※この記事は5年以上前に書かれたため、情報が古い可能性があります
【追記】現在は昨今の事情を鑑み、豚の刺身は取り扱い休止中です。
中野の「久遠の空」が豚の刺身取り扱いを休止 – カイ士伝
https://bloggingfrom.tv/wp/2011/07/29/6004
先日大ブレイクしまくってた941さんの生肉エントリー、大変おいしそうで今度言ってみたいなと思いつつ、ちょっと気になるフレーズがあったので勢いエントリ。
blog::941 生肉の聖地「気まぐれ肉処 やっちゃん」で真の生肉を食らってきた
http://blog.kushii.net/archives/1563073.html
そのフレーズとは冒頭に目立つように書いてあるこれ。
馬肉以外の生肉は食中毒などのリスクが高いものです、十分にお気をつけください
というのも私、中野に住んでいた家から徒歩数分のところにある、生で豚肉を食べられるというお店を愛用しまくっていたから。初めて行ったときは「豚の刺身ってどんなんだろう」という興味本位だったものの、そのあまりの美味しさに加え、豚肉以外のあらゆるメニューがとことん美味しく、通勤経路だったこともあったので足しげく通っておりました。
今までは自宅に近すぎることと、たまーに1人で飲んでいるお気に入りのお店であったこともあってネットで積極的に書いたりしていなかったのですが、引っ越しによってその心配も薄れたことと、「豚の刺身ってすごいうまいんだぜ!」という啓蒙もかねて写真大量エントリーしてみたいと思います。
そのお店とは中野駅から徒歩10分もかからない「久遠の空」。中野と言えば中野サンプラザやブロードウェイのある北口のほうが有名ですが、こちらは住宅街の多い南口にひっそりとあるお店です。
ホーム | 焼き鳥,串焼,もつ焼き,東京中野区,レバ刺し | 久遠の空
http://www.kuwon.jp/
お店の外観はこんなかんじ。マンションや一軒家が多い南口に突如として現れます。

周囲はこんなかんじ。JR線路沿いから1本奥に入ったところなのでちょっとわかりにくいかもしれません。

お店は正直言って一見さんではちょっと入りにくい印象もw。お店の右手には黒板にチョークで書かれたお店情報が載っております。


お店のメニューは手書きで、店員さんもイラストで紹介。なぜか行くたびに店長が替わっている謎システムです。あのお店は店長が交代制なんかね。

そしてメニューをめくった一番最初に書いてある大事なお知らせ。肉を生で食べる以上当たる人は当たるものの、元々生肉で食べる習慣のある地方では食中毒もほとんどないとのこと。さらに鮮度を維持するため、提供した肉は早めに食べましょうという注意書きも。

このお店自体、肉は当日仕入れたしか使わないとのことで、生肉が食べられるのは平日だけ。市場が閉まってしまう土曜日は生肉を提供せずに焼き物のみを提供するというこだわりっぷりです。体質や習慣、食べ慣れているかどうかなど人それぞれの要因があることは否みませんが、そのぶん食中毒にならないよう細心の注意を払ってくれております。
メニューのラインアップはこんな感じ。メインはやはりレバ刺、ハツ刺、タン刺あたりかと思いますが、このあたりの人気メニューは時間が遅いとなくなっていることも。食べたい人はお店を予約すると「取り置きしておきますか?」と聞いてくれるので要望伝えておきましょう。初めての人でもグループで食べる前提であればこの3つくらい頼んでおいて、それぞれ1切れずつ食べるくらいがちょうどよいかも。


ちなみに気になるのはこのあたりのメニュー。自分の引っ越し前日、最後の思い出にこのお店来たらメニューがリニューアルされており、こんな衝撃メニューが登場してました。ホウデンの刺身って、どんなことになるんだろうか……。

お酒は焼酎とワインのラインアップが中心ですが、ビールや日本酒ももちろん用意。また、梅酒は画像入りで紹介していて、一風変わった梅酒も楽しめます。




さてそんな前口上はさておき、まずはこのお店のメインであります豚の刺身から!

左から順番にハツ刺し、レバ刺し、タン刺し。もう光り輝くピカピカで新鮮な刺身たちです!
刺身と言えばレバ刺しの印象も強いであろうこの一品、メニューに「大人のチョコレート」とあるとおり、とてもトロトロで口のなかでとろける味わいです。焼き肉よりもレバ刺しやホルモンのほうが好きで、新鮮なレバ刺しは大好物だった私ですが、正直今まで食べてた牛のレバ刺しより豚のレバ刺しのほうがうまい。豚のレバ刺しというと色物に見られてしまいそうですが、どっこい「レバ刺し」の看板はれるほどにクオリティ高いです。

箸でつまむとよりそのプルプル感が体に伝わってきます。いやほんと口の中でとろけるうまさで濃厚こってりなお味です。

続きましてのタン刺しは、タンだけに歯ごたえがしっかりと楽しめます。

味付けがしてあるのでタレにはつけずゆず胡椒だけでいただきます。写真はたまたま下にタレがあますがお気になさらず。

ハツ刺しは豚の心臓ですね。適度な歯ごたえがあり、トロトロのレバ刺し、歯ごたえしっかりのタン刺しの間くらいの味。

全部クオリティ高いので好み人それぞれでですが、個人的には歯ごたえもしっかり楽しめて3種類のうちで一番好きかな。

生肉が看板のお店でありますが、生肉以外のクオリティも大変に高いのがこのお店のすごいところ。豚肉も生だけでなく焼き物でも楽しめるほか、焼き鳥もメニューにしっかりラインアップ。


とはいいいつつ、豚の刺身がうますぎるからついついそればっかり食べてしまい、焼き豚はあまり食べたことないんですけどね……。
肉以外の通常メニューのクオリティが高い。というか何食ってもほんとにうまいんですけどね。オススメは中野ホルモンカレーとモツ煮込み、焼きおにぎりあたりかなあ。


どれもこれもウマ過ぎるのでいつもどれを食べていいか悩むのですが、今回は江戸前モツ煮込みをセレクト。ちなみにこれが標準サイズですが結構な大きさなので、1人か2人程度ならハーフサイズで十分です。この時はハーフで頼むの忘れてた……。

モツのプリプリ感が伝わりますでしょうか。このだしも本当にうまく、ご飯にぶっかけてたべたくなるくらい。

さらにオススメなのがメニューではなく壁の黒板に書かれている焼き野菜系。今回は見慣れぬ「焼きミョウガ」があったので、ミョウガ好きの自分はたまらずオーダー。

生のミョウガに比べるとだいぶ味のクセが取れて食べやすくなるけれど、後味はやっぱりあのミョウガの味。ミョウガ好きにはたまらん品ですが、あのミョウガ独特の風味が苦手な人はだめかもね。
そして常々「生よりあぶった方が格段にうまい」と言い続けているあ炙りアボカド。火で炙った後、種をくりぬいたところにバターを落とします。

スプーンに取って見ると、一見して生のようだけれどしっかり火が通っている、美味しんぼのステーキのような状態。火を通すことでアボカドのクリーミーな味がより深まります。アボカド好きにはぜひ生だけでなく炙ったアボカドも食べていただきたい。

さらに炙りものシリーズで炙りカマンベールも注文。

カマンベールを2つに切って、中に大葉を挟み込んで焼きあげた一品。内側のチーズがトロトロになって外にとろけだしてきます。

切り分けると中に大葉があるのがわかりますね。

外はしっかり、中はトロトロ、熱を入れることでチーズがよりクリーミーになっていてチーズ好きにもたまらないお味。いやほんとこの店は何から何までうまいのう。

最後は名前が気になった「岩塩のパルフェ」で締め。「パルフェ」ってパフェのことなんだと気づいたのは最近のことです。

岩塩味ってどんなかと思ってたらほんとにしょっぱかった。とはいえ単にしょっぱいだけでなくて、甘みの中に塩の味を感じる感じ。甘すぎるよりも甘ささっぱりの味が好きなので、このパルフェは結構好みの味でした。

たらふく飲み食いしてもお会計は1人4000円か5000円くらい。1人で通うとついつい頼みすぎてしまうのですが、グループで行けばそこそこリーズナブルに楽しめると思います。何より豚の刺身が本当に絶品なので、生肉好きな人にはぜひお試しいただきたい。
改めてお店の場所は中野駅南口から徒歩圏内。南口を出たら線路沿い右手に進み、歩道橋が見えたら1つ奥の道に曲がると見えてきます。

鮮度の問題もあって豚の刺身は平日しか食べられないので、できるだけ平日に行くのがオススメ。あまり広いお店ではないので行く日を決めたら予約しておきましょう。自宅そばからは距離が離れてしまいましたが、このおいしさは癖になるのでまた通いたいと思います。
大学時代に作っていたホームページの頃は、自分の名前とまったく違うハンドルネームを使っていたために、自分の本名を知っている人とハンドルネームしか知らない人が同時に現れると大変にやっかいなことになった苦い思い出から、「ネット上のハンドルネームは実名をインスパイアしよう」と考えていたのがこのブログ名のきっかけ。おかげで本名知っている人は漢字の実名で、ネット系で知り合った人はカタカナのハンドルネームで呼び掛けるも、どっちにしても同じ「カイさん」になるところが大変便利なブログ名になっています。
とまあそんな語呂合わせではあるものの、奇遇なことに機動戦士ガンダムの中でいちばん好きなのもこのカイ・シデンなんですよね。
名前が似ているから気になっているという部分はもちろんのこと、エースのアムロ・レイに文句を言いながらも陰で支えるNo.2パイロットであるところが、ホル・ホースいわく「No.1よりNo.2」という自分のポリシーと共通するところ。キャラクターとしても不満をたれつつミハルの死をきっかけに前向きになり、どんなときでも客観的な視点で物事を鋭く分析するあたりもあこがれるキャラクター設定だったりします。
さらに奇遇ではありますが、カイ・シデンが乗るガンキャノンは、ガンダムの型番が「RX-78」なのに対して「RX-77」なんですな。
機動戦士ガンダム/ガンダムウェポンズ (マスターグレードモデルRX-77-2ガンキャノン”V作戦編”) (ホビージャパンMOOK)
この「77」という数字も自分として非常に縁深かったりするところも、後付けながら気に入っている部分だったりします。
ガンダムシリーズで登場する脇役の中でも地味に人気のあるカイ・シデンは、ついにカイを主人公にしたマンガも登場。カイの視点からガンダムの物語を別の視点で描いた作品で、サイドストーリーながらも登場人物のキャラクターが本編さながらの設定になっていて、ガンダム好きだと結構楽しめる作品になっていると思います。
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより (1) (カドカワコミックスAエース)
機動戦士Zガンダム デイアフタートゥモロー カイ・シデンのレポートより (2)
こちらの「カイ・シデンのレポート」は、1年戦争をはじめとしたガンダムの本編を裏側から描いたシナリオになっていますが、続編である「カイ・シデンのメモリー」では、ガンダムが遠い過去となり、カイもやや伝説の存在となった時代からガンダムを振り替えるシナリオになっています。個人的にはこっちのほうが好みかな。
機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ?カイ・シデンのメモリーより? (1) (角川コミックス・エース)
どちらもある程度ガンダムの知識がないと楽しめないと思いますが、1つのマンガとしても大変クオリティ高いのでオススメの作品。ガンダム世代直撃層はぜひお手にとっていただきたいと思います。
と、こんだけガンダムのこと書いておいてなんですが、自分はそこまでガンダム好きではないのよね……。名前の語呂とキャラクターが好きという点でこのブログ名にしたのであって、ガンダムはνガンダムあたりで止まっている自分としては、このブログ名を見て「ガンダム好きなんですね!」とガンダムファンのツボをついてしまうことがあり、そのたびに「いやガンダムはそれほどでもなくてマクロスのほうが好きなんですよ……」と言い直す羽目になっております。
そういう意味ではガンダムからではなくマクロスからカイもじりでリン・ミンメイの兄である「リン・カイフン」から取れば良かったよと言うことを先日指摘されてはっと思いました。とはいえカイ・シデンは好きだけどカイフン兄さんは好きじゃないからな……。マクロスで好きなのは女性だとぶっちぎりで早瀬未沙、男性だとロイ・フォッカーだよねというあたりでこのエントリーを終わりにしたいと思います。