フジ土曜の人気番組「正直さんぽ」で紹介された中で気になるお店を訪問する「追っかけ正直さんぽ」企画。記録的な大雪でお店がほとんど閉まっていた巣鴨、突発的にパイナップルラーメンを食べに行った荻窪に続き、なんだかんだで5回目になった谷根千に行ってきました。回を重ねるってのは大変なことですねえ。とりあえず9回記念までがんばらねば。
なお、荻窪回は私参加できておりませんので他メンバーのエントリーをご覧下さい。パイナップルラーメン一度食べたいなー。
荻窪名物!?パイナップルラーメンを食べるべく「パパパパパイン」に行ってきた!|しんぷるハック
http://simplehack.net/meshilog/pineapple-ramen-papapapapine/パイナップルラーメン屋さんでカルピスラーメン食べてきた!西荻窪「パパパパパイン」 | ねんざブログ
http://nenza.net/2014/04/19553.html
今回のテーマである谷根千は、谷中、根津、千駄木の頭文字を取った通称で、雑誌の特集で名付けられたことから広まった呼び名なんだとか。前々から谷中銀座のそばにある大木屋に行くたび「ここは一度昼間に来たいな」と楽しみにしていた地であり、やっと足を運ぶことができました。
駅前にいたゆるキャラ「にゃっぽり」。日暮里は猫が多いのか、いたるところで猫のキャラクター、猫グッズのお店を目にします。
日暮里駅から徒歩5分くらいで最初の目的地であるやなか銀座に到着。
正直さんぽでも登場したウザいレストラン「ザクロ」。
50円ピクルスやたら気になったけど現物がなかったのでとりあえずスルー。それにしても50円安すぎるな。
土日ということもあって商店街は大人気。
番組には登場しませんでしたが、入り口付近でひときわ目立つ邪悪なハンコ屋「しにものぐるい」。かわいいキャラクター入りのはんこが作れます。
はんこ作りを待ちながら商店街をぷらぷらとフォトウォーク。
こういう商店街はビールでも飲みながら歩きたいよねーという絶妙のタイミングで登場した越後屋本店。
お店の前で日本酒やビールが注文できます。1杯400円は安いなー。
日本酒も捨てがたいけどここはやっぱりビールだろ! ということで琥珀エビスをいただきます! 冷たすぎずちょうどいい冷やし具合でごくごくいけちゃう。
そして追っかけ正直さんぽ最初の目的地である肉のサトー。
ホームページのテンション謎に高いなおいw
◆◇肉のサトー〜個店情報〜◇◆
http://www.yanakaginza.com/koten/sato/
そして正直さんぽで絶賛されていたメンチカツをいただきます! お値段200円なり。
肉がたっぷりジューシーでこれはうまい。肉のサトーの隣は先ほどお酒を買った越後屋本店なので、越後屋本店で酒を頼み、肉のサトーでおつまみを堪能するというコンビネーションがすばらしい。
さすが人気店、テレビの取材や芸能人も多数来てます。
正直さんぽのサインもばっちり。ロケの中ちゃんとこういうサインしてるのねえ。ショーパンのサインかわいい。
ビールとメンチを堪能したところで再び商店街を歩いてフォトウォーク。スンドゥブ食べたい。
次なる目的地の前にふと足が止まった三陽食品。
自家製ところてん気になる!
というわけでさっそくいただきます。その場でにゅるりと押し出したところてんをお好きなようにトッピング。
歯ごたえぷりぷりでこれがかなりうまい。いまいちなところ天は歯ごたえもなく甘みも少なくておいしくないのだけど、このところ天は歯ごたえぷりぷりでテングサの甘みもたっぷり。ところ天好きとしても納得の味でした。
だいぶおなかを満たしつつ本命である次の目的地へ向けてまたフォトウォーク。
そしてやってきましたすし 乃池。正直さんぽで穴子が絶賛されていたお店です。
江戸前の穴子すし 谷中 すし乃池 【公式サイト】
http://www.sushi-noike.com/
夜にはしっかりご飯食べたかったので、悩みつつも穴子寿司とおつまみ穴子を1つずつ頼みみんなでシェアすることに。おつまみの穴子はわさびをつけていただくのですが、ふわふわの穴子がわさびを包み込むのでわさびが全然辛くない。口の中でさらっと溶ける穴子がおいしすぎました。
そして本命たるあなご寿司!
うまいうまいという評判聞いてもさらにうまいと思うほど極上のあなご。口の中でふわっとさらっと溶ける穴子と酢飯のバランスが最高です。これは絶賛されるだけのことはあるわー。
穴子に舌鼓を打った後はまたおさんぽ再開。
なんかステッカーのせいでへんなことになってるぞ。
なぜか大量の駅看板がある謎のお店は、鉄道ファン御用達のお店「せとうち」でした。
谷中銀座を抜け千駄木に出て、団子坂をあがったところに見えるのが正直さんぽでも紹介され、ドラマ「明日、ママがいない」でも登場した飴細工のお店「吉原」。
あめ細工 吉原/AMEZAIKU YOSHIHARA
http://ame-yoshihara.com/
このお店は職人さんが目の前で作ってくれる飴細工のお店。
「あめぴょん」なるオリジナルキャラクターも。
店内にはたくさんのあめぴょん。
ナノブロックにもなってるw
うさぎだけでなく虫や鳥などいろんな飴細工を注文できます。色も好きな色でカスタマイズ可能。
普通の飴も売ってます。梅干味の梅が梅なんだけどちゃんと甘くて食べ終わりにはすっぱい味に変わる変化も楽しめてなかなかおすすめ。
店内を一通り堪能したあとはいよいよ飴細工を頼むことに。いちばん難しいというドラゴンを作っていただくことにしました。
この時点では単なる丸だった雨がすばらしい職人芸によってドラゴンへと変化していきます。
このあざやかなてさばきは動画でご覧下さいませ。
そして誕生したピンクドラゴン。これはすごい!
その雄姿を横顔でも。2色ドラゴンなのでおなかからしっぽにかけてちゃんと白くなってるんですよね。これはほんとすごいな。
飴細工を堪能しつつちょっとしたサプライズハプニングにも遭遇しながら、いよいよ最後の目的地へと向かいます。
正直さんぽでも最後の締めだった串揚げ「はん亭」。
周りは現代的な建物の中でそびえ立つ木造三階建ては明治時代から続く歴史ある建物とのこと。これはかっこいい……。
同じ時間帯ながら被写体が変わるとカメラもこう変わるというテスト。こちらは看板の下にピント合わせてます。
一方こちらは看板そのものにピントを合わせた写真。まだ明るい時間帯なのにすっかり夜みたい。オート設定が強いカメラは被写体設定大事ですなあ。
入り口にははん亭のルールが。最初は前菜2品と串揚げ6種類がセットになっていて、その後6種類か3種類かを選択しながら追加できるという仕組み。串揚げの素材はおまかせで、苦手なものなどがあれば先に伝えるとそれ以外で串揚げを作ってくれます。
せっかくの三階建てだから三階行ってみたいねえと話していたら見事に三階! これはついてる!
手元に用意された味噌、塩、ソースをつかいわけつつ串揚げをいただきます。
コースの最初は生野菜から。
味噌をつけてポリポリいただきます。味噌は甘めでさっぱり食べられる味。
最初の前菜は鮪を湯葉でまいたもの。鮪がとろっとろで、それをふわっと包み込む湯葉がナイスタッグのうまさ。メインの串揚げが期待できるうまさです。
ビールは瓶ビールのみですが陶器のグラスが良い感じ。飲み物は器で大きく味が変わりますねえ。
一番最初は海老、空豆、そして谷中しょうがの3品。
最初にいただいた海老は大葉でまかれていて、ぷりぷりの海老にさっぱりした大葉がからみあって絶品!
そして今回いただいた串揚げで一番感動したのがこの谷中しょうが。しょうがのイメージをはまったく違う甘みが口の中に広がってとても優しい味。しょうがってこうやって食べてもおいしいんだなあ。
二巡目は稚鮎、肉詰めの蓮根に帆立。
帆立もぷりぷりでおいしかった。全部おいしいんだけどあえてトップ3を選ぶなら海老、谷中しょうがとこの帆立かな。
2品目の前菜はデザートかと思いきや赤カブのムース。クリームチーズが入っているのかデザートっぽい見た目とは裏腹な濃厚な味でビールにあうあう。
三巡目は沢蟹、生麩、牛肉と牛蒡。
四巡目は巨大アスパラガスにクリームチーズ入りマッシュルーム、そしてあさりとウド。
だいぶおなかがいっぱいになってきたので最後は3種追加でお願いして、白魚と万願寺とうがらし、合鴨をいただきます。万願寺とうがらしはぜんぜん辛くなく、中にいろいろと詰め物してあるので辛いもの苦手な人でも安心です。
いままでの追っかけ正直さんぽはお店目当てだったのに対し、谷根千はお店はもちろんのこと、移動中もほどよい距離でのんびり散歩できました。こういう商店街ぶらぶら散歩はたのしいなー。すてきなぶらぶらサンデーでした。
さーて、次はどこいくかなー。
追っかけ正直さんぽとは】
フジテレビ土曜お昼の番組「有吉くんの正直さんぽ」が大好きなメンバーが、正直さんぽで訪れたお店を勝手に再訪問するイベントです。
今までの追っかけ正直さんぽはこちら。
- 【亀戸】食べ物は餃子のみ! わんこ感覚で餃子が出てくる「亀戸餃子 本店」行ってきた
- 【亀戸】いちごのケーキしか作らないいちご専門ケーキ店「フラガリア・アナナッサ」行ってきた
- 【神楽坂】元祖わさびめしが想像以上の破壊力だった神楽坂「つず久」行ってきた
- 【神楽坂】肉汁があふれ出る肉まん「五十番 神楽坂本店」行ってきた
一緒に行った人のブログはこちら。
スパイシーなメンチカツからのふわっふわ穴子寿司!【追っかけ正直さんぽ】谷根千篇その1 | ねんざブログ
http://nenza.net/2014/05/19811.html谷根千で穴子ずしと飴細工と串揚げで追っかけ正直さんぽ – にゅるり◎
http://d.hatena.ne.jp/akuyan/20140528/p1