神田明神の中でおいしい日本酒を飲める「大江戸日本酒まつり」、第1回だった昨年に引き続き、今年も台風迫る中参戦してまいりました。
昨年の模様はこちら。
神田明神の境内で日本酒が飲める「大江戸日本酒まつり」行ってきた – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/10/10/11437
台風19号が近づく中、できるだけ大雨が来る前に日本酒を堪能しようということでイベント開始の10時前に到着するもすでに小雨がぱらつく状態に。
まずはチケットを専用グラスと引き替えます。前売り券は1,00円で、日本酒はその都度キャッシュオンでいただく仕組み。
日本酒をいただくおちょこに食べ物を載せられる器付き。このイベントはこういう配慮が嬉しいポイントです。
今回は台風が近づいているということもあって建物内の会場も開放されていました。しかもありがたいことほぼ全酒のブースも室内に用意されているのでわざわざ外に出る必要もなし。これで雨の心配はなくなった!
そして今回も大江戸日本酒まつりのおちょこをゲット! 日本酒イベントではおちょこがもらえるのが恒例ですが、大江戸日本酒まつりのおちょこは一回り大きいのでイベント後も重宝するのですよね。
オープニングアクトはいろいろ迷いましたが飲みやすいスパークリング系がよかろうということでとんぼスパークリングをセレクト。
なにやらこのお酒はスパークリングをお燗にもできるとのことでそれも気になります。
シュワシュワで飲みやすく一番最初の一杯にぴったり……,と思ってたらこれがスパークリングとは思えないどっしり感。大江戸日本酒まつりは割と重めの酒が揃う感あるのですが、まさかスパークリングまでどっしり感で来るとは……。
これは気になったのでその後スパークリングのお燗にも挑戦。
あったかいスパークリングってどんなもんなのかドキドキ。
これが温かいのにスパークリングのしゅわしゅわ感もありつつ、どっしりした味わいがお燗にぴったりあってる。これお燗にしたほうがおいしいスパークリングかもしれんな……。
イベント開始直後は「夏子の酒」で有名な尾瀬あきら先生のサイン会へ雨の中地上へ。昨年ここで購入して以来、どうらく息子の大ファンになったのだよなーというのも思い出深いイベントです。
無事にサイン本をゲットして地下に舞い戻り、今度は気になっていた赤い日本酒「伊根満開」へ。
みよこの真っ赤な日本酒を! 古代米で作ったというこのお酒、とても酸味が強くて強烈な味。これ炭酸で割ったりしても美味しそう。
濃い酒ばかりでちょっと疲れたので飲みやすいおしゃれな新政クリムゾンへ。大きめのおちょこ一杯に300円は安いなー。
新政クリムゾンも決してそこまで軽いお酒ではないんだけど、周りが重たいお酒ばかりなのですごい安らぐw
続けて注文した「世は満続」。字が実にいい言葉ですなー。このお酒とってもすっきり飲みやすくて、かなり日本酒休みできました。
だいぶ飲みやすいお酒でバランス調えたところで、どっしりが飲みたくなって十旭日。日本酒なのにこの色の濃さと来たら!
なぜか100円で売られていた食べられるトレイ。紫芋味で美味しゅうございました。トレイまで食べられるってのはおもしろいなー。
このどっしりした色のお酒は5年前に10年物だったという開運。てことは15年じゃないか……。どっしり好きにはたまらない濃厚な味わいの日本酒でした。
甘くないにごりという宗玄のにごり。確かに甘酒っぽい甘さがなく濁りの味がどっしり来る。これ熱燗にしたほうがよかったかもなー。
北海道の日本酒フェアっぽいブースもあったので、名前が面白い二世古の純米生原酒をいただきます。
生原酒でどっしりなんだけど、他に濃い酒多すぎてこれでも飲みやすく思えるレベル。
まだまだ飲み足りないと続いては長珍に。愛知の日本酒らしく新聞紙も三重のテレビ局が。
奇跡的にも雨が途中でいったん止んだので外を探索。
おいこれ大丈夫かwww
外で見つけたこれまたどっしりの酒。日本酒でここまで濃いとか……。
室内に戻り、昨年もいただいたどっしり系の龍勢をおいしくいただきます。
最後はさっぱり締めたいなというタイミングで発泡系のお酒を発見。
こちらは発泡らしいさっぱりした飲み心地。どっしり発泡も良いけどこういう発泡も落ち着きますな。
たっぷり日本酒を堪能した後はじゃんがらへ赴きぼんしゃんで締め! 今年も楽しかった−!
日本酒イベントはいっぱいあるけれど、このイベントは神田明神という立地に加え、おちょこを入れる箱を用意してくれたり、今回のように雨天でも楽しめる配慮してくれたりと気遣いが細やかなのが嬉しいイベント。お酒はかなりどっしり系が多いので、あっさり上品ないまどきっぽい日本酒好きには合わないかもですが、個人的にはどっしり系好きなのでこのラインアップも大好き。来年もまた参加が楽しみです。