土曜12時半から各週ペースで放映している「有吉くんの正直さんぽ」が大好きです。数ある番組の中でも三本指に入るくらいのお気に入り番組で、いわゆるグルメ番組と違って有吉の放つ普段着感覚がとってもいい雰囲気なのですよね。ショーパンこと生野アナとのかけあいもたのしいし、ゲストいじりもさすがなうまさだし。
と書くと、よくありがちなゆるい番組のように見えますが、たったひとつ、他の番組とは大きく異なるところが。
なんとこの番組、出演者がバカ正直!ロケもただでは済みません。料理を食べながら、「狭い」だの「センスがない」だの
「本当に美味いと思う?」だの、果ては「高い」などという始末…。何でもかんでも「美味い」とホメる番組とは違う、今までにありそうでなかった、
いや、なかったんじゃなくて、できなかった、100%視聴者目線の番組、
それが『有吉くんの正直さんぽ』なのです。有吉くんの正直さんぽ – フジテレビONE/TWO/NEXT(ワンツーネクスト)
http://www.fujitv.co.jp/otn/b_hp/912200146.html
そんな正直さんぽが大好きすぎて、正直さんぽに登場したお店はついつい行きたくなってしまう症候群が発病している今日この頃ですが、同じような症状を発症し始めた人たちが集まって正直さんぽに登場した店を訪問する、というイベントをついに決行。第1回は亀戸餃子があまりにうまそうすぎて特攻したら売り切れで閉店だったという悲しい業を背負った漢をなぐさめるべく亀戸の地に降り立ちました。
亀戸餃子と言えば新小岩に住んでいた頃時々通っていたお店ですが、ひたすら餃子しか出てこないことで有名なお店。しかも営業時間も18時半までと早く、餃子が終わってしまうとそれで終了になってしまうため、今回は16時に亀戸へ集合。集合時間きっかりに全員が集合し、いざ駅前から突撃です。
亀戸餃子 本店 カメイドギョウザ – 亀戸/餃子 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131202/13003078/
駅を降りるとすぐに亀戸餃子の看板。これこんなとこにおいておいて大丈夫なんかねw
北口から歩くと5分もしない程度の好立地。16時でもちょっとした行列できてましたが、閉店もはやければ回転も早いのが特徴のお店なのでさくっと入店できました。
そして待ってましたの餃子! 亀戸餃子の食べ物は餃子のみであとは全部飲み物、そして餃子は必ず2皿を注文するのがルールなので、入店したとたん何も言わなくても餃子が出てきて、1皿食べ終わるともう1皿が自動的に追加されます。しかも皿の餃子が残り少なくなってくると「おかわり要る?」とどんどん餃子がやってくるわんこそば感覚の提供スタイル。余計なオーダー考えず餃子に集中できる嬉しいシステムです。
餃子は小ぶりで一口でも食べられるサイズ。味もやわらかくふわっとしていてのどにつるりと滑り込む食感がたまらない。ついついたくさん食べてしまいたくなる絶妙な塩梅に仕上がってます。
そして餃子最高のパートナーと言えばやはりビール! 餃子は1皿250円の明朗会計、そしてお皿が空になるたびおかわりを持ってきてくれるので、財布もって席に着くだけであとはお店の人に身をゆだねればいいシンプルさがすばらしい。今回は5人で訪問したところ、「5人だったらこのくらいだろ」とビールの本数も調整してくれてとてもすごしやすかった。こういう身を任せるだけでいい感覚も人気の秘訣ですかね。
お店の中を次から次へと飛び交う餃子が気になって厨房の中も撮影させていただきました。たった3つの鍋でこれだけの大量餃子を作ってるのかと思うとすごい手際です。そして一度に大量に作りすぎないからこそ、入店してすぐに焼きたての餃子が食べられるんだろうなあ。
餃子はお持ち帰りもOK。焼いた餃子を買って帰るもよし、生の餃子を自宅で焼いてたのしむもよし。持ち帰り時間が長くバスや電車に乗る場合はにおい対策にビニールでくるんでくれたりと、ほんとに細かく対応してくれるので気持ちのいいお店です。そしていいなあ正直さんぽのステッカー。いまや一番欲しいステッカーの1つだぜ……。
ひたすら餃子を食べてビール飲んで満足しても1人あたり2000円しないくらいのお値段。餃子なんて5皿も食べたら十分おなかいっぱいですが、それでも1250円とかですからね……。回転率が早い店なので、さくっと餃子ビールを楽しんでささっと店を出るのが粋な楽しみ方ではないでしょうか。今度はカウンターあたりでさくっと飲みに行きたいところです。
【追っかけ正直さんぽとは】
フジテレビ土曜お昼の番組「有吉くんの正直さんぽ」が大好きなメンバーが、正直さんぽで訪れたお店を勝手に再訪問するイベントです。
今までの追っかけ正直さんぽはこちら。
- いちごのケーキしか作らないいちご専門ケーキ店「フラガリア・アナナッサ」行ってきた
- 肉汁があふれ出る肉まん「五十番 神楽坂本店」行ってきた
- 元祖わさびめしが想像以上の破壊力だった神楽坂「つず久」行ってきた
- 谷根千で極上メンチやふわふわ穴子寿司、芸術的な飴細工、絶品の串揚げを堪能