カテゴリー: 音楽

  • スティールパン初めて聴いた

    スティールパン初めて聴いた

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    気がついたら1ヶ月も前のことになってしまいましたが、最近ちょっと足運び過ぎじゃないのというくらいお邪魔しております「bar cacoi」にてスティールパンのライブを聴いてきました。

    8/23(月) STEEL PAN NIGHT!!!|?歴史と人事は夜動く?『bar cacoi annex』で再び
    http://ameblo.jp/cacoi/entry-10621700318.html

    スティールパンというのは正直ユニット名かなと勘違いしてたのですが、スティールのパン、つまりはドラム缶から作り出した楽器のことで、トリニダード・トバゴで作られた楽器のことです。

    見た目はこんな感じ。

    100823_213847.jpg

    どうやって音出しているのかなあと思って興味津々だったんだけど、よく見ると表面が丸くいくつも凹んでいて、ここでドレミの音階を奏でるらしい。ピアノのように順番にはなってなくて、どこがドでどこがミかをきちんと覚えないといけない。これはなかなかハードルが高いぞ……。

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    たたいているのはドラムをたたくようなスティック。先端はゴムのようなものでできてます。

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    肝心の音は、ドラム缶から切り出したシンプルな素材なのにとっても南国っぽいきれいな音。こんな楽器もあるんだと正直目から鱗でした。あまりインストゥルメンタルな曲は好みでないんですが、このスティールパンなら歌なしで癒されるのもいいなあ。

    あと、ソロセッションもいいけど複数人でのセッションした時がよりこの音が活きる。もちろんソロもいいんだけど、複数の音が重なったときのほうが南国らしい楽しさを感じるんだなあ。

    100823_210932.jpg

    YouTubeで探したらいくつか曲があったので貼ってみる。演奏している人の笑顔がとてもすてきです。

    さらに当日はスティールパンがトリニダード・トバゴ生まれということで、トリニダード・トバゴの料理も味わえました。これが予想外といっては失礼ですがとても自分好みの味ですごくおいしかった。パクチー好きな自分にとっては、まるでパクチーのような味のするソースがとってもツボ。肉もおいしくてとても楽しい夜でした。

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  • 6月24日からのマイケル他界1年後特集が充実すぎる件

    6月24日からのマイケル他界1年後特集が充実すぎる件

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    それは朝めざまし代わりにタイマーでつけている「とくダネ!」から飛び込んできた「マイケル……」の一言。子供の頃からいつもマイケル・ジャクソンの話題がテレビで流れていると「ガタッ!」の勢いで飛び起きてしまうんですが、三つ子の魂百までとはよくいったものだね……。

    そしてとくダネ! の情報であの「Ghosts」をWOWOWで放映することを知り、いつもお世話になっておりますMOONWALKERさんをあわててチェック。マイケル情報がここまで詳しく抑えられているサイトとしては唯一無二の存在なので、ファンはほんとこのサイト1日1回は拝んでおくべきだと思いますはい。

    ちなみにGhostsについては以前も書いてますのでご参照くださいませ。PVバージョンもあるけどあれはショートすぎてGhostsのよさは全然伝わらないと思います。

    マイケル・ジャクソン幻のショートムービー「Ghosts」レビュー – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2010/03/14/3518

    そして気づいた各局のマイケル他界から1年のこの日に合わせた総力特集。もっと事前に気がついておけば良かったぜ……。

    まずは地上波で日本テレビが6月24日(金)にマイケルのドキュメントを放送。

    独占!仰天スクープ マイケル・ジャクソン最後の真実[字]|番組表|日テレ・ホームページ
    http://www.ntv.co.jp/program/detail/122234652.html

    ただこのニュース見ると、再現ドラマとかかなりムチャした作りになってるっぽいのであまり興味はでないかな……。あまりマイケルの偶像崇拝は好きでないのよ……。

    さらに日本テレビ系全国29局ネットにて特別番組「独占!仰天スクープ マイケル・ジャクソン最後の真実」を公開当日の19:00〜20:54に放送。ドキュメントと再現ドラマで知られざるマイケルの真実に迫る(詳細:日本テ レビ公式サイト)。

    マイケル・ジャクソンの命日に映画公開! 『マイケル・ジャクソン キング・オブ・ポップの素顔』 – トレンド – 日経トレンディネット
    http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20100618/1032153/

    むしろすごいのは有料放送。WOWOWは6月25日(土)から6月26日(日)からマイケル関連番組を一挙に放送いたします。

    マイケル・ジャクソン フォーエバー 独占映像含む全8番組放送!|WOWOWオンライン
    http://www.wowow.co.jp/music/mj/

    以前にエントリした未パッケージ化の「Ghosts」に加えてThis Is Itテレビ初披露、さらに先日放映があったとはいえ30周年、HIStoryライブととんでもないラインアップ。ドキュメンタリーは興味ない派の私ですが、This Is Itに合わせて収録されたというイギリスITVのドキュメンタリーなので、再現ドラマよりは面白いんじゃないかな……。

    しかししかし、GhostsもVHSとはいえ限定BOXを購入しており、30周年もHIStoryもテープがすり切れるまで見まくった私は、ここまでではそれほど食指が伸びない。もっとすごいのはスカパー!で視聴できるVMCの特集なのです。

    ミュージックビデオ専門|VMC|今月のスペシャル!| VMC SPECIAL / MICHAEL JACKSON-THE ANTHOLOGY-
    http://www.v-music.ch/special/special/201006/michael/

    もうなにがすごいってそのラインアップっぷり。正直30周年とかGhostsとかはそのうちパッケージ化するんじゃん? という想像もあるんですが、PVってなかなかマニアックなものを手に入れる機会がないのですよ。その点このラインアップはまじ神すぎる。

    ■ 01. JACKSON 5 / WHO’S LOVIN’ YOU
    ■ 02. THE JACKSONS / BLAME IT ON THE BOOGIE
    ■ 03. MICHAEL JACKSON / DON’T STOP ‘TIL YOU GET ENOUGH
    ■ 04. MICHAEL JACKSON / ROCK WITH YOU
    ■ 05. MICHAEL JACKSON / SHE’S OUT OF MY LIFE
    ■ 06. THE JACKSONS / CAN YOU FEEL IT
    ■ 07. MICHAEL JACKSON / BILLIE JEAN
    ■ 08. MICHAEL JACKSON / BEAT IT
    ■ 09. PAUL McCARTNEY AND MICHAEL JACKSON / SAY SAY SAY
    ■ 10. MICHAEL JACKSON / THRILLER
    ■ 11. THE JACKSONS / TORTURE
    ■ 12. THE JACKSONS / BODY
    ■ 13. USA FOR AFRICA / WE ARE THE WORLD
    ■ 14. MICHAEL JACKSON / BAD (LONG Ver.)
    ■ 15. MICHAEL JACKSON / THE WAY YOU MAKE ME FEEL (LONG Ver.)
    ■ 16. MICHAEL JACKSON / MAN IN THE MIRROR
    ■ 17. MICHAEL JACKSON / DIRTY DIANA
    ■ 18. MICHAEL JACKSON / ANOTHER PART OF ME
    ■ 19. MICHAEL JACKSON / SMOOTH CRIMINAL (LONG Ver.)
    ■ 20. MICHAEL JACKSON / LEAVE ME ALONE
    ■ 21. MICHAEL JACKSON / LIBERIAN GIRL
    ■ 22. MICHAEL JACKSON / BLACK OR WHITE (LONG Ver.)
    ■ 23. MICHAEL JACKSON / REMEMBER THE TIME
    ■ 24. MICHAEL JACKSON / IN THE CLOSET
    ■ 25. MICHAEL JACKSON / JAM
    ■ 26. MICHAEL JACKSON / WHO IS IT
    ■ 27. MICHAEL JACKSON / HEAL THE WORLD
    ■ 28. MICHAEL JACKSON / GIVE IN TO ME
    ■ 29. MICHAEL JACKSON / WILL YOU BE THERE
    ■ 30. MICHAEL JACKSON / GONE TOO SOON
    ■ 31. EDDIE MURPHY / WHATZUPWITU
    ■ 32. MICHAEL JACKSON / SCREAM
    ■ 33. MICHAEL JACKSON / CHILDHOOD
    ■ 34. MICHAEL JACKSON / YOU ARE NOT ALONE
    ■ 35. MICHAEL JACKSON / EARTH SONG
    ■ 36. MICHAEL JACKSON / THEY DON’T CARE ABOUT US
    ■ 37. 3T feat.MICHAEL JACKSON / WHY
    ■ 38. MICHAEL JACKSON / STRANGER IN MOSCOW
    ■ 39. MICHAEL JACKSON / BLOOD ON THE DANCE FLOOR
    ■ 40. MICHAEL JACKSON / HISTORY
    ■ 41. MICHAEL JACKSON / GHOSTS (VIDEO EDIT)
    ■ 42. MICHAEL JACKSON / YOU ROCK MY WORLD (LONG Ver.)
    ■ 43. MICHAEL JACKSON / CRY
    ■ 44. MICHAEL JACKSON / ONE MORE CHANCE
    ■ 45. MICHAEL JACKSON / MEGAMIX
    ■ 46. MICHAEL JACKSON / BILLIE JEAN (TV Performance Ver.)
    ■ 47. MICHAEL JACKSON / THIS IS IT

    気になるのは特に赤の部分。いずれもアナログのVHSでは持ってるんだけど、ものすごくレア度の高い存在なので気になりまくり。特にBlame It On The BoogieはJacksonsの中でももっとも好きな曲で、このPVで見せるマイケルの笑顔はほんとに至高の笑顔なのです。

    しかし問題は我が家のテレビ環境。大画面テレビやレコーダは充実しているものの、見るものは地上波ばかりで有料放送環境はいっさいなし。J:COMは加入しているものの、チューナーがうんこすぎて外部出力がコンポジットという悲しい状態なので、レコーダで録画するにもいろいろ難がある。しかしマイケルの特集なんて死後ちょうど1年のこのタイミングがもっとも充実しているのに違いなくて、2年後ではきっとここまでのコンテンツは出てこないんじゃないか。ああ、どうしたものか……。

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    ちがう! スカパーのチューナー買ったんじゃない! マイケル秘蔵のコンテンツ集をデジタルデータで手に入れたらスカパーのチューナーがついてきたと考えるんだ!!!!

    というわけでここまでの顛末を説明。WOWOWだけなら話ははやかったのですが、問題は前述のVMC。というのも、スカパー!は現在3種類も存在するのです。

    スカパー!3つのサービス比較|スカパー!
    http://www.skyperfectv.co.jp/hikaku/

    スカパー! HDは今までのスカパー!で、スカパー!e2はかつて「110度CS」と呼ばれている衛星放送。そして「スカパー!光」は光ファイバを利用した放送です。

    いろいろ専門家に教わったところ、スカパー!e2であればWOWOWとアンテナ共用できるようなのですが、VMCはスカパー!e2では視聴できなくて通常のスカパー!でしか見られないのですよ……。そして我が家は光ではなくCATVな時点でスカパー!光も消え、残るはスカパー!HDのみというわかりやすい状態に。今から光ファイバ導入とかさすがに間に合わないしね……。

    もう1つの課題はWOWOWとスカパー!の併用。スカパー!経由でもWOWOWは視聴できるのですが、その場合WOWOWはアナログになってしまう。WOWOWをデジタルで視聴するにはWOWOW別契約にしなければなのですが、そうするとさすがにアンテナが2つという事態に……。いろいろ割り切った結果、「とりあえず今回はデジタル録画できていればいい」と割り切り、一番大事なVMCとWOWOWを併用できる環境を整えることにした次第です。

    そして最後の選択肢はスカパー!そのもの。本当はコピーワンスとかいろいろ気にしなくて良さそうなアナログで契約したかったんですが、店員さんに聞いたらもう新規契約はHDのみなんだそうで。じゃあ逆にわかりやすくていいね! ってことでスカパー!HDのチューナーとアンテナを購入して参った次第です。お値段はこみこみで3万円くらい。ああ、dynabook AZ貯金はこれでふっとんだな……。

    今日はもう暗いので明日早起きして設定し、予約録画のテストをかまして本番を迎える予定。そして土日は自宅に引きこもりマイケルナイトを楽しみたいと思いますよ!

  • キャプテンEOのディズニーランド上映は7月1日から

    キャプテンEOのディズニーランド上映は7月1日から

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    マイケルがらみということでもういっちょエントリー。

    キャプテンEO | 東京ディズニーランド
    http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdl/tl/atr_captain.html

    かの名作キャプテンEOが7月1日ついに復活。3Dブームとも相性のいい本作でありますが、マイケル作品の中でも1、2を争う群舞のかっこよさ、そして整形の具合がちょうどいい案配の顔つき、そしてなんといってもCD化されなかった名曲「We Are Here To Change The World」が聴ける数少ない機会であります。アルティメットコレクションには収録されてるんだけど、すごい値段になってるしね……。


    アルティメット・コレクション

    フランシス・コッポラとジョージ・ルーカスという巨匠が手を組み、そこに希代の天才マイケル・ジャクソンの全盛期が織りなす最高のショーを楽しめる一作。マイケルの全作品の中でもトップクラスにクオリティ高いのでぜひディズニーランドまで足をお運びくださいませ。せっかくだからキャプテンEOオフとかやりたいのう。

  • 及川光博ワンマンショー「美しき世界」行ってきた

    及川光博ワンマンショー「美しき世界」行ってきた

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    いつもチケットの手配ありがとうございます!

    information * 及川光博オフィシャルサイト バラ色帝国 ?the empire of Roses
    http://www.oikawa-mitsuhiro.com/information/

    ミッチーこと及川光博のワンマンショーはこれまで何度か足を運んでいるのですが、その会場はたいてい国際フォーラムでした。今回は相模大野のグリーンホールということでいくぶん規模は小さいのだけれど、そのぶんファンの密度も濃くてすごくいいワンマンショーでした。

    今回はかなりニューアルバム中心のワンマンショーになっていて、事前にアルバム聞き込んでおいてよかったなあと実感。自分の場合ミッチーは踊りも好きだけれどやっぱり歌があってこそなので、歌えないと魅力半減なのよね。歌って踊れるのがミッチーワンマンショーの楽しさなので、そういう意味ではニューアルバムの「ファンキー☆ミュージック」から「Shinin’ Star」、そして事前にセットリストにはないと教えられていた「バラ色の人生」へのコンボは最高でした。

    美しき僕らの世界(初回生産限定盤)(DVD付)

    そして改めてライブを通して、ミッチーは女性向けのアーティストのようでいて、歌の内容は実に男性的だなあと感じた。ミッチーの歌というのは全体的にナルシズムというか中2病というか、女の子に向けてるようで向いてないんだよね。

    それをもっとも強く感じたのが、初めて聴いたアルバム「嘘とロマン」の「ペンフレンド」で、当時は星からやってきた王子様キャラを貫きながら、曲そのものはなんとも中2的な歌詞というギャップが魅力的で思わずファンになりました。今回のアルバムも一見ダンスミュージックでノリノリなんだけど、ナルシズムで弱気な男の心が描かれているのがとてもツボなのです。


    嘘とロマン

    話はそれるけれどこの逆だなと思うのがマンガ「モテキ」で、大変面白くて4巻で終わってしまうのがほんとに残念なんだけど、あれはモテない男が主人公ながらも実に女性視点なマンガ。恥ずかしながら「トッキュー!」も読んでたのに「モテキ」のあとがき読むまで作者が女性と知らなくて、それを知ってとても合点がいった。なんかその感覚にミッチーは通じるものがあるんだよなあと思った次第でした。

    モテキ 3 (イブニングKC)

    大変楽し面白い時間だったのですが、唯一残念だったのは最後の締めが「Crazy A Go Go」で、振り付けが難しくてうまく踊れなかったこと。最後はきっちり踊れるという意味でバラ色の人生が最高なんですが、毎回同じなわけにもいかないし難しいですね。次回はきっちり踊りをマスターしていきたいところです。

    5月の武道館迷うなあ、と思ったけどその日はWordCamp Yokohamaだから行けないや……。

  • マイケル・ジャクソン幻のショートムービー「Ghosts」レビュー

    マイケル・ジャクソン幻のショートムービー「Ghosts」レビュー

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    念願のビデオデッキを無事お借りでき、家の中にあるマイケルコレクションを片っ端からデジタル化する作業をついにはじめたのですが、一発目のGhostsを見てたら思うところいろいろ出てきたのでブログで書いておきます。

    Ghostsという作品はある意味でキャプテンEO並みとも言える幻の作品。スティーブン・キングとマイケルが共同で原案を担当し、40分程度の映像として制作したショートムービーです。

    しかしその作品を見られる機会というのは大変に限られていました。最初にお披露目されたのは今は無き新宿のアイマックスシアターで行われた試写会。その後VHSでスペシャルボックスとして販売され、そこにはすでに販売されているアルバム「Blood On The Dance Floor」と、未発表曲「On The Line」とセットで販売されたのでした。


    Blood on the Dancefloor/Ghosts Home Video Box Set: +CD Single

    このボックスセットは1997年発売のようですが、その後いっさいDVD化もされておらず、かといって映画でもないからレンタルでも出回らないため大変希少価値の高い存在となっております。上記のAmazonなんて10万円の値段がついてるぜ……。まあこのGhostsが発表された頃は、少年虐待疑惑のまっさかりでマイケル人気がダダ下がりの時代であり、その当時を生きたという幸運と、その時代にもファンであり続けたことへ対する権利とでも思っておきましょうかね。

    ちなみに同梱の「On The Line」に関しては、のちに発売されたマイケルのスーパーベスト盤「Ultimate Collection」に収録されております。このUltimate Collectionはほんとハンパなく、On The Lineをはじめとして、ペプシコーラの懸賞でしか手に入れられなかった「Someone Put Your Hand Out」など未発表音源がこれでもかというくらい収録されており、コレクター欲の強かったファンに対しては衝撃だったことと思われます。こちらも限定発売ではありますが、まだかろうじて手に入れられるくらいので、最近ファンになった人はとりあえず買っとけと言いたい。


    The Ultimate Collection

    さてそんな前置きはこのあたりにして、Ghostsの簡単な紹介を。「第2のスリラー」と評されることも多いこの作品は、お化け屋敷にすむ主人公と、それを追い出しにかかる住民の物語。「お前なんか出て行け!」という住民に対し、マイケルがお化けとともに住民をおどかして楽しむというのが大まかなストーリー。

    この作品の見どころといえばやはり群舞。アルバム「HIStory」収録曲の「2 BAD」で踊る群舞はここでしか見られない群舞といっても差し支えないクオリティ。マイケルのダンスはある程度型が決まるとライブや他のパフォーマンスでも取り入れられることが多いんだけど、このGhostsで見られるダンスは他の作品でほとんどその筋が見られない。あえて言うならThis Is ItのThriller終盤で「Threatened」につながる部分のダンスが似ているかなあとは思うけれど、直線のビシっとした動きが多いマイケルダンスに対して、ゴムのようにぐにゃぐにゃと踊るその群舞は他の群舞とは明らかに違う。

    そんなダンスのクオリティとは別に感じてしまうのがマイケルの悲痛なメッセージ。この頃は前述した通り少年虐待疑惑のまっさかりであり、その時の辛い心情はHIStoryの各曲にも見て取れるわけですが、Ghostは映像作品ということもあってその意思がとても強く見て取れる。

    主人公であるマイケルは、お化けと一緒に住み、時おり遊びにくる子供をおどかして楽しむだけの存在。子供はとても楽しんで遊んで帰るけれど、大人はそれを「あいつはおかしい奴だ」と決めつけて「村から出て行け」と脅しにくる。少年虐待疑惑の問題はこの際置いておいたとして、常に奇人変人扱いされるマイケルにとって「人と違うだけでなぜそんなに非難するのか」という気持ちがひしひしと伝わってきます。

    作品では結局マイケルのダンスと演出により子供だけでなく大人も心を開き始めるのですが、あくまで立ち退きを迫る住民代表の1人だけが決して言うことを聞かない。結果としてその代表はマイケルの脅かしに驚いて屋敷を飛び出してしまう(といっても窓ガラスを突き破っていなくなるので死んだということなだろうけれど……)。この結末はきっとマイケルの希望する終わりなのかな。いつまでも自分を攻撃する人はいるけれど、きちんと理解を示してくれる人もいて、いつかみんなわかってくれるさ、という。

    確かにマイケルは奇人扱いされるけれども、そのパフォーマンスや歌唱力というのはきちんと評価されるべきもので、だからこそ自分はどんなにマイケルを悪く言われようとも好きで居続けたんだけれど、そんなマイケルが望むべき正当な評価は、マイケルが死んだことで実現されたというのはなんだかちょっと物悲しい。本当はThis Is Itが実際に公演されて、それが日本にもやってきていれば、そんな世界もマイケルの目に届いたのかもしれないと、Ghosts見てまた思うのでした。

    そしてそれと同時に、このクオリティ高い群舞がファンの手に届かない状況はとても悲しいので、関係者にはぜひともDVDなりBlu-ray化をお願いしたいと切に望む次第であります。

  • マイケル・ジャクソンの映像HISTORYまとめ

    マイケル・ジャクソンの映像HISTORYまとめ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    前に音楽まとめ書いたときからいつか映像まとめもしたいなと思ってたんだけど、日経エンタテインメントのマイケル特集読んだらついカッとなって書きたくなってきた。

    マイケル・ジャクソンの音楽HISTORYまとめ – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2009/11/07/2809

    先日はTwitterで「日本国民全員買うべき」とか勢いでつぶやいちゃったのですが、正直このクオリティはちょっとオススメできないかな。インタビューはまあいいとして、「マイケルのソロ初アルバムが「Off The Wall」とか(マイケルはモータウン時代に「Got To Be There」でソロデビュー)、一般販売されたホームビデオ作品では「グレイテスト・ヒッツ ヒストリー」が3作目とか(いやその間にいろいろあるから……)、はてにはマイケル大好きを公言する湯川れい子のインタビューに「スリラーに入ってるジャム」とか無茶苦茶な描写がある始末。なんだろね、編集が悪いのか湯川れい子のミスなのかはしらんが、マイケルのトリビュート本出すのにその程度も知らないのかと絶句した。

    It
    マイケル・ジャクソン THIS IS IT特集号 日経エンタテインメント!2010年2月号臨時増刊[雑誌]

    そんなオドロキ描写の中でも、マイケルのすばらしい映像素材が現存するDVDパッケージしか説明されていないのはまったくもってもったいない。売れないものを紹介しても仕方ないのかもしれないけれど、マイケルの歴史からそこを消してしまうのはあまりにももったいないので、自分の思いつく範囲でマイケルの映像に関する歴史をつづってみたいと思います。

    なお、最初に断っておきますが、私もすべての映像作品を網羅できている自信はありません。あくまで私の知っている範囲であることをご理解いただきつつ、「他にもこんな映像あるよ」というご意見ありましたらぜひお寄せくださいませ。また、モータウン時代は私もあまり造詣が深くないもので、基本はEPICソニー時代のソロ作品を対象と刺せていただきたいと思います。

    Motown 25 – Yesterday, Today, Forever

    マイケルが最初に所属したレーベル「モータウン」の25周年を収録した映像集。ここでマイケルが初めてムーンウォークを披露したことでも有名ですが、実はあの「Billie Jean」の前に、兄弟たちと一緒にジャクソンズの曲を披露するんですね。んでそれが終わった後に「昔の曲も好きだけど、ぼくが今好きなのは新曲です」とコメントしてBillie Jeanに入るという、兄弟たちをすべて露払いにしてしまったというおそるべき舞台コンセプトは意外と知られていませんね。

    あまり映像作品のYouTube紹介するのは好きではないのですが、もはやVHSで入手不可能な映像作品でもあるのでご参考までにジャクソンズのパフォーマンスを紹介したブログを貼っておきます。

    Motown 25: Yesterday, Today, Forever (1983):らむの日記:So-net blog
    http://rooney12.blog.so-net.ne.jp/2010-01-15-1

    マイケル・ジャクソン 終わりなき伝説

    正直あまり内容を覚えていないのだけれど、マイケルの反省をつづったドキュメンタリー。MSNのサイトによれば「発売元:ソニー・ミュージックエンタテインメント」となっているので公式ドキュメンタリーと言って良いでしょう。

    マイケル・ジャクソン?終りなき伝説?? CD情報 – MSN エンタメ
    http://music.jp.msn.com/music/cd.aspx?cdid=249293

    ちなみにヤフオクでもまだちらちら売ってるみたいですね。音楽素材もふだんに使われていて結構おもしろかった記憶が。

    希少VHS「マイケルジャクソン終わりなき伝説」即決5000円 – Yahoo!オークション
    http://page10.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/m70089827

    メイキング・オブ・スリラー

    スリラーの長尺PVに加え、スリラーのメイキングを収録した映像作品。あの黒人の女の子が「オーラ・レイ」というのはここで知りました。名作スリラーの裏側を見られるという意味でも価値ある作品。Amazonにリンクありました。

    Amazon.co.jp: Making of Thriller [VHS] [Import]: Michael Jackson: ビデオ
    http://www.amazon.co.jp/Making-Thriller-VHS-Michael-Jackson/dp/6301945085

    グラミー賞グレイテスト・ヒッツ! VOL.1

    やっとこさまともに紹介できる映像作品が来ましたな……。

    グラミー賞の舞台で披露されたパフォーマンスを集めた映像集ですが、マイケルが「The Way You Make Me Feel」と「Man In The Mirror」を披露しています。まあ、どっちもすさまじいまでの口パクなんだけどな……。The Way You Make Me Feelがスローテンポの歌詞から入るパフォーマンスはここから始まっていると思われるので歴史的価値はあるかと思います。

    ウィ・アー・ザ・ワールド


    ウイ・アー・ザ・ワールド 20周年アニヴァーサリィ [DVD]

    言わずとしれたチャリティソングかつ全米の有名アーティストが一同に集結した「We Are The World」の楽曲と制作までを描いたドキュメンタリー。しかしこのクラスの有名人がこの人数集まるのはもうないだろうな……。マイケルがみんなに歌い方を教えているパートは必見ですかね。

    ムーンウォーカー

    タイトルだけなら超有名だけどきちんと中を見た人は少ないのかも。最近はThis Is It効果で再販されましたね。


    ムーンウォーカー (初回生産限定特別ジャケット仕様) [DVD]

    斜めになるパフォーマンスで有名な「Smooth Criminal」はこの映画から切り出されていたり、最後にはBeatlesの「Come Together」を見事なまでのマイケル色でカヴァーしていたりと見所たっぷりなんですが、いかんせん途中の映画がマイケルの脳内を忠実に具現化した不思議な世界なので、人によっては失笑してしまうかもね……。ただ、なかなか見られない笑顔のマイケルや楽しそうなマイケルが見られるという意味でも価値ありと言えます。あと繰り返しですがCome Togetherのカヴァーは絶品。

    DANGEROUS ザ・ショート・フィルム・コレクション


    DANGEROUS~ザ・ショート・フィルム・コレクション [DVD]

    アルバム「DANGEROUS」収録曲のPVをまとめて納めたDVD。PVに加えて各曲のメイキングも楽しめるのがいいですね。個人的には一番好きなアルバムだけにこのDVDも好き度が非常に高いです。Remeber The TimeやIn The Closetのメイキングなんかもオススメ。

    ビデオ・グレイテスト・ヒッツ ヒストリー

    このあたりは定番ですかね。マイケルの歴代有名PVをきっちり収録したDVD。ライブ映像とかはないのですがこれはこれでオススメ。

    ヒストリー・オン・フィルム


    ヒストリー・オン・フィルム VOLUME II [DVD]

    DVDを1枚オススメするならこれかなあ。有名どころのPVに加えてファン大絶賛である1995年のMTVパフォーマンスを収録。個人的には「They Don’t Care About Us」で子供と楽しそうに踊るマイケルの笑顔が好きです。

    バック・トゥ・ダンス2


    プロモ・ライツ・クリップ! バックトゥ・ダンス2 [DVD]

    ちとマニアックですが、エディ・マーフィーのアルバムにマイケルがゲスト参加した曲「WHATZUPWITU」が見られる貴重なDVD。マイケルの笑顔がステキですよっておれ相当マイケルの笑顔フェチだな。

    ゴースト

    ツアー・イン・ミュンヘンもWOWOWではあるものの最近放映された今、期待すべきはこの映像ですかね。第2のスリラーともいうべき凝りに凝りまくった映像集に加え、直線的な動きが多かったマイケルが曲線中心で踊り出す不思議なダンスは至高のクオリティ。ああはやくうちのVHSをデジタル化しなければ……。

    ちなみにAmazonだとたいへんなプレミアついてますな。

    Amazon.co.jp: ゴースト・スペシャル・ボックス [VHS]: マイケル・ジャクソン: ビデオ
    http://www.amazon.co.jp/dp/B00005G55N

    ライブ・イン・ブカレスト


    ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

    言わずとしれた現存する唯一の公式ライブDVD。私からしますとThis Is Itはしょせんリハーサルであり、マイケルが本気を出すステージパフォーマンスの力はぜひこのDVDで味わって欲しいと思います。

    NUMBER ONES


    NUMBER ONES [DVD]

    ヒストリーシリーズのDVD持っていれば意味はないかなあ。元々が新曲のでないマイケルに対し、各国でナンバーワンになった曲だけを集めてベスト盤を作ったというコンセプトアルバムなので新しさはなし。まあBood On The Dance FloorとYou Rock My WorldのPVが見られるところがポイントでしょうか。Smooth Criminalについてはその圧縮ぶりが酷評されているので、まあファンのコレクターアイテムという位置付けかな。

    THE ONE


    ザ・ワン [DVD]

    映像というよりもドキュメンタリー素材で、自分が唯一といっていい買ってない映像集。まあ、そろそろコレクター用に買いますかね。あまりマイケルの人物像どうこうというのは興味ないのだが……。

    いま手持ちで思いつくマイケル映像はこのくらい、といいたいところですが、例のアレを紹介しないと一応は終われませんかね。


    マイケル・ジャクソン IN ネバーランディングストーリー [DVD]

    これについては何か語るよりこれ読んでもらえればいいかな……。まあ、マイケルの奇人ぶりが伝わる作品かもしれません。

    第188回:マイケル・ジャクソン出演映画新旧対決「ムーンウォーカー」と笑劇のオバカ映画「ネバーランディングストーリー」帰ってきた買っとけ! DVD
    http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050913/buyd188.htm

    あとはメン・イン・ブラック2にもマイケルが出ているといえば出ていますが、こっちもまあ物好きレベルの話ということで……。

    メン・イン・ブラック 2

    最後紹介した映像素材がまあアレですが、現状手に入る映像素材としてはライブ・イン・ブカレストと、ヒストリー・オン・フィルムあたりがオススメでしょうか。ほんとにそろそろゴーストをDVDなりBlu-ray化して欲しいものです……。

  • 【速報】マイケル・ジャクソン最後のワールドツアー「HIStory ツアー・イン・ミュンヘン」がWOWOWで放送

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    詳しくは後で。

    マイケル・ジャクソン HIStoryツアー・イン・ミュンヘン 1997|音楽|WOWOWオンライン
    http://www.wowow.co.jp/pg/detail/150284001/index.php

    This Is It見た人にはブカレストよりこっちだと思いますはい。特にBillie Jeanの演出はThis Is Itで打ち合わせしていた意味が「ああこれがやりたかったのね!」とわかる名シーンかと思います。

  • マイケル・ジャクソン公式YouTubeチャンネルがすごい(ただし海外に限る)

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    先のめんどくさいエントリー書いてる途中にいろいろ調べてたら、YouTubeに公式でマイケルの動画がいろいろ上がっているのを発見。

    YouTube – michaeljackson さんのチャンネル
    http://www.youtube.com/user/michaeljackson

    しかもこれがかなりのラインナップ。Beat ItとかThrillerとかBADとかの定番ばかりじゃない、ライブパフォーマンスをPVに収録した「Another Part Of Me」、映像作品としてVHSで発売したままDVD化もされていない「Ghosts」、さらにはマイケルの兄ティトの息子、つまりはマイケルの甥っ子3人兄弟である3Tとのデュエット「Why」までラインナップされている充実ぶり!

    しかし映像作品のほとんどが著作権の問題で日本では再生できないというね・・・・・・。なんだろうねこの寂しさは・・・・・・。米国在住の人がうらやましく思う瞬間であります。IP見てるから確実に超えられない壁だろうなあこれ・・・・・・。

  • This Is Itセカンドインプレッション

    This Is Itセカンドインプレッション

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ファーストインプレッションはこちら。

    This Is It ファーストインプレッション – カイ士伝
    https://bloggingfrom.tv/wp/2009/10/29/2786

    公開初日ギリギリに見てきたThis Is Itですが、いろいろ細かいところを見たり確認したいこともあって2回目も行きたいとずっと思っており、やっとタイミングが合って2回目のThis Is Itと相成りました。

    1回目はどうしても全体の流れを追うのに一生懸命になってしまいますが、2回目は細かい部分の構成とか脇のダンサーとかも見る余裕がありました。ギタリストのお姉さんが話題ですが、個人的なツボはSmooth Criminalの群舞後半で増員される左側のおねーさんの振り付けです。

    前にも書いた気がするけれど全体的な構成はやはりHIStoryツアーベースで、They Don’t Care About Usの振り付けとか、Billie Jeanの登場とかはまんまHIStory。ただ、ところどころ最新のアレンジを取り入れていて、JAMかThey Don’t Care About Usのどっちかは締めをBADにしていたりと、細かいところを常に改善していくマイケルらしさが見て取れた。

    そして何より圧巻なのはライブに合わせて制作された映像たちで、Smooth Criminalでは過去の映画とのCG合成したり、The Way You Make Me Feelでは工事現場のようなところからダンサーが降りてくる演出を追加。Earth Songでも新たに映像起こしてます。ちなみにSmooth Criminalで合成している映画は「ギルダ」というらしい。


    ギルダ【字幕版】

    そして特筆すべきはやはりThriller 3Dで、あの名作Thrillerを今のクオリティできっちり書き直した上に3D対応で撮影してる。3D対応にするあたりは新しいもの好きのマイケルらしいなあと思うところですが、あれはほんと3D普及のためにもきちんとBlu-Rayあたりで発売して欲しい。

    曲目は今までのライブで演じられたものばかりですが、意外だったのはHeal The Worldがなかったこと。単にリハでやってないだけなのかもしれないけれど、マイケルのテーマでもある「Heal The World」が無いというのは意外でした。まあ「あと4年で環境問題を対策する」とかムチャを言うマイケルからすると、「地球を癒そう」なんて優しく言ってる場合ではなく、「地球やべーぞ!」と脅しにかかるEarth Songのほうが最適なのかもしれません。

    全体的に非常に満足だしBlu-ray化されたら必ず買うのですが、一方で同時に思うのは「やっぱりリハはリハだったな」ということ。2回目見たから細かい動作もきちんと終えたけれど、やっぱり振り付けは動きをかなり抑えているし、ちゃんと踊るべき振り付けをさらっと流しているところも多々あった。何よりマイケルがライブ中に手拍子取るなんて見たこともないシーンで、それはファン的には非常に楽しいシーンだけど、あれをもって最高のクオリティとか言われてしまうのもちょっと微妙な感が残りました。

    ここからはまあ重度のマイケルファンの戯言だと思ってスルーしていただきたいところですが、ちょっと世間的なThis Is Itの評価には疑問を感じるところ。マイケルを見たことがない人がThis Is Itを見て感動するというのは嬉しいことで、「いやあんなレベルで感動しても」なんていう気はさらさらありません。もちろんさらなるクオリティを見ていただくためにもブカレストはぜひご覧いただきたいところですが。


    ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

    疑問が残るのはあれをもって「物作りがわかる」とかいう声で、もちろんわからないことは無いだろうけれども、それはどんな作品でも裏側を紹介するドキュメンタリーがあったら学べるレベルじゃないかなあ。

    マイケル自身のディレクター能力もはなはだ疑問で、それが端的に表れるのがJackson 5メドレーの時。単に耳へのボリュームが大きすぎるというだけのことを「こんなんじゃ歌えないよ」「僕は自分の耳で聞くように育てられているからね」「耳に拳をつっこまれている感じだ」と自分の感情ばかりを表にし、オルテガに「じゃあどうすればいい?」と聞かれると「音を小さくして」と答えるマイケル。だったらそれ先に言えよwww。

    The Way You Make Me Feelのリズムをキーボードと合わせる時も「ベッドからはい出るよう感じ」とか無茶苦茶な表現してキーボードを困らせたあげく、キーボードの人も最後には「具体的に言ってくれないかな」とちょっとキレてるw。インタビューではみんなマイケル最高言うけどそりゃドキュメンタリーなんだから言うよねレベルでありまして、リハ中のマイケルの言動見ていると言いたいことは言ってるものの、何かをまとめる方向ではほとんど動いてない。

    自分の楽曲にこだわりを持っていて、細かいキーや音階のレベルで調整に入るというマイケルのこだわりはすばらしいけれど、結局あのライブをまとめきっているのはオルテガの手腕によるところだよね、というのが個人的なファイナルアンサーで、そういう意味で作品はみんなで作っていくものだよなあと。1人の天才とそれを陰で支える黒子、という構図のほうがしっくりきます。

    ファンとして感動すべきはどちらかというと、ライブでは見られない裏側で、そういう意味ではマイケルがダンサーに振り付け教えてたり、マイケルがアカペラで歌いながら曲を調整していくあたりが萌え度は絶頂。特にThey Don’t Care About Usを教えているシーンが非常によかったなあ。マイケルが他界してなければ、マイケルのファンだけがキャーキャー言って終わりだった作品にも思いました。

    ちょっとめんどくさい話の流れになってきたので少し話を変えると、昔から思っているころだけれどマイケルとダンサーの違いは非常に大きいなと思った。まったく同じ振り付けで、ダンスだけを生業にしているダンサーと比べてもマイケルの動きは美しい。それはリハ程度に動きを抑えているThis Is It程度でも違いがわかるほどに。

    その理由がかいま見えたのが、Shake Your BodyをBGMにダンサーたちが自分の振り付けをそれぞれ見せるシーン。みんなダンスの能力は非常に高いんだけど、曲に動きが合っていないのね。宙を飛んだりロボットみたいに動いたりする振り付けが、曲のテンポや強弱に合ってないからただのダンスにしか見えない。

    マイケルの振り付けが美しいのは曲の強弱だったりテンポにぴったりと合わせた振り付けをしているからで、これは口ではすごく説明難しいですがRemember The Timeの後半、「In the park, On the Beach, You and me, It’s Spain」の振り付けの部分とか見てもらえるとわかりやすいかも。

    Remember The Time群舞シーン
    http://www.youtube.com/watch?v=nDxsM5jLNxM#t=6m10s

    マイケルは歌もダンスもそれぞれすばらしいけど、それが1つになってさらにクオリティを高められるのがマイケルだよなあとしみじみ痛感したところでありました。

    そして見終わった後に改めて思うのがはやりHIStoryツアーを見たいということ。DVD化されているブカレストもいいライブですが、This Is Itというリハの演出のかなりの部分がHIStoryベースなので、This Is Itの完成系という意味ではやっぱりHIStory。

    ダンサーが床下から飛びでる「トースター」という演出はブカレストではマイケルがやりますが、HIStoryツアーではバックダンサーに任せて、マイケルは別の登場方法で現れる。Earth Songのブルドーザーが出てくる演出もHIStoryでは戦車で実現しているし、何より痛感するのがBillie Jeanのリハ。「ここで照明を当ててマイケルが出てくる」という打ち合わせはHIStoryのマイケルそのままなんだけど、This Is Itで見られるBillie Jeanはその要素がほとんど見られないのが非常に惜しい。

    「俺はHIStory知ってるぜ」と言いたいのではなくて、あのリハのやり取りはHIStoryの演出を見てこそすべてがわかる部分なので、そういう点でもライブ・イン・ミュンヘンの映像化を激しく望む次第です。

    【追記】
    こんな感想もいただいたのでよろしければ合わせてお読みください。ちょっと自分のエントリは勢いで書きすぎてしまいましたが「みんなで作る」はとても同感ですはい。

    This is it のカイさんのインプレッションを読んで思ったこと。 – 須田英之の独り言。
    http://suda.tv/archives/2009/11/thisisitimp.php

  • This Is It 2回目メモ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    あとできちんとエントリしようと思うけど忘れないうちにメモ。

    • オープニングのWanna Be Startin’ Somethin’の後にマイケルがアカペラで歌うのは「Speechless」でアルバム「Invincible」収録
    • The Way You Make Me Feelの後にJackson5 Medley。曲目は「I want You Back」「The Love You Save」「I’lii Be There」の3曲。その後にダンサーのみが踊るシーンのBGMはJacksonsの「Shake Your Body」
    • Thillier 3Dの後はアルバム「Speechless」収録の「Threatened」で終わるアレンジ。その後にエアリアルの練習と共に流れるのは「DANGEROUS」収録の「Who Is It」

    書こうと思う方向性は

    • やっぱりリハはリハだった
    • マイケルとダンサーの違い
    • マイケルのディレクション能力は微妙
    • HIStoryがやっぱり見たい
    • Heal The Worldないのが意外

    といったところですかね。思いついたら追記するかもです。

  • マイケル・ジャクソンの音楽HISTORYまとめ

    マイケル・ジャクソンの音楽HISTORYまとめ

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ほんとは他のこと書こうと思ってたけど(ドコモの話とかBluetoothの話とか)、なんかこれ読んだらテンション上がったので勢いでやってみる。

    マイケルについてほとんど知らない俺がTHIS IS ITを見てきた
    http://anond.hatelabo.jp/20091107014153

    いやー、最初ってこんなテンションだよねー。自分だって最初は「整形で気持ち悪い」という印象が先行していたのが数々の作品を見てぶったまげたので、「あーあるあるわかるわかる」と思いながら読んでた。「今さら言うなよ」というのはもったいないと思うんだね、誰だって初めて接したときはこういう感動があるものなので、それは何十年とこれからきっとループしていくものなんだろうし。

    さて前置き長くなりましたが、前々からちょいちょい要望もいただいていたこともあるので、マイケルの音楽CDを簡単にまとめてみようと思います。ただしマイケルはキャリアが長いので、いわゆる「マイケル・ジャクソン」として認識されているEPIC自体のソロ活動かつオリジナルアルバムのみということで。モータウン時代のソロも名曲ぞろいなんですが、そこは一通りマイケル・ジャクソンを体感してから味わうと別の楽しみ方ができるかなということで。

    ではとりあえず記念すべきEPIC移籍後の第1弾から。

    Off The Wall


    オフ・ザ・ウォール(紙ジャケット仕様)

    ここでいきなり補足説明が入るのですが、移籍後第1作「Off The Wall」から「BAD」までの3作品はレコードで発売されており、基本的にはアナログ音源なのですが、2001年にはこれらアナログ音源をデジタル・リマスタリングし、さらに追加音源を追加したデラックス・エディションが発売されております(実際にはデジタル・リマスタリングだけならほかにもあるけどややこしいので割愛)。上のはさらにその音源を紙パッケージ化して再販したもので、中身は一緒だし最近はみんなデジタルデータでリッピングするのだろうからこれでいいかなと。

    作品自体は一般的に認識されているポーポー叫びまくるマイケルよりも、よりバラードやR&Bテイストの強い作品。いやそれでもさりげなくポーポー言い始めてるんではありますが、BADやThrillerの印象が強い人が聞くと違和感あるかもですね。

    ソロでなかなか売れなかったマイケルが、のちの盟友とも言えるクインシー・ジョーンズをプロデューサーに迎え、セルフプロデュースも交えながら大きく羽ばたいた一作。「ジャクソン5のボーカルの男の子」というイメージを一掃し、新たなアーティストとして認識づけた大事な転換期であります(いやこの頃生まれてないので聞きかじりだけどね)。

    全米No.1作品「Don’t Stop Till You Get Enough」「Rock With You」あたりが有名ですが、アルバムタイトルでもある「Off The Wall」、ライブで必ず歌われるバラード「She’s Out Of My Life」もオススメ。個人的には「It’s the Falling in Love」のフワフワした感じも好きですはい。繰り返しですがいわゆるマイケルのイメージとはちょっと違う作品なので、ThrillerやBADを味わってから「こんなマイケルもあるんだ!」と楽しめるのが、当時を生きていないマイケルファンとして良いアプローチかなと思います。

    なお、紙ジャケットには追加楽曲が入ってますが、Off The Wallの場合インタビューとデモ音源だけなので、マニア以外は無視でいいかも。

    いきなり長かったけど次いこう次!

    Thriller


    スリラー(紙ジャケット仕様)

    マイケルの名を世界に知らしめた1作。ムーンウォークを初披露した「Billie Jean」、ギャングを従えた群舞が華麗な「Beat It」、そして13分の大作かつゾンビダンスで話題を集めた「Thriller」というマイケルの歴史の中で有名すぎる3曲を集め、全世界で一番売れたアルバムとしてギネス認定されるほどの大作です。ちなみにBillie Jean、Beat Itが全米1位を獲得。

    個人的にはこの3作品の印象が強すぎてアルバムとしては偏ってるかなあと思いますが、バラード「Human Nature」意外とマイケルがきゃっきゃしている「P.Y.T」、ポール・マッカートニーとのデュエット「The Girl Is Mine」あたりもオススメ。まあポール・マッカートニーとのデュエットでは、ポールのアルバム「Pipes Of Peace」収録の「Say Say Say」のほうがオススメですが。


    パイプス・オブ・ピース(紙ジャケット仕様)

    なお、Thrillerのアルバムは追加楽曲がちょいややこしいことになっておりまして。上記で紹介した紙ジャケットでは、インタビュー以外のちゃんとした楽曲として「Someone In The Dark」「Carrousel」の2曲を収録。前者はETストーリーブックのテーマでもあり、すごく心に染みる素敵なバラードであり、後者もマイケルらしからぬふわふわ感がマニア的にお気に入りな曲なのですが。

    これとは別にThriller25周年盤というのがありましてね、これ追加楽曲が違うのよ……。


    スリラー 25周年記念リミテッド・エディション(DVD付)

    こちらは上記追加楽曲の代わりにリミックスと、未発表曲「For All Time」「Got The Hot」(日本版のみ)を週力しているのが違い。For All Timeもいいバラードなんだよなー。まあどっちか1つと言われたらやっぱりSomeone In The Darkを聞いとくべきなので通常の紙ジャケット盤でいいですが、こういう違いもあるということで。

    BAD

    バッド(紙ジャケット仕様)

    日本ではマイケルというとこの印象が強いんじゃないかな。ポーポーアオアオ言いまくる「BAD」が一番有名ですが、1枚のアルバムから「The Way You Make Me Feel」「I Just Can’t Stop Loving You」「Man In The Mirror」「Dirty Diana」という5曲の全米ナンバーワンを出した名アルバム。Man In The Mirrorはマイケルのアルバムでアンコールに使われるほどで、のちのHeal The Worldなみに彼を代表する曲になっております。

    なお、マイケルは意外にも自分で作詞作曲も手がけており、Off The WallではDon’t Stop Till You Get Enough、ThrillerではBeat It、Billie Jeanあたりを作詞作曲していますが、BADではそのほとんどが自らの作詞作曲となっており、自分で作ってない曲はMan In The Mirrorくらいという事態に。実はセルフプロデュース力も非常に高い人なんですのよという補足であります。

    全米ナンバーワンが多いということで粒ぞろいの良作であり、いかにものマイケルを楽しむならこのアルバムかな。Man In The Mirrorは全曲あわせてもトップクラスに好きな曲であります。

    この頃から映像へのこだわりも半端なくなっており、斜めに倒れることで有名なSmooth Criminalとかは必見。ちなみにすごいマニアックな視点からいくと、マイケルのPVは基本的にCD音源を使うのですが、キャプテンEOのエンディングテーマでもありますAnother Part Of MeのPVは僕の知る限り唯一のライブ音源を使ったPVであり、BAD時代のキレキレだったマイケルが楽しめる一品であります。ちなみにショートフィルムといちいち言わずにPVと言ってるのはわざとですはい。

    こちらもレコード時代のを再収録しているので「Streetwalker」「Fly Away」2曲の未発表曲が追加収録。StreetWalkerはBadとThe Way You Make Me Feelを足して2で割った感じのテンション高い作品。Fly Awayは優しく包み込むようなバラードで、ほんとこのクオリティでお蔵入りにするマイケルの自己評価の高さがわかる一品でもあります。

    DANGEROUS


    デンジャラス(紙ジャケット仕様)

    個人的には生まれて初めて買った音楽アルバムでもあり、音楽のきっかけを与えてくれた思い出深い作品。キララバッソのCMでおなじみ(じゃない?)「Black or White」が7週連続1位の快挙を成し遂げました。ちなみに7週連続1位は本人的にBillie Jean以来のことであります。

    Off The Wall以来の盟友であるクインシー・ジョーンズからティディ・ライリーにプロデューサーを変更し、音楽の方向性もかなり変わった作品。セルフプロデュース作品が多いのは変わらないですが、やっぱりBADとそれ以降では大きな違いを感じさせるターニングポイントであります。

    アルバムの完成度で言うと一番好きなのはこのアルバム。今ではマイケルのテーマでもある「Heal The World」をはじめ、群舞の完成度では1、2ではないかという「Remember The Time」、HIVで亡くなったライアン・ホワイトに捧げた「Gone Too Soon」、ツアーのオープングを飾った「Jam」などお気に入り曲が多数。今までの作品に比べるとやや暗く重たい感じがありますが、その深く落ちていった感じからゴスペル調の「Wiill You Be There」で昇華していく一連の流れがとても好きなのであります。あとは地味に「Keep The Faith」とかも好き。

    なお、ここからはすでにCD発売の時代であり、アルバムも74分きっちきちに入っているので追加楽曲はありません。あしからず。

    この頃はPVのクオリティも非常に高いので、Black Or WhiteやRemember The TimeあたりのPVはぜひ見ていただきたいところですね。特にRemember The Timeの群舞は必見。

    HIStory(Past, Present, and Future BOOK 1)


    ヒストリー パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1(紙ジャケット仕様)

    ここからちょっとややこしくなります。マイケルの5作目にあたるHIStoryは、今までの4作品のベストに追加楽曲を数曲、というコンセプトで作られていたものの、いつも間にか楽曲数が増えに増え、結局ベスト盤15曲、新曲15曲の2枚組構成となりました。

    ただ、のちにベスト盤は「グレイテスト・ヒッツ」として単品でも発売。ベストだけを楽しむなら一番おすすめの1枚かなと思います。


    グレイテスト・ヒッツ?ヒストリー VOL.1

    かの少年虐待疑惑は前作「DANGEROUS」のライブツアー中に勃発しており、そのときの心の傷を受けてか本作はマイケルのご立腹ぶりが伝わる内容。名曲も多いのですが聞いていて心が痛い曲も多いです。ジャネット・ジャクソンとのデュエット「Scream」は初登場全米5位(当時は初だったが翌週に抜かれる)、リサ・マリー・プレスリーと出演したPVがいろんな意味で話題の「You Are Not Alone」は初登場全米1位(当時は初だったが翌週に(ry)という記録を達成。

    聞いててつらい曲も多いですが、Beatlesの名曲「Come Together」を、それもともとマイケルの曲? というくらい自分のものにしてしまったカヴァー(実際にはBADの頃に映画「MOONWALKERで発表済み)、チャップリンのカヴァー「Smile」なんかはかなりの名曲。なお、2曲目の「They Don’t Care About Me」は、「僕をユダヤ人にする」という歌詞が問題となり、初回盤では音声が無理矢理削られていて聞き苦しくなっております。もちろん自分は初回盤確保済み。

    Bood On The Dance Floor


    ブラッド・オン・ザ・ダンス・フロア?ヒストリー・イン・ザ・ミックス

    こちらはちょっと変わった作品で、前作「HIStory」のリミックスに新曲5曲をプラス、という、ある意味で当初HIStoryがやろうとしていた構成になっています。この中に収録された「Ghost」は、この曲をテーマとしたショートムービーが製作され、当時は新宿のアイマックスシアターに見に行ったものですよ……。なお、この映像作品もそうとうにクオリティ高いダンスが披露されているんですが、残念ながらまだDVD化されていないのでこちらもDVDまたはBDでのリリースを期待です。うちにVHSはあるけどね。

    たった5曲ということもありかなりオマケ的な存在なので、後回しにしてもいいアルバムかなあと思いつつ、アルバ無タイトル曲とかは聞けば聞くほど味が出るダンスソングだったりしていて、マニア的には見どころも多いアルバムです。

    Invincible


    インヴィンシブル

    マイケル最後の作品となってしまったアルバム。アルバムが初回4色展開とかなんだか残念な売り方をしていたのが微妙でしたが、ダンスよりもバラードに主眼を置いたアルバムに仕上がっております。

    「You Rock My World」はいかにもマイケルらしいダンスソングですが、自分の声をかなりいじって遊んでいる「2000 watts」だったり、バラード中心の構成だったりと、ダンスよりも歌に注力した作品。マイケルの死後、マイケルが子供をあやすときに口ずさんでいる「The Lost Children」はこのアルバム収録です。あれアカペラで聞くとほんといいねえ。他にもバラードとしてはほぼアカペラな「Speechless」、不思議な浮遊感あふれる「Butterflies」など、マイケルのボーカル力をぞんぶんに楽しめる作品がいっぱい。そういう意味ではマイケル初心者にはオススメしないけれどアルバムとしての完成度は高いと思います。

    余談ですが、マイケルをまとめて楽しむなら個人的にはこれ。


    アルティメット・コレクション

    ジャクソン5時代からマイケルの代表曲を収録しているだけでなく、未発表曲も数多く収録。特にキャプテンEOのテーマソングでもある「We Are Here To Change The World」、「We Are The World」のマイケルソロバージョン、DANGERSOUS期にペプシのキャンペーンでしか手に入らなかった「Someone Put Your Hand Out」など幻の名曲ぞろい。今はもう中古でないと手に入らないっぽいですが、見つけたらとりあえずかっとけと思います。

    また、This Is Itを見た人には「ブカレストのライブ見た方がいい」とおすすめしてるんですが、そのライブDVDもこのアルティメットコレクションに付属。むしろアルティメットコレクションのDVDをのちに単独発売した、というのが正しい理解ですが。


    ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

    This Is Itはマイケルのライブにかける想いの部分も含めて非常にすばらしい作品だと思いますが、ことライブパフォーマンスそのものについてはやはりリハレベルであり、完全燃焼のライブバージョンもぜひ楽しんでいただきたいと思う次第でありますはい。

    あー、はやくHIStoryツアー映像化しないかなー。

  • This Is It ファーストインプレッション

    This Is It ファーストインプレッション

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    ファーストというだけにセカンドもある予感高まりまくりですが、せっかく感情が高まっているところで記録を残しておく。

    とても楽しくて悲しくて、嬉しくて切ない映画でした。

    マイケルファン、すくなくともマイケルのライブに行ったことがあるとかライブ映像を見たことがあるレベルの人なら見ておいた方がいい。基本的な構成はHIStoryツアーそのままだけど、要所要所で新しい演出が見られるし、何よりリハを通じてマイケルがどんなスタンスでライブに臨んでいるかがわかる貴重な映像です。ところどころドキュメンタリー挟む以外はほぼライブ映像といっても過言ではないので、普通にフィルムコンサートとしても楽しめる。

    一方で、やっぱりこれリハなんだよね。途中でマイケルも言っているけれど、あくまでリハなので声も本気出していないし、ダンスもところどころ軽く流しているところがある。この演出でマイケルのライブとして評価されてしまうとちょっとファンとしては悲しくなるので、マイケルのライブを1回も見たことがない人が初めて見るものじゃないかなあ。単なるマイケルブームで見に行くのなら、むしろ現存する唯一のライブDVDであるブカレストを購入した方が幸せになれる気がします。


    ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

    個人的にはそろそろHIStoryツアーを映像作品化して欲しい。マイケルのワールドツアーはBAD、DANGEROUS、HIStoryとあるわけですが、

    歌歌ってる度>>>>>>>>>>口パク度
    BAD    DANGEROUS    HIStory
    演出シンプル度<<<<<<<<<演出クオリティ高杉度

    というのが自分の中の位置付けで、そういう意味でバランスのよいDANGEROUSツアーがライブ初の映像化というのは納得なんだけど、オープニングの見事な演出はHIStoryのクオリティが相当に高いので、そろそろ映像化を期待したいところです。

    ちなみに歌はそれなりに抑えていたとはいえ、マイケルのダンスは相変わらずのキレキレぶり。正直HIStoryの頃から全然落ちてないんじゃないとすら思った。やっぱりマイケルはいつまでたってもマイケルだったんだなあ。リハなので普段は見られないマイケルの私服っぽい姿が見られるのもファンとしてはツボでした。あのパーカー姿いいなー。

  • 7月19日(日)はマイケル・ジャクソン30周年記念ライブがBS hiで放映

    7月19日(日)はマイケル・ジャクソン30周年記念ライブがBS hiで放映

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    情報元のkiraさんありがとうありがとう!

    マイケル・ジャクソン

    ワールド・プレミアム・ライブ・スペシャル マイケル・ジャクソン 〜デビュー30周年コンサート
    7月19日(日)午後9:00〜10:25

    2001年9月、米ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで開催された「キング・オブ・ポップ」マイケル・ジャクソンの30周年記念スペシャル。 ホイットニー・ヒューストン、アッシャー、デスティニーズ・チャイルド、エリザベス・テイラーなどゲスト陣も豪華。曲は「ビリー・ジーン」「ブラック・オア・ホワイト」ほか。ジャクソン兄弟が顔をそろえ「戻ってほしいの」など、ジャクソン5時代の懐かしいヒット曲も披露。

    NHK BSオンライン
    http://www.nhk.or.jp/bs/bshi.html

    ソロデビュー30周年を記念し、マイケルをトリビュートするアーティストたちがマイケルをカバーする前半、そして久々に兄弟そろい踏みしたジャクソン5+ジャクソンズ再結成が中盤、そして最後にはマイケル自身が代表曲を披露するスペシャルな展開です。しかしもう8年も前なんだね、年取ったな俺・・・・・・。

    この番組自体は当時米国で放映されたもので、僕の記憶する限りでは日本初の放映じゃないかなあと思うんだけど前にもやってたのかな・・・・・・。当時はぶっちぎりの視聴率を米国で達成したらしいです。

    正直言って前半はマイケル好きからするとあまり興味なさそうですが、洋楽好きからするとホイットニー・ヒューストンのWanna Be Startin’ Somethin’ なんかはおもしろいかも。また、ビル・ギルマンのカヴァーするBenは相当のクオリティなのでこちらはぜひ見ていただきたい。かれは今何やってるのかな・・・・・・。

    そしてマイケル好きにとってもジャクソンズそろい踏みのあたりからはかなり必見。報道によれば直前までまともに練習もしなかったメンバーが本番では見事に息のあった演奏見せつけるというあたりには当時鳥肌が立ったモノです。

    マイケルのソロ部分も、いくつものパフォーマンスを経てかなり磨きがかかった熟練の技が見られるのがすばらしいところ。Billie JeanなんかはHIStoryライブから始まったあの演出がこれまた鳥肌モノなのよねー。まあ、クチパク満載なのは暖かい目で見守ってあげてください・・・・・・。

    ちなみにマイケルはPVをほぼそのままライブで再現するのでありますが、今回の30周年で演じる「Beat It」「Billie Jean」はこのDVDに収録されております。


    ヒストリー・オン・フィルム VOLUME II [DVD]

    Billie Jeanについては、PVは単なるストーリー仕立てのものであまりたいしたことはないんだけど、このDVDに収録されているモータウン25周年で見せたパフォーマンスがマイケルの人気を決定づけたと言っても過言ではないクオリティで、かの有名なムーンウォークもここで初披露されたというシロモノ。まあムーンウォークってほんとはバックスライドっていうんだけどねというヲタ知識はさておき、パッケージはずいぶんアレですが内容としてはかなりオススメのDVDであります。

    あともう1つ、冒頭の「The Way You Make Me Feel」についてはPVとライブ映像が異なります。PVだけならこっちで大丈夫。


    ビデオ・グレイテスト・ヒッツ~ヒストリー [DVD]

    ただ、パフォーマンスを見たいならこれ必須。というかヤフオクでもなんでもいいから入手しときんさいといいたい。


    グラミー賞グレイテスト・ヒッツ! VOL.1 [DVD]

    こちらはThe Way You Make Me Feelを実際にグラミー賞の舞台で披露したときの映像。ライブバージョンでしか見せないスローテンポのThe Wayがみどころでありんすよ。マイケル亡き今、こういうパフォーマンス映像は少しでも拝んでおきたいところです。

    最後にマイケルが最強に輝くのはやはりライブなので、できればこちらも見ていただきたいですね。マイケルのソロライブはBAD、DANGEROUS、HIStoryの3種類なんですが、熟成度と年齢のバランスで見るとDANGEROUSが一番クオリティ高いと思ってます。


    ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

    ああ、この勢いでHIStoryライブも放映とかDVDとかならないかなあ・・・・・・。映像だけはかならずあるはずなので・・・・・・。

  • マイケル・ジャクソンという人間について

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    先日書いた勢いありあまりまくりのマイケルエントリーについて、一部の方から「もっとやれ」というご意見をいただいたので、米国ではまもなくマイケルの追悼式がおこなわれるというタイミングでマイケルについてつらつら語ってみる。

    といっても音楽だのダンスだのというのはマイケルが亡くなったことでテレビやラジオでかかりまくっており、接触機会はかなり増えているので今さら何をいうこともない。さらにいうと音楽の価値観というのはどんなに自分が好きであっても押しつけては意味がないもので、それは中高時代マイケルに夢中になりすぎたものの周りの友達はだれも理解をしてくれないという人生を送ったからこそ痛感している事実であり、「マイケルいいよいいよ」というのはあまり興味がないのであります。自分が好きなら他にファンがいなくったっていいじゃんくらいの勢いだしね。

    一方で、マイケルといえば音楽やダンスの評価と同じ、もしくはそれ以上に騒がれるのがスキャンダル。顔が白いだの整形で鼻がまがっただの少年虐待疑惑だの、挙げればきりがないほどで、マイケルをそういうイメージでしか見ていない人も多いんじゃないだろうか。

    個人的にはそういう見られ方を否定する気はなくて、というのも自分も最初はマイケルを「整形で気持ち悪い人」としか思ってなくて、どちらかというとバカにしていたフシもあったから。それがNHKのマイケル特集見てふきとんで、「ああ自分はなんて偏見の目でみてたんだろう」と痛感させられたことが、今の自分の価値観にも大きく影響を与えていることは間違いない事実であります。

    なのでマイケルが白かろうが整形しまくってようが、少年虐待を実際にはしていようが、あまり自分には関係がない。いや少年虐待は犯罪なのでもしやってたとしたらだめなんだけど、自分がマイケルに対して感じている尊敬の念やあこがれみたいなものはそれが1つのゆるぎない価値であって、そこに魅力を感じている以上は他のことはどうでもいい。マイケルの言葉を借りればIt doesn’t matter if you’re black or whiteなのであります。

    とはいえども、マイケルを好きになりすぎるあまりマイケルに関する文献を読みあさった自分としては、マイケルがああなってしまったのも正直言ってわかるなあ、という思いが強い。あれだけの人生を歩んできた人間が、言葉は悪いかもしれないけれどまっとうな人生はとても送れないよね。マイケルを知れば知るほどそういう重いが強くなる。

    自分が知った知識はあくまでマイケルについて書かれた書物であって、それが事実かどうかを知るすべはないんだけれど、そうした書物をいくつも読むことで自分が感じたマイケル・ジャクソンという人間の人間像みたいなものを、この深夜のタイミングでダラダラ書いてみたいと思います。しかし前置きながいなおい。

    子供の頃からスーパースター

    11歳でジャクソン5のリードボーカルとしてデビュー、全米No.1を4曲も生み出したのち、ジャクソンズ当初はやや低迷したものの、「Destiny」で改めてブレイクしたのち、ソロアルバム「Off The Wall」移行はソロでもブレイクしたマイケル。以来スーパースターとして音楽会の最先端に居続けたためにまともな子供時代なんてとても送れるはずがなく、学校もまともに行けない日々が続いていたらしい。

    ただ、そんなのは子供時代から有名だった芸能人には良くある話。海外でいえば麻薬でボロボロになってしまったマコーレー・カルキンもそうだし、日本だって美空ひばりは幼い頃からスーパースターだった。しかしマイケルほどの奇人変人ぶりをみせたかというと、なかなかあそこまで到達した人はいないわけで、子供の頃からスーパースターだったことも影響しつつ、他にもたくさんの要因があったからこそ、マイケルのああいう性格が生まれたんだろうな、というのが自分の解釈。

    父親のDV

    これはもう有名な話ですが、ジャクソン5時代から父親ジョー・ジャクソンの子供への仕打ちはひどかったらしい。殴る蹴るは当たり前で、中には銃を突きつけられた息子もいたほどとか。遺言状に母キャサリンの名はあっても父の名前がなかったことから分かるとおり、父親への愛情というのは「許す」という感情こそあれ、それはもう「愛」ではないみたいです。

    思春期の第二次性徴

    子供の頃は愛らしい顔だったマイケルも、成長期にはニキビが大量に発生して大変だったらしい。それを兄弟や父親にからかわれることですっかりマイケルはふさぎ込み、同時に子供の頃ほど高くは出なくなっていった声も含めて、明るくあどけない少年だったマイケルは、この時期すっかり内気な青年に変わってしまったらしい。

    性への接触

    これももう書籍にあった伝聞ではあるものの、この要因が実は一番だったんじゃないかなと思う。ジャクソン5でブレイクした当時マイケルはまだ11歳で小学校高学年程度でしたが、その兄たちは中高生くらいの年齢で、十分に恋愛できる年頃。実際ファンもたくさんついていたようで、いろいろ恋愛のすったもんだはあったらしい。

    ただ、それだけならいいんだけど、一番強烈だなと思ったのは、兄弟相部屋でマイケルが寝ているにもかかわらず、兄たちがファンの女の子を連れ込んでキャッキャウフフしていたらしいという話。まだ性のなんたるかもしらない年頃の中、同じ部屋の中で兄たちが性に精を出しているところを毎晩のように体験するというのはあまりに衝撃すぎると思う。

    幼い頃から仕事ばかりで子供らしく遊べない、親の愛を知らない、知っているのは父親の鉄拳制裁だけ、そして幼い頃に無理矢理知らされた性の体験。こんなことが子供の頃にしまったら、彼が子供の殻に閉じこもってしまうのも仕方ないんじゃないんかな。数々の書物を読み終わったのち、自分の中に残ったのはそんな気持ちでしかなかった。

    家に遊園地を作ってしまったり、欲しい物を大量に購入してしまったり、そういう大人げない、ある意味で子供っぽい行動をとってしまうのは、彼がまさに子供時代を失っているからだろうし、子供が大好きなのは自分がそんな人生を送ってしまったからこそ、多くの子供たちにそんな人生を歩んで欲しくないから(と信じたい)。そもそもとして彼自身の感覚がとても子供に近いからこそ、ああやって子供と遊んでいるのが楽しいんじゃないかな。

    肌の色や整形に関しても、黒人ではなく白人になりたかったんだとかいうよりも、親兄弟にからかわれたニキビ顔ですっかり自分の顔が嫌いになってしまい、「自分ではない何か」になりたかったんじゃないかな。そういう意味では白とか黒とかはまさに関係なくて、自分がなりたい顔になりたいという気持ちがあの結果であって、無理矢理作ったゲルマン民族的なあごの割れ方がそれを何よりも示している気がする。

    かわいそうな人生だから同情しなよという気はなくて、どんなに理由があれども気持ち悪いと思う人はいるだろうしその感覚は正しい。一方で彼がどんな顔をしていようが、どんな人生を歩んでいようが、彼の作った作品や彼のダンス、彼の歌の評価が下がることはまったくない。くだんの少年虐待疑惑真っ最中にリリースされたシングル曲「Will You Be There」は、なんだかんだいいながらじわじわと全米7位まで上がっていき、やっぱり米国は懐深いなあと思った。たぶん日本のチャートだったらランキングどころかCDも出させてもらえないよねきっと。

    僕が音楽に目覚めたのはマイケルのおかげだし、未だに一番血湧き肉躍るのはマイケルの作品。それはきっとこの先も一生変わらないだろうし、マイケルが死んでもその作品のクオリティは一切陰らない。人はいつか死ぬもので、マイケルはそれがちょっと早く来てしまっただけ。むしろ今までこれだけたくさんの作品を生み出し、そのつもりはないにせよ、僕に音楽というものを好きにさせてくれたマイケルは一生僕のスーパースターで、僕だけのチャートで常に1位で輝き続けるのだと思います。

    あああとこの勢いで秘蔵の映像や音源は全部製品化してほしいなあ。とりあえずHIStoryツアーとBADツアー、マイケルソロデビュー30周年あたりのDVD化をお願いしますはい。

  • Dear Michael, He’s Out Of My Life, Gone Too Soon

    Dear Michael, He’s Out Of My Life, Gone Too Soon

    ※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります

    ↑↑わかるひとだけわかってくれればいいですはい。

    というわけであの世界のスーパースター、マイケル・ジャクソンが他界したという報道が6月26日(日本時間)に全世界を駆けめぐりました。ご冥福をお祈りいたします。

    僕のマイケル好き度合いときたら、マイケル好き度を孫悟空とすると任天堂がクリリンレベルというほど圧倒的な第1位であり、子供の頃なかなか布団から出ようとしない息子に対する母親の最高の目覚まし言葉が「マイケルがニュースになってるよ!」だったというほどひどいマイケル偏愛だったのですが、他界したとの報道を聞いて寂しさはありますがそこまで悲しさはありませんでした。

    それはきっと今までにも有名人が亡くなったニュースをたくさん耳にしていて、「きっとマイケルもそういう日が来るんだよな」と考えたりして心の準備がなんとなくできていたからなのかな。あと、そもそも論として「人間なんて信じられるのは自分だけ」という悲観論が自分の価値観の土台だったりするだけにそういうあきらめもはやいんだろうと正直思ったw

    まあそんなわけで、正直言ってあんまり凹んだりとかしてないんで、なんか神妙に「マイケルが・・・・・・」とか言われてもこっちも対応困ってしまうのであり、むしろ明るく「惜しい人無くしたねー、俺あの曲好きだったよ」くらいのノリのほうが嬉しい次第であり、悔やんでも死んだ人は戻ってこないので、前向きに生きていきたいと思うところであります。

    それはさておき、今回のマイケル他界のニュースは、マイケルが注目される最後のビッグウェーブであることは想像に難くない。テレビは連日マイケルニュースだらけで、Amazonのランキングも大変な勢いでマイケルがランクイン。音楽なんて価値観それぞれ異なるので、自分の好きな音楽押しつけても逆効果なだけというのは学生時代に体感した事実であり、これまた自分の人生観の要因にもなっているのですが、せっかくのこのタイミングでマイケルが気になった人に対して少しでもお手伝いできればいいな、ということで、階級別? にマイケルのオススメでも書いてみたいと思います。

    マイケル初心者(名前は知ってるけど音楽は知らないレベル)

    マイケル・ジャクソンという人の音楽人生は非常に長いのですが、いわゆる「マイケル・ジャクソン」として認知されてるのはEPIC SONY移籍後の時代であり、世界一売れたアルバム「THRILLER」、1枚から5曲もの全米No.1を出した「BAD」の頃と思われるので、ベスト盤もこのあたりに絞った曲がオススメに思います。というわけでいろいろ数あるマイケルベストの中で手に取りやすいと思われるのは無難にコレ。

    グレイテスト・ヒッツ?ヒストリー VOL.1
    グレイテスト・ヒッツ?ヒストリー VOL.1

    個人的にソロとしてのマイケル黄金期は「Off The Wall」「Thiller」「BAD」「DANGEROUS」の4部作だと思っていて、このベストはこの4作から収録したベスト盤15曲と新曲15曲をセットにした「HIStory」のうち、ベスト盤のみをCD化した作品。そういう意味で黄金期4作がほどよく詰まっているのでオススメ度が高いです。

    余談ですが対になっている新曲アルバムの「HIStory」は、くだんの少年虐待疑惑が持ち上がった頃であり、アルバムも大いにその影響を受けているので正直聞くのが辛い。タイトルからして「Scream」だの「They Don’t Care About Us」だの、あきらかに事件を想像させるタイトルばかりで・・・・・・。カヴァー曲や他アーティスト提供曲を除くとなかなか心の痛い楽曲揃いであります。いい曲なんだけどね・・・・・・。


    ヒストリー パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1

    ただし、マイケルは聴いて楽しむだけでなく見ても楽しむものなので、できれば映像作品もきちんと見ていただきたい。


    ビデオ・グレイテスト・ヒッツ~ヒストリー [DVD]

    これは上記ベスト盤と対になっていて、ベスト盤に収録された楽曲のPVばかりが見られる逸品。やはりThillerやBeat Itあたりは映像で見ていただきたい。個人的にはRemember The Timeの完成されまくった群舞も大好きです。

    マイケル中級者(ThillerとかBADとかは知ってるよレベル)

    日本でバカ売れしたアルバムと言えばやはりThillerとBADなわけで、人気になったBAD以降のDANGEROUSあたりもそれなりに知名度あるので、やはりここは意外と聴かれていないというか、音楽好きとかR&B好きなら定番だろJKくらいの名盤ではあるものの、マイケル・ジャクソンとしてはあまり認知されていないであろうこのアルバムとかもぜひ体験いただきたい。


    オフ・ザ・ウォール

    マイケル・ジャクソンというソロアーティストの伝説はここから始まったと言っても過言ではない1枚。今のマイケルからは想像もつかないほど普通にブラックでR&Bな1枚であり、「GirlFriend」とか「It’s The Fall In Love」あたりはまったくもっていまのマイケルらしからぬフワフワしたバラードに仕上がっており、それでいて楽曲のクオリティ自体は非常に高いので、「マイケルってこんな曲もあるんだ」という意外な一面を楽しめる1枚。まあディスコだのクラブだのいくと当たり前のように曲が流れる定番アルバムではあるんですが、いわゆる「マイケル・ジャクソン」としてはあまり知られていないケースが多く見られるので一応ね。

    知られていないマイケル・ジャクソンとしては、やはりジャクソン5とジャクソンズも外すわけにはいかないところ。これももうある程度音楽好きな人には釈迦に説法なんですけれども、マイケルは11歳の頃からジャクソン5のボーカルとしてデビューしているわけであり、その後いろいろあってモータウンからソニーに移籍、新たにジャクソンズとしてデビュー。それぞれのユニットできっちりヒット曲残している当たりがさすがスーパースターというところです。もっとも、モータウン時代のマイケルはさほど売れて無くて、「マイケルはソロでは売れない」とかレッテル貼られていたらしいですが・・・・・・。

    というわけでジャクソン5、ジャクソンズもそれぞれオススメをば。

    帰ってほしいの/ABC+1
    帰ってほしいの/ABC+1

    まだ手にはいるならこれがいいかな。「I Want You Back」と「ABC」という異なるアルバムを1枚にしてしまった意欲作。個人的にはマライア・キャリーがカヴァーした「I’ll Be There」収録の「Third Album」も好きなんですが、ジャクソン5らしさを味わうにはやっぱりこっちかな。

    一方で毎年の定番アルバムとしてこれもいいと思いますよ。


    クリスマス・ベスト

    ジャクソンズも悩むけど1枚選ぶならこれかなー。


    デスティニー(紙ジャケット仕様)

    これまたクラブなどでもよく流れる「Shake Your Body」に加え、ジャクソンズ楽曲でもっとも好きな「Blame It On The Boogie(邦題:今夜はブギー・ナイト)」も収録。Blame It On The BoogieのPVではマイケルがすごいいい笑顔してるんだよねー。できればこの頃の映像もぜひDVD化してほしいと思います。

    マイケル上級者(ジャクソン5からマイケル・ジャクソンまで見つめています)

    ここまで来ると釈迦に説法もほどほどにしとけよという気がしないでもないですが、それでもあえて攻めの姿勢を見せると、マイケル・ジャクソンが歌ってるんだけどマイケルのアルバムには収録されていない、なんて楽曲がちょこちょこあるのでトリビア程度にご紹介。


    パイプス・オブ・ピース

    これは割と有名と思いますが、ポール・マッカートニーとのデュエット曲「Say Say Say」を収録。この曲もマイケルテイストなPVでストーリー仕立てになっていておもろいのよね。ちなみにPVに出ている謎の女性はマイケルの姉であるラトーヤであります。あと、アルバムでは「ザ・マン」でもマイケルが出てますよ。


    キャラクターズ

    今度はスティーヴィー・ワンダーとのデュエットで、「Get It」収録。スティーヴィーとはマイケルの「BAD」でもデュエット曲「Just Good Friends」収録してますが、テイストとしては結構似ているシャウト系かなあ。結構好きな楽曲です。

    Mind Is The Magic

    これはもう探しても見つからないので廃盤かなー。マジシャンであるジークフリート&ロイにマイケルがプレゼントした曲で、確かこの曲はいま別の女性がカバーしてるんじゃなかったっけか・・・・・・。(←ごめん今思い出したこれWe Are Here To Change The Worldのことだわ・・・・・・)「Dreams And Illusion」というアルバムに入ってるんですが、なぜかうちにはありますですはい。


    アルティメット・コレクション

    まあマイケルのアルバムなんだけれども、これまで音源化されなかったキャプテンEO挿入歌「We Are Here To Change The World」やら、ペプシのCMキャンペーンでプレゼントされた「Someone Put Your Hand Out」、映像作品「Ghost」の特典で着いてきた「On The Line」といった幻の楽曲が収録されているので、マイケル好きとしてはゲットせずにはいられない1枚。ついでにいうとDANGEROUSツアーのライブDVDもついてるしね。ただ、このライブDVDは単品でも発売されているので、「ステージでほんとに斜めになっちゃう!」みたいな驚きを体験するのにもオススメです。


    ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

    さっき上げたアルバムだけど、希少価値という点で再掲。


    ヒストリー パスト、プレズント・アンド・フューチャー ブック1

    新曲群には、Beatlesの「Come Together」のカヴァーを収録。この曲自体はBAD期の映像作品「MOONWALKER」に収録されていたんでかなり前の作品なんですが、元がBeatlesとまったく知らなかったこともあったとは思うけれど、カヴァーなのにマイケルの楽曲かのごとくアレンジしてしまう才能にもびっくりした。マイケルがカヴァーするとほんとにマイケル色になるんだよなー。


    3T

    マイケルの兄ティトの息子、つまりはマイケルの甥っ子たちによるユニットで、マイケルは「Why」という楽曲でデュエット参加。これがまた非常にマイケルテイストあふれる素晴らしいバラードなので、一度は耳にしていただきたいと思います。

    ラヴズ・オールライト
    ラヴズ・オールライト

    「Remember The Time」PVに出演してくれたエディ・マーフィーのアルバムにゲスト出演。「whatzupwitu」と書いて「What’s Up With You」と読む楽曲でデュエットしてます。これまたPVがとってもいい笑顔してるんだよねーマイケル。もちろん我が家に在庫ありですが。

    あとは最後に外せないこれですかね。

    We Are The World: U.S.A For Africa
    We Are The World: U.S.A For Africa

    言わずとしれた超有名作。楽曲自体はマイケルとライオネル・リッチーの共作ということになっていますが、実際のところはマイケルがほとんど作ったと言われており、マイケルの卓越したソングライティング能力を実感する楽曲でもあります。

    おっと、これ書いたらあれもわすれちゃいかんね。

    Beats21 – 未だ日の目を見ないチャリティ・シングル「What More Can I Give」
    http://www.beats21.com/ar/A02071604.html

    9・11のときにマイケルがアーティストを結集して収録したものの、いろいろないざこざによってCD化されなかった幻の作品。どうしても聴きたい人はタイトルでググレカスするといいと思います。まあこれも我が家には(ry

    1つのアルバムを作るのに100曲以上の候補が必要と言われているマイケルの場合、未発表曲の数もとんでもないのでまだまだ楽しみはつきないですし、実は老後の楽しみとばかりにジャクソン5とジャクソンズはメジャー曲以外あまりおいかけないようにしていたので、このタイミングにきっちり追っかけていこうかな。アーティストの素晴らしいところは死してもなお作品によってその人が永遠に行き続けることで、僕なんかはBeatlesをまったく知らない世代なのにBeatlesを口ずさんでしまうように、マイケルの作品とそのすばらしさもきっと未来永劫受け継がれていくだろうと思っているし、そのための一助になれれば嬉しいなと思います。

    いやしかし勢いでやったとはいえ長すぎるだろ・・・・・・。でもこれでもほんとにさわりの部分だけなんだぜ・・・・・・。