【追っかけ正直さんぽ】元祖わさびめしが想像以上の破壊力だった神楽坂「つず久」行ってきた

※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

神楽坂で肉汁たっぷりの肉まんを堪能した後に一行が向かったのは、「元祖わさびめし」を謳う「つず久」。神楽坂を訪問した目的は、ここのわさびめしを悶絶しながらも美味しそうにたべる正直さんぽの絵にノックアウトされたからに他なりません。

お店は牛込柳町駅のそば。神楽坂からだと若干歩きますが、神楽坂の町並みを堪能しながら進むのもこれまた一興ですな。

つず久 つずく – 牛込神楽坂/居酒屋 [食べログ] http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13011427/

お店の門構えはこんなかんじ。

お店の看板には「元祖わさびめし」とでっかくありますが、肝心のお店の名前がどこにもないw 目印としてはこのわさびめしを頼った方が良さそうです。

店内はカウンター中心で、カウンターの背後に2人が座れる程度の座敷がある程度のこじんまりしたお店。あまり大人数ではなく2、3人でいくくらいがちょうどよさそうですね。メニュー表などはなく、お店中に貼られたメニューで気になるのを頼んだり、いっそお店の人に任せてしまう流れ。

カウンターの中には美味しそうな魚たちがぎっしり。

ここのメニューは一風変わった斬新なものの多く、有名人の名前が至るところで登場します。こちらはまず小林アキラ。

右の隅には高倉健さんも。このあたりの謎はのちほど解かれていきますよ。

まずはお通しの胡麻豆腐と生ビールで乾杯! メニューは初めてでよくわからないのでお店の人にほとんどお任せし、オススメをいくつか持ってきてもらう形にしました。お店の人がびしばしメニュー決めてくれるのできもちがいいw

お刺身が来るまでにと勧められた大根海月。海月と書きますが形が似ているだけで海月は入っていません。ピリ辛で後に辛さが結構残りますがそれがまた酒にあう一品。ちなみにこのメニューはお店で一番安い200円なのですが、これ勧められる時に「うちで一番高いの頼んでおきな!」と言われるあたり、なるほどこのお店のしきたりがなんとなくわかり始めます。

こちらは謎のメニューだった「高倉健」。世にも珍しい黄色いブロッコリー、黄色い、黄色……、ということで後はお察しください。このあたりでだいたいお店の空気感が読めてきます。

色はかなりあざやかですがこれがあまみたっぷりですごくおいしい。マヨネーズやケチャップなどの調味料もつけてもらえましたが、これゆでたてをそのまま食べるのが一番美味しかった。

そして待ってましたのお刺身盛り合わせ。4人で行ったので仲良く分けられるようにと全部4品ずつ持ってもらえました。このボリュームは圧巻ですなー。

そしてお店の看板でもあるわさびもここで登場。うむ、わさびめしの前にもうわさびとの対決か……。

と思ってたらその前にきた白いわさび! これ正直さんぽで見たやつだ! このあたりのわさび詳細は本題であるわさびめしのところにて。

刺身のほかに頼んだ卵焼き。このボリュームで500円はかなりコスパ高めです。

中にはネギが入っててふっくらジューシー。思わず日本酒が進みます。

というわけで飲み物も日本酒に切替え! ここは冷やだと山形の出羽桜、新潟の清泉、三重の作(ざく)の3種しかおかないというこだわりのお店です。「あとはどうせ酔っ払ったら味わかんなくなるだろ」とは店主の弁。

そして謎メニュー第2弾、「名前が無い」という名のメニュー。こちらマグロの背中の部分の肉で、180kgのマグロからこれしかとれないという貴重部位なんだとか。

骨にこびりついている肉をそぎ落としていただきます。これがワイルドかつジャンキーでうまし! 魚なのに獣肉のような味わいももっていてなるほどこれはうまいものですな!

「そんな箸でちょびちょびいかずに手でいきな!」とオススメされて骨ごとかじりついたらなるほどたしかにこっちのほうがうまい! 骨だけずっとしゃぶっていても楽しめると思うほどのうまさでした。

ボリュームたっぷりのお刺身盛り合わせを堪能しつついよいよ出てきました真打ちのわさび飯。ちなみにわさび飯のご飯は注文ごと鉄釜で炊いてくれるので30分ほどかかります。わさび飯を頼みたい人は早めに頼んでおきましょう。

ご飯に乗せる白いわさびと海苔。一番左は乗せるのかと思ったら口直しのお漬け物でした。

白いわさびをご飯にだだだっとふりかけ、醤油をぐるぐるっと回したらご飯をぼりぼりかき回し……、

海苔をどかんと投入していただきます!

テレビで見ていたのでかなり衝撃的な味というのは知っていたけれど、それにしても予想を上回るワサビインパクト。温かいご飯の湯気に乗せてわさびの刺激が目に飛び込み、ムスカのごとく悶絶しながらご飯を口に運ぶと口の中にもさらに広がるわさび無双。口に運ぶごとにむせかえりながらもこの衝撃が快感かつ美味で、ついつい口に運んでしまう。最後の最後で体力を使い果たしながらわさび飯を堪能いたしました。

このしろいわさびは北海道で取れるわさびとのこと。実物も見せてもらいましたがかなりの大きさ。北海道では緑色の見慣れたわさびが取れないため、この白いわさびが主流だったんだとか。

お店の看板にはさわびめしの由来。この白いわさびは「えぞわさび」という名前で、つず久が初めてわさびめしと提供した、とのことです。そして壁にはしっかりと正直さんぽのステッカー。ああほんとこのステッカー欲しいなあ……。

壁の奥には「とんねるずのみなさんのおかげでした」の人気コーナーだった「きたなシュラン」の人形も。さらには10年近く前、「松紳」にも登場していたというお笑いとなじみの深いお店なのですね。

お笑い芸人に人気だからなのか、店主の繰り出すダジャレもとんでもないクオリティ。勢いの落ちないストレートをジャブのごとく連発する勢いの良さに、ダジャレを多少はたしなんでいる私も完全にノックアウト。一生懸命カウンターでカウンターを狙うものの、一矢報いるのがやっとでした……。こんな苦い敗戦は初めてだぜ……。

最後にはわさびの味をいやすかのごとく果物もいただけます。今回はバナナでしたがとなりのお客さんはミカンでした。

気になる客単価ですが、今回は初めてでいろいろ頼んだのと、後半日本酒をがんがん頼んでたので6000円くらい。普通に食べてたら5000円くらいかなーという感じ。わさび飯がひたすら強烈、だけどそのほかのメニューもぜんぶおいしい。まだまだ気になるメニューはたくさんあったことに加え、わさび飯の強烈さをまた体験したいので、今度はわさび飯初体験の人を横目に先輩面しながら行ってみたいと思います。

【追っかけ正直さんぽとは】
フジテレビ土曜お昼の番組「有吉くんの正直さんぽ」が大好きなメンバーが、正直さんぽで訪れたお店を勝手に再訪問するイベントです。

今までの追っかけ正直さんぽはこちら。

一緒に行った人のブログはこちら。

もん絶するほどうまい「元祖 わさびめし」を食べてきた!@つず久|しんぷるハック
http://simplehack.net/meshilog/wasabimeshi-kagurazaka-tsuzuku/


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