ここ数ヶ月ほどいろいろ悩んでいた携帯周りのリストラ、1つの答えが出たので自分のメモがてらまとめてみる。ちなみにコストは同じとは言えど回線増やすだけにそれなりの制限はかかることになるのでその点はあらかじめご了承ください。
まずは現在の回線数。FOMA回線のフィーチャーフォンに2in1つけておき、さらにNTTドコモでXiを契約。電話とおサイフケータイはフィーチャーフォン、アプリやブラウジングはスマートフォンというように分けつつ、複数端末持ちあるくことが多いのでさらにサブのスマートフォン用としてIIJmioを契約しています。実際にはほかにもいろいろオプションついてますが、それは今回の料金プラン変更には関係ないので割愛。
回線数 | 料金プラン | 料金 | 回線ごと合計 |
---|---|---|---|
回線1 | タイプSS バリュー | 980 | 3395 |
iモード | 315 | ||
パケ・ホーダイ ダブル 2 | 2100 | ||
回線2 | 2in1 | 840 | 840 |
回線3 | タイプXi にねん | 780 | 7080 |
spモード | 315 | ||
Xiパケ・ホーダイ | 5985 | ||
回線4 | IIJmio | 945 | 945 |
月合計 | 11315 |
これでさほど不便はなかったのだけれど、最近auのLTEがかなり調子いいのに引き替え、ドコモの回線は駅前でも平気で3Gだったり、LTEでも全然速度でなかったりというのが続いていて、ちょっとバックアップ回線としてauのLTEが欲しいなと思っていました。どうせ端末増やすなら別OSということでiPhoneがいい、けれどiPhoneはメイン端末にする気はないのであくまでメインはAndroidでiPhoneはテザリング中心に、というテーマを元にいろいろ料金プランをこねくり回してみたのが今回の趣旨です。
というわけで見直し後の料金プランが以下の表。2in1の回線をMNPに利用する前提で回線を1つ減らし、いろいろ料金プラン見直したら月額費用がここまで抑えられた。上の表と比べると料金差は6,080円。これくらいあればiPhoneを1回線追加しても十分お釣りが来そうです。
回線数 | 料金プラン | 料金 | 回線ごと合計 |
---|---|---|---|
回線1 | タイプシンプル バリュー | 780 | 1095 |
iモード | 315 | ||
パケ・ホーダイ シンプル | 0 | ||
回線2 | タイプXi にねん | 780 | 3195 |
spモード | 315 | ||
Xiパケ・ホーダイ ダブル | 2100 | ||
回線3 | IIJmio | 945 | 945 |
月合計 | 5235 |
まずはFOMA回線のプランを見直し、音声通話プランを無料通話がつかない「タイプシンプル バリュー」に変更し、さらにパケット定額は0円からスタートできる「パケ・ホーダイ シンプル」をセレクト。パケ・ホーダイ シンプルは必ずタイプシンプル バリューとセットでないと申し込めないので、音声通話は無料通話欲しかったけれど安さ重視でこのプランにしました。
無料通話が付かないので通話した分料金が発生すること、そしてパケットも通信しただけ料金が発生してしまい、上限が4,410円で止まるシステムなのですが、そもそも最近ほとんど電話を使うことがなく、毎月の通話料金は500円程度。パケット通信もドメイン指定受信拒否をぎっちぎちに設定しているのでメールはほとんど来ないし、後使うパケット通信と言えばおサイフケータイの残高をたまにチェックするくらいなのでこちらもほとんど費用かからず。おそらく込み込みで1,000円見ておけば十分という感じです。
一方、スマートフォンで使っていたメイン回線はパケット定額プランを「Xi パケ・ホーダイ」から「Xi パケ・ホーダイ ダブル」に変更。正直この回線をMNPに使うのもありなのですが、今のところまだ月々サポート割が効いていて毎月2,100円割り引かれること、2年契約が切れるのが4月ともう少しなので、ここは単純にパケット料金プランだけ下げて、月額料金をざっくり4,000円ほど抑えています。
ただし、Xiパケ・ホーダイ ダブルはパケット通信すると一気に高くなるので、この回線は一切通信させず4月の2年契約満期まで寝かせておき、代わりにサブ回線だったIIJmioをメイン回線に大抜擢。ここ数日いろいろテストしてみましたが、IIJmioの回線はほんとに品質がよく、200kbpsでも十分に使えるのと、そもそもドコモのXi自体が3GでしかつながらなかったりLTEが遅かったりするので、だったらきっちり200kbps出るIIJmioでいいやという割り切りにしました。
ちなみにこのXi パケ・ホーダイ ダブル、新規で申し込めるのは1月末までで、2月からはこのプランが終了してしまいます。せっかく安く運用できるプランではあるのですが、おそらく寝かせる回線の料金プランとして多用されてたのでしょうな……。このプランが気になる人は1月末までに申し込めば、その後料金プランを変更しない限り2月から使い続けられるのでよろしければご検討ください。
Xiパケ・ホーダイ ダブル | 料金・割引 | NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/charge/packet/xi_pake_hodai_w/
また、このプラン変更を決断できたのはNTTドコモのオープン戦略も大きい。以前までのNTTドコモだと、NTTドコモの公式サービス使うためにSIMが必須だったのですが、現在使っているNTTドコモの「ARROWS F-01F」は、ドコモIDさえ持っていればドコモSIMを装着していなくてもドコモの各種サービスが使えるアップデートを実施済み。dビデオを初めとしたドコモのサービスを愛用している自分としては、F-01Fがこの仕様じゃなければこのプランは踏み出せなかったので、NTTドコモのオープン戦略に改めて感謝です。
ついにARROWS NX F-01FがSIM未装着でもdビデオやdアニメストアを視聴可能に! – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/11/27/11780
IIJmioも月額945円で月に500MBまで高速通信できるのでいざとなったら速度切り替えられる。また、毎月2GBまで使えるプラン「ライトスタートプラン」は10月の価格改定で1,974円から1,596円に値下がりしており、プラス650円で1.5GB追加されるなら料金プランこっちにしてもいい。前にエントリーしたみたいに、毎月料金プランをこまめに変えれば毎月1.25GBくらいでもうちょっとお安く使えるしね。
高速/低速切り替えが便利なIIJmioの格安SIMをちょっと便利に使う料金プランの裏技 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2013/09/14/11340
前のプランと今回のプラン、差額は6,000円程度ですが、前述の通りFOMAの音声通話とパケット通信が込み込み1,000円くらい、さらにIIJmioのプランを2GBのライトスタートプランに上げるとプラス650円なので、差し引き4400円くらいの月額料金であれば、今までの料金プラン範囲内でauのiPhoneを利用できる計算に。これ、回線を追加しなかった場合は結局メイン回線の通信量が増えてしまい、とてもIIJmioの2GBでは足りなくてXiパケ・ホーダイ使うことになってしまうことを考えると、ほぼほぼ回線増やそうが増やすまいが月の維持費は変わらなくなってしまう。それならau iPhoneの初期費用さえ抑えられれば月額コストはほとんど変わらずにau回線を手に入れられそう、という計画です。
で、実際のところauのiPhoneって料金どうなのよとケータイショップで聞いてみたところ、iPone 5cの16GBでよければ端末はゼロ円、月額料金は2,900円くらいで契約できるらしい。これなら予想していた4,000円をさらに下回るのでむしろ回線増やしたほうが安くなっちゃう。iPhoneに期待しているのはiOSの動作確認機種としての役割とテザリングだけなので、5相当のiPhone 5cでも十分そう。800MHz帯のLTEが使いたいのでiPhone 5だと困るけど、iPhone 5相当のスペックで800MHz対応してるiPhone 5cなら期待してるスペックは満たしているし、まあiPhone 5cでもいいかなと。
とはいえ聞くところによると週末限定でiPhone 5sもかなりお安くキャンペーンされているみたいなので、まずは2月の週末を使ってiPhone 5sの料金をチェック、特に価格変動なければまあiPhone 5cでもいいかな、という感じでございます。
ちなみにソフトバンクだとキャンペーンもっと安くて、iPone 5sでも端末ゼロ円の5万円キャッシュバックとかするくらい大判ぶるまいしてるのですが、いくら安くてもねえ、自分のところで起こした障害の影響範囲すらわからないキャリアってのは、ちょっと不安で使えないよねえってことで。
なお、影響が及んだ人数は、技術的な側面から把握することが難しく、同社広報は今後も明らかにするのは困難との見方を示している。
ソフトバンク、全国で通信障害 – ケータイ Watch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140109_630188.html
これで4月まで運用しつつ、4月になったらドコモのXi回線もMNPで他のキャリアに移すというのも良さそう。ドコモのオープン戦略は感謝しつつも、長期契約の扱いは年々悪くなり、MNPした人だけが得をする現状では、悲しいながらもMNP回線をいくつも持っておくほうが複数端末持ちには幸せな世界になってしまっているので、ドコモ一辺倒だった私も諦めてめくるめくMNPワールドに参入しようと思います。