OSに縛られて好きな端末選べない、という状況をできるだけさけたかったのですよね。おかげで執筆時はiPhone、iPad、Androidスマホ、Androidタブレットと4ジャンルの動作確認しなければいけなくてかなり大変だったのもいまとなってはいい思い出です。

    ついにドコモからもiPhoneが発売されることになり、いよいよユーザーにとって端末選択の自由度は上がってきたわけですが、やはり困るのはデータの移行や共有。ドコモユーザーの知人が「AndroidからiPhoneに移行するのどうすればいいんだろう……」と投稿していたのを見て、「そういえばそのあたりあの本に書いたなあ……」と思い出し、「該当の箇所無料公開したらAndroidからiPhoneに移りたい人にも役だってもらえるかなあ」と、お願いした次第です。

    断っておくとAndroidとiOSを共有する以上、iOSだけでしか使えないiCloudなどの各種機能は諦めざるを得ません。本書ではどちらのOSでも使えるGoogleのアカウントを前提としているので、iOSメインの使い方は手放さなければいけない。そういう意味ではいまのところAndroidからiPhoneにする、みたいな人が、もう1つの二刀流であるOS二刀流の恩恵を受けるのかもしれませんが。

    また、あくまでさわりの部分ですべてを公開できているわけではありませんが、機種変更のかなめとなるアドレス帳やメールの共有などは無料範囲に含まれているので、多少なりともお役にたてていただけるのかなと。また、メインであるスマホとタブレットの二刀流についてもこの無料公開で雰囲気を感じ取っていただければこれ幸いです。

    そして告知もタイミング失ってできていなかったのですが、本書はKindleストアを初めとした各種電子書籍ストアでの販売も始まりました。Google Playで自分の名前が出てくるとかちょっと不思議な感覚だよな……。

    Amazon.co.jp: スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。 eBook: 甲斐 祐樹: Kindleストア
    http://www.amazon.co.jp/dp/B00DU4L1FQ/

    スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。(甲斐祐樹) インプレスジャパン | 書籍 > コンピュータ/デジタル機器 > コンピュータ全般・コンピュータ関連読み物 | Reader™ Store – ソニーの電子書籍ストア
    http://ebookstore.sony.jp/item/LT000009180000299652/

    スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。 – 甲斐祐樹 – Google ブックス
    http://books.google.co.jp/books?id=5WYDYWwhK_oC

    スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。 By: 甲斐 祐樹 – eBook – Kobo
    http://rakuten.kobobooks.com/ebook/%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%9B-%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E4%BA%8C%E5%88%80%E6%B5%81-%E4%BB%95%E4%BA%8B%E8%A1%93/book-leh9MRfJekGyAC-TcO_YVw/page1.html

    せっかくの機会なので、電子書籍発売を記念してKindle版の電子書籍を抽選で5名様にプレゼントしたいと思います。とはいえKindleにそんな機能はなく、実際には購入相当額をAmazonギフト券でお送りするだけなので他の買い物にも使えちゃいますからそれはそれとして有効にご活用くださいませ。

    ご希望の方はTwitterで @kai4den までプレゼント希望と送ってください。その際今後の連絡のためフォローしておいていただけるとダイレクトメッセージ送れるのでありがたいですが、なくても後日Twitter上でコメントするので大丈夫です。あと、せっかくなのでブログの感想とか要望とかいろいろいただけるとうれしいなー。

    Twitterなんてやってないよという人は下記フォームで。いろいろ項目多いですが名前とメールアドレス入れてポチっとしておいてもらえれば十分です。あとは自由記入で。

    「スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。」プレゼントフォーム
    http://sdrv.ms/14o2MSF

    昨今の情勢に伴い、当選者の方が決定した際はブログ上でも個人情報にさしさわりない公開できる範囲で発表させていただきますことここに宣言しておきます。

    それではよい二刀流ライフを。

    スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。
    スマホ&タブレット“二刀流”仕事術。

  • 円谷一族が語る「ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗」読んだ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    幼少の頃からウルトラマンで育ってきた自分には何とも重い裏話でした。

    ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗 (講談社現代新書)
    ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗 (講談社現代新書)

    円谷プロと言えば幾多の経営難を何とか乗り越えつつ、現在はパチンコ開発販売会社フィールズの子会社となり、円谷一族は経営から一切手を引くこととなったのですが、本書は円谷プロの創始者である円谷英二の孫にして6代目社長である筆者が、円谷一族による内紛や経営破綻について語るドキュメンタリーです。

    こういう内紛ものは得てして一方からの視点だけでは正確なことはわからないので、書いてあることそのものが当時の事実だったかどうかは判断を保留するとしても、子供の頃から心躍らせて放送を楽しみにしていたウルトラマンシリーズが、こういう経営危機や内紛の中作られていたんだなあ、ということはなかなかに胸詰まらせるものがありました。

    本書では特に3代目社長であった円谷皐氏の経営をやり玉に挙げつつ、円谷プロの運営そのものにもいろいろな分析や批判をしているんだけど、個人的にはその分析にちょっと共感できないというか、隣の芝生が青く見えすぎてないかなという気もした。

    その一例として円谷プロのウルトラマンシリーズについてウルトラマンファミリーという家族設定が安易だとか、子供向けの番組であることを忘れて大人を狙ってしまった、などという反省のもと、その比較材料として仮面ライダーやスーパー戦隊シリーズを「最初からコンセプトが変わらない」と評しているんだけど、仮面ライダーこそ子供向けから一転して主婦層を狙うイケメンライダーや子供にわかりにくい難解なストーリー採用しているし、家族設定が安易というなら歴代スーパー戦隊を集めて映画にしたり、シリーズ関係ないギャバンを番組に投入してくるしで、よっぽどスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーのほうがコンセプト変わりまくってると思うんだよね。

    そういう意味でも正直筆者の分析自体は共感しかねる部分が多々あるものの、この本を読んで痛感したのは「いいものを作るだけではうまくいかない」ということ。ウルトラマンシリーズで言えば、課題は高すぎる番組製作費用をうまくまかないきれないことが一番の課題であり、それを対策するには番組のクオリティを下げずにコストを切り詰めるか、制作費以上に儲かるシステムを作るかのどちらか。一時は玩具ビジネスでその道を気開けそうなシーンもあったものの、結果として一族が全員経営から離れるという自体に陥ったという本書の結末は、もの作りにおいて以下にコスト意識やマーケティング、プロモーションも合わせて重要なのかということを思い知らされました。

    子供の頃からのウルトラマン好きにとっては、こういう裏側の内紛はあまり気の進まない本かもしれませんが、もの作りという視点からもいろいろと考えさせられる一冊。くれぐれも一族の内紛における1つの視点ということを覚えつつ読むことをオススメします。

    余談ながら先日本屋にいったらウルトラマンのちょっとしたコーナーが作られていて、「おおこのフィギュア欲しい」「このぬいぐるみかわいいなー」と感動してしまいました。最近のウルトラ総選挙もネットではけっこうな話題になっていたりと、ウルトラマンはまだまだ人気あるコンテンツなので、このままウルトラの火を消すことなく、自分の子供や孫の代までウルトラマンが伝わっていくといいなと思います。

    とりあえず今年はウルフェス行くかー。全怪獣大集合みたいだし。